- 1二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 00:52:38
- 2二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 00:53:26
乙
諸島はもっと小さくまとまってて良いと思う - 3二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 00:53:55
- 4二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 00:53:56
- 5二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 00:53:56
タイキ達が強いからその辺はクソ立地でいいと思う、バランスが取れん
- 6二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 00:54:04
- 7二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 00:55:39
まあ雛見沢よりはマシくらいのクソ立地だよ
- 8二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 00:56:13
雛見沢よりクソな立地って他にあります?
- 9二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 00:56:54
- 10二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 00:57:02
行動範囲の広いステイヤー出て行き過ぎ問題
- 11二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 00:57:16
ちょっと思ったんだけどルドルフたちの時代トレセン諸島への武力攻撃が一番激しかった時期にロジャーとトレセンに何かしらあったんやろなとか考えたそこからルドルフ辺りにも繋げやすい
- 12二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 00:57:40
ステイヤーだからこそ遠くに行きたがるんだ
- 13二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 00:57:44
見立てだと地方はともかく中央は「外に出る時は集団で出てください」ってすれば大抵の人攫いには抵抗出来るだろうからバクシンが間に合ってセーフなんだ
けどキョーシの搦手が強すぎてそういうところまで手が回らなくなり始めてる - 14二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 00:58:42
キョーシの誘い込みとバッシュの隷属化が強すぎる…
- 15二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 00:59:04
史実的に一番暴君ライオン丸やってた頃のルナちゃんとロジャーか…
- 16二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 00:59:14
バッシュの魔の手によって、昨日まで友人だったあの娘が今朝になって敵になっていたとか誰が予想できる?
- 17二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 00:59:30
- 18二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:00:02
- 19二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:00:04
今のストーリーの流れだとレースとか中止だろうし理事長の護衛じゃないか
- 20二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:00:17
他にも出来る子や人はいるだろうけど、まとめ役だろうしな
- 21二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:00:34
- 22二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:00:57
どうして駿川名前覚えてもらえないん?
- 23二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:02:45
- 24二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:02:47
トキノミノル、獲得賞金は425万か・・・
まあ、事務に回ってもらうしかないな - 25二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:02:59
- 26二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:03:05
たづなさんにトキノミノルのイメージがある以上強くないと困るというかなんというか
- 27二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:03:16
- 28二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:03:40
何がタチ悪いって現場を抑えたとしても怪しいのはバッシュだけだし、首輪付けたウマ娘とキョーシが「知り合いです」って言ったらもうアウト
下手したらバッシュまで信頼が置ける側の立ち位置になっちまう(まあSSでは現場を抑えるシーンは無いだろうから仮の話だけど)
- 29二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:04:47
- 30二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:04:56
- 31二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:05:17
- 32二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:05:48
- 33二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:05:52
- 34二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:06:20
誰も言ってないけど誰でも電王が桃太郎をモチーフにしてるってパッとわかるくらいにはもろトキノミノルをモチーフにした要素で構成されてる感じ
- 35二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:07:02
(今度の火種はたづなさんか…)
片足怪我してて、中央の島の実質的なまとめ役になってるからでよくない?
上でも言われてるけど怪我してても指導はできるだろうし - 36二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:07:04
賢くても疑えるかって方面かなどちらかというと
- 37二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:07:10
- 38二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:08:02
パズルみたいなもんや少しずつピースをはめていく、時にはピースを歪めたりしながら
- 39二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:08:16
- 40二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:08:21
- 41二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:08:54
まぁ1つに決まらずともレスの欧州の最中にSSとかに使えそうな設定が生えてくればそれで万々歳よ
- 42二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:08:55
- 43二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:09:00
- 44二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:09:10
- 45二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:09:33
- 46二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:10:04
とりあえずトレセン諸島本島の大きさは淡路島くらいな?
- 47二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:10:51
フクキタルのウマ娘レースは名物のお祭り!
たしか、今の時期ならおっきなレースが開かれているはずで……
という話を聞いてルフィたちが目にしたのは人っ子一人いない寂れたレース場ってやつだな。
個人的にはレースしてほしいけどな……
- 48二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:11:37
レース要素と今までのを両立させるなら、地方中央含めて首輪付きウマ娘を多数作って潜伏、レース大会で人の移動が激しくなる隙を突いて全員まとめて攫ってトンズラって感じか?
- 49二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:12:03
- 50二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:12:05
- 51二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:12:16
- 52二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:12:35
- 53二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:14:06
おい、なんでバイトアルヒクマが…攫われてる……
- 54二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:14:14
個人的にレースは大団円の後に見たい派かなぁ
身内疑ってギスってるタイミングで出来るようなやつじゃなかろうし(そういう展開が好きならそういうSSを出して欲しいが) - 55二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:14:57
- 56二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:15:35
- 57二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:15:49
- 58二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:16:11
- 59二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:16:17
それすらできない状況なんじゃないの?
- 60二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:16:58
- 61二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:17:08
- 62二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:17:29
- 63二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:18:04
- 64二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:18:06
チョカチョカの能力の存在が割れるまでは対策難しいけど、割れたら首輪で誰が操られてるか一発で分かるのとその場で追加命令がなければ無力化が容易なバランスじゃない?
- 65二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:18:24
- 66二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:18:39
- 67二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:19:58
- 68二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:20:53
洗脳能力で洗脳の有無が見た目一発で分かるのはかなり良心的だよね
- 69二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:21:08
悪循環だな、みんなストレスで苛立っているから味方同士の潰し合いが起きかねない。
- 70二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:21:21
チョーカーバレたら辛いのはその通りだから、どこかで「チョーカー付けてないけど行方不明になったウマ娘」も用意したいよね
具体的には野生の人攫いに集団対処してる時にチョーカー組がウマ娘裏切ってわざと攫わせて撹乱させるとか - 71二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:21:37
- 72二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:22:01
- 73二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:22:01
犬の首輪とかも首輪だけじゃ何の意味もないし首輪+首輪からのびるチェーンとかで支配してるイメージだったからさ
- 74二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:23:46
厳密には洗脳じゃないが自由に操るって点では寄生糸
- 75二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:23:52
じゃあさ
操られてるウマ娘数人と麦わら、タイキ達の戦闘になる
↓
ひょんなことからチョーカーを壊せばいいとわかる
↓
島の中のチョーカーをつけてるウマ娘達を探して壊す役目をタイキ達が請け負う(外部の麦わら達がいきなりチョーカーをつけてるウマ娘達を襲うと勘違いされるから)
↓
その間にキョーシ達を麦わら達が倒しにいくってのはどう? - 76二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:24:00
「こんな状況でレースなんて出来るわけないだろ!」
という麦わらの一味に、フクキタルが
「ウマ娘にとって走る事は三代欲求と同じものなんです。走れないということは、食べること、寝ることができない事と同じなんです!」
って言うのか
- 77二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:24:18
- 78二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:24:33
- 79二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:25:07
設定では経営者の資産家だから考えてると思うよ
- 80二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:25:16
ピリピリしてる状態でレース走りたいから走るとか言い出して無理にレース入れるのはウマ娘側をバカにしすぎじゃないかね
- 81二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:26:02
しれっと言ってたけど、どこにも爆発するとは書いてなかったな。。。
- 82二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:26:05
ありゃたしか流桜の類だからな、タイキやバクシンじゃ無理よ
- 83二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:26:16
島の中の操られてるウマ娘達は爆発する首輪なんて目立つものつけてないだろうしいけるか?
- 84二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:26:28
まあゴルゴルの実然り安定は海水での対処よな
チョーカーに無理やり海水ぶっかけるって思いつけば簡単だろうけど焦ってたら分からんかもしれんし(普通はそんなことしないので) - 85二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:26:42
前スレでプロット書いてみるかーといった者です。
まとめたらやっぱり無駄に長くなった…すこしお借りします。
とりあえず、敵側中心になるけど、大まかな流れはこんな感じで考えてました
・バッシュは表向きは大商船団の社長をしていて、
たまたま(なわけない)得たエターナルポースでトレセン諸島にたどり着き
数か月前から島の外の商品を『トレセン諸島へ上陸しない事』を条件に
定期的に、ウマ娘側が用意した船の上で販売していた。
(本来上手くいくわけもないのだが、バッシュのそばにウマ娘(操られ済み)がおり、
その娘がバッシュの身元を保証し、バッシュがその娘を窓口にたてると言ったため、
無下にする事も出来ず、また島の外の商品を手にする機会が絶望的にない事もあり、
やむをえずの妥協案となる)
・そしてその裏で、キョーシやバーユと共に暗躍し、トレセン諸島内に
「首輪付き」のウマ娘を増やし、それを利用して誘拐を強かにこなしていた。
・キョーシがバッシュの下に着いたのは、フクキタル事件後
地方から本島への移住者の増加と、警備体制の強化がなされて稼ぎづらくなったため。
バッシュがキョーシの能力に目をつけ「本島で攫ういい方法がある」と声をかけた。
※独自の考えとして、フクキタル達を襲ったキョーシ達の事件がトレセン諸島で起きた、
明確な「大規模人攫い事件」として最後であり、その後は細かな人攫い事件が
地方で起きたり、バクシンオー達によって阻止されたりしてきた。
(地方での深刻な問題の一つ) - 86二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:27:10
- 87二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:27:50
チョカチョカの首輪は別に爆発しねぇと思うぞ。
普通に頑丈な洗脳マッスィーン。
とはいえ、誘拐したウマ娘を輸送する際には流石に爆発する奴隷用首輪をつけると思う。
輸送船に乗り込んだルフィたちが爆発する首輪を着けられて人質になったウマ娘を盾にされて動けない
→駆けつけたオグリとタマが首輪をビリビリの応用で解除、オグリがバッシュを取り押さえる。
そんな流れもありでは?
- 88二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:28:03
・そうしてコソコソやってきていたけど、さすがに頭打ちになってきた。
(少しずつ不穏な空気というか、失踪ではないか、という噂が広まってきたため)
・次の手を考えようとしていたところでルフィ達がやってきて、
バッシュは自分達の能力を使い「やってきたルフィ達はウマ娘をさらいに来た」
という事実を作り上げ、自分達は「その極悪海賊を逮捕するのに一役買った立役者」
になろうとする
・バーユのメイクと衣装で『偽麦わら一味』に変装し、各地でウマ娘が失踪する現場に
その姿を目撃させ、さらには「首輪付き」達に証言をさせ、
人間不信感情を煽りまくってルフィ達の立場を危うくさせる
物語の起承くらいの流れはこんなプロット。
バッシュのチョーカーは付けるのはバッシュしかダメだけど、外すのは誰でもできる設定。
で、外せば洗脳が解ける感じ。外し方は、チョーカーを切るだけ。
そのかわり、首輪をつけられていると抵抗は一切できないし、
どれだけ体にダメージが有ろうと、言われた命令を絶対に遂行しようとする。
ちなみにチョーカーからは見えない糸が伸びていて、バッシュはそれを引っ張る事も出来る。
(これは首輪についたリードのイメージ)
- 89二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:30:51
- 90二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:31:00
- 91二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:31:03
走るんなら、それが状況解決に役立ってほしいよね。
たとえば、キーアイテムを、敵側に渡さないために、持って逃げて追いかけっこになるとか。
で、怪我した不調のスズカが捕まるまでが、戦闘のタイムリミットとか、そういうギミックが欲しくなる。
- 92二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:32:59
さらわれたウマ娘たちは一か所に集められている感じがいいな。それなら、大円団で終われる。
- 93二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:33:46
- 94二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:35:41
- 95二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:35:47
バッシュが商人であれば「試着」って名目で自然にやれるから、5億クラスが複数いる状況で下手に動くよりは怪しまれないレベルでじわじわ溶けこませていく方が安全かなと思った
- 96二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:35:51
なんか自分が考えたオリキャラが話されてるの結構楽しいな
- 97二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:37:41
- 98二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:38:31
- 99二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:42:51
そういえばホビホビって効果範囲とかあったっけ?チョカチョカも似たタイプだから基本的な特性は似通ってそう
- 100二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:43:54
命令のルールは敵側の穴にも出来るし味方側の不利要素にも出来そう
- 101二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:44:46
- 102二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:46:41
そのイメージですね。つければ勝ち確定。
命令に関しては「この状況になったらこう動け」も可能。
ただ、ある程度幅を持たせると誤爆の可能性も高まるため、
バッシュは「この状況になったらこう動け」での命令は、確定できる時しかやらない感じですね。
あと、バッシュのセリフなんかもいくつか考えてはいる。
(ウマ娘を痛めつけるキョーシに対し)
バッシュ「キョーシ君、そんな風に傷めつけてしまってはいけないよ。
武器の扱いがぞんざいな武器屋から君は武器を買うのかい?
商品は丁寧に扱ってこその商売人という物だよ」
バッシュ「どうです! こちらはグランドラインの最先端ファッションのチョーカーですよ!
美しい皆さんにはきっとお似合いですよ! …ええ、とても」
(ルフィ達との最初の邂逅(商人として))
バッシュ「いやいや、海賊と言えば海の冒険者! 勇敢なる戦士! そしてなによりも――
海上という場において、皆様ほどのお得意さまはいらっしゃいませんから!」
(ルフィ達を利用する事に対し)
バッシュ「考えてみたまえ、あんな海を泳ぐドブネズミどもがどうなろうとなんだというのかね?
むしろ有効利用してやるというのだから、感謝されたいくらいだよ」
- 103二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:49:23
首輪にダミーが混ざってる展開だといくら首輪を取ろうがあんま意味ないからバッシュ本人を叩きにいく流れになるんだろうか
- 104二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:49:56
- 105二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:50:21
- 106二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:50:50
すごく飛田 展男ボイスで再生される。
ルフィにぶっ飛ばされる前にフクキタルを指差しながら
「そのウマ娘を〇〇ベリーで買おう!だから見逃してくれ!」
って命乞いしてルフィに
「仲間を売るわけねぇだろうが!」
でバズーカして欲しい - 107二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:51:29
- 108二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:51:47
- 109二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:52:01
- 110二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:52:01
チョーカー付けるのが以外と突破方法になりそうね。
フクキタルがルフィと喧嘩するふりをする→そこに付け込まれてバッシュにチョーカーを付けられる(実は後で安全なものと付け替えられている)→操られた(ふりをしている)フクキタルがルフィ達を裏切って奴隷をさらっていたと嘘をつき船内から(バッシュが用意していた)奴隷が見つかる→ルフィたちが捕まり、トレセン諸島では久しぶりにレースを行うことになる→そのすきをついてキョーシとバッシュ今まで捕まえたウマ娘を連れてトレセン諸島から逃げ出す(その日の当番はチョーカーを付けてある)→近くの小島でバッシュの船団を合流しウマ娘を売ろうとしたらその船団が潰滅しており、どういうことだとうろたえていたらルフィ登場!
ってところまで考えた。 - 111二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:53:39
- 112二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:54:55
ここで活躍するたづなさん!
- 113二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 01:59:40
ダミーの設定が今ここで出た物なのでその辺組みこめてはいないので申し訳ないのですが…
元々のプロットだと、たまたまチョーカーを切ってしまう展開が有って、そこで発覚。
街のみんなにその事を告げに行くんだけど、すでにその街の大半は「首輪付き」になっていて、
街の住民たちが一斉に襲い掛かって来る。
みたいなシーンはありました。
でルフィが仲間に向かって「お前ら絶対こいつら傷つけるなよ!」と言って仲間も「当たり前だ!」となる。
(ここで、洗脳されていたウマ娘達もルフィ達がどういう人物か知る事になる)
「ゆるさねぇぞ、バッシュー!」というルフィの咆哮。みたいな。
で、チョーカー自体は、一人操られたウマ娘を抑える役に回ったゾロが
「守りたい物を守り、切りたい物を切るのが最強の剣」という師の教えを再び思い出し、
三刀流マンバケン(漢字未定)でチョーカー「だけ」を切って救援…
というのは考えてました。すげぇいいアイディアが沢山集まったので、練り直しますが。
- 114二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:00:09
- 115二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:02:55
- 116二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:03:30
バッシュの能力で結構操られてると思うから、戦えるウマ娘や一味のメンバーの一部はそっちに行くんじゃないか?
- 117二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:04:08
- 118二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:05:42
- 119二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:06:07
ゾロとサンジがいたら割とすぐに解決できちゃいそうだからゾロは>>113みたいに首輪側、サンジはキョーシを蹴れずに一方的にやられるけど解決の糸口教えるか、後半でボロボロの状態で出て来て加勢とかかなーとは思ってた
- 120二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:06:47
サンジに関しては、ウマ娘相手に戦えない事を考慮して、
スズカの奪還役として抜擢するつもりでした。
どれだけ攻撃されてもウマ娘に反撃せず、
サンジ「フクキタルちゃんと約束したんだ、君を守るって
おれは…レディとの約束は絶対守る!」
サンジ「それに、君はフクキタルちゃんを…おれの仲間を信じてくれた
そんな君を、おれは絶対に守ってみせる」
って感じで守り抜くの。
んで、全部終わった後に、スズカにちょっと照れながら
スズカ「いつか…怪我が治ったら、私と併走してくれませんか?」
なんて言われるんだ。
そんな感じのを考えてました。
- 121二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:06:51
バッシュ&操りウマ娘:ウソップ、チョッパー
キョーシ:ルフィ、フクキタル
バーユ:ナミ
パッと思い浮かぶのは、この組み合わせかな。
残りはゾロ、サンジ、ロビンだけど、操りウマ娘の数によっては、
ロビンはバッシュに入れてもいいけど、ハナハナは射程無視するから、バッシュはすぐ倒されそう。
操りウマ娘を拘束するのがロビンで、チョッパーに騎乗したウソップがウマ娘を無力化しつつ、
バッシュを探して倒しに行く、って流れがいいな。チョッパーは匂いでバッシュを探せるし。
ゾロ、サンジ用に肉体派の敵を入れておきたい。
ゾロは操られたバクシンかタイキ、サンジはウマ娘を蹴れない事情があるので、
並のウマ娘にならパワーで拮抗できるほどの大男キャラとか。
- 122二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:08:27
マジか! すごいなぁ…どっちもキラリと光る良いアイディアでしたよ!
- 123二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:09:04
ロビンが強すぎてどこに入れるか問題があるからロビンは幹部とは戦わずに操りウマ抑えのがよさそうね
- 124二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:09:39
実際手が増えるの捕縛ではありがた過ぎる
- 125二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:10:52
グローム・Q(厩務員の英語訳と厩務員→キュウムイン→キュウ→Q)
なんかパワー型の敵が欲しいと聞こえたので名前だけ - 126二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:11:29
- 127二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:12:59
- 128二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:13:33
- 129二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:13:52
- 130二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:14:52
- 131二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:16:05
- 132二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:19:30
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- 133二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:20:39
- 134二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:21:44
- 135二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:22:06
- 136二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:24:45
- 137二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:28:36
- 138二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:30:59
- 139二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:33:46
青キジと戦って実力をある程度見せてるから、戻ってきていたオグリ達にやってもらおう
- 140二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:35:08
ゾロとバクシンオーのトレセン諸島での出会い、妄想してみた。
ウマ娘の走法を学び、自身の三刀流に組み込もうと考えるゾロ。
“島内で最も速いウマ娘”を探そうと道行くウマ娘に声を掛けるゾロだが、
ゾロの風貌を恐れたウマ娘達に逃げられ、中々上手くいかない。
騒ぎを聞き付けたバクシンオーが異様な速度でゾロに突進するが、ゾロは何とか避ける。
彼女が“島内で最も速いウマ娘”と当たりを付け、走法が知りたいとバクシンオーに頼む。
腰の刀や只ならぬ雰囲気に警戒し、露骨に人攫いと警戒するバクシンオーだが、
「私とのレースに勝ったらいいでしょう!」とレースでの勝負を仕掛けるバクシンオー。
同じく通りかかったタイキシャトルが審判を申し出、二人はレース場に向かう。
ルールは短距離1,200m。当然、初戦はバクシンオーの圧勝。ゾロは再戦を申し出る。
二度、三度、十度。スタミナが尽きたバクシンオーを、ゾロが抜かして鼻差で勝利。
教えを乞うかと思えば、「十度も負けたなら我は通さねぇ」と言って去っていく。
ゾロがバクシンオーのスタミナ切れを狙って、連戦を続けたとタイキシャトルは思っていたが、
ゾロは常に全力疾走でバクシンオーの背を追っており、卑怯な作戦ではないとは理解する。
「久しぶりにレースが出来て楽しかったです! またやりましょう!」とすっかり笑顔のバクシンオー。
夜のレース場に忍び込み、ゾロはバクシンオーの走りを真似て、走法のコツを掴もうとしていた。
そこにはバクシンオーもいた。彼女は休止となったマイル戦のため、密かに練習をしていたのだ。
しかし、1,200mを超えた地点で急激に失速し、それでも諦めずに走るバクシンオー。
見かねたゾロが声を掛け、「斬り合いの刹那、息を入れるのと同じだ」とバクシンオーに助言をする。
実はバクシンオーは1,200mを無呼吸で走破し、逆に呼吸の間を知らないのがマイル戦敗因の理由だった。
才能溢れるバクシンオーに指導をするのは教官でも難しく、短距離レース特化とされていた。
勿論、ゾロは呼吸の間を教える方法までは解らないが、「斬り合いと同じなら、私を斬ってください!」と、
バクシンオーのトンデモ提案により、ゾロが殺気を籠めて刀を振った瞬間、バクシンオーが息を吐いて刀を避けるという、
無茶苦茶なスパルタ訓練が一晩中続き、バクシンオーもマイルの呼吸を掴み始めてきた。 - 141二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:35:33
「ありがとうございます、ハラマキさん!」と、すっかり教える立場があべこべになってしまった二人。
ウマ娘のレースがないのを疑問に思ったゾロが問うと、バクシンオーが悲しそうに事情を話す。
現在、行方不明者の多発により、トレセン諸島ではレースの開催が中止となり、ウマ娘同士の野良レースさえ自粛していた。
バクシンオーはレースをしたくてウズウズしており、さっきは理由を付けてゾロをレースに誘っていたのだ。
その後、二人が再会した時、バクシンオーはバッシュのチョーカーによって操られていた。
バクシンオーの瞬足による武術に防戦一方となるゾロだが、標的へ一直線に突き進んでの高速斬り上げ、
“一刀流・旗下驀進(はたもとばくしん)”を披露。疑似的だが、スプリンター走法を習得する。
この一撃でチョーカーが斬られ、バクシンオーは意識を取り戻すが、操りの反動でマトモに動けない。
反動による疲労感に支配されながら、サイレンススズカを助けるために動こうとするバクシンオーだが、
「お前はマイルレースで思いっきり走ればいい」と言い残し、ゾロはキョーシ達を倒すために移動。
(※自投稿ネタなので、この後に出来ればシンザンの大鉈を使う剣士崩れと闘ってほしい)
キョーシとの戦闘が終わった宴により、急遽だが“麦わらの一味ありがとう記念レース”が開催される。
マイル戦ではタイキシャトルが一着となり、バクシンオーは五着だったが、初めての掲示板入り。
「ハラマキさん、私のトレーナーになってくれますか!?」と懇願するバクシンオーだが、
「自分より強いヤツに教えることがあるかよ」とゾロは断り、一味はトレセン諸島を後にする。
あの戦闘において、ゾロはバクシンオーの実力を理解し、操られていなければ負けていたかも知れない、と感じていた。
諸島で出会った強者の存在に自分の未熟さを理解し、ゾロはまた修行に励むのだった。
直接戦闘は避けながらも、バクシンオーが恐らくゾロより強いのでは、という匂わせを残しつつ、
この出会いだったら、二人とも格もキャラも落とさずに過ごせるかな、と思った次第。 - 142二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:37:42
書こうとしてたトレセン諸島編はプロットを盛大に見なおしてみるべ。
こんな面白いアイディアが沢山でるとは…やっぱみんなすげぇや。
とりあえず、最後になんか思いついたゲキマブとドクトリーヌの会話置いて寝ます。
マルゼン「はぁーい、くれはおば様。相変わらず元気そうでよかったわ」
くれは「なんだいマルゼンの小娘じゃないか。ハッピーかい?」
マルゼン「もちのロン…っておば様、小娘はやめてよ。
あたしもうキャピキャピガールって年じゃないわ」
くれは「そう思うんなら、あんな水着着てイルカに乗ってないで、
年齢相応にどこかに腰を据えたらどうだい」
マルゼン「それは嫌よ。キャピキャピガールではないけれど、
まだまだイケイケの大人のレディですもの」
くれは「あたしの半分は生きてるくせに何言ってんだいこの子は」 - 143二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 02:48:02
とにかく「ウマ娘が攫われてる」って聞いて調査とか推理してるイメージ沸かないんだよね
聞いた瞬間飛び出して単独行動からの本拠地発見するいつものムーブしてそう(そこでキョーシにやられるまでがセット)
- 144二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 08:09:35
なんか知らん間に新しい敵が生まれてる……
- 145二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 08:33:51
- 146二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 08:48:55
寝て起きたらスレ一個消費してて物凄いトレセン諸島編固まってる
トレセン諸島の本島は淡路島ぐらい?って話出てたけどワンピ世界の地理のスケール感イマイチわからんのだよな
調べたらアラバスタは国土の殆ど砂漠なのに人口1000万人とか結構な大国だし、グランドライン有数の国らしいけど - 147二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:07:24
ワンピースの島のスケール感にはツッコんではならない
- 148二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:17:25
俺達は雰囲気でこの世界について語っている…
あと適当なタイミングでSS投げます - 149二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:18:37
そういえばテイオーがロジャーの子供だったとして頂上戦争で告発する理由ないな。
エースは海賊だし実質的な白ひげの後継者だから戦争で絶対に殺す必要があるし。
テイオーだとむしろロジャーの息子に誑かされた悲劇のウマムスメに情報操作した方がいい。
戦争でテイオーが初めて覇王色の覇気覚醒してこの覇気はと白ひげやエースとか一部だけが気づいてむしろエースが泥かぶるとか。 - 150二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:25:27
結構長いけど海軍シチーさん(マリンフォード頂上決戦後)を投げていきます。
/
夢、目標、理想。
それらを掲げた過去の自分は、何一つ間違っていなかった。そう信じ続けて毎日飽きもせずとにかく走る。
どんどん錨の数は増えていくが、これが自分の糧になると思えば辛くはない。どこぞの誰かさんがこっちの限界ギリギリを攻めてくるのでもの凄くキツいが、それ以上の充実感がある。
かつては、捨てると決めた“希望(いつか)”だった。諦めていた“未来(いつか)”だった。来ないはずの“明日(いつか)”だった。
それが今、当たり前のように自分の手の中にある。
その当たり前が何よりも愛しくて、だから辛さとか苦しさなんて一切感じる暇がない。
「ふぅ…5分休憩」
呼吸を整えつつ、大佐の差し出してきた水筒と携帯食糧(濃厚はちみー味)を受け取る。
アタシの上官は、とうとう簡易な執務机をグラウンドの脇に設置し、そこで書類仕事をすることにしたようだ。本人は「効率的だろ?」と満足気だが、絶対に色々と間違っていると思う。
けど、まあ。
アタシとしては大佐の監督があった方が調子も良いし?迷惑でもないから?本人がやりたがってることをわざわざ止める理由もないわけで。ハイ、この話終わり。
「ねぇ、大佐。そういえば何でアタシにあんなこと言ったの?」
小休止ついでに、唐突だが以前から気になっていたことを大佐に尋ねることにする。 - 151二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:26:15
急に話を振られた大佐は、手元の知恵の輪を机に置いて首を傾げた。いや、仕事は?
「すまない大尉。正直、君が何のことを言っているのかさっぱりだ」
申し訳なさそうな大佐にちょっと罪悪感。流石に言葉足らず過ぎた。
「ほら、アタシが異動決める前の。話が聞きたいー、とか。自分を捨てんなー、とか。あとアレ、ゴールドシチー少尉の直属の上官志願者だ!ってヤツも」
かつての自分がかけられた言葉を一言紡ぐ度に、何だか段々頬が熱くなってくる。落ち着けアタシ。表情に出すな。耳と尻尾、動くな。
あんまり余裕の無いアタシに対し、言った当人である大佐は「あー、あの時の」と平然としている。何かムカつく。
「あれは何と言うか、まあ私の本音だよ。君の上官に成るつもりだったし、そのためにもまずは話を聞きたかったから」
いつも通りの優しい声と微笑みを浮かべて、何でもないことのように大佐は告げる。
大佐にとっては当たり前だったその言葉に、どれだけアタシが救われているのか、果たしてこのおたんこニンジン(※ウマ娘特有のスラング)はちゃんと理解しているのだろうか?
「そっか。まあ、その…感謝してるよ。大佐に声かけられなかったら、多分だけどホントに海軍辞めてただろうし」
──だから、ありがとう。
思っていたよりすんなりと、お礼の言葉は形になった。
大佐は一瞬呆けたような顔になって、だけどすぐにいつも通りの微笑みを浮かべて「どういたしまして」と返してきた。
その微笑みを何故か直視できなくて、アタシは思わず目を反らしてしまう。
ああ、なんだってこんなに──
- 152二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:27:24
/
──冷たい感触で目を覚ます。
アタシは、海軍本部所属“金砂”のゴールドシチー大尉。
ここは、海軍本部訓練用グラウンド。
何をしていたんだっけ…ああ、日課の自主トレか。
徐々に覚醒していく意識に合わせて、現状を把握していく。
体が冷えている。既に夜は更けており、曇り空のため星一つ見えない。
体にはいつも通り、たくさんの錨が繋がれた鎖が巻かれている。
脚は、裸足のせいかボロボロで血が滲んでいるようだ。
そういえば蹄鉄が外れて、靴自体も破れて使い物にならないから脱ぎ捨てたんだった。
状況からして、自主トレに熱が入り過ぎてそのままぶっ倒れて寝ていたらしい。
ズボンのポケットから金色の懐中時計を取り出し、時刻を確認する。夜中の2時。15分くらい寝ていたようだ。よし、じゃあ休憩終わり。
のろのろと立ち上がり一息吐くと、そのまま再び走り出す。
新しい靴に履き替える時間が惜しい。足は痛いが、まあ別に走れるから問題ない。
体は重いが、監督役に止められていないということはまだ追い込めるということだ。
- 153二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:28:25
──視界の端、グラウンド脇の指定席を見るが、目当ての人物の姿は見えない。
そう。あの人はアタシが自主トレ中はいつも隠れて見守っているから、あそこにいるわけがない。
アタシはモデルという“周囲に見られる仕事”のおかげか、見聞色に適性があるのでちょっと注意すればすぐに見つけられる。
だけど、やっぱり流石だな。今日はどこに隠れているか全く分からない。こんなに気配を消せるって、暗殺者にでもなるつもりなんだろうか?
──ズルズルと、体を引き摺るように前へと進む。
「昇進祝い」に、自分で着色したという金色の懐中時計を送ってきた誰かさんは、相変わらずこっちの限界ギリギリを攻めてくる。
もの凄くキツいが、それ以上の充実感があるから辛くない。苦しくない。
かつては、捨てると決めた“希望(いつか)”だった。諦めていた“未来(いつか)”だった。来ないはずの“明日(いつか)”だった。
それを今、当たり前のようにアタシは享受している。
その当たり前が何よりも愛しくて、だから辛さとか苦しさなんて一切感じる訳がない。
いっつも優しい顔をして微笑んでる癖に、訓練には一切手を抜かず、アタシのことを一度だってお人形扱いしなかった。
だから、止まれと言われるまでは続けられる。喩え一見無茶苦茶に思えても、彼はできると信じた以上のことは求めないと知っているから。
「──っ、痛ぁ」
体がふらつき、脚が縺れて転んでしまう。
まだまだ足腰が鍛え足りないということか。もっとハードに追い込まないといけない。
- 154二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:29:00
こんなんじゃいつまで経っても強くなれない。強くならなきゃダメだ。アタシは強い海兵を目指してるんだから。
「────」
ぼんやりと曇り空を見上げる。あー、雨降ってきた。傘持って来てないや…いいか、別に。走るなら関係ないし。
──視界の端、グラウンド脇の指定席を見るが、目当ての人物の姿は見えない。
──見聞色で可能な限り周囲を探るが、目的の人物の存在は感知できない。
まったく。あの人は部下の監督を放り出してどこに行っているのか。
これは昇進祝いの時と同じ、とまでは言わずとも、ちょっとお高いディナーでもご馳走されないことにはアタシの機嫌は直りそうもない。
もう部隊は別だが、キタちゃんやユキノも呼んで皆で奢って貰うとしよう。ウマ娘三人分の食欲を思い知らせてやるから、しっかり反省して欲しい。
まあ、それは後で話せばいい。さしあたっては自主トレの続きだ。
携帯食糧(メロンパフェの香り)を一口齧る。うわ、甘。メロンってか砂糖の味しかしない。これはハズレだ。別にいいけど。
「──ゴールドシチー大尉」
立ち上がって走り出そうとした時、誰かが目の前に歩み寄ってきた。
長く伸びた鹿毛の髪に、三日月のような特徴的な流星。
海軍の生きる伝説にして、ウマ娘達の守護者──“皇帝”シンボリルドルフ中将。
- 155二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:29:43
「もうこんな夜更けだ。早く戻りなさい。これ以上やっても、君の求めるものは手に入らない」
普段の威風堂々とした態度は鳴りを潜め、今はどこか疲れきったような、“皇帝”らしからぬ草臥れた老人のような弱々しい雰囲気で彼女はアタシに語りかけた。
自分より遥かに上の階級で、そうでなくてもウマ娘ならば一定以上の敬意を称する彼女の言葉が、何故だか無性に苛立たしい。
「ご忠告ありがとうございます。ですが、まだ止めの合図が無いのでもう少しだけ続けさせてください。アタシ弱いから、少しの時間も無駄にしたくないんです」
アタシの言葉に、ルドルフ中将の表情が歪む。これは、怒っているというより…何だろ。どうでもいいか。
「大尉、君も分かっているはずだ。もう合図は出ない。君の望む言葉がかけられることはない。今日だけではなく、これからずっと」
…この人は何を言ってるんだろう。やっぱり中将ともなると激務で忙しいんだろうね。だからちょっと虫の居所が悪いのかもしれない。ま、関係ないけど。
構わず走り出そうとするが、ルドルフ中将に肩を掴まれてしまう。普通に痛いんだけど。武装色使ってる?
「ゴールドシチー大尉、今回の件について軍葬の日程が決まった。彼の──君の上官である大佐君への弔花は、君が担当することになるだろう」
…いや、ホントに何の話?
アタシ時間無いんだけど。サボってるの大佐に見つかったら幻滅されちゃうじゃん。
モデルも頑張るし、海兵の訓練も仕事も手を抜かないで、全部全力でやるって約束してるのに。
約束破って大佐に嫌われて別の所に飛ばされたりしたら、そんなのアタシ耐えられない。
- 156二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:30:24
「大尉、君の気持ちはよく分かる。己にとって本当に大切な者を喪うのは、身が引き裂かれる思いだろう」
違う。アタシは何も喪ってなんかいない。だって、こんなにも満たされてる。
何一つ欠けてない。取り零してない。
何もかも順調、とは言えないけど、それでもかなり充実した日々を過ごしてる。
だって言うのに。
「だが、そこで立ち止まるわけにはいかない。過去は振り返ることは出来ても、戻ることは出来ない。残された者は、前に進むことしか出来ないんだ」
「…………っさぃ」
目の前の女の言葉が、妙に癪に障る。
「かけられるはずのない言葉を待ってどうする?永遠に鍛練を続けるつもりか?体を傷めつけて、いるはずのない者を探し求めるのが君の言う強くなるための努力か?」
「…………るさいっ」
分かったような口を利いてくるのが腹立たしい。
知ったような顔をしていることに反吐が出る。
──今にも死にそうな顔してる癖に、こっちを気遣ってくるその態度が心底ムカつく。
「永遠に過去の夢に囚われ、停滞するのが君の正義か?時間を無駄にしたくない?はっきり言って、今の君の行動こそ時間の無駄だ」
「うるさいっ!!」
- 157二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:31:29
──甦る情景。眼前に翻る『正義』と刻まれた白い外套。一瞬遅れて、視界が朱く染まる。
瞬間、アタシは目の前の女の胸ぐらを掴んでいた。相手が誰かとか、自分の立場など関係ない。とにかくコイツを黙らせたい。
──崩れ落ちる背中。急速に熱を失う身体。子供みたいにキラキラと輝いていた瞳が、光を無くした暗い硝子球に変わる。
何が分かる。何も知らない癖に。アンタは圧倒的に強いから、弱いヤツのことなんか理解できないんだろう。
──呼びかけても返事は無い。そも、こちらの声が届いていない。既に、心音と、呼気が、聴こえない。
強くなりたかった。弱いからあんなことになった。弱いままだと誰かを救うどころか、誰かが傷付くという当然のことを、未だに理解できていない甘えた子供(ガキ)だった。
──一瞬のことだ。乱戦になって、脚を負傷したアタシが動けなくなって。目の前の海賊達からの剣を、槍を、矢弾を、大佐が代わりに受けた。
だって、楽しかったから。夢を見るのが、目標を持つのが、理想を追い求められるのが。
大人になった振りして一度は諦めたものに、がむしゃらに打ち込めるのが、本当に楽しかった。
──酷い激戦で大佐もボロボロで、その上“覇気”使いからの集中攻撃を受けてしまえば、如何に自然系の能力者といえど一溜まりもない。それでも反撃して、その場の海賊達を撤退させたのは流石だといえる。
胸ぐらを掴まれながら、痛ましい者を見る眼でルドルフ中将はアタシを見る。その瞳に写るアタシの顔は、とても見れたものじゃなかった。
──でも、それで終わり。そのまま崩れ落ちて、脚を引き摺りながら慌てて近寄った時には、もう意識は無かった。
吐き気がする。駄々捏ねて、当たり散らして、心配かけてばっかりで。
どうしてこんなにも、アタシは弱いんだろう。
──大佐を背負って衛生兵を探すが、この戦場にそんな余裕は一切無い。結局、何も出来ないまま、自分のせいで命が一つ消えたという現実だけが残った。
- 158二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:32:11
ああ、こんなことなら。
あの時、異動なんてしなければ良かった。モデルで満足していれば、大佐は足手纏いを守る必要も無かったはずだ。
いや、そもそも海兵なんて夢を持たず、地元でひっそり暮らしていれば。
いや、せめて。
「大佐じゃなくて、アタシが、死」
「ゴールドシチー大尉。その先だけは、言ってはいけない」
厳しい視線が投げかけられる。
先程までの弱々しかった雰囲気を一変させ、“皇帝”に相応しい『神威』を纏い、シンボリルドルフ中将は語りかけた。
「その言葉は彼を、大佐君を愚弄するものだ。その尊厳を踏みにじり、その想いを汚すものだ。君だけは…彼に救われた君だけは決して、その言葉を口にしてはならない」
「でも!アタシがいなければ、大佐は…!」
「あの戦いは、誰かがどうしていれば何て次元で語れるものではない。世の部外者や後世の歴史家は好き勝手に語るだろうが、少なくとも当事者であった我々にとっては、起きたことが全てだ」
雨が強くなっている。
“皇帝”の言葉は厳格で、冷徹で、何よりも正しかったが、隠し切れない色濃い後悔が滲み出ていた。
「反省するなとは言わない。後悔もまた必要な時もある。だが、言い訳を重ねて、本質を見誤ってはいけない。
──ゴールドシチー大尉。君の目指すものとは、何だった?」
- 159二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:32:46
──君はどうしたい?
かつて、全てを諦めていた自分を当たり前のように救ってくれた、とんでもないお人好しの言葉。
ポケットの中の金色の懐中時計が、酷く重く、哀しい。
「『キレイ』で、っ『強い』海兵に、なることです…!」
雨に打たれずぶ濡れになって、髪も顔もぐちゃぐちゃで、信じられないくらい掠れた声。
もう投げ捨てたくて、でも結局捨てられなくて、未練がましく後生大事に抱えた夢を、目標を、理想を口にする。
「ならば君が為すべきことは、自分を責め傷めつけることではない。まずはゆっくり休んで、傷を癒すことだ。身体も──心もね」
雨に濡れながら、アタシの眼を真っ直ぐに見据え、“皇帝”は優しく微笑んだ。
ああ、何か分かった気がする。
「ルドルフ中将、もしかしてですけど…大佐と同じ隊にいたことが?」
「…自慢の教え子の一人だ。エアグルーヴと一緒に入隊してきてね。彼はいくつかある私の誇りの一つだよ」
懐かしさと寂しさが同居した、そんな声音でルドルフ中将は目を細めた。
- 160二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:33:24
やっぱり。大佐の件で心を傷めているのは、アタシだけじゃなかったんだ。そんな当たり前のことも分からないなんて、本当に今のアタシはおかしいらしい。
「その、申し訳ありません。失礼なこと言ってしまって…」
「いや、構わないさ。誰だって余裕の無い時くらいある。さあ、もう帰りなさい。こう雨に濡れては風邪をひいてしまう」
ルドルフ中将の言葉に今度こそ素直に従い、体に巻き付けていた鎖を外す。靴は…もうボロボロだけど履かないよりはマシか。
帰り仕度を始めるアタシを見て、ルドルフ中将は満足気に頷き踵を返した。
「──ああ、それともう一つだけ。君に限らず、私ならばこの身一つで全てを手にできると、そう思う者は多い」
こちらに背を向けて、“皇帝”は告げる。
まるで懺悔する罪人のように。苦渋と後悔に満ちた、血を吐くような声で。
「実のところ、取り零してばかりだ。喪ったものは全て覚えているが、何一つ欠けていいものなどなかった。──それでも、全てを抱え込むには、私はあまりに弱かった」
失礼する。と、こちらを振り返ることなくルドルフ中将は去っていく。
──海軍の生きる伝説。最強のウマ娘。永遠なる“皇帝”シンボリルドルフ。
この時、その偉大な背中がとても小さく見えた。
- 161二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:34:02
/
「中将、こちらを」
ルドルフが自身の病室に戻ると、真夜中だというのに副官であるエアグルーヴが待機していた。手には大きめのタオルを持っており、ルドルフへ差し出してくる。
「すまないなエアグルーヴ。まさかまだ残っているとは思ってもみなかった。分かっていれば、もっと早く戻ったんだが」
タオルを受け取り、髪を拭きながらルドルフは詫びた。
確かエアグルーヴの子供はまだ小さく、手のかかる時期だったはずだ。それなのにこんな真夜中まで待たせしまったことに、申し訳ない想いが募る。
「いいえ、中将。私も彼女のことが気になっていたので残っていただけです。少々、参っている様子でしたので」
戦死した大佐──2階級特進でもう少将だが──と同期だった繋がりで、エアグルーヴはゴールドシチー大尉によく訓練をつけていた。
そのため、大尉が自分の上官のことをどれだけ信頼していたか、そして今どれほど深い傷を心に負っているか。
間近で見てきたエアグルーヴには、それが痛いほどに理解できてしまう。
そも、ウマ娘という種族そのものが情に厚く、人間との絆を重視し共に歩むことに喜びを覚える性質がある。
仮に自分が同じ立場であったなら──そう考えるだけで、エアグルーヴは背筋が凍る想いだった。
「一旦は落ち着いてくれた。が、やはり最後は本人次第だろう。周りからどう言われても、結局は己の意志で決断するしかない」
- 162二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:35:01
ここ数日、ゴールドシチーは幾度となく病室を抜け出してはグラウンドを走り続けていたという。
何度連れ戻しても状況は変わらず、その話はついに療養していたルドルフの耳にも届くこととなった。
一先ず様子を見て、危険だと判断すればその時に止めればいい。そう考えていたルドルフであったが、実際にその光景を目の当たりにして、思わず息を飲んだ。
まるで死人のように生気の無い顔で、大量の錨を引いて走るゴールドシチーの姿。
自慢の髪に艶は無く、頬は痩け、目元には隈がある。
壊れた靴を脱ぎ捨てたのか裸足になっており、足からは血が流れている。
ただその瞳だけは煌々と不気味な輝きを放っており、何かを探すように必死に辺りを見渡していた。
──雨に濡れながら、静かに涙を流すゴールドシチーの表情を思い出す。
少しだけ会話を交わしたが、完全に心が折れかかっている。
その心中を察することができるだけに、叱咤しつつも当たり障りの無い言葉を選ぶことしか出来なかった。
何か、もっと他にかけるべき言葉があったのではないか?
迷い惑い悩める若人を導くのが先達としての役目だというのに、老いた己の無力さに腹が立つ。
自身の不甲斐なさに奥歯を噛み締めるルドルフに、エアグルーヴが声をかけた。
「ルドルフ中将、お言葉ですがあまり彼女を見くびらないでいただきたい。彼女は──貴女の教え子に鍛えられたのですから」
いつも通り。“海軍の女帝”と畏怖と尊敬を込め呼ばれる彼女は、普段と変わらぬ厳しくも優しい口調でそう言った。
- 163二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:35:35
「彼女の根性には目を見張るものがあります。アレ(大佐)に鍛えられて、弱音一つ吐かずこれまで走り続けてきたんです。躓き倒れ、土を噛むこともあるでしょう。
しかし、それが何度あろうとも立ち上がれると──貴女の教え子である私が保証します」
ルドルフが直接的・間接的に関わり、鍛え教え導いた海軍関係者は数多い。
その中で大怪我を負い海軍を退役せざるを得なかった者や、戦死した者も少なくはない。
それでも“皇帝”の薫陶を受けた者の全員が、彼女に対し心からの信頼と尊敬の念を抱いていた。
そんな教え子の一人から日々鍛えられたゴールドシチーが、ここで終わるはずがないと、エアグルーヴは確信している。
「──は。敵わないな、エアグルーヴには。だが、少し気が楽になった。さあ、もう遅い。早く帰って、夫と子供を安心させてあけで欲しい」
「はい、それでは失礼いたします。中将も、まだ完治していないのですからご自愛ください」
分かっているさ。と、しっかり釘を刺して退室する副官に苦笑を返し、ベッドに横になる。
──雨が強くなっている。
グラウンド側に気配が無いことに安堵しつつ、ルドルフはゆっくり瞼を閉じた。
- 164二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:36:24
/
ルドルフ中将と会話した後、病室へ戻ったアタシはそのままベッドに倒れ気を失い、そのまま3日ほど眠っていたらしい。
目を覚ますとまずユキノに泣かれ、次にキタちゃんにも泣かれ、止めとばかり広報部隊の准将にも泣かれる始末。
周囲に多大な迷惑と心配をかけていたことを改めて実感し、青筋を立てキレ散らかしる医師の指示に大人しく従い、一週間の絶対安静を受け入れた。面会謝絶じゃないだけ温情だと思う。
脚の治療と、弱っていた内臓の治療。何より衰弱していた精神のケアを第一に、しばらく訓練もモデル業もお休みだ。
ベッドで横になりつつ、ぼんやりと窓の外の景色を眺める。
──遠く離れた夕日に照らされるグラウンドに、かつて当たり前だった光景を幻視した。
来る日も来る日も、飽きもせず走っていた。
体は疲れてヘトヘトで、着古した訓練着はボロボロで、履いていた靴も蹄鉄もあっという間に摩りきれて。
だけど、空はわけ分かんないくらいキレイで、大佐はいつでもアタシのことを見守ってくれた。
その当たり前が何よりも愛しくて、だから辛さとか苦しさなんて一切感じる暇がなかった。
瞼を閉じて、心を鎮める。うん、きっとアタシは大丈夫。
あの時と違って、聞く者は誰もいない。聞いて欲しい相手は喪ってしまった。それでも、口にせずにはいられなかった。
- 165二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:37:37
「──今アタシは、ちゃんと“アタシ”だよ」
いつかの言葉を繰り返す。
そっか。と、何てことないように微笑む大佐の顔が、瞼の裏に見えた気がした。やっぱり、全部見透かされてるみたいでちょっとムカつく。
自分の妄想でしかないのに、何だか笑えてきてしまって、声を殺してアタシは笑った。どうしてか涙が止まらなくなるくらい、笑った。
──後日、誌面に掲載された一枚の写真が世界中で話題を呼ぶことになる。
未だ復興の終わらぬマリンフォードの一角にて行われた海軍の軍葬式典。
そこで墓前に弔花を捧げる一人のウマ娘の海兵の姿。
黄金に輝く“尾花栗毛”の長髪を潮風に靡かせ、“百年に一人”と称される絶世の美貌と強い意志を感じさせる瞳。
彼女の身体には明らかに不釣り合いに大きく、補修痕の目立つ草臥れた『正義』を背負う白い外套。
その表情は、過去を悼んでいるとも、今を重く受け止めているとも、未来への希望を見据えているとも言われ、人々の間に議論を呼んだ。
だが、彼女に近しい物達はこう口を揃える。
──あれが“金砂”のゴールドシチーの新たな一歩。その始まりであった、と。
終われ
- 166二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:38:43
くぅ~疲れ(略)長々と失礼しました
取り敢えず書きたいこと書けて満足です。いや正直、ワンピでやる内容か…?って思ったけど、まあ妄想で殴るスレということで寛大な心で許していただきたいです
あと今後シチーさんが悪魔の実を食べるかは分岐ってことで…
シチーさん→齢23(本SS設定)にして漸く大人への第一歩を踏み出す。彼女ならどんな困難があっても折れずに真っ直ぐ進んでくれることでしょう。
大佐→昇進して少将になった。やったぜ。悪魔の実の能力で金色に着色した懐中時計を、シチーが大尉になった時に昇進祝いとして渡した。結果的にこれと最後に着ていた外套が遺品としてシチーの物に。
ルドルフ→駄洒落を聞いてくれる相手が一人減った。オペラオーとの戦いの傷の療養中でも、シチーを気遣ってくれた聖人。彼女の実情や内面を理解するには、シチーはまだ若過ぎた。
エアグルーヴ→大佐と同期で、揃ってルドルフの教え子だった。大佐とは「お互い万が一死んだら遺体は回収してやる(だから憂い無く逝け)」と軽口を叩ける仲。最近、子供が自分の口癖を真似て夫を「たわけ」と呼ぶのが悩み。
- 167二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:41:15
シチーさんおつらい……
なんでこの世界良い人からガンガン死んでいくんだ…… - 168二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 09:49:37
死んでる……
- 169二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:01:42
悲しい
- 170二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:21:07
バッシュの魔の手に堕ちたウマ娘SSを書きました。
趣味十割です。お納めください。
私の名前はトコトコ。
トレセン諸島に住むウマ娘の一人。現在はトゥインクルシリーズで活躍するため、トレーニングに励む毎日です。
今日は休みの日。根を張り詰めてオーバーワークになってはいけないからとトレーナーさんからの許可を頂いてショッピングに出かけています。
「やあやあ、トコトコちゃん。なにか気に入ったモノはあるかい? 今なら特別に割引しちゃおうかな?」
「本当ですか!? 嬉しいです!」
私がいるのは外海の商人だというホソナ・バッシュさんの商船にやってきています。
外の世界から意図的に縁を切っているトレセン諸島にとって、外の品を得ることは難しいです。それこそ、海賊ウマ娘から提供されるか、海軍に入隊したウマ娘たちがお土産で持ってくるぐらいしかありません。けど、それは私達一般人にとってあまり手に入りにくいのが現実。
だからこそ、バッシュさんが外の世界の品々を売ってくれるのはありがたいことなのです。
それはさておき、何か良い物はないかしら。
陳列された商品を眺めながら自分の財布と相談しながらあっちそっちと見て回る。
……むむ、あれはどうだろうか?
私が手にとったのは黒いシンプルな作りのチョーカー。首元のワンポイントに丁度いいかも知れない。
「ウーム、お目が高い。それは外の世界で流行りのアクセサリー。いろんな島々の若い女性が身に着けている逸品ですよ」
「本当ですか?! ……でも、少しお高いかも……」
お財布的には買えなくもないけど……それをしたら今度は購買で美味しいスイーツが買えなくなっちゃう。私達ウマ娘は甘味をとても良く好むのだ。
「では、試着してから考えてみては? 今なら減額しても構いませんよ?」
「んー……そうしてみます。えーと、試着室は向こうですね」
チョーカーを片手に試着室へと向かう。後ろからバッシュさんがついて来てる。感想を伝えるためかな? - 171二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:22:33
- 172二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:22:43
「ワタシは奴隷商人なんだよ。なのに君たちウマムスメどもは簡単に信頼してくれた……。バーバッバッバ! シュシュシュシュシュ……これを嘲笑わずには居られるか!」
「っ、ウマ娘武術──」
「無駄だ。”君は私に危害を加えられない”」
「──アカハ……へ?」
とっさに繰り出そうと構えたウマ娘武術、その技を撃とうとした瞬間、全身がそれを拒絶した。
脱力、バランスを崩した身体は床に倒れ伏す。
「私は、チョカチョカの実を食べたチョーカー人間。その能力は能力で精製したチョーカーを身に着けた相手を支配するというもの。君はそれを身に着けた時点で私の手中に収められたのだ」
「っ、卑怯……もの……」
「……家畜風情が。”私に逆らうな”!」
「あ、ガ……ウゥ……」
今度こそ、完全に私の身体は奪われた。
「いい娘だ……やはりウマムスメというのは最高だ。卓越した身体機能に絶世の美女すら羨むその美貌……君たちは最高の奴隷だよ……」
幾つもの縛りを掛けられた。
このことを誰にも言うな。
君はワタシの下僕としてトレセン諸島に忍び込め。
月に一度、君の友人を連れて此処に来い。
……汚された。私の、誇りも尊厳も……トレセン諸島の護りも。
「それじゃあ、ご贔屓に。また来てくれよ?」
「……はい、畏まりました」
絶望の声さえ出せずに、私はトレセン学園の寮に帰っていった。
- 173二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:23:10
「ん……どうしたの? 最近、惨敗が目立つけど……」
「ごめん……なさい」
私の成績はガタ落ちだ。元々優秀なウマ娘ではない私は激しいトレーニングと走るのが好きという心意気で格上のウマ娘たちと戦っていたようなものだ。
そんな中、島に仇なす者たちの下僕に成り下がったらどうなるか。
答えは簡単。精神状態が悪化した私は大好きな走ることすらままならなくなる。
このチョーカーには身に付けた相手と視覚といった感覚を共有する機能があるらしく、大浴場でみんなの裸体を鑑賞しては”あのウマムスメを奴隷にしたら最高だな……あのウマムスメを連れてこいよ? 必ずなァ!”などと耳元に囁いて来るのだ。
当然、私の全てを見られている。……もはや最悪以上に最低だ。生きることさえ苦しくなって、自殺さえ許してくれない。
校舎裏。誰にも見られていないこの場所でなら、ほんの僅かに縛りが緩み、本心を僅かに開放できる。
残酷な現実に嗚咽する。涙も、絶望の声さえ出せないこの身体にとってまるで無意味な行いだ。
……だれかが、来た。
「トコトコ、最近様子が可笑しいわよ?」
「エレジーちゃん……」
彼女はハリボテエレジー。最近、地方からやってきたというウマ娘で、変幻自在の脚質を武器に活躍しているウマ娘だ。
「ふーん、そのチョーカー……話には聞いていたけど結構お似合いじゃない」
「……は?」
「アイツだけじゃないのよ。とっくに”私達”はこの島に牙を突き立てているのよ」
「うそ……でしょ?」
「……”私に跪け”」
「ガ──?!」
地面に頭を擦り付ける。
そんな、まさか……だって彼女はウマ娘のはずなのに……!?
- 174二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:23:32
「私、ウマ娘じゃないのよ。正体は教えてあげないけど……私たちは貴方たち全員売っぱらっちゃうから”歓喜の涙を流しながらその瞬間を待ちなさい”」
「は、はは……わーい、やったー……ははは……」
嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ……そんなことあって良いはずがない。
みんなを守るためにこの島のウマ娘も人間たちも一丸となって外敵と戦ってきた。
その歴史に私は誇りを持っているし、そうあろうと努力だってしてきた。
海賊になった娘も、海軍となった娘もその気持は同じはずだ。
なのに、今。私達の絆を利用しようとする悪魔がここに居る。
全てを識っている私は、それを告発することも出来ない。
地獄だ、あまりにも酷い現実だ。
「ははは……わははは……」
「ぷ、キョーキョッキョッキョ! いい気味だウマ娘ども! じゃあね、今度”ジュースでも奢ってくれよ”」
「畏まり……ました……」
私の自由は、とうとう亡くなった。
- 175二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:24:06
- 176二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:27:32
読んでて思ったがチョーカーって実際トレセンで流行るんだろうか?
相当デザインが良いんだろうな - 177二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:27:59
- 178二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:28:24
祝日の午前中から立て続けに曇らせSS投稿されるとか、ここのSS書きには人の心とかないんか?
- 179二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:32:06
- 180二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:34:41
- 181二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:36:02
モブの衣装だとチョーカーなのか服の装飾がチョーカーっぽく見えてるのか分かりづらいのがある、ウンスはチョーカー着けてる
- 182トコトコSS書いた人21/09/23(木) 10:38:13
- 183二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:38:28
- 184二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:38:42
今確認したらそもそも星1と2の汎用勝負服にチョーカーついてたわ
- 185二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:42:03
- 186二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:43:01
ひっでぇ……
- 187二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:43:06
- 188二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:44:01
- 189二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:44:19
最低なんだこいつら!
- 190二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:45:42
- 191二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:47:06
元々地方の島を時折襲うくらいなら互いにできてたのだが高く売れる中央のウマムスメを攫うために手を組んだってことか
- 192二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:48:00
- 193二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:48:13
モブウマ娘がいかにして人形になったかの詳しいケースは本編だと簡潔に語られて、後で出る小説版とかでじっくり描かれてそうだな
- 194二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:48:55
- 195二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:49:24
じゃあ救いをなくすか?
- 196二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:49:51
あまりにもクソ食らえすぎる……
- 197二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:50:38
ワンピ側もウマ娘側も原作者が一番曇らせ展開大好きという事実が酷い
そら掛け合わせたらこうなる - 198二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:51:28
我らが尾田セン聖と競馬の神は友達だからしゃーない
- 199二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:51:45
地方か中央かに関わらず諸島住みのウマ娘は攫うのが難しいって方がいいんじゃないかね、だから諸島の外にいる海賊ウマ娘は希少価値が高くなって懸賞金が上がりやすいって感じに
- 200二次元好きの匿名さん21/09/23(木) 10:52:37
トレセン諸島が平和になるような二次創作書くか……(ハーメルンの二次創作作者並感)