尾形の最期を見て思い浮かんだ人

  • 1二次元好きの匿名さん22/05/15(日) 21:45:51


    幼少期の殺人を契機に自分の生き方を変えられなくなったのに

    その人生を否定しかねない本心に気付いて自決って最期がダブって見える

  • 2二次元好きの匿名さん22/05/15(日) 21:47:09
  • 3二次元好きの匿名さん22/05/15(日) 21:49:36

    銭ゲバは変わるチャンス自体はいくらか自覚してたけど、尾形はそれを全部自分の手で潰していくから猶更救われなさが強い気がする

  • 4二次元好きの匿名さん22/05/15(日) 21:50:00

    なんか尾形に既視感あると思ったら母親がきっかけなのも含めてマジでこれだった

  • 5二次元好きの匿名さん22/05/15(日) 21:52:02

    しかもどちらも自決に使ったのは銃だ

  • 6二次元好きの匿名さん22/05/15(日) 21:54:44

    >>3

    銭ゲバも変われるチャンス殆ど自分で潰してない?

    銭ゲバにどうしようもないところで潰れたチャンスって光だと思った女の子が身体を売ろうとしてきたところくらいじゃ

  • 7二次元好きの匿名さん22/05/15(日) 21:57:18

    >>6

    その通りなんだけど、尾形は銭ゲバ以上に無自覚だったように感じたんだ。書き方が悪かった。

  • 8二次元好きの匿名さん22/05/15(日) 22:00:00

    >>7

    それならたしかに

    銭ゲバは毎回戻れない戻る訳にはいかないと決意しながら潰してたけど尾形からそこまでの覚悟は感じなかったな

  • 9二次元好きの匿名さん22/05/15(日) 22:26:30

    ・幼少期に母に関する強烈な経験をし生き方に大きな影響を受ける
    ・父が親として最悪
    ・父殺しを経験する
    ・愛してくれた人を自分の手で殺める
    ・年下の少女に光を見出し執着する
    ・変われるチャンスは複数あったが最期まで変わることはなかった
    ・人生を全否定するような本心に気付き銃で自決

    共通点できた!

  • 10二次元好きの匿名さん22/05/15(日) 22:35:17

    正直尾形も、銭ゲバみたいにもっとやけっぱちな最期を迎えると思ってた。

    「こんなクソッタレな世界から縁を切るために俺は死ぬんだ!!ザマア見ろ!!」とか吐き捨てつつ、重傷を負いながら最後は自分の頭撃ち抜いて死ぬ……みたいな

    ゴールデンカムイのほうが、それよりかは救いのある最期だったね。

  • 11二次元好きの匿名さん22/05/15(日) 23:42:15

    両者とも、殺しとかできちゃうのも含めて下手に才覚があったことが不幸だったような気がする
    無能であれば、良くも悪くも大したことできなかったかもしれない
    並の才能なら、嫌な奴として他者を拒絶して生きてくことが困難だから、嫌々でも他者に迎合してその過程で場が芽生えたかもしれない
    己の身を護る才覚が、他者を拒絶する姿勢を許してしまったのかと思うと…

  • 12二次元好きの匿名さん22/05/15(日) 23:45:12

    >>10

    尾形は少なくとも、否定したがってはいても哲学的な問い自体はちゃんと持ち続けてはいたからな…その点は、銭さえあればいいんだと思考停止して思い込もうとしたフータローよりは頑張ってた

  • 13二次元好きの匿名さん22/05/16(月) 04:44:00

    本心と矛盾した人生哲学を叶えるために行動して本人を達成できなくなるの憐れ


    >>1

    最後に見る走馬灯が見下してた醜女なの本当にさぁ…

    罪悪感があったんだろうなぁ

  • 14二次元好きの匿名さん22/05/16(月) 08:54:28

    年下の少女に光を見出し執着するって言う時点で、その子の父親殺しているから、
    彼女に愛される可能性は0なんだよね。

    変われるチャンスは複数あったって言う人多いけど、自分はそんなにあったかな?って思う。

  • 15二次元好きの匿名さん22/05/16(月) 09:12:31

    >>14

    今ここで、愛することができたら、踏み留まれたら、って自覚してるシーン自体はいくつかあったと思う


    でもこんな所で止まってたまるか、で破滅まで突き進んだイメージ

  • 16二次元好きの匿名さん22/05/16(月) 09:16:46

    >>15

    そうか…

    自分は、アシリパさんに片目射られる直前の会話で、女性の名前が母親しか出てこないところで、

    尾形の心はずっと母親に囚われていたんだろうなー、それが最大級の罪悪感と喪失なんだろなと思っちゃったから、

    それ以降でどう改心しようにも、後戻りできなかった気がしちゃうんだよな。

  • 17二次元好きの匿名さん22/05/16(月) 09:20:54

    自分の過ちに気づいた後の次ページでいきなり自決してるのも似てるよね

  • 18二次元好きの匿名さん22/05/16(月) 10:11:07

    自己正当化と自己矛盾の葛藤で苦しんだ末にあの結果になった尾形を
    尾形の内面とか関係なしに戦っていた男が尾形の生き様の価値を作ったのが皮肉というか救いというか

  • 19二次元好きの匿名さん22/05/16(月) 10:14:56

    >>18

    一番自分自身の価値が信じられなかったのに、周囲が勝手に自分を評価して、結果的に凄まじい価値が出る、っていうところまで近い気がする

  • 20二次元好きの匿名さん22/05/16(月) 17:02:07

    あげ

  • 21二次元好きの匿名さん22/05/17(火) 00:00:12

    銭ゲバは『醜い』相手の愛を拒み、尾形は『美しい』相手の愛を拒んだっていうところは対象的なのも面白いと思った。

    銭ゲバは『美しい人の心を手に入れて、自分も浄化されたような気持ちになりたい』という望みに囚われたから、自分と同じように醜い女の愛は受け入れられない。尾形は『自分は祝福されていないから、そんな人間に相応しい醜い生き方をしなきゃ』みたいな望みに囚われたから、自分とまるで違う美しい人の愛を受け入れられない。

  • 22二次元好きの匿名さん22/05/17(火) 00:07:27

    このレスは削除されています

  • 23二次元好きの匿名さん22/05/17(火) 00:20:01

    このレスは削除されています

  • 24二次元好きの匿名さん22/05/17(火) 00:27:05

    >美しい人(心が)の心を手に入れて、自分も浄化されたような気持ちになりたい

    それ、杉元にも通じるな


    まあ、尾形は別にルックスにはコンプなかったし

    祖父や祖母には普通に育てられたのに彼らはスルーであったことからして

    尾形の場合は逆で、あの雁字搦めで強固な殻に亀裂を与えるには

    尾形自身が強烈に惹きつけられる相手でないと駄目だったのでは?

    そういう意味での美しい人間なだろうな

  • 25二次元好きの匿名さん22/05/17(火) 00:33:52

    >>24

    強烈に惹きつけられる人間が必要


    って考えはなかったから新鮮だった。寧ろ尾形は『自分みたいな呪われた人間が美しい人間に愛されるなんてあり得ない』って考えてるところに勇作殿に会っちゃったから、一種の恐怖をいだいたと解釈してた

  • 26二次元好きの匿名さん22/05/17(火) 00:37:49

    尾形って金塊を手に入れようが軍部で出世しようが最終的に銭ゲバみたいに自決する末路を迎えそう

  • 27二次元好きの匿名さん22/05/17(火) 00:41:31

    >>26

    それはそう


    アイヌ矢の毒って

    オソマのパパが言ってたように、引き抜こうが全身腫れあがって死ぬ運命だから

    刺さった時点で尾形はあの自決しかなかったと思う

  • 28二次元好きの匿名さん22/05/17(火) 01:55:02

    あー、なんか自分が尾形を好きでずっと考えちゃう理由わかって納得いったわ(銭ゲバ好き)

  • 29二次元好きの匿名さん22/05/17(火) 02:06:56

    ゴルカムはGWの公開でみんな見ただろうけど

    銭ゲバ知らない人も多いだろうから、今更ながら無料公開のリンク貼っておこう

    ブラックジャックとかの時代の古い漫画だがほんと面白いよ

    [全話無料(全32話)] 銭ゲバ | スキマ | 全巻無料漫画が32,000冊読み放題!ジョージ秋山の『銭ゲバ』を読むなら全話無料(全32話)で読めるスキマ! | 復讐,青年漫画 | ゴマブックス | 人間の醜い部分を克明に描いた、ジョージ秋山の代表作!!

    貧しさ故に病気の母を亡くした風太郎は、「金こそすべて」と、金のために生きることを決意。

    大会社の社長のイスを手に入れた風太郎だったが、そのために何人も殺し、恨みを買い、刑事につきまとわれる日々。

    金があっても風太郎に平穏が訪れることはない――。人間の心の闇を鋭く描く、ジョージ秋山の代表作!


    <著者情報>

    ジョージ秋山(じょーじ・あきやま)

    1943年生まれ。1966年に別冊少年マガジン「ガイコツくん」でデビュー。人間を赤裸々に描く漫画で常に注目を浴び、70年には「銭ゲバ」「アシュラ」「日本列島蝦蟇蛙」などの問題作を次々に発表する。73年から始まった「浮浪雲」は、30年以上経った今も連載が続き、単行本も80巻に達するロングセラーとなる。同作品で第24回小学館漫画賞を受賞。また、「銭ゲバ」「浮浪雲」「恋子の毎日」といった多くの作品がドラマ化、映画化されるなど、その人気は多方面にわたる。
    www.sukima.me
  • 30二次元好きの匿名さん22/05/17(火) 09:26:23

    尾形も風太郎もささやかな幸せが欲しかっただけなのにな

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています