【グリモア】ありすorありす【SS供養】

  • 1二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:14:47

    2年ほど前に書きかけのまま放置していたSSをPCに眠らせておくのはもったいないと持って供養します。
    2020年1月に書いたものなので設定がいろいろ違うかも……
    書きかけなので途中で終わっています。
    キャラ崩壊しかしてない。

    それでもよければどうぞ。

  • 2二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:15:04

    【あけましておめでとうございます】

    ありす(新年あけましておめでとうございます。楠木ありすです)

    ありす(私は今転校生さんとデートをしています。デートです。まごうことなきデートです)

    ありす(そう、それがたとえ)

    ありす(大人)「あの・・・・・・こっちは・・・・・・・」

    転校生「あっちにあるのははしまきだね。関西限定の屋台だった気がする。あれ、ウチの地域だけだっけか?」

    ありす(あっちの私が一緒にいたとしても)

  • 3二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:15:18

    【こっちの動機】

    ありす(転校生さんが地元に帰るらしいです。聞いたところによると、地元近くに霧の魔物が出たので退治ついでに寄っていくのだそうです)

    ありす(そのため、クエストについていく人の募集をかけてました。倍率は200倍ぐらいでした)

    ありす(そして私は、事前にその情報を知っていました。転校生さん本人がぼやいていたのをそばで聞いていたからです)

    ありす(すぐさまクエスト確認画面をチェックし、更新連打。あのときの私は秒速16連打していたはずです)

    ありす(そしてクエストが発令されたことを確認すると同時にクレイジープリンセスがクエスト受注ボタンを押してくれました。私は更新に集中していたため、頼んでおいたのです)

    ありす(後で確認した話ですが、白藤さんとは0.001秒差だったらしいです。人形の有無が勝敗を分けました)

    ありす(しかし、ここで問題が起こります。もともと2人でかけられていた募集が、私と転校生さんだけでは色んな意味で危ないと執行部が判断したのです)

    ありす(そこで保護者役を買って出たのが大人の私。そして、難なくクエストをこなし、現在)

    ありす「・・・・・・」

    ありす(二人を見失いました)

    クレプリ「いや、モノローグに浸ってる場合じゃないさね!連絡!早く!」

    ありす「もぅ・・・・・ゃって・・・・・・・も・・・・・・・つながらな・・・・・・」

    ※初詣等人が一か所に集中する際は電話回線が混線して繋がらないことがあるので迷子にはご注意ください

  • 4二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:15:29

    【あっちの動機】

    ありす(大人)(どうもみなさん、楠木ありすです)

    ありす(大人)(こちら側の世界に来るようになって、まさかこっちで年を越すことになるとは思いませんでした)

    ありす(大人)(・・・・・・こんな平和なお正月なんていいつ以来でしょうか)

    ありす(大人)(さて、そこで皆さん、姫始めと言う言葉を知っているでしょうか)

    ありす(大人)(私とて一端の大人、もちろん正しい意味を知っています)

    ありす(大人)(裏世界・・・・・・あそこでは、男性との出会いが全くと言っていいほどありませんでした。パルチザンは魔法使いだらけの集団ですから当然ですね)

    ありす(大人)(そう、私は何を隠そう処女です。まごうことなき処女です。2X歳にして未だにヴァージンです)

    ありす(大人)(・・・・・・正直、焦っています。本当にこのままでいいのかと。折角平和な世界にいるのだから、少しぐらい多くを望んでもいいんじゃないかと)

    ありす(大人)(しかしながら、私の処女はそう安くはありません。生まれてから2X年守り続けて来た大事なものです。失ってしまえば二度と取り戻せないもの。そこらのチャラ男なんかにくれてやるつもりはありません)

    ありす(大人)(どうせなら理想の男性を探すべきだと、そう考えました。そこで相談相手が、白藤さん(大人)です)

    ありす(大人)(男性選びの際に見るべきポイントを教えてもらいました)

  • 5二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:16:22

    【こじらせ】
    ~回想~

    香ノ葉(大人)「イイ男の条件?そうね、いろいろあるけれど・・・・・・まずは年収かしら」

    ありす(大人)「年収、ですか」

    香ノ葉(大人)「ええ。この先ずっと一緒にやっていくんだもの。収入が低いと将来が危ぶまれるわ。1000万は欲しいわね」

    ありす(大人)「なるほど・・・・・・他は・・・・・・?」

    香ノ葉(大人)「まあ、身長は高い方がいいわね。自分より小さいなんて言語道断、もってのほか。あとやっぱりガッシリしてて包容力もあってほしいわ。あとやはり私たちが魔法使いってだけあって魔法使いに理解がある、もしくは本人が魔法使いであることが望ましいわ」

    ありす(大人)「魔法使い・・・・・・・少ない・・・・・・」

    香ノ葉(大人)「それと、やっぱ若くないとね。いくらなんでもおじさんはいやだしあと、それなりに顔も整っていて欲しいわね。そして性格が優しい、暴力を振るわないタイプが最低条件でこっちのことを気付かって先んじていろいろしてくれる人がベストね」

    ありす(大人)「優しくて・・・・・・イケメン・・・・・・?」

    香ノ葉(大人)「イケメンとまで行かなくてもいいと思うわ。あと、家事を分担してくれるような家事スキルがあって、女子力もあって、身体が汚くなくて、一途で、コネもたくさんあって・・・・・・」

    ありす(大人)「なるほど・・・・・・」メモメモ

    香ノ葉(大人)「・・・・・・まあこれくらいかしら。もっと細かくするといろいろあると思うけど、とりあえずはそれでいいと思う」

    ありす(大人)「わかりました・・・・・・ありがとう・・・・・・ございました」

    たまたま近くにいたミナ(大人)(高望みしすぎだと思う)

  • 6二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:16:48

    【情報収集】

    ありす(大人)「さら・・・・・・」

    さら(大人)「ありす、どうしたの?」

    ありす(大人)「おすすめの男の人・・・・・・いる・・・・・・?」

    さら(大人)「・・・・・・なんでそんな残酷なこと言うの?」

    ありす(大人)「・・・・・・ごめんなさい」

    さら(大人)「はぁ、まあでもありすが言いたいこともわかるわ。やっぱり恋愛とか結婚とか憧れるもんね。何歳になっても女子は女子だし」

    ありす(大人)「歳の話は禁止」

    さら(大人)「あ、ごめん。・・・・・・よく考えたら私も1つしか変わらないしダメージ来るわ」

    ありす(大人)「やめて・・・・・・これ以上被害を広げないで・・・・・・」

    さら(大人)「とはいっても、正直こっちでも魔法使いコミュニティ以外に属してないからなんともそういうのは・・・・・・あっ、あれは」

    ありす(大人)「?」

  • 7二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:17:20

    【さらと転校生】

    さら「転校生さん転校生さん!こんにちはですぅ!」

    転校生「こんにちは、さら、シロー」

    シロー「わんわんっ!」

    さら「見てください!今日の小テスト、100点取れましたぁ!」

    転校生「おっ、すごいじゃんか。さすがさらだね」

    さら「はいぃ!シローもお勉強お手伝いしてくれたんですぅ!」

    転校生「え、シローが?」

    シロー「わんっ!」

    さら「私が寝ちゃいそうになったら起こしてくれたり、私がお掃除始めようとしたらやってくれたり、私がお腹空いたなって思ったらお菓子作ってきてくれたり!」

    転校生「うん、後半にはつっこまないでおこう。えらいね、シロー」

    シロー「くぅ~ん」

  • 8二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:17:37

    【推しが尊い】

    さら(大人)「はわわぁ・・・・・・」ボタボタ

    たまたま通りがかったミナ(大人)「さら、大丈夫!?鼻血がすごいことになってるわよ!?」

    さら(大人)「推しが、推しが尊いよぉ・・・・・・推しが今日も元気に挨拶してるだけで私生きていける・・・・・・生きる希望が湧いてくる・・・・・・」

    ありす(大人)「さら・・・・・・?」

    さら(大人)「はぁぁ・・・・・・酸素になってさらちゃんと転校生君に取り合われたい・・・・・・」

    ミナ(大人)「・・・・・・さら、酸素が足りてないのはあなたの頭だと思うけど」

    ありす(大人)(転校生君か・・・・・・ん?)

  • 9二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:17:50

    【条件】

    ありす(大人)(白藤さんの言っていた条件・・・・・・もしかして、全部当てはまるのって、転校生君なのでは?)

    ありす(大人)(年収が高くて、能力的におそらく将来いろんな団体にひっぱりだこだから破格の報酬が支払われることは間違いないし)

    ありす(大人)(身長もそこそこ高い。多分男子の平均よりもそこそこ上だと思う。魔法使いとして鍛えているだけあって体もすごくがっしりしてて、服の上からでも筋肉がわかる)

    ありす(大人)(さらに優しい。もうびっくりするぐらい優しい。女の子に暴力なんかよっぽどのことがない限り振るわないし、気遣いもしてくれる)

    ありす(大人)(そして女装が似合う程度には顔も整っている。料理部によく出入りしたりしてるのもあって家事スキルも高い。女子力も高い。プレゼントとかすごく凝ってるしかわいい)

    ありす(大人)(あと水着の写真が流れて来たけど手足がすごくきれいだった。爪もきれいだし、ツルツルだし)

    ありす(大人)(そして、本人が魔法使い・・・・・・!)

    ありす(大人)(イイ男の条件に・・・・・・全部あてはまる・・・・・・!)

    ありす(大人)(私の処女を奪ってもらう相手は、転校生君しかいない!)

    ミナ(大人)「あ、保健委員の人ね?大丈夫、さらのこれは調子が悪いわけじゃないから。むしろ調子がいいから。興奮しすぎてっていうかね、手遅れではあるんだけど病気とかそんなのじゃなくてね、ある意味病気だけど」

    ~回想終了~

  • 10二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:18:12

    【現在】

    ありす(大人)(そして現在。なんとか転校生君とクエストに出て、ロストヴァージンチャンスに近づいているはずです。ですが・・・・・・)

    ありす(大人)「ここ・・・・・・どこ・・・・・・?」

    ありす(大人)(はぐれました)

    ありす(大人)「焼きとうもろこし・・・・・・1つ・・・・・・」

    ありす(大人)(あまりにも人が多くて、人ごみに流されて・・・・・・どうしてお正月の神社ってこんなに人が多いんでしょうか)モグモグ

    ありす(大人)「たこ焼き・・・・・・1つ・・・・・・」

    ありす(大人)(しかし、私には文明の利器があります。たとえはぐれていても連絡を取り合える優れもの。もあっとを使えば混線の心配もない)モグモグ

    ありす(大人)「イカ焼き・・・・・・1つ・・・・・・」

    ありす(大人)(さて、じゃあ連絡を・・・・・・)モグモグ

    バッテリー「0%0%0%」ドンッ

    ありす(大人)「!?!?!?」

  • 11二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:18:32

    【バッテリー】

    ありす(大人)(しまった・・・・・・移動時間暇だったからグリモアをやりすぎた・・・・・・!イベント走ってたら充電切れたんだった・・・・・・!)

    ありす(大人)「広島焼き・・・・・・1つ・・・・・・」

    ありす(大人)(さらだったら魔法で充電できたりするんだろうけど、私は人形を操るの以外苦手だし・・・・・・)モグモグ

    ありす(大人)「焼き鳥・・・・・・2本・・・・・・」

    ありす(大人)(一度どこかで充電する?近所にマックとかスタバとかあるかな。最悪どこかのトイレのコンセントとか・・・・・・)モグモグ※盗電は犯罪です。やめましょう。

    ありす(大人)「玉子せんべい・・・・・・1枚・・・・・・焼きそばありで・・・・・・」

    ありす(大人)(あ、そもそも私充電器持って来てたっけ?ちょっと確認しよう。持ってきてない可能性の方が高い)モグモグ

    ありす(大人)「はしまき・・・・・・たまご乗せと、チーズ入り・・・・・・」

    ありす(大人)(あ、やっぱりない。どうしよう、これ詰んでるんじゃないのかな。この人ごみで特定の一人を見つけるだなんて不可能だし)

    ありす(大人)「つぼ焼きを・・・・・・1つ・・・・・・」

    ありす(大人)(誰かモバイルバッテリーをもってそうな親切な人いないかな。でも話しかけられないし、いよいよもってダメな気がする)モグモグ

  • 12二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:19:00

    【ナンパ?】

    チャラ男「お姉さ~ん、なんか困りごと~?」

    ありす(大人)(出た!絵に描いたようなチャラ男!)

    チャラ男「よかった相談乗るよ~?」

    ありす(大人)「いえ・・・・・・結構です」

    ありす(大人)(大丈夫、私はノーと言える大人。チャラ男なんかに負けはしない!)

    チャラ男「いや~、でもさっきからずっと同じとこうろうろしてたし~、誰かとはぐれたのかなーとか」

    ありす(大人)(流石チャラ男・・・・・・押しが強い・・・・・・)

    ありす(大人)「大丈夫ですから・・・・・・放っておいて・・・・・・」

    チャラ男「いや、でもさぁ~」

    転校生「あ、いたいた」

    ありす(大人)「転校生くん・・・・・・!」

  • 13二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:19:22

    【チャラ男は悪い人とは限らない】

    転校生「やっと見つけた、はぐれたから心配してたんですよ。あ、すいませんお兄さん。そういうことなんで」

    ありす(大人)(転校生くん・・・・・・まさか私が絡まれてるからって急いでかけつけてくれたの・・・・・・?)トクン

    チャラ男「いやーお連れさんが見つかったのならよかった。んじゃ、彼女待たしてるんで。兄ちゃん、あんま恋人から目を離すなよ」

    転校生「ありがとうございました。でも恋人じゃな・・・・・・行っちゃった。ありすさん、あとはありすが行方不明なんです」

    ありす(大人)「ありすちゃんが・・・・・・・心配・・・・・・」

    転校生「小さいし、人ごみに押しつぶされてるかと考えたら心配で心配で・・・・・・もあっとにも既読つかないし」

    ありす(大人)「・・・・・・でも、きっと・・・・・・食べてる」

    転校生「え?」

  • 14二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:19:45

    【同一人物】

    ありす(転校生さんと連絡が付かない以上、自力で見つけるしかありません)

    クレプリ「おっちゃん!わたあめ1個くれ!」

    ありす(こんな時に白藤さんの魔法があったらなって考えたりします。でも、無い物ねだりをしても仕方がないです。わたあめはいつ食べてもおいしいです)モグモグ

    クレプリ「おっちゃん!ベビーカステラ!500円のやつ!」

    ありす(こんなときは落ち着いて、じっくり移動していればいずれは会えます。急いては事を仕損じる、焦らずゆっくり行きましょう。カステラおいしい)モグモグ

    クレプリ「おばちゃん!そっちの焼き鳥くれ!1本でいい!」

    ありす(とはいえ、身長が低い私では見つけにくいのは事実。ここは一度高いところまで移動した方がいいんじゃないでしょうか。焼き鳥、もうちょっとたれが濃くてもいいと思います)モグモグ

    クレプリ「ありす、玉子せんべいに焼きそば乗せるか?オレっちは乗せた方がいい感じになると思うさね」

    ありす「乗せて・・・・・・」

    ありす(玉子せんべいに焼きそばを乗せるのは初めて見ましたね。高い所といえばやっぱり社のあたりでしょうか?)モグモグ

    クレプリ「はしまき!いろんな種類あるな~、迷っちまうさね。どうする?」

    ありす「全部・・・・・・ださ・・・・・・」

    ありす(たまご、キムチ、チーズ、たくあん・・・・・・おもちが無くてよかった。ちゃんと確認してなかったし。うん、どれもおいしい。たくあんのコリコリが結構癖になるかもしれません)

  • 15二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:20:14

    【創作に出てくるギャルはだいたいいい人】

    ギャル「ねえねえ、そこの女の子」

    ありす「・・・・・・ぁたし・・・・・・ぇすか?」

    ギャル「そうそう。さっきお姉さんがうろうろしてたの見たよ。あっちの方」

    ありす(お姉さん・・・・・・きっとあっちの私のことでしょう。同一人物だけあって見た目は似ていますから)

    ありす「ぁりぁと・・・・・・ござぃ、ます」

    ギャル「あんましお腹が空いてるからってお姉ちゃんから離れちゃだめだからねー。それじゃあね~」

    ありす(いい人だったな・・・・・・間宮さんもそうだけど、実はギャルの人ってみんな優しいのかも)

  • 16二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:20:32

    【皮算用】

    ありす(みなさんこんばんは、楠木ありすです。なんとか転校生さんたちと合流することができました)

    転校生「二人ともよく食べたね」

    クレプリ「成長期さね。多分」

    ありす(大人)「や・・・・・・恥ずかしい・・・・・・」

    ありす「おぃし・・・・・・から・・・・・・」

    転校生「まあ気に入ってくれてよかったよ。それじゃあ、そろそろホテルまで行こうか」

    ありす(ホテル!ええ、知っていますとも。私とてもう16歳、結婚できる年齢です。男女が同じホテルに泊まるということがどういうことかぐらいわかっていますとも)

    ありす(そして、転校生さんにその気が一切ないことも知っています。そこで普段から控えめシャイガールな私が生きるわけです)

    ありす(転校生さんが私の事を未だに子供として見ているのは知っています。そう、だからこそそこにチャンスがあるわけです)

    ありす(夜に眠れないからと言って転校生さんの部屋に行き、入ってしまえばこっちのもの。押しに弱い転校生さんならなんとかなるはずです)

    ありす(既成事実!それさえあればこの戦争に勝利できる!機は熟しました。今こそ力を見せる時!)

  • 17二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:20:45

    【あっちも】

    ありす(大人)(さて、来ましたね、ホテル。勝負どころです)

    ありす(大人)(こちらに来て一日目は魔物退治でそれどころじゃなかったし、一度落ち着いた今がチャンス)

    ありす(大人)(することは単純です。「裏世界のことで話がある」と言えば転校生くんは部屋まで来てくれます)

    ありす(大人)(もちろん裏世界の事もちゃんと話します。その上で、少しずつ男性と触れ合いたいみたいなことを話していきます)

    ありす(大人)(その後はもう流れに乗ってするだけですね。最悪魔法を使えない転校生さんぐらいにならまあ押し倒して勝てるでしょうし。ガンバレ私の人形たち)

    ありす(大人)(そして責任を取らせる。2X歳の処女と言う事実が彼に重くのしかかります。責任感の強い彼ならスルーはできないでしょう)

    ありす(大人)(大勝利までの筋道は立てられました。後は少しずつ、着実に歩を進めるだけです)

    ありす(大人)(勝利は目の前にあります。私は戦える!)

  • 18二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:21:19

    【現実】

    転校生「これが泊まるホテルね」

    ありす「おっき・・・・・・ぇす・・・・・・」

    ありす(大人)「高そう・・・・・・」

    転校生「グリモアの者ですって言ってチェックインすれば部屋まで連れて行ってくれるから。まあありすさんがいるし大丈夫だよね」

    ありす(大人)「はい・・・・・・任せて・・・・・・」

    転校生「それじゃあ、後はお願いします」

    ありす(大人)「はい・・・・・・・・・・・・?」

    ありす「ぁの・・・・・・・てんこ・・・・・・さ・・・・・・は?」

    転校生「え、僕は実家に帰るけど。顔出しておかないとだし。帰省してるんだからホテルに泊まる必要もないしね」

    ありす「・・・・・・!?」

    ありす(大人)「えっと・・・・・・聞いてない・・・・・・」

    転校生「んー、やっぱりチェックイン不安ですか?それだけなら代理でやっても・・・・・・」

    ありす(大人)(一歩目から、躓いた)

    ありす(転校生さんのお部屋・・・・・・遠い・・・・・・・)

  • 19二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:21:39

    【これからの計画】

    ありす「どぅ・・・・・・ょ」

    クレプリ「いや、正直こうなることは読めてただろ?少年と単独クエストなんて初めてじゃないんだし、もっと別の方法考えようさね」

    ありす「・・・・・・・ぉしかけ?」

    クレプリ「そうだなぁ、折角帰省してるんだから少年の家に行ってみたいよなぁ」

    ありす「そと・・・・・・り・・・・・・・!」

    クレプリ「外堀を埋める、ありさね。家族に認められればなし崩し的にいけるのは確定的に明らかさね」

    ありす「ぁした・・・・・・・ぉね・・・・・・り・・・・・・・」

    クレプリ「そうだな。とりあえず少年と話ができそうな昼間まで待つさね」

    ありす(大人)「その話・・・・・・・詳しく・・・・・・」

    クレプリ「げっ、き、聞いてたのか?」

    ありす「ぷひゅー、ぷひゅー」

    ありす(大人)「・・・・・・口笛・・・・・・吹けてない」

    クレプリ(風呂入ってるからって油断してたさね・・・・・・一緒に連れて行きたくないんだよなー。だって絶対・・・・・・)

  • 20二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:21:56

    【大人なので】

    ありす(大人)(はい、転校生くんの実家に顔を出してきました)

    ありす(大人)(ありすちゃんとは違って私は見た目的にも合法。向こう方は大歓迎でしたね)

    ありす(大人)(多少年齢には難色を示してたっぽいですけど、大体10歳差程度なら問題ありませんよね)

    ありす(大人)(そしてありすちゃんのことを妹として認識してくれてたのもいい感じです。向こう方の中では転校生くんの恋人=私という図式ができあがっているはずです)

    ありす(大人)(そして後は予定通り、何も変える必要などありません。実家にいる転校生さんを呼び出せばいいだけなのです)

    ありす(大人)(難点としてありすちゃんが同じ部屋にいることですが、まあ小さいしすぐ寝るでしょう)

    ありす(大人)(つまり、今夜がヤマというわけです!)

  • 21二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:22:11

    【子供だから】

    ありす(これは非常にまずい状態です。将棋で言うと王手がかかっている状態)

    ありす(押しに弱い転校生さん、家族からの押しにはさらに弱いことが判明しました。あっちの私がたくさん推されてましたね)

    ありす(しかし、先んずれば人を制すのです。あちらの私よりも先に私が動く、それだけです)

    ありす(現在は夕方。もうすぐ夕食の時間です。すでに転校生さんには地元のおいしいお店に連れて行ってくださいともあっとを送りました)

    ありす(そして、了承済み。これで私は転校生さんとのディナーが確約されたわけです)

    ありす(転校生さんの面倒見がいいこと、そして私が子供であることに助けられました。転校生さんは私が見知らぬ土地で一人で食事するのをよしとしない)

    ありす(そこで、勝負を仕掛けます。この際、はっきりと。自分の想いを伝えましょう。そうしなければ、あっちの私には勝てない)

    ありす(きっと、拒否される。でも、転校生さんはちゃんと考えてくれる。だからこそ、場の雰囲気に流されるとかそういうことは起こらないでしょう)

    ありす(・・・・・・そう。向こうも、ここで勝負を仕掛けてくるはずですから。王手にはさせても、詰みにはさせません)

    ありす(さあ、出ましょう。夕食の時間ですから)

  • 22二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:22:33

    【夕食】

    ありす(・・・・・・)

    ありす(大人)(・・・・・・)

    転校生「二人は小ラーメンを食べればいいから。詳しくは店に入ってから言うよ」

    ありす(・・・・・・噂には、聞いていました。次郎系ラーメン)

    ありす(大人)(裏世界ではすでに消えてしまった文化、ニンニクヤサイマシマシアブラマシカラメ・・・・・・)

    転校生「やっぱ地元に帰ってきたらこれを食べとかないとなー」

    ありす(どうしてこんなお店に連れてきてしまうんですか!私たち仮にも女子ですよ!?私にいたっては花の女子高生ですよ!?こんなところで自分の想いを伝えるなんて、雰囲気ぶち壊しじゃないですか!)

    ありす(大人)(だめ。流石にラーメンを食べた口で迫ることはできない。ニンニクを食べるのだから言わずもがな。つまり、今夜はどうにもできない)

    ありす(大人)(ですが、次、次こそは・・・・・・!)

    ありす(一応、助かったのでしょうか。私にはまだ勇気が足りない。具体的に言うとチョコを手渡すのもできないぐらいに)

    ありす(先んじて告白をするなんて、きっと緊張で死んでしまいます。だから、これでよかった・・・・・・)

  • 23二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:22:46

    【転校生の思惑】

    転校生(さてさて、これで二人からのアタックは躱せた、かな?)

    転校生(さすがの僕でもありすを含むみんなの気持ちには察しがついているよ。大人勢はともかく)

    転校生(でも、特定の一人を選ぶわけにはいかない)

    転校生(だって今の状態って心地いいじゃん。いろんな女の子と仲良く出来てコミュニケーションできてすばらしいじゃん)

    転校生(まだ誰にも束縛されたくない!僕はまだ自由でいたいんだ!)

    転校生(・・・・・・って感じの事を考えてたら絢香に詰め寄られたけど。白い目で見られなかったのは日ごろの行いのおかげかな)

    転校生(とにかく!まだいろいろと問題が残っているっていうのもある以上、誰かとの関係に決着をつけるわけにはいかない!)

    転校生(悪いね、ありすたち。ラーメン代は奢るから許してくれ)

  • 24二次元好きの匿名さん22/05/18(水) 18:23:03

    ―――話しはここで終わっている。

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