- 1二次元好きの匿名さん22/05/19(木) 20:00:59
デリなヘル呼んだら『オーストラリアで出土した女性の像』みたいなのが来るし
10時に寝たら２時に起きるし
有休申請は承認されないしで
ストレス溜まっているので
ストレス解消のために思いついたはいいけど自創作で登場させる機会なくて没ったSCPめいた存在を晒していきます - 2スレ主22/05/19(木) 20:11:03
世界観:
魔法も超能力も進んだ科学技術もある21世紀ベースの地球。地球以外にも異世界や平行世界の存在もある。魔法も超能力も超科学も、秘匿する団体がいて、何かインシデントが起こるたびに小出しで開示していく
SCPっぽい存在:
名称『異常存在』。世界のシステムに生じたバグだったり、何者かが作成したり『チートコード』だったりを指す。基本的に魔法や超能力、未来の科学技術を使っても原理が不明なもの。原理が解明されればソレは『異常な存在』ではなく『多少難解な法則を持つ存在』なる。
SCP財団ポジション:
このスレでは『A研究所』と呼ぶ、異常存在を確保し研究管理する機関。異常存在の氾濫と悪用を防ぐために行動する。
SCP財団とは違い、異常性の『無力化』や『有効活用』を行うために研究行為を行っている。職員の3割が異常存在、拠点も異常存在を解明して作成した異次元に存在する。
平行世界や時間軸を移動しながら活動する、総人員数60億人、地球3個分の面積を拠点として保有する超巨大な組織。 - 3スレ主22/05/19(木) 20:19:05
異常存在1
『永久充電池』
永遠に充電容量が減らず、不具合も起こさないし意図的に破壊しない限り壊れないリチウムイオン電池。充電器とセット。異常存在を量産し事務用品として売る企業からA研究所へ、粗品として送られた。
幹部クラス人員の大半が不老不死のA研究所では超ロングスパンな観察行為を可能とする。そのためこの充電池が製造から2千万年丁度に核爆弾並の爆発を起こすことを突き止められた。この爆発の被害にあった職員は命のストック一つとこの充電池を使って動かしていた目覚まし時計を失った - 4二次元好きの匿名さん22/05/19(木) 20:27:44
読み進めてたら想像以上に規模がでかくて驚いた
- 5スレ主22/05/19(木) 20:29:48
異常存在2:
『分裂鏡』
100円ショップでも売っている安っぽい手鏡。量産品なので大量に同じ型の手鏡があり、各種解析の結果それらと全く同じものであるが、他の製品は異常性を示さなかった。
『分裂する鏡』ではなく『分裂させる鏡』。手に持った人間の声で『お前は誰だ』というテレパシーを1秒周期で発し、精神崩壊に導く。
元の案だと主人公の戦闘スタイル切り替えのために使う異常物品だった。没になった今では主人公は自ら適当な反射に映る自分の姿に『私は誰だ』と問いかけ、自力で精神を分裂させるヤベーヤツになっている。 - 6二次元好きの匿名さん22/05/19(木) 20:31:42
- 7スレ主22/05/19(木) 20:35:23
異常存在3
『黄金狂』
純金製の籠手。赤い宝石が合計5個指の付け根部分に取り付けられている。SCP世界的に言うなら『Keter』クラス。
元は金メッキを施された鉛製の籠手で、触れた金属原子構成物を金に変える異常性を保有していた。ある異常存在との接触のあと『金メッキの鉛製籠手』から『純金製』へと変化、特定の物質以外のすべての物体を金へ変換し、その効果を金を伝って伝播させる異常性を示し始めた。
この『特定の物質』リストは年々短くなっていて、異常性の完全理解か完全破壊のための研究プロジェクトが進められている。 - 8スレ主22/05/19(木) 20:36:13
- 9スレ主22/05/19(木) 20:53:42
異常存在4
『ハロウィンの申し子』
異常性を持つジャックランタン。地球のアメリカ合衆国カリフォルニア州での10/31 00:00を迎えると人型実体を発生させる。
この人型実体は『ハロウィンの仮装をした5~12歳の子供(必ず顔は隠れる)』の姿をしていて、『可食物を持った人物』へ『お菓子をくれなきゃいたずらするぞ』と呼びかけを行う。
このとき食べられるものを渡せば何かしらの恩恵を受けるが、渡さないと現実改変能力によるいたずらを受ける。このイタズラや恩恵は決して人命を損なわない程度のもの。
明確な意志があり、うるう年の年に一日ズレて出現したり、梅昆布味の飴を渡されてションボリしたり、敵対組織に奪取された際にはハロウィンを迎えるたびに自力でジャックランタンを運搬してA研究所へ戻ってきたりと中々に可愛いやつ。
【恩恵の例】
・財布を忘れたことに気づいていない買い物客の財布を自宅から転移させる
・駄菓子を購入していた小学生が所持していた当たり付きお菓子のうち何個かが『当たり』に変化
【イタズラの例】
・大学生が所持していたPCの文書ファイル(日本語)をすべて英語に翻訳した上、フォントをめちゃくちゃにしてすべての半角スペースを全角に変更する(よく探すと元ファイルがしっかり残っている)。
・渡さなかった駄菓子の当たりをすべてハズレに変更する
・遅刻しそうな会社員を彼の会社近くまで転移し、彼が所持していたガムを一枚消失させる（切迫している状態だとイタズラも恩恵に変化する) - 10スレ主22/05/19(木) 21:00:55
異常存在5
『過去改編銃』
自分へ向けて弾丸を放つことで指定した過去へと飛び、目的の過去を改変可能とする銃。未来へ戻るための機能はない。この過去改変行為による世界崩壊の懸念は0と思われる。
WW4真っ只中のアメリカが雇った傭兵がこれを用いてWW3とWW4の元凶たる人物を皆殺しにしたため世界は平和になった。
ただこの傭兵はこの銃の悪用を懸念し、意図的に弾丸を『暴発』させ、破壊不能オブジェクトだったこの異常存在を宇宙が生まれるよりも前へと送り込んだ。
なおこの『傭兵』も異常存在。没にはなってないので晒しません - 11スレ主22/05/19(木) 21:22:48
異常存在6
『.[規制済み]vault』
あるアプリケーションによって付与可能な特殊な文字列を含む拡張子。A研究所の元協力企業、現要注意団体が開発したPCアプリ(ゲームやら合成音声ソフトやらの異常存在ではない普通の製品)の内部ファイルに含まれている。
このファイル拡張子を付与されたフォルダは、10TBを1KBまで圧縮する。こんな技術で作られているPCアプリなのですごく高性能でボリュームのあるものが多い。
異常存在7
『海賊狩りの[削除済み].[規制済み]exe』
『.[規制済み]vault』の開発元の企業が利用している特殊な不正アップロード防止ツール。この企業が販売しているソフトやアプリには必ず同封されているが、普通のPCではどんな手段でも確認できないしタスクマネージャーを開いても動いているかを確認することはできない。
不正な手順によるフォルダアップロードを未知の手段で検知すると、アップロード対象ファイルを無尽蔵にコピー・ペーストしはじめ、一定数になったら一斉に拡張子『.[規制済み]vault』のフォルダ(最大容量6ZB)を強制解凍することで不正アップロードに使おうとしたコンピューターの容量を破壊する。
ちなみにA研究所内にて12万円ほどで販売されているノートPCの容量は48PB、こういう部分も頭が悪いくらいに規模がでかい - 12スレ主22/05/19(木) 21:47:13
異常存在8
『永久文房具』
『永久充電池』を製造した企業が販売している文房具シリーズ。異常性を度外視しても使いやすく、ビジネスの場でも使いやすい簡素な見た目をした文房具。コンビニとか駅前の本屋とかで売っている、お値段もリーズナブル。
『永久』の名は伊達ではなく壊したり一度に使い切らない限りは『永久』に使える。シリーズ商品には『再生する消しゴム』『勝手に尖るし短くなっても再生していく鉛筆』『再生するシャーペンの芯』『文字が消えても再生する定規』『インクが自動補充されるボールペンや油性マジックペン』などがある。非破壊オブジェクトではないのでメチャクチャな使い方をすると壊れてしまうが、壊れると異常性を失うためわんぱく小僧が乱暴に使っても安心。
この企業はA研究所などの異常存在研究組織が自社製品を『異常な物品として危険視し、勝手に回収したり流通を止めたりする』ことに腹を立てていて、不死者にクリティカルに作用する『永久充電池』など『一見すると便利で安全だが超長期間使っていると危険な作用を示す物品』を粗品として送り付ける嫌がらせをしている。
ちなみに『メインで扱う』という分には没になったが、今書いてる作品の登場人物が使う文房具は本人たちが気づいていないし地の文でも言及しないものの『永久文房具シリーズ』であることが多いという裏設定があったりする。 - 13二次元好きの匿名さん22/05/19(木) 22:09:45
異常存在9
『有神論者の像』
人型に彫られた像。この人型が何を模しているかは不明。何度か破壊されているが何度も無関係な場所に再出現して収容されるを繰り返しているが、理由は単純でこの異常存在がもつ異常性こそ『この偶像を作らせる』ことにあるため。
この像に直に触れた人物はこの像の複製を様々な素材で作ろうとし、この像が示す上位存在を他者へ広めようと演説を行うこともある。暴露者が作成した像には元の像と同じ力が宿るが、暴露者ではない人物が複製を作っても何の効果も宿らない。
何らかの上位存在を示している偶像だが、その実何の上位存在も示しておらず、『この像へ上位存在が干渉した時』が最も危険であることが判明している。上位存在が像へ触れた場合、像の姿はその上位存在を明確に象るようになり、人間が触れた場合の効果も『その上位存在への信仰心を植え付ける』に変化する。
上位存在が触れたと見られる『有神論者の像』は複数収容されているが、親人間的な上位存在の像であるため収容分は危険性がない。ただし未収容分には人間を毛嫌いする上位存在の像が含まれている可能性があり、収容が急がれている。