オグリ！なんか落としたで！あかん、行ってしもた…

1二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:17:33

しっかしなんやこれ…ブッサイクな人形やなあ…
しかもボロボロやん気色悪い…
ウチが代わりに捨てといたるわ

2二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:18:02

タマはそんなことたぶんしない

>>8

3二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:19:07

ボロボロだから善意で手直ししてちょっと違くなった、位ならあるかもしれん

4二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:19:09

しっかしなんやこれ…ブッサイクな人形やなあ…←言う
しかもボロボロやん気色悪い…←その日の機嫌とかでギリギリ言う

ウチが代わりに捨てといたるわ←言わない

5二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:19:13

言い切れ

6二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:19:38

タマなら新今宮にブルーシート引いて五百円で売るから

7二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:19:42

おいオグリ！
ナプキン落としたで！！

8二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:19:44

>>2

そもそも普通の感性してればいくらボロボロなものに見えても友人が落とした物を捨てようとは思わないぞ

9二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:19:45

なんやこれ…この人形見てるとなんやおっさんの顔が思い浮かんでくる…

>>11

10二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:20:06

流石にタマはそんなことはしない、イナリもクリークもやらんだろ

誰ならやるだろ……

>>14 >>19

11二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:20:08

>>9

やめろ

12二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:20:11

ガチでデリカシーがないやつはやめろ

13二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:20:19

というか友人がブードゥー人形持ってたら一瞬なんらかの呪いの儀式疑うから怖くて捨てれない

14二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:20:23

>>10

ライス

>>17

15二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:20:24

タマはオグリのカーチャンだから勝手に捨てたりはしない
綺麗にしたり手直しはする

16二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:20:50

このレスは削除されています

17二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:20:51

>>14

一番やらなさそうで草

18二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:20:58

このレスは削除されています

19二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:21:30

>>10

目の前の者が落としたのを勝手に捨てるヤツなんてあにまん民くらいでしょ

20二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:22:07

赤の他人の物でも無理だろ

21二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:22:31

このレスは削除されています

22二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:23:04

このレスは削除されています

>>23

23二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:23:51

>>22

雑穀がそもそもイメ損だろ

24二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:25:23

ライスは大切なものなんだと思って追いかけようとするけど延々と信号に引っかかって見失っても探すも見つからず後日落ち込んでるところにお兄様から理由を聞かれて話したら「一緒に探そう」ってなってなんやかんや丸く収まるよ。

25二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:26:48

このレスは削除されています

26二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:27:13

このレスは削除されています

27二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:27:26

しっかしブッサイクな人形やなぁ…
しかもボロボロやんなんやこれどないしょ…
しゃーない洗っといたるか。手洗いでいけるんかコレ

>>28 >>30 >>31 >>50

28二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:27:41

>>27

これ

29二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:27:51

もはやライスとアオハルライスと雑穀はそれぞれ別キャラ

30二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:28:12

>>27

洗ってくれるしついでに縫ってくれる

やさしい

31二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:32:28

>>27

オカン…

32二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:37:08

大切な人形を落として一日中探し回ったけど全然見つからなくてガチ凹みしてるオグリ、部屋に戻るとちょっとだけ綺麗になったあの人形が机にちょんと置いてあるんだ…

>>34

33二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:38:24

タマがトレーナーからへなちょこ手作り人形渡されたらどうなる？

>>36

34二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:39:39

>>32

多分タマちゃんは通話で一旦知らせようとするけどこういう時に限ってオグリがスマホを部屋に置きっぱにしてる奴！！！

35二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:40:21

(正直いちいちアオハルライスを擦るの好きじゃないし嫌いだよ)

36二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:41:54

>>33

コミちゃんの手作りとかめっちゃ喜ぶに決まってるじゃん

タマもお返しにコミちゃんの人形作ってあげるね！

37二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:48:15

勝手にそれっぽい人形捨てるのは雑な怖い話の導入っぽくてそれだけで怖さが薄れるからやめようね

38二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 18:48:57

汚い人形やな…ギュッ

>>39 >>46

39二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 19:06:55

>>38

うわっ、メッチャ汚い汁出てきた！？

アカンやろこれオグリの汗染み込んどるやろ。

ぬるま湯に重曹ぶっ込んで漬けとこか

>>40

40二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 21:30:27

>>39

思ったよりすごいアクが出てきてドン引きするタマと帰ってきたオグリ

41二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 08:31:53

オグリのために色々洗ったり北原に聞いたりしてそう

42二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 11:26:32

タマだったらなんとか修繕したりきれいに洗ったりしてくれると思うけどな

43二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 16:09:57

タマは優しいんだ…
知らなかったのか？◇

>>44

44二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 23:21:11

>>43

クリークがママ筆頭みたいに思うけど、オグリに対してはタマも結構オカン的だし優しいよね

でも姉妹のようにも思えるし、心が二つあるわ…

45二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 23:22:13

仮にゴミだと思っても「ポイ捨てすんなや！」とか言ってとりあえずオグリに声かけるくらいはすると思う

46二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 23:24:29

>>38

関係無いけどスレ画のタマちゃんイケメンやね

47二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 07:41:16

普通に追い掛けるだろ
誰と思ってるんだ？白い稲妻だぞ

48二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 10:25:51

タマもしないし、それ以外の子でもやっぱり落とし物捨てちゃうって思い浮かばない
ウマ娘ちゃんたちはみんな素敵でしゅゆえ

49二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 10:27:17

ヒッ！いま動いたでこの人形！！

50二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 10:31:17

>>27

ヤバいな

汚れがすごいんで洗濯機に漂白剤とブチこんだら

色落ち&手足千切れてもーたわ

どないしよマジでどないしよ

51二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 20:54:06

「それにしても、なんやえらい変わった人形やなあ…」

タマはそう言って、手のひらの人形を眺めました。

つい先程、遠くで元気よく走っていくオグリの姿が見えました。
なんとなしに目で追っていると、オグリがポケットから何か落としたのにタマが気づいたのです。
オグリはすぐに走り去ってしまったので、ひとまず拾い上げたのがこの人形でした。

「この時間やと、まあわかりやすく食堂に行ったってところやろな」

今はちょうどお昼時でした。
そうなれば、オグリがどこへ向かったのかも自然とわかるというものでした。

「まあええか。焦って追いかけんでも、部屋に戻ったらどのみち会えるわけやし。それより…」
「ほんま汚れとるな…この人形…」

人形は、長い年月の経過を感じさせるかのような汚れ方をしていました。
ところどころ、細かなほつれも見受けられます。

「オグリがこういうモン粗末に扱うわけあらへんから、それだけ肌見離さず持ってるっちゅうことか」
「それをなんでこんなときに限って落としていくんや…まあそういうとこもオグリらしいっちゃらしいか」

タマはやれやれとばかりに溜息をつきました。
でも、自分が人形を拾ったことでオグリが悲しむ姿を見なくて済むと思えば、ここに居合わせたことはよかったと思えました。

52二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 20:55:19

そして、ふと思いつくことがありました。

「別に頼まれてもないことやけど、ちょっとくらい洗ったるか。それくらいええやろ」

タマはオグリに人形を返す前にせっかくだからきれいにしてみようと考えついたのでした。
そうと決まれば、そこは疾風迅雷と名高いタマのこと。さっそく準備に取り掛かりました。

とはいえ、食事も疎かにはできませんので、まず購買に行っておにぎりを買いました。
味わうことも忘れず、手早く食事を済ませます。
そういえばオグリもよくおにぎりを食べているな、とタマはぼんやり思いました。

「なんやウチ、オグリのことばっか考えとるやんか」
急に気恥ずかしくなって、タマは急いでおにぎりを食べ切りました。

それからタマは、休憩も取らずに人形を洗いにかかりました。
壊してしまっては大変なことなので、慎重に脆くなっていそうな箇所を確認しながらの作業となりました。

「どう考えても、手洗いしかないやろな。丁寧に丁寧に…って似合わんわ」

タマは一人ツッコミをしながらも着々と作業を続けました。
しばらく洗い続けて、それから水気を切って空に向かって両手で掲げました。

「おお、まあまあええやん。見違えたで、アンタ」

タマはにっこり笑って人形に話しかけました。
すっかりきれいになった人形を見て満足そうでした。
気になっていた色落ちも、洗い上げで人形の傷みがひどくなることもありませんでした。

53二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 20:57:01

部屋に戻って、窓を開け放して風通しを良くしました。
窓辺の直接日差しの当たらない所に人形を置いて、そこで乾かすことにしたのです。

「これで良しと。いや～ええ仕事したわ」
「しかし、ウチもクリークのことあれこれ言えんな。とんだお節介焼きや」

タマは自分自身に呆れて思わず笑いました。

でも、これで一安心です。あとはこの人形をオグリに返してあげるだけとなりました。
しかし、

「……」

きれいになった人形を見ていると、今度はちょっとした縫い目のほつれなどが気になってきました。
このままでも今すぐに壊れてしまうことはありませんが、かと言ってずっと放っておいて良いものでもありません。

「ハァ…」

そんなわけで、タマは駅前のデパートにてくてく歩いてやってきました。
思えば、今日はトレーニングはお休みの日だったのでした。
出かけるにはちょうど良い日です。

「せやかてウチ、らしくないことしとるよなあ…なんでここまでして」

タマは人形を直すための手芸用品を買おうと考えたのです。
大きなデパートなら、こういった品物もあるだろうと思ってのことでした。

54二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 21:00:11

広い売り場を渡り歩いてなんとか手芸コーナーに到着すると、あまりに豊富な品揃えにタマは驚かされました。

「普段来ないところやから知らんかった…ここまでとは…」

タマは店員さんに用件を伝えて、必要になりそうなものを見繕ってもらいました。
一人で悩んでいては時間がいくらあっても足りません。

そうしてなんとか買い物を終えることができた時には、もうすっかり夕暮れ時でした。

「いつもは安売りのセール狙って走り回っとるけど、こういう買い物する時がくるとはな…」
「…ま、こういうの無駄遣いとは言わんやろ」

タマは自分に言い聞かせるようにしながら足早に学園に戻りました。

55二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 21:05:48

食堂に駆け込んで、夕飯も無事済ませて部屋に戻ると、オグリが所在なげにベッドに腰掛けて待っておりました。

「タマ！戻ったのか！」
「おう、戻ったで。ただいま」

オグリはベッドから勢いよく立ち上がるとタマの元に駆け寄りました。

「ありがとう、あの人形を拾ってくれたのはタマだったんだな」
「ずっと探していたんだが、もう見つからないんじゃないかと諦めかけていた」

一応、目のつく所に置いておこうとは思っておりましたから、オグリが窓辺の人形を見つけてくれていたことにタマは安心しました。

「すまんかったな。もうちょっとはよう伝えられたらって思ったんやけど」
「その人形洗ってから、買い出しに行っとったんや」

「それもありがとう。すっかりきれいになっていた…ところで買い物とはいったい」
オグリが不思議そうに聞くので、タマは買い物袋を開いて中身を見せました。

「…まあ、色々や」
そして続けます。

56二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 21:11:06

「なあオグリ、アンタさえよければなんやけど…ウチがあの人形直したる」
「これな、手芸道具のセットや。なんぞ役に立つかと思ってな」

「いいのか？本当に…？」

その言葉を聞いて、オグリは目を輝かせました。

「実はずっと気になっていたんだ。私はこの通り、手先が器用ではない」
「だから人形をどうにか直してあげたいと思っていたんだが、何かすると台無しにしてしまいそうで…」
「タマにだったら安心して任せられる。ぜひよろしく頼む」

オグリはとても喜んでくれたので、タマはホっとしました。

「ええて。ウチも勝手にやっとることやし、気にすんなや。けどな…」
「大事なモンやったら、取りこぼさんようにちゃんと掴んどかなあかん」
「なんでもそうや。なくしても次がある思ってもな、そうならんことのが多いんや」

タマがあまりにも真剣な面持ちで言ったものですから、オグリは思わず表情を硬くしました。

「なんてな。ま、頭の片隅にでも置いといてや」

タマはそう言って照れくさそうに笑いました。
オグリは静かに頷きます。

57二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 21:17:59

「うん、胸に刻んでおこう。今日は迷惑もかけてしまったからな」
「真面目か！冗談や冗談。それにそこまで言っとらんて」

そう言うと今度は2人とも笑いました。

「とりあえず作業にかかるのは明日やな。慣れんことしたからほんま疲れ…わぶっ」
話も一段落ついたので、そろそろ寝る準備をと思ったところでタマはオグリに抱きしめられました。

「な、なんや急にびっくりしたわ…どうしたんやオグリ」
「私は今日のことで反省した。…タマは私の大切な友達だ。だから」

オグリがまっすぐに見つめてきたのでタマは思わずドキリとしました。

「だから、もう離さない」
「ま、待ってや…いきなりそんなん言われたら照れるやん…ってちょちょちょい！さっきの話、そういう意味ちゃうで！」
タマのツッコミが炸裂しました。

「あんなあ、さっきのはあくまでも心構え的なアレやろ！」
「よくわからないが、大切な人や物をなくさないように掴んでおけばいいんだ」
「やっぱわかっとらんのかい！」

2人は傍から見れば、まるで仲の良い姉妹のようにも見えましたがタマにとってはそれどころではありません。

「離せや！ウチまだシャワーも浴びてないんや！明日も早いんやから寝る支度もせな！」
「嫌だ！絶対に離さない！」
「ぎゃー！ええかげんにせえ！そない力入れたら折れる！折れる！」