- 1◆Ti9WtF1sgo22/05/25(水) 18:21:32
- 2二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 18:22:14
猫
- 3二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 18:22:26
蜈蚣
- 4二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 18:22:31
蓮根
- 5二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 18:22:53
メトロノーム
- 6◆Ti9WtF1sgo22/05/25(水) 18:26:29
とりあえず書いてみます
- 7二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 19:20:45
楽しみ
- 8二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 20:56:26
蜈蚣ってムカデ?
- 9二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 21:43:23
- 10二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 22:08:27
ムカデと蓮根とメトロノームかぁ
たしかに統一感のないね - 11◆Ti9WtF1sgo22/05/25(水) 22:44:38
今更ですが遅筆です
お題書いてますが頓珍漢な文章かつムカデ要素皆無なんでなんとか絡ませたいです
明日完成させます - 12二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 22:45:59
正直それは三題噺なのか…?
- 13◆Ti9WtF1sgo22/05/25(水) 22:47:55
確かに即興でないと三題噺とは呼べないですかね…
分かりました - 14◆Ti9WtF1sgo22/05/25(水) 23:31:19
とりあえず即興で書きました
虫注意 - 15◆Ti9WtF1sgo22/05/25(水) 23:34:47
男は部屋の中、ピアノを弾いていた。周囲に、規則正しい音が響く。そうして熱中している間に夜になっていたらしい。長時間に渡って弾いていた為だろうか。気がつけば喉も乾き、腹も空いていた。
一定間隔の音を刻んでいたメトロノームを止めた男は、生存本能のままに歩き、緩慢な足取りで冷蔵庫へと向かう。何か、食べるものをと考えていたが、中にはろくな食料は入っていなかった。外食をしようにも、歩くのすら億劫だった……そんな事を考えていた折、インターホンが鳴った。
「夜分すみません。隣に住んでいるものです」
「……こんばんは。うるさかったでしょうか?」
毎日、日が落ちるまで弾いていたものだから、苦情を言いに来たのだろうか。男はそう訊ねたが、そういう訳でもなかったらしい。
「……いいえ。夕飯、作り過ぎてしまって」
よろしければどうですかと問いかけられ、それならば、と男は厚意を受け取る事にした。
男としては、一日おかずが増えるという事もあり、断る理由も存在しなかった。
男が部屋に招待すると、女は向かいの席に座り、男が食べるのを見守っている。蓮根のような物体と、それに混じった謎の肉。思い切って食べた男だったが、特に違和感はない。それどころか、空腹だった為美味しさすら感じる。
男の表情を見てか、女は上機嫌そうに笑みを浮かべた。
「私、貴方の奏でる音が好きです」
女は頬を赤らめて、そう告げる。
「いえ、音だけではなく……ええ、貴方と一緒になりたいのです」
何の恥じらいもなくそう告げる女を見て、男は眉をひそめる。
「……ご存知でしょうか。以前、貴方に助けていただいた事があったんです」
「……そんな事が」
「ええ、死にかけてきた私どもを助けてくれたではありませんか」
「死にかけ……? そんな事は……」
男はぴたりと動きを止める。男の記憶には、死にかけていた存在を無視して演奏していた記憶は存在していたが……酷く認識の齟齬を感じる。
喉が鳴る。先程の女は何だったのか。男が瞬きをすると、その女のいた位置に蜈蚣の群れが入れ替わるように犇めいていた。そして、何体かの身体は抉れている。まるで……調理されているように。男は足を一歩引いたが、蜈蚣たちはそれを追いかけるように近寄ってくる。
「以前、助けてもらった蜈蚣です──お腹を空かせた貴方に、恩返しに参りました」
男は吐いた。 - 16二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 23:35:52
おお
面白い - 17二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 23:40:15
このレスは削除されています
- 18二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 23:47:54
いい感じにゾワッとくる
こういう価値観の違いが滲み出る人外モノ大好き… - 19二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 00:06:49
蓮根の肉詰め(意味深)であったか…
人外との交流でこれはこれでいいモノだ… - 20二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 03:41:24
いけるやん!
- 21二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 03:43:13
正直ナメてた
次のも読みたい - 22二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 13:51:31
次のお題とかやらんのかな?
- 23◆Ti9WtF1sgo22/05/26(木) 17:51:48
まだスレ残っているとは……
よく更新は半年後とかよくやっている人間なので時間かけず書くことの難しさを再認識しました
ただいつもは書かないテイストで書けたので楽しかったです
次のお題は全く書くつもりなかったのですがどうけなら書いてみます
ただそう何度も書ける気はしないのでラストにしますね - 24◆Ti9WtF1sgo22/05/26(木) 17:54:11
- 25二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 17:56:10
たらこ唇
- 26二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 17:56:33
人事部
- 27二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 18:03:42
返事
- 28二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 18:05:27
ひとりキャンプ
- 29二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 18:56:29
またバラバラだな……
- 30二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 19:22:19
わくわく
- 31◆Ti9WtF1sgo22/05/26(木) 20:07:15
御題提供感謝(ありがとうございます)
- 32二次元好きの匿名さん22/05/27(金) 07:01:48
保守っとくか
- 33二次元好きの匿名さん22/05/27(金) 19:00:23
保守
- 34◆Ti9WtF1sgo22/05/27(金) 21:06:00
キャンプは好きだ。
都心よりも空気が澄んでいるし、天候に恵まれている今日ならば星空だって拝める。
外で焼く野菜も肉も旨いし、火を見つめて燃え盛る音を聴いていると、それだけで心が落ち着く。
そう、企業からお祈りメールが届いた後だって落ち着くものだ。
『……えー、趣味は大切だけど逃避は悪だよ♡』
僕は呻いた。前方にいる先輩の言葉は、いつだって僕の心にダメージを与えてくる。しかし、心配しているのだと分かる彼女に悪感情を抱ける筈もなかった。
『後輩クン、どうして内定もらえなかったのかなぁ……?』
しかし、今日も今日とてデリカシーのない言葉に、僕は肩を落とした。
面接が苦手なんすよ。そう伝えると、彼女は神妙な顔で頷いた。
『そっかぁ……♡ わたし人事部だしぃ♡ 面接だって何回もやってきたしぃ……後輩クンの練習に付き合ってあげない事もないよ♡』
マジすかと先輩を見返すと、彼女はにんまりと笑うと、任せておけと言わんばかりに胸を叩いた。
『それでは後輩クン。君の名前と大学を教えてくれるかな♡ うんうん、じゃあどうやってここまで来たの♡ ……それじゃあ趣味は♡』
先輩は至って真剣にやっているのだろう。それでも、まるでお見合いでもしているような気分になるのは、僕の気のせいなのだろうか。
『それで恋人はいるのかな……♡』
いや、これはまるっきりそういうアレなのではないだろうか。僕が首を横に振ると、彼女は嬉しそうに笑った。
『後輩クンの恋人に、わたしがなってもいいよぉ♡』
先輩の言葉に、息を呑む。冗談……からかうつもりで言っているのだろうか。しかし、軽薄な言葉に反して、彼女の表情は真剣なものに思える。
『ねえ、後輩クン。返事は……♡』
先輩は、期待したようにこちらを見てくる。
それに対して僕は──
「うおアッチ!!!!」
肉の油がはねて、現実に引き戻される。
慌てて肉や野菜を皿に載せて、また次の肉を焼き……じっと待ちながら、僕は考える。
夜は淡々と更けていく。
星空は綺麗で肉も旨い。野菜の焼き加減もちょうどよい。火のはじける音は落ち着く上……何よりも、人がいないこの場では、妄想が過ぎるぞと咎められる事もない。
「──やっぱり、ひとりキャンプは最高っすわ」 - 35二次元好きの匿名さん22/05/27(金) 22:29:46
酷い妄想で草
- 36二次元好きの匿名さん22/05/27(金) 22:59:10
この慣れ具合は普段から妄想癖指摘されてるな