- 1二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 01:47:52
朝日が閉じていた瞼に光をもたらした。
「…………ん」
今まですやすやと眠っていた彼女はその朝陽を浴びて、意識が覚醒する。普通の人ならば朝陽を浴びただけで覚醒するのは難しいがそれは彼女の生活の賜物である。
「………」
目を開け、身体を起こし、そして隣を見る。まだ眠りの中に居る彼の額を軽く叩き顔を覗き込む。
彼の目も開き、彼女と視線があった。彼女は穏やかな顔でそれを覗きながら、微笑み、ようやく言葉を発した。
「おはようございますわ」
ケトルから湯が上がる。二つ分のカップにインスタントコーヒーが淹れられ、彼女はそれを飲む。そしてキッチンに向かう彼に向かって問いかけた。
「今日はあなたも休みですのよね」
肯定の返事が台所から飛んできた。彼女はコーヒーを飲みながらなにかを思案しつつまた、彼に問いかけた。
「それでは出掛けましょう。日用品が切れてきたのもありますし、お互いの息抜きのために。賛成ですか?よろしい、では出かける場所を決めましょう」
コーヒーを飲みきり、マグカップを置く。彼が皿に乗せた朝食を持って来た。そして配膳し、机の上に乗せた。
「どうしましたの?」
彼女はいやに彼に凝視されていることに疑問を感じた。その返答は…
「出掛けるだけなのにやけに嬉しそう?……わ、私ったらそんなに浮かれてたかしら…」
後半は小声だったため彼には届かなかったが…
「こほん。…それは誤解ですわ」
彼女は彼に着席を促し、対面で座った。そしてしっかりと「いただにます」をして彼女は微笑みながら言った。
「出掛けるだけが幸せではありませんのよ。…こうしてあなたと共に朝を過ごすことも、ご飯を食べることも…行き先を決める時間を共に過ごすだけで…あなたが近くに居れば私は幸せなのよ…恥ずかしいことだけれど…」
そしてやけに頬を赤らめながら彼女は急いで食事を終えたのだった。 - 2二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 01:48:31
25ポンドステーキか…
- 3二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 01:51:21
こんな時間に流れていくのは惜しい
- 4二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 01:51:54
- 5二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 01:53:00
だからタイトルだけが毎度最低なんだよな!
- 6二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 01:55:30
- 7二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 01:55:31
マックちゃん可愛い……
- 8二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 01:56:47
あにまんには3つのルールがある
1.相手の萌えを否定しないこと
2.荒らしはスルーすること
3,クソみたいなスレタイを見かけたらとりあえずクリックしてみること - 9二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 01:58:20
- 10二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 01:59:46
べつにだれにめいれいされたわけでもねえのに、みんなときどきドラムかんをおしにくるのさ。
どうしてだ?なつかしいのか?
わかんねえな・・・・ おれには。
・・・・おしても いいんだぜ! なつかしい ドラムかんをよ! - 11二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 07:13:00
毎回SSがこんなにも素敵ですのに、タイトルが色々と天元突破しすぎですわ…
いえもうなんと言いましょうか、むしろそれが癖になってきましたわ… - 12二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 09:05:22
良質なトレマクSS助かる
- 13二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 09:06:29
いただに?
- 14二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 18:36:07
保守
- 15二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 22:14:12
あまい...
- 16二次元好きの匿名さん22/05/27(金) 08:53:15
🌸「私はまだおばあちゃんじゃない💢」🦵🏽ダァン!!
- 17二次元好きの匿名さん22/05/27(金) 13:30:40
マックイーンに言いがかりをつけられながら読む良SSがクセになってきた
- 18二次元好きの匿名さん22/05/27(金) 13:32:23
クソみたいなタイトルに釣られて中見たくなるから広告としては最強なのかもしれない
- 19二次元好きの匿名さん22/05/28(土) 00:14:17
最高のssやんけ
- 20二次元好きの匿名さん22/05/28(土) 11:09:11
とてもよかった