- 1二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 19:09:20
午後2時過ぎ──一般車の姿が見えなくなったS県A市の峠道。
その峠道では数々の激しい公道バトルが繰り広げられたが、そんな場所で最速と謳われたウマ娘がいた。アタック時の平均速度は60キロオーバー、下りの直線区間で70キロ後半を叩き出す異次元の速さ。彼女が記者に語ってくれた内容を記す(月刊ウマ峠8月号より抜粋)。
「ここでは多い時で週3回。月一回は靴を潰す位走ってるのよ。トレセンにいた頃は練習やレースがきついっていってたのにね。」
彼女はいつもの休憩場所、峠の出口近くの休憩所に座り語り出した。
「ターフやダートじゃなくて公道のアスファルト道を攻める上でのポイントはいくつかあるよ。まずシューズはターフ用のとは別物で、ソールはゴム製。路面はレース場と違って道幅が狭いからラインの自由度もないし、凹凸があったりもするから上手く路面を感じて走って転けないようにする走りがいるんだ」のこと。
公道レースを走る彼女の靴は、M社のレース用シューズ。走行時の発熱でグリップ力を発揮するソールを付け、カーボンプレートを内蔵したもの。
強力な脚力を靴自体が生み出す反発力で増幅し推進力に変え、ゴム製ソールで確実に地面を捉える陸上用シューズだ。
公道レースではトータルバランスがとにかく重要だね。靴はもちろん、路面に合わせた走りもね。それと走ってる最中は周りをよく見ることも重要だね。公道だと一般車が出てくる事あるし、斜行やブロックもアリだからね(苦笑)」
「走るのは夜中の2〜4時。クリアを狙ってタイムアタックできるのは、観光シーズン明けとか車が少ないときだね。でも、今はカサマツのオグリキャップの影響で増えた雰囲気組もいるし、取り締まりも増えたから走りづらくはなったね。でもトレセン辞めた子や私みたいな現役辞めたウマ娘が満足いくバトルやれるのはこういうとこしかないんだよね。」。そう言い残すと、そのウマ娘は彼女の仲間と共に急な坂を全速力で下り出し、戦場に走り出していった──。 - 2二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 19:46:47
めっちゃワクワクする
- 3二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 20:55:49
紙コップの水をこぼさないように峠を駆けるスペ
- 4二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 21:03:12
原作の方のG県はもう競馬場が無くなっちまのがな
残念だ - 5二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 21:08:03
熱い設定だ
- 6二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 21:09:02
ウマ娘公道最速論きたな
- 7二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 21:10:44
こんな短いのにおもしろいことある?
ワクワクが止まらない - 8二次元好きの匿名さん21/09/25(土) 21:11:16
急カーブのガードレール沿いに花が手向けてあったら泣く