- 1◆uDvzsvBOdU8j22/06/04(土) 21:27:47
「よくよく考えたらさ……車ってやばくない?」
「ん? ……これはパーマーの功績の証なんだから、何もおかしくはないよ」
「あいや、そうじゃなくて。車ってさ、冷静に考えたら巨大な鉄の塊なわけじゃん?」
「? うん」
「それが人の手足で動いてるって思ったら……よくみんな運転できるなーって」
「ああ、そういう……確かに俺も昔はそう思ってたけど」
「……やっぱ、慣れるもんなのかな?」
「わりとすぐ慣れるよ。物にすれば運転もそんな大変なものじゃなくなる。恐ろしいことにね」
「そっかぁ……いや、今のところパーマー号ってトレーナーが運転してくれてるじゃん?」
「ああ」
「でも、パーマー号は私たち二人の車なんだし……いずれ免許取ったら、私も運転したいって思ってるんだ」
「……ほぉ」
「だから……そしたらトレーナーは助手席に座るって事じゃん?その時は私、あっと言わせるくらいマジでうまい運転してやりたい!……っていう話ね」
「…………じゃあ、免許の勉強とかは俺が見てやらないとな」
「! ……ふふっ、そうしてくれたら助かるなあ」
「……混んでるなあ、今日」
「だねー……休日だし」
「寝てていいよ、着いたら起こすから。疲れてるでしょ?」
「あはは、ありがとう。……でも大丈夫」
「?」
「寝てるより……こうやってトレーナーと喋ってる方が楽しいからさ」
「……ふっ、そっか」 - 2◆uDvzsvBOdU8j22/06/04(土) 21:28:33
「……安定してるなぁ、パーマーの運転。やっぱ練習の成果?」
「それもあるけどー……やっぱ私、根がビビリだからさ。マジで慎重ーに運転してるだけかな」
「側から見たら文句なしの丁寧な運転だよ。凄い」
「へへ……でも、色々私に教えてくれたのはトレーナーだったからさ。やっぱ、君の指導は一番身に染みるって感じがするね」
「ふっ……そりゃ、トレーナー冥利に尽きるな」
「これからは、こうやってたまーにパーマーさんにも運転させてね。安心・安全を心がけるからさ」
「ああ、助手席でゆっくりさせてもらうよ」
「……あっちゃー、混んでるなー今日」
「まぁ、休日だしね」
「トレーナー、寝てていいよ?着いたら私が起こすからさ。結構疲れてるでしょ?」
「ありがとう。……まあそれでも良いんだけど……」
「?」
「寝るより、こうやってパーマーと喋ってる方が楽しいからさ。起きてるよ」
「! ……そっか」
「……なんか、前もこんなやりとりした事なかったっけ?」
「……あったかも」 - 3二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 21:30:52
自分で車運転するようになると、助手席で微睡んだりぼーっとしたりすることなくなっちゃうから、久しぶりに助手席に長時間乗るとすごく安心するというかなんというか...
車の運転好きでもやっぱり助手席で寝るのはやりたいよねって
そんな感じでパーマーの運転で寝られるの幸せそう - 4二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 21:31:18
惚気やがってよォ〜!?
- 5二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 21:37:23
一緒に車中泊しててほしい
- 6二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 21:38:47
うーんバッチグーね♪
- 7二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 21:44:33
パーマー、その鉄の塊を持ち上げてどうこうできるくらいのパワーを君たちは秘めているんだよ……
- 8二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 21:48:05
うーん、トレンディ
- 9◆uDvzsvBOdU8j22/06/04(土) 21:50:05
- 10二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 21:55:20
乗ってるのと動かしてるのじゃほんとに違うからね…安心する
- 11二次元好きの匿名さん22/06/05(日) 09:08:34
ああ……良い……
- 12二次元好きの匿名さん22/06/05(日) 20:26:29
この信頼感、素晴らしい……
- 13二次元好きの匿名さん22/06/06(月) 07:39:09
たまには調子乗ってぶっ飛ばそうとしてもいいし、その日の気分でゆっくりと運転してもいい
- 14二次元好きの匿名さん22/06/06(月) 18:56:05
マルゼンさんのせいであの世界の運転免許事情は結構謎が多いが、それはそれとして勉強を教えるパマトレとパーマーはめちゃくちゃアリ
- 15二次元好きの匿名さん22/06/06(月) 22:15:42
パマトレが運転してる横顔を見るパーマー…
- 16二次元好きの匿名さん22/06/06(月) 22:37:40
心が繋がってる二人・・・
- 17二次元好きの匿名さん22/06/06(月) 22:40:37
すぐ慣れるかは人によるんじゃないかな。少なくとも俺はいつまで経っても不安で慣れない、いつか人轢きそうで怖い