よさげなネタを想い着けたが執筆するか迷ってる

  • 1イッチれす22/06/07(火) 14:32:45

    ネタの概要
    主人公(男性/二十代後半)の〝僕〟は、身体の不調にイヤな予感がしてある日恋人を付き添いに病院に掛かる。長々しい検査の結果医師から告げられたのは、末期癌だった。ステージ4。なぜ今まで自覚症状がなかったのか不思議なほど深刻な状態だった。恋人はショックで表情を失った。報せを聞いた家族は泣き崩れた。主治医は険しい顔と固い声で入院を勧めた。全身に転移した癌に対してできるのは、痛みを和らげることだけ。疑問と絶望に明け暮れる日々の中、〝僕〟はある日謎の発熱に襲われる。原因を調べた結果、それはある寄生バクテリアによる仕業とわかった。主人公を苦しめる高熱は解熱も待たずに癌より先に命を絶とうとしていた。死の淵をさまよい、心電図も停止、信じたくはないと目を瞠って顔を蒼くする〝僕〟の身内を横目に、医師が死亡を確認しようとした瞬間──〝僕〟は息を返した。蘇生した〝僕〟に息を呑んで驚愕する医師たち。とにかく喜ぶ遺族予定だった身内。安堵から泣きながら抱き着く〝僕〟の恋人。しかし、恋人に遅れて抱き着いた家族があることに気づいた──

    男性である〝僕〟に、胸が──乳房が、ある。骨格が華奢だ。くびれがある。喉仏がない。しかも、身長が縮んでいるらしい。平均はあったはずの身長は、およそ小学生高学年ほどにまで縮んでいた。そうして〝僕〟も確認した──自分の股ぐらに、自分のムスコがないことを。

    末期癌に侵され、謎の発熱に苦しみ、わけのわからない寄生バクテリアに殺されかけ、家族はおろか、最愛の恋人を置いていきかねなかった〝僕〟は──

    臨死体験を経て、なぜか性転換していた。
    それも、童女となって。

    序盤の導入としてはこんな感じです。

  • 2二次元好きの匿名さん22/06/07(火) 14:33:43

    なんで清姫なんだよ

  • 3二次元好きの匿名さん22/06/07(火) 14:35:24

    サムネは何か関係あるんですか?

  • 4二次元好きの匿名さん22/06/07(火) 15:03:02

    導入だけみてもなんともいえんな。今後の展開とか読めんし。

    とりあえず書いてみたら?

  • 5二次元好きの匿名さん22/06/07(火) 15:04:34

    「性転換もの」×「SF or サスペンス」ってこと?
    恋人もいるし百合展開もあるのかな
    話の流れはある程度もう考えてるの?

  • 6ニッチだよ、それは。22/06/07(火) 15:15:26

    >>1

    続きです。


    なにはともかく、経過を観察しながらの数週間を過ごして、〝僕〟は退院した。愛する恋人と暮らしているアパートの部屋。帰宅した〝僕〟たちは、今回の事態に対する危機感と不思議さを語り合うこともなく、ただひたすら無事に済んだことを喜び合い、抱き合った。なぜか童女になってしまった以上、あるいは彼女に捨てられることもあるんじゃないかと怯える〝僕〟だったが、見透かしたように微笑む彼女が安心させるようにキスをしてくれた。

    ああ、彼女はまだちゃんと〝僕〟を恋人として扱ってくれている──そう安心した。彼女も安心したのか、どれだけ不安だったか、どれだけ怖かったかを吐露してくれる。その振る舞いに、〝僕〟はまた安心してしまった。彼女を悲しませなくてよかった。彼女が〝僕〟を恋人として想ってくれてよかった。


    「でも、ほんとによかった。──うまくいって」


    安心した〝僕〟の耳に、彼女のそんな呟きが聞こえた。

  • 7二次元好きの匿名さん22/06/07(火) 15:18:39

    な、なんだって〜!

  • 8サッチが手に入れた実の名前は?22/06/07(火) 15:18:54

    >>6

    続きです。



    ⋯⋯え?


    とっさに聞き返した〝僕〟に、彼女がふわりと微笑んだ。安アパートの一室、開けた窓の縁に座り、月光を浴びて微笑む。それは超然としていて、とても安アパートの一室の光景とは──否、この世の光景とは思えなかった。

    微笑む彼女は、どこまでも神秘的で──まるで人ではないようだった。

    そんな彼女が〝僕〟に告げた。


    〝僕〟が末期癌で死ぬと判ってから、薬になるかもわからない〝毒〟を投与した。〝毒〟はまず〝僕〟の癌細胞を通常の細胞に戻し、あるプログラムを定着させる。そのプログラムとは、テロメアの完全再生。副作用として全身が若返り年齢が著しく幼くなってしまうが、成長もできる。ただし一定の年齢に達すれば再び幼化し、以後それを繰り返す。いわば〝僕(あなた)〟は不老長寿の存在になったのだと、恍惚とした顔で彼女は語る。

    でも、そのままだと〝僕〟は毒に耐えきれず死んでいたらしい。そこで彼女は別の毒を用いた。

    寄生した身体を生かすために、性転換さえ行う寄生バクテリアという毒を。

    全身の全細胞を作り変える毒と、それに耐えられるよう性別さえ改造する毒。

    これらによって〝僕〟は生き返ることができた。

    すべては最愛の恋人である〝僕〟を失いたくがためなのだと──恍惚な表情に悲哀を混ぜた眼差しで、彼女は説明してくれた。


    でも、〝僕〟がこうなった原因が目の前の最愛の彼女で──それがすべて〝僕〟のためだった、そう説明されても、〝僕〟の思考は追いつかない。

    だから、端的に問うしかできなかった。


    「きみが、僕を?」


    そうだよ、と彼女は答えた。〝僕(あなた)〟が生きるにはこうするしかなかったと、不本意な性転換をさせてごめんなさいと彼女は謝った。


    「そんな、そんなことができるきみは、一体?」


    〝僕〟の問いに、彼女がまた微笑んだ。

  • 9サッチが手に入れた実の名前は?22/06/07(火) 15:20:44

    >>6

    続きです。



    微笑んだ彼女に、風が吹いた。外から窓を通して吹いた風はカーテンをふくらませ、彼女の姿を一瞬隠す。


    はためくカーテンから現れた彼女は、異形の姿をしていた。


    側頭部(こめかみ)に生える二叉一対の大きなツノ。黄金に輝く虹彩と縦に割れた赤熱する瞳孔。妖艶な口唇から覗く牙と、先割れする蛇のような舌。わずかに尖った耳。腰から足元をパレオのように覆う、二対四枚の翼。羽毛が生え揃ったそれには、ステンドグラス模様の飛膜が覗く。窓に腰掛ける彼女の手足は、なにがしかにびっしりと覆われていた。

    ──鱗だ。魚や蛇のそれよりは、トカゲやワニのそれに近い⋯⋯しかしどの図鑑でも見た覚えがない、竜然とした鱗。


    ──うつくしい。


    これほどまでにキレイな存在を、僕は見たことがあっただろうか。

    いいや、ない。断言できる。これ以上の美しさを、僕は知らない。


    「おどろいた?」


    呆然と見つめるばかりの〝僕〟に、彼女が口を開いた。



    大丈夫かこれ

    ただの荒らし判定されない?

  • 10二次元好きの匿名さん22/06/07(火) 15:22:50

    創作カテなんだから一次創作投下するのは問題ないだろ・・・多分

  • 11イッチれす22/06/07(火) 15:24:39

    うぐおお…
    脳を消費しすぎた…
    思考が死んでる…
    続きはちょっと待ってくだせえ…

  • 12二次元好きの匿名さん22/06/07(火) 15:24:39

    これ以降書くとしたらどういう感じのやつになるんだこれ

  • 13二次元好きの匿名さん22/06/07(火) 15:29:01

    いいんじゃない?って思いながらスクロールしてたけど、もし自分が書いてる側だとしたらどうやって話終わらせるかわっかんねぇ
    まぁ創作する人が増えるのは最高なのでイッチ頑張れ

  • 14二次元好きの匿名さん22/06/07(火) 16:08:28

    投下するのはOKだけど、もっとしっかりあいた投稿サイトにも上げた方が感想とかもらえるかも。
    とりあえずここでプロローグの手ごたえだけ確認する感じがいいのかな?

  • 15二次元好きの匿名さん22/06/07(火) 16:26:44

    初っ端から謎が解決されてしまうのか

  • 16イッチれす22/06/07(火) 16:29:56

    >>13

    ありがとう

    がんばる


    >>9

    続きです。



    「私がなんだか、わかる?」

    「⋯⋯」


    答えられなかった。息が詰まるような美しさに陶然としていて、思考が働かない。彼女は、彼女は、一体なんなのだろうか?



    すまん

    推敲も校正もしてないとはいえさすがにコンテもなしで書けはしねえや


    なのでこっからは端的に書いていきます


    恋人の正体は永きを生きたドラゴンだった。最初からドラゴンじゃなくて、人間だった者が、あることを切欠に竜化した。現代を生きる中で主人公の〝僕〟に出逢い、生涯めったにない本気の恋に落ちて、どうにか自分の寿命を終わらせる方法を探してた(ホーエンハイム(鋼錬)のあれ)。いい技術が開発されてないかとちょいと未来を覗いたら、なんと最愛の恋人である〝僕〟が末期癌で死ぬ未来が視えた。感じたことのない衝撃に戸惑い、どうにかしたいと思い悩んだ彼女はいろんな文献を参照して、〝僕〟の身体を作り変えるしかないと考えた。そのための毒をニ種類用意し、投与した。

  • 17イッチれす22/06/07(火) 16:37:49

    毒が薬として作用することを計算しての投与だったが、計算外のものとして毒のひとつは癌の症状を進行させてしまう副作用があった。本当なら〝僕〟は三十代後半あたりでステージ4のはずだったのだ。彼女は焦り未来視で確認しつつ現状を見守った。恋人の今後を左右する現在に、冷静さはなかった。自然界のバランスを考える理性程度はあったかもしれない。結果として〝僕〟は童女になったものの、なんとか生き延びてくれた。安堵した彼女だが、後々になって「あれ?これ正体バラすしかなくない?」と思い至り、同時に、半ば諦めていた「永遠そのものな自身の生涯の唯一無二のパートナーを得られるのでは?」とも考えてしまった。


    >>16

  • 18イッチれす22/06/07(火) 16:44:39

    >>17

    昏い欲望に揺れながら、彼女は〝僕〟にすべてを伝えることを決めた。魅了や誘惑などは一切せず、すべてを〝僕〟に委ね、決めてもらおうと。もし〝僕〟が拒んだら、竜としての能力で〝僕〟を元に戻し(もちろん癌などない!)記憶を消して、人の世からは去ろうと。それは、贖罪の意味もあったかもしれない。罰を受けたかったのかもしれない。なにをどう選ぶにせよ、人間なら誰しもこんな状況を責めてしかるべきだ。だから彼女は、いかにも「私と永遠を歩けるのは素晴らしいことだよ。まさか、童女の身体に変えられたことを怒りはしないよね?」なんて態度をして、不安と怯えを演技で隠して、〝僕〟の答えを待った。


    思い出しながらだから中々しんどいな

  • 19イッチれす22/06/07(火) 16:58:15

    >>18

    果たして、答えを決めた〝僕〟は、静かに笑って彼女を抱きしめた。全部許すよ、と。そう告げた〝僕〟は、続けてそのまま、それよりも今後どうしようかと、変わり果てた自身を見下ろして困り笑いで悩んだ。そんな〝僕〟に呆気にとられた彼女は、しかし次の瞬間には吹き出していた。そうだ。竜としての自分が心底から惚れた相手なのだ。ありきたりな人間であるはずがない。そう思い、ふたりで笑いながら夜を過ごした。

    果たして、明日からどうやって生活しようかなんて。


    ネタとして思いついたのはこれで全部。構想としては、主人公の〝僕〟に出逢う前から竜だった清姫が、安珍ポジの男の子に惚れて、その惚れた男が将来死ぬけど、それをどうにかできるよってなったらどうする?みたいな感じです。清姫ポジのヒロインは主人公の〝僕〟に出逢う前から竜で、安珍ポジの〝僕〟は恋太郎を薄めたような性格で動かすつもりです。


    ああ、書き出せてスッキリした。

  • 20二次元好きの匿名さん22/06/07(火) 17:15:28

    大まかな流れは結構好きだわ
    〝 僕〟が彼女に熱烈に愛される理由と〝 僕〟が彼女に改造されても平然として愛し続けられる異常性を、病気がわかる前に描写する必要ありそうだなとは思った
    リアル世界っぽい突然の病気、からの後天性TSそして唐突の彼女実は人外のファンタジーへの急カーブは個人的に扱い難しいけど、上手く料理出来たら一気に引き込まれそう
    明日からどうやって生きていこっか。って笑い合いながらのエンドは綺麗だな〜

    ろくに本読まない素人目線で勝手に感想書いちゃった
    不快だったらすまんな

  • 21イッチれす22/06/07(火) 17:44:16

    >>20

    いやいや全然

    思いつきでしかない些末な文章もどきに感想をありがとうマジで

    まあ書いててぶっちゃけ超展開だなとは自分でも思った

    メモ代わりに書いちゃったところはあるから、設定とかキャラとか細かいとことことん突き詰めなきゃだが、正直書き出して満足したから執筆はいいかなあとか思ってしまう。

    今書こうとしてるやつが行き詰まってるから息抜きに考えたので、書けることがあればそのときにまた書いて、小説にするかはまたそのときかなあ。

    なんにせよ、読んでくれた皆様方、お目汚し失礼いたしました。暇つぶしにでもなったら幸いです。


    スレの目的はもう半分以上果たしたので、あとはそうだな、、、アイデアとかネタとかって、思いついたのをメモしちゃうとそこで満足して執筆までいけないパターンが多いんだよね。

    みんなはそういうことあるのか聞きたいです。

  • 22二次元好きの匿名さん22/06/07(火) 19:01:29

    二次創作しかしてないけど、アイデアまとめたらしばらく寝かせちゃうかな
    自分のためにやってるから本にするんだが、アイデアをいくつかくっつけないと本にするほどまとまらないってことが多いから、とりあえずメモ帳に書いておいてある程度まとまったら、それらをベースに練り直してる

    どうしても無理だったら短編にしてpixivに投げてるな

オススメ

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