【トレファイSS】Forever you

  • 1二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 22:31:18

    夢のような3年間は、想像以上にあっという間だった。
    楽しかったこと、苦しかったこと、色々あったけれど───本当に来てよかったと心から思う。
    見送りに来てくれたトレーナー、グルーヴさん、シャカールは来なかったけれど───あとは、空港に詰め掛けてくれたファンの皆さん。
    彼らに別れを告げて、私は今日、この国を離れる。


    ここは離陸を控えたプライベート・ジェットの中。
    帰国後の予定なんかを話していると、隣の席にいたSP隊長が、ふと立ち上がった。

    「機内の見回りをして参ります。不審物がないとも限りませんので」

    隊長はそう言って音もなく立ち去ってしまって、私と護衛の方の数人で乗るにはあまりに広い機内にひとりだけ取り残される。

    話し相手がいなくなっちゃった。仕方なく、本でも読もうかと鞄の中に手を入れる。指先に固い物が触れて、それを引っ張り出した。
    手の中には白い音楽プレーヤーとイヤホン。彼からの最後の贈り物。
    思い出の品はなるべく置いていくことにしたけれど、これだけは手放せなかった。

    ───暇を潰すなら、これでもいいよね。
    イヤホンを耳に装着した私は、プレーヤーの電源を入れる。
    ”お気に入り”。簡潔なタイトルのプレイリストの中からお目当ての曲を再生すると、聞き慣れたピアノの前奏が流れ出した。

    このアーティストのこと、調べてみたよ。私が生まれる前から活躍している凄い人。
    儚くて、哀しくて、優しい。そんな歌を唄う人なんだね。
    それにしても、キミがこんなラブソングが好きだなんて思わなかったなあ。
    本当に、人は見かけによらないんだなって分かった。

    「当機はまもなく離陸いたします……」

    もうすぐこの国で得た何もかも、遠い日の出来事になる。
    キミはどうかな?私のことを、美しい思い出にしてくれるのかな。

  • 2二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 22:31:59

    ───初めは、ほんの戯れのつもりだった。

    大人になり、祖国のために務めを果たすまでのひとときを楽しみたい。
    かねてから興味を持っていた極東の島国で3年間。民と同じように学校に通い、街を歩き、知らなかった世界を知りたい。そんな戯れを、長きにわたる説得の末にお父さまは許してくださった。

    その代わり、レースの世界に足を踏み入れることは禁ずる。ただひとつ出された条件を受け入れて、私ははるばるこの国にやってきた。


    初めに言う。何者でもないひとりの少女として過ごす日々は、これ以上ないほど楽しかった。
    街を歩けば辺りには初めて見るコンビニ、駅、ラーメン屋。何もかも知らないものばかりで、その全てが輝かしく思えた。

    編入することになったトレセン学園でも、多くのお友達と出会うことができた。
    レースの世界に身を置く彼女らが背負っているのもまた、私とはまた違う大切なものばかりのようで───国に帰った暁には、その出会いはきっと大きな財産になると確信できた。
    お姉さまがあれほどまでにグルーヴさんにご執心になったのも分かる。

    無論護衛の方々は片時も傍を離れないし、周りの人々の目には少なからず好奇の目はあったけれど、それでもこの暮らしはお城の中では決して味わえなかった体験を私に与えてくれた。
    学園で授業を受け、それが終われば街へ繰り出して新しい体験をし、日没と共に寮に戻って明日はどんなことをしたいか考える。
    そんな充実した暮らしの中で唯一心に引っかかっていたのは、やはりレースのことだった。

  • 3二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 22:32:47

    走ることは好きだった、と思う。

    多くのウマ娘たちが集い、走り、夢をぶつけ合う。
    ウマ娘としてこの世に生を受けた以上、そんなレースの世界に憧れを持たぬわけはなかったし、お城の中ではいつも駆け回っていた。
    日本の数ある学び舎の中でトレセン学園を選んだのも、心の中にそんな憧れがあったから。

    でも、私自身が走ることは許されない。それがお父さまが留学を許してくださった条件。
    そのことに不満があるわけじゃない。レースに出れば怪我をすることだってあるし、最悪の場合は命を落とすこともある。
    王家に連なる人間として、そんな危険を冒すわけにはいかない。だからせめてスタンドからレースを眺めて、国に帰るまでにその光景を、一瞬の輝きを心に焼き付ける。それでよかったはずだった。

    そう─────あのときまでは。



    「君の気持ちが聞きたい」

    日本に来てからしばらく経って、どこか悶々とした気持ちを抱え始めた私の前に、キミは現れた。
    初めはカップラーメンのお湯の入れ方を教えてもらったんだっけ。
    その後にラーメン屋までエスコートしてもらって、その次はレース場で会ったよね。

  • 4二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 22:33:26

    「使命や責任が大切なのは分かる。でもそれは、君に夢を諦めさせる理由にはならない」


    袖をまくったよれよれのシャツ。

    缶コーヒーと汗のにおい。

    宝石みたいにキラキラした[[rb:瞳 >め]]。

    今まで出会ったどんな人ともキミは違ってた。


    キミは私に、自分の気持ちに正直になるようにと言った。それってどういう意味だか分かってた?

    私が背負ってる使命って、とってもとーっても重たくて大切なものなんだよ。

    なのに、そんな簡単に……私に都合のいいことを言ってくれて。


    「私の、夢……」


    隊長を説得して模擬レースのセッティングをしたときには驚いちゃったなあ。私のためだったら私自身の命令も聞かないような、あのガンコ者の隊長をだよ?

    あのレース、本当に楽しかったなあ。結果は負けちゃったけど、本気で走ったのなんて初めてだったよ。


    「私、ここでもっともっと走っていたい……!」


    かくして、私はキミを……トレーナーという翼を得て走り出した。本当に色々なことがあった。

  • 5二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 22:33:51

    お父さまを納得させる為に挑んだ選抜レース。
    ドタバタしながらも勝利を飾ったメイクデビュー。
    勝つ喜びや負けることの悔しさを知ったトリプルティアラ。
    グルーヴさんと戦うことになったエリザベス女王杯。
    実際に私自身が走って体感したからこそ、どれもかけがえのない思い出。
    祖国に帰っても、彼女たちと鎬を削ったあの興奮は絶対に忘れない。


    ……忘れられないのはレースのことだけじゃないよね。

    ずっとお城で暮らしてた私にとって、男の人と一緒に過ごすというのは初めての経験だった。
    正直なことを言うと、ちょっぴり不安なところもあったんだけど─────全くの杞憂だったかな。
    だってキミ、底抜けにいい人だったもの。

    それまでも楽しかったことが、キミが隣にいると何倍も何倍も楽しくなった。
    覚えている?山に現れた凶暴なドラゴンを退治してくれた日のこと。あの頃からキミを好きになり始めたんだよ。
    どんなことにも真剣に付き合ってくれるこの方なら、私のワガママも戯れも、悩みや苦しみも全て受け入れてくれると信じられたから。

  • 6二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 22:34:22

    私の担当になってから、キミもちょっとずつ変わった。
    だらしなかった服装はきっちり着こなすようになったし、好きなコーヒーは豆から挽くようになった。
    私の隣に立つに相応しい振る舞いを身に着けたい、なんて言ってくれたときは嬉しくてちょっとドキドキしちゃった。こういうのを独占欲って言うのかな。

    学園の催しでウエディングドレスを着た日、無理を言って一緒に写真を撮ってもらったね。
    冗談でお父さまに送ると言ったらいつになくものすごい剣幕で止められて、その後怯えさせてしまったって平謝りされたっけ。

    本当はあの日、伝えたい言葉があったんだ。
    でもその頃にはもう帰国の日が決まっていたし、何より日に日に───自分では隠せていたつもりだったみたいだけど───落ち込んでいくキミにはとてもじゃないけど言えなくて。
    結局、私の胸の中で眠っていてもらうことにした。いつか、この気持ちに整理をつけられるときまで。



    あれ?次の曲が流れないや。
    新品をプレゼントしてもらったはずなのに、故障かな?

    「ファイン」

  • 7二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 22:34:51

    えっ、と声が出た。
    イヤホンから聞こえてきたのは、聞き間違えるはずのない声。
    こんなボーナス・トラックがあるなんて聞いてない。

    「この曲は俺が1番好きな……っていうのは何回も話したよな。とにかく、君がこれを聞いてくれてよかった」

    思わず辺りを見回す。隊長はまだ見回り中だから、室内には私ひとりしかいない。
    ボリュームを上げて、一言一句聞き逃さないように耳を澄ませた。

    「君がこれを聞いてるのはいつだか分からない。国についてすぐかもしれないし、何年も経ってからかもしれない。……もしかしたら、君はこのプレイヤーを置いて行って一生聞かれることはないのかも」

    うそうそ、まだ出発もしてないよ。なんで……キミはこんなタイミングで。

    「君が帰る日が決まってから、なんでもないように振舞っているつもりだったけど……本当は、ものすごく寂しいよ。まだまだ君と一緒に走っていたかったし、行きたい場所ややりたいことも数えきれないほどあった。もしかすると、この悔いを長いこと引きずってしまうかもしれない───でも、でもね」

    「勘違いをしているなら先に言っておくけど、俺は後悔なんてしてない。ファインモーションっていう素晴らしいウマ娘と過ごした3年間は、俺にとってかけがえのない大切な思い出だ。」

    「これから、きっと俺なんかには想像もつかない辛いことが君を待っているだろう。でも、君ならきっと使命を果たせる。3年間ずっと傍で見てきた俺が保証する」

    震える声、鼻を啜る音。
    目を閉じていると、もういないはずの彼がすぐ隣にいるような気がした。

    「自惚れかもしれないけど、こんな世界の隅っこの島国に君を何よりも大切に思っている男がいるってことを忘れないでほしい。君はいつだってひとりじゃない」

    「いつの日かまた会おう。それまでに、あちこちラーメン屋も巡っておくから」

  • 8二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 22:35:36

    いやだ、いやだ。行きたくない。戻りたいよ。
    そう喚いて飛び降りたい気持ちを必死でこらえる。
    だって私は、殿下だから。キミが期待するファインモーションだから。

    イヤホンから流れた音はそれきり。
    4分45秒のボーナス・トラックは役目を終えた。

    「殿下、ただいま戻りました」

    顔を上げると、いつの間にか、隊長が戻ってきていた。
    人と話すときには失礼だって聞いたから、イヤホンを外してプレーヤーごと鞄にしまう。

    「お帰りなさい。異常はありませんでしたか?」
    「はい、問題なく離陸できるかと。……あの、殿下?」

    滲んだ視界の中で、隊長が困ったように首をかしげた。

    「泣いておられるのですか?」
    「ええ。泣けるほどいい曲だったから」

    目元を拭って頷く。こんなことじゃいけない、これからはもっと強くならないと。
    窓の外に目を向けて、最後の景色を目に焼き付ける。

    さようなら、大好きな国。
    さようなら、愛するひと。

    いつか、またどこかで。

  • 9二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 22:38:01

    美しいけど切ない…

  • 10二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 22:40:49

    トレファイ大学教育学科の卒業論文です。ファインがデビューした年にウォークマンが発売されたそうな

    明日までこのスレが残ってたら続きが生まれます。


    ↓過去作のような何か

    SP隊長「イメージプレイ、ですか。いいでしょう」|あにまん掲示板私とトレーナー様は同じ相手に尽くす存在として、出会ったばかりの頃から何かと顔を合わせることが多かった。初めの頃はいけすかない男だと思うこともあったが(ない)、数々の死闘(ドラゴンに扮した対決など)を潜…bbs.animanch.com
    【トレセイSS】根掛かり|あにまん掲示板まだ春真っ盛りだっていうのに、うんざりするくらい日差しの強いある日。めったに人も寄り付かないような港で、私たちは今日も並んで釣りをしている。「釣れますかー?」「いや……」かれこれ1時間は何も動きがない…bbs.animanch.com
    【SS】アヤベさんがわがままを言う話|あにまん掲示板シニア級も2年目の終わりに差し掛かった。私の本格化にも終わりが来たようで、今までのような末脚頼りのレースも難しくなってきていて、そろそろ引退も考え始めた頃───私は彼に、初めてわがままを言った。あの時…bbs.animanch.com
    うおっすっげえ湿度……蒼き地球かな?|あにまん掲示板昼食を済ませて、少し身体を休めたらトレーニングを始めようかという昼下がり。ベンチに並んで座って他愛もない話をしていると、ふとパーマーが大きなあくびをした。「どうした、寝不足か?」「なーんか変な夢見ちゃ…bbs.animanch.com
  • 11二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 22:44:52

    イメプとの落差がひどい

  • 12二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 22:45:06

    >>10

    SP隊長イメプの人かよ!

    こういうのも良いね

  • 13二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 22:45:30

    素晴らしい…

    しかしこれは、復学する前のお話なのか、日本親善大使にならなかった世界線なのか…想像は膨らむばかりだ

  • 14二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 22:46:06

    切ねぇ…

  • 15二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 22:47:56

    わがままだけどこの殿下が知人のおじさまから親善大使にとお声掛った時の反応と言うか喜びを一人抱きしめるSSが凄く読みたい

  • 16二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 22:48:45

    >>15

    オレも読みたい!!!!!!

  • 17二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 22:49:55

    “目を閉じていると、もういないはずの彼がすぐ隣にいるような気がした。”
    どれだけ彼を想ってしまっていたのかが現れていて苦しいね……
    きゅうっとして、けれど透き通った切なさをありがとうございます

  • 18二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 23:03:53

    いいモノを読ませてもらった…
    明日がこんなに楽しみなのは久しぶりだ

  • 19二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 23:06:13

    >>13

    自レスだが、明日までスレが残ってたら続きがある…


    つまり…?!とりあえず全力で保守だ!

  • 20二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 23:17:51

    >>10

    懐かしい

  • 21明日と言ったが嘘だぜブヘヘ22/06/08(水) 23:18:00

    あれからいくらかの月日が経った。
    私は少しずつ大人になって、お父さまはその分お年を召された。近頃は便りがないけれど、お姉さまは相変わらず気の向くままに生きているみたい。

    祖国は気の遠くなるような長さの繁栄への道を、ゆっくりと、されど確実に歩んでいる。
    王家の者として、私は帰国後すぐに与えられた務めに励んでいた。

    「当機はまもなく着陸いたします…」

    こんにちは、第二の祖国。
    こんにちは、大好きな人たち。

    また、会いに来ました。


    「半年ぶりですか。お久しぶりです、親善大使」

    今日の視察の場───懐かしきトレセン学園に着くと、案内役の方が私を出迎えてくれた。
    おしゃれに着こなしたスーツと、すっかり板についた余所行きの仕草。
    でも、その声がちょっとだけ震えているのが私には分かる。

    「お元気そうで何よりです」
    「ええ、元気です(I feel fine,yeah)。ありがとう」

    私は差し出された手を握り───はせず、その胸に飛び込んだ。

  • 22二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 23:21:06

    「ちょっと、ファイン!?」

    背に腕を回して力いっぱい抱きしめながら、深く息を吸う。
    火急の用が長引いて半年もお預けさせられたんですもの、今日くらいは堪能させてもらわないと。

    「お嫌なら引きはがしてくださっても構いませんのよ?」
    「いや、そんなことできるわけ……って皆こっち見てるんだけど!ファインさん!?殿下!?」

    胸に顔を埋めたまま彼を見上げる。私と護衛の皆とを見比べて顔が赤くなったり青くなったりする様子があまりにおかしくて、思わず吹き出してしまった。

    「会いたかったよ」
    「……俺もだよ」

    しばらく味わった後にようやく解放してあげると、彼は───トレーナーは溢れんばかりの笑顔で、今度は自分から私を抱き締めてくれた。

    「ああそうだ、預かってたこれ、返すよ。新曲も入れておいたから」

    トレーナーがポケットから取り出したのは、大分年季の入った音楽プレーヤー。
    私が国に戻る度に彼が新しい曲を入れて渡してくれるのがふたりの習慣になっていた。

    「……ボーナス・トラックはないの?」
    「あれはもう、やりません。君に散々笑われたからな」
    「あら残念。あのサプライズ、とっても嬉しかったのになぁ~?……ちらっ」
    「……何か考えておくよ」
    「わぁ、ありがとう!楽しみにしてるね!」

    周りの方の助けもあって、やっと見つけた私の新しい居場所。こんなに幸せでいいのかな、なんて時々思ってしまったりするけれど、きっとそれでいいんだよね。

    自分の使命と運命と、寄り添って歩み続けて戦い続けた私に、神様がくださったギフト。
    今はそれを、何よりも大切にしていたかった。

  • 23二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 23:25:35

    素晴らしい…素晴らしいハッピーエンド

  • 24二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 23:26:49

    ルビ振りコマンド消し忘れてた……お恥ずかしい

  • 25二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 23:28:38

    最高最高ありがとう…

  • 26二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 23:30:23

    殿下から1人の少女に戻ってしまい思いびとに抱きついてしまう瞬間…これほど美しい光景は存在しないでしょう

  • 27二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 23:32:51

    あーいいもの見れた…
    離れてる間の習慣ってなんか、いいね…

  • 28二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 23:34:32

    どんな立場になってもあの頃と変わらない2人良い…

  • 29二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 00:06:56

    悲しい別れからの再会はやはり王道

  • 30二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 07:43:52

    あげ

  • 31二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 16:23:11

    すごい助かった!

  • 32二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 19:03:30

    >>29

    SAD ENDか… ⇒ GOOD END!うおおおお!

    良いよね

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています