おれバカだから言うっちまうけどよぉ… part775【TSトレ】

  • 1二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 21:33:20
    タイシンの♀トレは身長低いって概念出したそこのアナタ|あにまん掲示板末代まで誇れbbs.animanch.com
    テイトレTSウマ娘化概念に脳を侵されたもの|あにまん掲示板幻覚は文章にならば文章は絵にするものhttps://bbs.animanch.com/board/58697/bbs.animanch.com

    普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしちまえばタイシンより低身長♀トレーナーができるんじゃねぇか?


    ・ここはウマ娘になってしまったトレーナー達をかわいいかわいいするスレです

    ・自分だけのトレーナーを考えたり概念を投げつけたりして楽しんで行きましょう

    ・別にTSに拘らなくても良かったり、既に居るトレーナーの別概念を上げても良いです

    ・大事なのは自分の性癖をさらけ出す事と他の人の性癖を否定しない事、それとトレーナー達への愛です

    ・そしてタイシンの性癖は破壊するもの


    前スレ
    おれバカだから言うっちまうけどよぉ… part774【TSトレ】|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/44303/ https://bbs.animanch.com/board/60076/ 普通のタイトレも例の3女神でロリっ子ウマ娘にしち…bbs.animanch.com

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    言うっちまうTSウマ娘化タイトレスレ @ ウィキ【9/26更新】言うっちまうTSウマ娘化タイトレスレ@ウィキへようこそ 詳しくはこちら→言うっちまうTSウマ娘化タイトレ解説スレ(外部リンク) まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 編集モード・構文一覧...w.atwiki.jp

    後感想用言うっちまえなかったスレ(1/31更新)

    おれ居なかったから言うっちまえなかったんだけどよぉ…新part3|あにまん掲示板リアタイで伝えられなかった感謝や感想を伝えれる方がより清々しく尊死できるんじゃねぇか?それに大量の情報がある中、いまさら聞けないことを聞ける場所があったらより素敵なSSを書くことができるんじゃねぇか?…bbs.animanch.com


    本筋のタイトレ情報まとめ

    ・140-90-55-80(魔法の合言葉)

    ・25歳

    ・髪色は茶色でパーマーみたいな流星、目の色はエメラルドグリーン、耳飾りはタイシンとお揃い

    ・全身からおひさまのにおい、髪と尻尾はタイシンと同じシャンプーの匂いがする

    ・耳と尻尾と胸が敏感

    ・熱血クソボケ

  • 2二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 21:43:48

    立て乙

  • 3二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 21:44:20

    立て乙
    添い寝したり応援服を考える会

  • 4二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 21:45:44

    たておつ
    そういえばだけど史実でブライアンズタイム直系のウマ娘は現在全員ヘソ出しルックなそうな
    ということはウマ娘のタニノギムレットもヘソ出しに…?

  • 5二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 21:46:29

    たておーつ

  • 6二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 21:47:02

    たておつです


    >>4

    ヘソだしギムレット(生徒)とギムレット(親父)とハムレットとウオッカがみられる…!?

  • 7二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 21:47:57

    たておつ応援服

  • 8二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 21:48:50

    >>6

    最終的に婚約者の兄と刺し違えそうなのが1人居る!?

    ウマソウルブライアンズタイム直系はヘソ出し適性があるかもしれない…?

  • 9二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 21:52:45

    立て乙です

  • 10二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 21:54:03

    立て乙メカ

  • 11二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 21:55:48

    >>6

    ダディーハムレットおるー!!

  • 12二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 21:59:46

    たておつです

  • 13二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:00:10

    ちょっとSSを投げさせて貰うよ

  • 14二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:00:25

    「おやおや、あれに見やるは~」
    何だか騒がしい気がするトレセン学園をグラトレがのんびりと歩いていた所、遠目に見知った後姿を見付けた。

    「サトトレさんですね~」
    そこに居たのは抱き心地抜群でお気に入りのサトトレさんだ。
    丁度今は時間も空いているし、サトトレさんを抱きしめながら一緒に和菓子を食べるのも乙なものだろう。

    そう思い立ち、早速サトトレさんの下へと向かい後ろから抱きしめつつ声を掛ける。
    「こんにちは~」
    「きゃっ!」
    「ふふっ、サトトレさんはこれから時間は有りますでしょうか~」
    「あっ、グラトレさんですね!」
    「……おや?」
    後ろから急に抱きしめられたサトトレさんは随分と可愛らしい声を出して驚いた後にこちらの名前を呼んできた。
    しかし、サトトレさんは普段と言葉使いが違う様な?
    それに何となく雰囲気も違う様な……

    「グラトレさんには私のトレーナーさんに関して聞きたい事が有るんですよ?」
    「私の……トレーナーさん……?」
    「もしかしてグラトレさんは、今トレセン学園でトレーナーと担当ウマ娘が入れ替わる事象が起きているのを知らないんですか?」
    「…………という事は~」
    「はい♪ サトノダイヤモンドです」
    何という事か、サトトレさんだと思って抱きしめてみたら中身がダイヤさんだったなんて……
    ……というかコレはヤバイのでは?

    「逃がしませんよ? グラトレさんには私のトレーナーさんを事有る毎に抱きしめている事について聞きたいですから」
    「た……助けてグラスゥゥゥ!!!!!」


    うまぴょいうまぴょい

  • 15二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:00:36

    >>14

    サトトレとダイヤちゃんの入れ替わりを見て思い付いた物を一つ


    まさか中身が入れ替わっているとは思わずサトトレ(inダイヤちゃん)を抱きしめてしまったグラトレ

    普段からちょくちょくサトトレを抱きしめている事についてダイヤちゃんによる追及が始まる

  • 16二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:04:51

    哀れグラトレ…
    担当と入れ替わるとそれまで担当やトレーナーが受けていたことの対象が変化するのは入れ替わりものの醍醐味よね

  • 17二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:11:59

    ちっトレをだっこしてるのが担当にバレたトレーナー?

  • 18二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:18:21

    >>17

    修羅場不可避

  • 19二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:26:07

    うっかり素手で触ってスマホを砂にするブルトレさん

  • 20二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:27:08

    グラトレそこそこギャグ寄りなのすき…

    甘んじて裁きを受けよ

    >>19

    あっで済まされない光り方してるねぇ…

  • 21二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:28:25

    >>19

    何の光ィ!?

  • 22二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:29:31

    >>14

    中身がクレイジーお嬢様だと見抜けなかったグラトレ・・乙

    (これグラスに助けを呼んでも抱っこしてる時点でグラスもダイヤの方に回りそう、詰みですな)

    私のSSがインスピレーションになってるのは嬉しい・・ありがとうございます


    >>19

    光り方が爆発物のそれで芝

  • 23二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:30:26

    >>19

    気の抜けたであろう「あっ」が全てを物語る


    >>17

    たまたまちっトレを抱く機会があっていつもとは違う感触を味わっていたらフラッシュに見つかって、優しい表情だけどどこか怖いフラッシュに耳元でトレーナー室で抱き締めるように約束を取り付けられるフラトレはアリですか?

  • 24二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:32:32

    >>19

    \自爆するしかねぇ/

  • 25二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:33:30

    無敵判定が無かったらあぶなかった…

  • 26二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:33:41

    >>19

    目が…目が諦めを示している…!

  • 27二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:34:00

    >>23

    アリですね

    ちょっと期待してそうにトレーナー室へと向かっていると良いと思います

  • 28二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:34:52

    >>19

    そういえば貴方TS直後もそれが原因で気絶してましたね……

  • 29二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:45:57

    スマホ爆発みて(結構普通だな)と思ってしまって自分は頭言うっちまう

  • 30二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:49:14

    「抱きやすそうなちっトレ三銃士を連れてきたよ!」
    「「抱きやすそうなちっトレ三銃士?」」
    「サトトレ!」「いつも誰かに湯たんぽか抱きまくらにされてるような…」
    「ブルトレ!」「体質と身長のせいで周りの人に頼ることが多くて…」
    「黑ルドトレ!」「魔ルドトレがよく抱いてくるせいで抱かれてオッケーとか思われてそうだ…」

  • 31二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:54:11

    >>30

    抱いてるのを見たカイチョーがこわい

  • 32二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:57:12

    最近だけどロレトレは適性高いと思うんだ
    他のトレーナーに抱かれて顔真っ赤にして抵抗してたりするんだけど、ローレルに抱かれるときは大人しく身を任せていたりすると良いと思うんだ

  • 33二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:59:33

    湯たんぽサトトレブルトレ
    冷たんぽセイトレ不タキトレ

  • 34二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 23:01:25

    >>33

    不タキはめちゃ体温低そう

  • 35二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 23:04:23

    夏も近づいてブカブカ白衣だと暑くなってきて、涼むために不タキトレにひっつくタキオンは居る
    そしてそれを見かけてひっぺがす養タキトレも居ると思う

  • 36二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 23:04:44

    普段はそんなことしないけど寄った勢いでちっとれを抱っこするトレーナーは存在するか?

  • 37二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 23:04:59

    不タキは恐らく死人のような冷たさ
    セイトレは近寄ると寒さがぞぞぞってくる

  • 38二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 23:06:36

    >>37

    わかる

    不タキは死んでんのかってくらい体温低いし脈も消えかけみたいな感じしそう

    セイトレは本人はちょっと体温低いかな?くらいだけど纏ってる空気というか、そんなんがおどろおどろしいイメージ

  • 39二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 23:09:06

    >>36

    DK4の宴に迷い込んだちっトレを4人でかわるがわる抱っこしてみるの巻

    抱き枕にして寝始めるテイトレ

    わしわしがしがし撫でてほっぺたもむにむにするブラトレ

    膝の上にのっけながらもくもくと飲み進めるマクトレ

    頭の上に顎を乗っけてしばらくじっと抱きかかえるフクトレ

  • 40二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 23:14:13

    そう考えるとタマ小とフクトレは案外相性がいいのかもしれない
    …良いかな?

  • 41二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 23:27:04

    >>めちゃくちゃびちびちはねるイクノディクタス担当トレーナー<<

  • 42二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 23:32:27

    しょっぱい肴をもらって後で怒られるんだ…

  • 43二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 23:32:49

    腕の中ではね回る活きのいいイクトレ
    塩辛を与えると大人しくなるイクトレ
    酒に手を伸ばそうとするけどめっ!されるイクトレ

  • 44二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 23:39:34

    イクトレはかわいいなぁ

  • 45二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 23:42:04

    酒に弱かったりして寝ちゃったちっトレを担いで帰るdk4

  • 46二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 23:47:53

    ちっトレの大半はお酒に弱そうなイメージある
    おちょこ1杯でべろんべろんになってそう

  • 47二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 23:52:16

    >>32

    100点


    そのうちSS書きますがロレトレはお酒つよつよです。強いねこのお嬢様

  • 48二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 23:56:56

    属性表見た感じちっトレだとセイブルが弱いのかな
    イクトレは強かったきがする

  • 49二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 23:58:17

    お酒に強いトレーナーも弱いトレーナーも可愛いと思うの

  • 50二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 00:00:01

    うおおおおお!!!
    145-69-50-73!!!

    タイシン誕生日おめでとぉぉぉ!!!

  • 51二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 00:00:39

    >>49

    弱いトレが酔ったときの反応が変わったり

    強いトレと飲み比べたり

    みんな違って皆いいんだ

  • 52二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 00:00:40

    誕生日おめでとうタイシン!

  • 53二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 00:00:59

    おめでタイシン!

  • 54二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 00:01:15

    タイトレに誕生日プレゼントが有ると言われて来たタイシン
    扉を開けると、そこにはプレゼント用のリボンが絡まってしまったタイトレが!
    事故だとは分かっているが、図らずもプレゼントは私状態のタイトレを見たタイシンの性癖は壊れた

  • 55二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 00:02:00

    このレスは削除されています

  • 56二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 00:04:14

    黒ルドの泣き上戸はやばそう

  • 57二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 00:06:48

    いつも活発なタイトレがタイシンの誕生日プレゼントをどうするか悩んで色んな人に相談してたりしててほしい

  • 58二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 01:48:28

    ナリタタイシン誕生日おめでとう!!!!!
    今年も性癖壊れていけ!

  • 59二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 05:36:32

    タイシンお誕生日おめでとう!!!

  • 60二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 05:45:13

    ダイ゙ジン゙誕゙生゙日゙お゙め゙で゙どお゙ぉ゙ぉ゙!゙

  • 61二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 06:39:38

    おはメカ
    タイシン誕生日おめでとうめかー!

  • 62二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 06:41:14

    タ゛イ゛シ゛ン゛誕゛生゛日゛お゛め゛で゛と゛う゛ぉ゛ぉ゛!゛!゛!゛!゛

  • 63二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 06:55:55

    誕生日パーティを開くぞタイシン!!!
    チケットやハヤヒデ、他の奴らも呼んで盛大に祝うぞタイシン!!!

  • 64二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 07:02:13

    >>63

    あのさ💢

    どう考えてもアンタの絡みなトレーナー達も混じってるんだけど💢

    まあ、別に気にしないけどさ……

  • 65二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 07:31:06

    タイシンの誕生パーティーに集まる色々なウマ娘達……
    チケットとハヤヒデの二人にクリークは勿論、ブライアンやウララとライス、何故かタキオン、他の平成三強の二人、マーベラス、マヤ、ローレルの三人、タマ、何故かシービーとかもいるんだ……
    ついでとばかりに会場の外で花火をぶちかまそうとしたルドゴルムンはウラトレ先生とじじピとイクトレの三人に見つかってお説教……?

  • 66二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 07:34:31

    今です!誕生日会会場にラッコ鍋を放て!

  • 67二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 07:37:56

    タイシンおめでとー!!!

  • 68二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 07:54:07

    同期の人達に相談するタイトレ
    アドバイスが多様すぎて悪魔合体するプレゼント

  • 69二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 07:55:59

    >>68

    なんか……リャイトレとハヤトレとアニキが大戦犯かましそう

    ハヤトレとか担当も親友同士なのに……

  • 70二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 08:01:55

    まぁ25歳組だし……

  • 71二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 08:03:44

    >>68

    タイシンが喜びそうな物を考える勢

    自分なら担当に何を渡すか考える勢

    自分が貰ったら嬉しい物を考える勢


    これらが合体します

  • 72二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 08:33:27

    おはようございます
    悩みに悩んで結局アドバイスされたものすべてを買ってしまうタイトレはいる

  • 73二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 08:39:34

    (……何故かLINEのやり取りだけでアイツを見かけないけど……)
    「ねえチケット」
    「なーにー?タイシン」
    「私のトレーナー見かけた?」
    「えー?そうだねータイシンのトレーナーさんならさっきプレもがっ」
    「はははチケット良い所に併走したいなーと思ってたんだいや本当にいい所だ」ズルズルズル
    「……」

  • 74二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 08:58:53

    「タイシンのトレーナーくんか。タイシンが喜びそうなもの……タイシンは何よりもキミを気にしていてね、言ってはなんだが、プレゼントよりもキミが健やかに過ごしていることの方がよほどタイシンには嬉しい事では無いかな?アドバイスとしては不適格かもしれないが、私のデータではそうなるね」
    「成る程……ありがとうビワハヤヒデちゃん。そうと決まれば!」

    タイトレは健康診断に行った

  • 75二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 09:04:34

    「ダンスをプレゼントとかどうでしょう?」
    「タイトレさんのぷちを作ったので良ければ」
    「いいコーヒー豆がありますよ」
    「俺の描いた絵をあげよう」
    「2人の写真は任せてくれ」
    「私の国だったら誕生日はBBQよ!」
    「やっぱりプロテインでマッスル〜!」
    「サイズが合わないビキニがあるからあげるぜ!」
    「胸だ!!」


    「みんな、ありがとう!!!」

  • 76二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 09:18:56

    「おうどうしたタイトレ、らしくもねえ顔しやがって!」
    「おう青タボ……実はタイシンの誕生日がもう明日なんだよ!」
    「なんだと!? そいつは大変だ、お前だってもうそろそろ買いに行かねえとまずいんじゃあねえのか!?」
    「そうなんだよ! だけどいろんな人に聞いても聞いてもいい案ばかりで中々決まらなくて! どうしよう!」
    「ふっ……タイトレ、こういう時には一ついい考えがある」
    「そ、そいつは何だ……?」
    「漢なら! 全部買えッ! 全部! やれッッッッ!」
    「な、成程ォォォォォッ!」

  • 77二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 12:34:11

    うーむこのカオス感
    がんばれタイシン…

  • 78二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 12:57:26

    プレゼントで埋め尽くされるタイシンスペース
    クリークにあらあらうふふされる

  • 79二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 13:29:38

    地方管理団体名の正式名称はこれが初出だっけ…?
    全部把握してるわけじゃないからなんとも言えないけど

  • 80二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 14:10:44

    おそらくNational Association of Umamusume

  • 81二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 16:19:02

    出てなかった気がする

  • 82二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 17:16:01

    その辺も新シナリオとかで情報出たらいいねぇ…

    じゃあ私タイシンの駄文投げさせて頂きやすね…10レス位…ご迷惑かけます

  • 83二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 17:16:35

    『勝利への解法
    変化する状況の中で次々と迫られる判断
    しくじりは決して許されない

    どの位置を取るのか
    いつまで我慢すべきか
    どこを突いて抜け出すか

    周囲に目を配れ知恵を振りしぼれ
    最適解を積み重ねた先に勝利は待っている
    JRA 「名馬の肖像」2021年皐月賞より』

    時は残酷だ、誰の都合も考えず知らん顔して進んでいく。それに付き従うように状況は変わっていく。良い方向にも悪い方向にも。
    アタシだって変化してきた。心境も身体も環境も。このまま不変でいられるなんてバカな事考えてなかったしアタシを取り巻く関係だって悪い方向に進む事も覚悟していた。

    だけど、だけど。


    「タイシン!!!朝起きたらなんかこんなことになっていた!!!」
    「は?」

    ──まさかこんな状況になるだなんて誰が予測出来たのだろう。

  • 84二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 17:17:14

    >>83

    「タイシーン!大丈夫ぅ!!??」

    「うっさ…アタシは別に何か変わったわけじゃないし平気」

    「そうか?トレーニングが精細を欠いてたように見えたが…まぁ無理もないか」

    トレーナーがウマ娘になった。そんな話はトレセン中を駆け巡り少し前からそこらでする立ち話のネタは大体がそれを占めていた。

    怪しげな薬品等ではなく唐突に、それも複数人のトレーナーが変わったというのだから仕方のない事だとは思う。摩訶不思議な事が起きてもなんとか対応をしている上の人達のお陰で抑えられている状況だけど。

    「今病院で調べてもらってるらしいけど問題ないって言ってたし」

    「そっかぁ…元気なら安心だ!!」

    「そうだな、身体どころか性別、種族まで変わったのだ…聞いたところによるとテイオー君のトレーナーは…」


    心が壊れ自らの脚を折った。詳しく聞いたわけじゃないけどその決別をするのにいったいどれだけの苦悩があったんだろう。どれほどの絶望を感じたんだろう。

    最初にそういう状況になって、好奇の目に晒されて、誰にも相談出来なくて。

    アイツはそれを知ってたはずだし同時期に他にも変わったトレーナーがいた。だとしても不安や恐怖は計り知れないと思う。


    ──アイツが、アイツまで壊れたら。

    泣きそうにしているチケットと思案顔のハヤヒデと並んで黙り込んでると入口の方から怒鳴り合うような声が聞こえた。


    「だから!知らねぇし答えられねぇって言ってんだろ!!」

    「…トレーナー君?」

    「あっハヤヒデー」

    駆け出したハヤヒデについて入口に向かうとそこには。


    にやついた笑みを浮かべ嫌な瞳をしたマスコミ達がハヤヒデのトレーナーに止められていた。

  • 85二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 17:18:01

    >>84

    「あっBNWだ!ナリタタイシンがいるぞ!」

    視界を潰すいくつものフラッシュに思わず怯んでしまう。怒号のようなハヤトレの停止の声で何とか目を開けられた。

    「ナリタタイシンさん!担当トレーナーがウマ娘に変わったというのは本当でしょうか!?今のお気持ちは!?」

    「トレセンの対応にどのような不満を感じましたかぁ!?大事な時期に迷惑をかけるトレーナーにどんな言葉をかけたいんでしょうか!?」

    「いい加減にしねぇかお前ら…!!」

    「でもですねぇ実際トウカイテイオーはレースに気持ちが入ってないように見えましたしトレーニング量も減ってるんでしょぉ?そんなトレーナーがウマ娘の役に立てるとは思えませんけどねぇ」

    「こっ…の…!!」

    「落ち着けトレーナー君!」

    耳障りな声で言った奴の言葉に青筋を立てて近寄ろうとしたハヤトレをハヤヒデが組み付くように止める。それを見て冷や汗をかきながら他のマスコミが言葉を続けた。

    「ナリタタイシンさんだって今週末にレースを控えてるでしょう?先に不安の種は摘んでおかないと」

    「だから俺達が取材をしてやって世間に伝えてあげようとしてるワケなんですって!」

    「それにほら…」


    ──タイシンちゃんには走るの勝てそうだよね。

    ああ分かった。こいつらはあいつらと同類だ。人の事なんて一つも考えてない、誰かを貶してバカにして楽しめればそれでいいんだ。

    握った拳が解けそうに無い。チケットですら怒ってるんだぞ、こいつらにはアタシや今にも爆発しそうなハヤトレの姿が見えないんだろうか。いや見ようともしていないのか。


    「変わったトレーナーさん達ってみーんな美人なんでしょ?ぜひお会いしたいなぁと…」

    「あぁもしかしてお楽しみの最中だからですか!?そりゃあ出て来れませんよね!」

    「ごめんなハヤヒデさん。俺もう駄目だわ」

    アタシが飛び出して蹴るよりも先にハヤトレが近くにいた奴の胸倉を掴んで吊し上げた。大の大人が本気で怒りを、殺意を向けて。

    「ひっ…て、天下のトレセンのトレーナーがこんなことして…」

    「俺頭いいからさぁバッジハヤヒデさんに渡したんだよ。だから今トレーナーじゃねぇんだ…それに…」

    駄目だ、駄目なのに止まらない、止められない。

    「友達こんな貶されて黙ってられる程賢くねぇんだ俺はァ!!」

    「やめっやめてぇ!」

    「ハヤトレ先輩その辺にしてあげて下さい」

  • 86二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 17:18:57

    >>85

    「トレーナーさ、どれーなーざぁん!!」

    「ごめんチケット、遅くなった…先輩も離してやってください」

    「…はぁ、分かったよ」

    注意を引くためか手を叩きながらやって来たのは白い髪と赤い瞳のチケットのトレーナー。一見落ち着いた雰囲気だけど汗をかいているし少し息も乱れているから急いで来てくれたんだろう。そうしていると尻餅をついたマスコミが声を振るわせながら情けなく喚いた。

    「こ、こんな事してどうなるか分かって…!」

    「うーんどうなるんでしょうかねぇ…知ってます?乙名史さん?」


    チケットの頭を撫でながら振り向いた先には名物記者の人が笑って立ってた。

    笑ってるけどいつもの笑顔じゃない、あれは敵意を示すための笑みだ。

    「素晴らしいです、トレーナーさん達を心配して取材に来られるなんて。ただご質問ですがどうして皆様はこちらを付けていられないんでしょうか?」

    そう言いながら彼女が引っ張ったのは腕につけた腕章。トレセンに許可を取って取材をしているという証。

    「許可を取っていない場合不法侵入罪や不退去罪に問われる場合がありますね。無理な取材ならプライバシーの侵害、名誉毀損と言った恐れもありますけど…ご存知ですよねA社の〇〇さん、B社の××さん、C社の△さん?そういえば◇記者は立ち入り禁止になっていませんでしたか?詳しいお話お聞かせください」

    「ゔっ…いや…その」

    「おいおいどこ行こうとしてんだお前ら人の質問には答えましょうって小学校で習わなかったのか?」

    「…まぁそもそももう警備員さん達がそこらで見てるから逃げれる訳ないんだけど」

    (ふざけるなよなぁなぁぁぁ許せねぇなぁぁ)

    (此方も抜かねば…無作法というもの…)

    一息で言い切るとずいと距離を詰め、逃げようとするマスコミをハヤトレがカバディのような動きで牽制してるのを見て思わず笑いそうになる。ざまぁみろ。

    「後は俺達がお話しておくから3人は先に帰って」



    ──先輩、トレーナー室にいるから。

    通り過ぎる瞬間アタシだけに聞こえるように教えてくれた。

  • 87二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 17:19:32

    >>86

    誰の声も聞こえない怖いくらい静かな部屋でアイツはぼんやりと座ってた。

    いつも窮屈そうにしてたソファはアタシが隣に座れるくらい隙間が空いていて。いつもバカみたいに笑ってた顔は何かを考え込むようで。契約を結んだ時に撮った不機嫌そうなアタシの頭に手を乗せている自分の写真を黙って眺めてた。

    入ってきたアタシにも気がつかないその様子が、アイツらしくなくて。

    一回りも二回りも小さくなったその身体はやっぱり見慣れなくて。でもアイツはアイツで。

    「…ねぇ」

    「──タイシンか!いやー今日はトレーニング見れなくてすまん!」

    「別に…アンタは大丈夫なのかよ」

    「ん?あぁ…やっぱり違和感はあるけど俺は俺だからな!」

    そうだ、見た目がちょっと変わったかもしれないけど何も変わってなんかない。コイツも、きっと他のトレーナーも。

    変わったのは、周囲の見る目。何も知らない奴らがアタシ達の関係を勝手に壊そうとしてるだけ。


    「それで今週末のレースについてなんだが…」

    「…アンタ次のレース来なくていいよ」

    「え?」

    「色々落ち着くまで…その、メディア出ない方がいいし一人で大丈夫だから」

    お願い、トレーナー。アタシよりも小さくなっちゃったその背中が崩れたら。

    誰よりも暖かくて優しいトレーナーが悪意と嘲笑に晒されたら。

    それでアンタが壊れてしまったら。心配で怖くて耐えられない。

    「で、でもタイシン…俺は」

    「うっさい!いいから来ないでよ!来たら一生口聞かないから!!」

    無理矢理会話を終わらせて逃げるようにその場から立ち去る。


    本当にこれでよかったの?

    アタシ達の関係ってどうしたらいい?

    アタシは…アンタはいつまで我慢すればいい?


    ぐちゃぐちゃになった頭と崩れそうな関係になんか見向きもせず、只々時だけが過ぎていった。

  • 88二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 17:20:12

    >>87

    『ゲートインが完了した模様です。一番人気は〇〇、二番人気はナリタタイシン、この二人による追い込み勝負がどうなるのでしょうか!』

    肌を刺すこの空気はいつまで経っても心を揺さぶられるんだろうな。そう思って瞳を伏せ頭の中身を整える。

    今回は間違いなくアタシと一番人気の追込み組の勝負になる、有力な逃げはいないからハイペースな展開になる…はず。

    一人の待合室は酷く静かだった。集中出来たはずなのに、どうしてこんなに違和感があるんだろ。

    考えるな関係無いものは全て置いていけ。

    スタートに備えて身構えた瞬間、遠くから他のトレーナーの激励の声が聞こえた。


    ──アイツ、来てないんだ。

    『各バ一斉にスター…おっとナリタタイシン出遅れたか!』

    バカ、なにやってんの!

    切り替えろ遅れを取り戻せ、取り返しのつかないことじゃない。

    そう思い周囲に目を向けて違和感を感じ実況の声で目を見開く。

    『先頭は…〇〇!追込型の彼女が気持ちいいくらいに大きく逃げています!虚を衝かれたか他の娘達に動揺が見られる!』


    ──やられた。あんた逃げも出来たの?

    想定外の事態だったのか他の娘も走りに精彩を欠いてしまっている。そのままずるずると時間が過ぎていってしまう。

    スローペースで縦長の展開、アタシにとって考えうる最悪のパターンだ。


    アイツと散々話したのに。この展開だけは避けようと一緒に決めていたのに。


    焦燥感が脚を鈍らせる。焦りが思考の邪魔をする。酷く喉が乾く。

    世界が狭まる。あいつらの言葉が、あいつらの目がアタシに付き纏う。


    ──アタシはどうしたらいい?

    何も出来ないままレースは終盤を迎えてしまった。

  • 89二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 17:20:54

    >>88

    くそっくそっくそ!!位置が悪すぎる!

    どうする、考えろ、考えろ!

    どこを突いて抜け出すべきだ?

    最適解を選べ、判断しろ!ここでしくじるわけにはいかないっ!


    内は詰まってはいるけど抜け出す隙間はある。一着は厳しいけど勝ち負けには持ち込める。

    外は…賭けだ。今いる位置から外に完璧に出る事が出来たら一着も狙える。だけどちょっとでもしくじったらそのまま届かずにおしまい。


    どうする、勝負するべき?するべきだ、そんなの分かってる。分かってるけど。


    ここで惨敗なんてしたらアイツに向けられる目はどうなる?

    視界が狭まる、息が乱れる。小さな背中が遠のいて手の届かない場所に行ってしまいそうで。

    …内だ。今回はこうするしかない…仕方ない。


    そう判断し脚を向けようとして一瞬目を閉じる。次に目を開けた時には気持ちを切り替えられるように。

    さぁいくぞ、三──二──


    「勝てえぇぇ!!タイシィィーーンッ!!」

    そんな叫びに思わず目を開けると。


    トレーナーが、いた。

  • 90二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 17:22:27

    >>89

    どうして、何で来たの。

    来るなって言ったのに。ほらマスコミが近寄ってきてるし周りの人が見てるじゃん。

    そんなアイツの眩しいくらい綺麗なエメラルドグリーンの瞳にはアタシしか映っていなかった。

    「頑張れぇ!!!がんばれぇーー!!」

    必死な顔で応援するその姿に思わず笑ってしまう。

    『最終コーナーを回った!先頭は〇〇!いや××が前に出たか!?激しい競り合いだ後ろの娘達は間に合うのか! ──先頭集団に迫る影!!あれは!』

    やっぱりアイツはアイツだ。バカで熱血でうるさくて──


    アタシの、最高のトレーナー。


    「うおおぉぉおぉぉぁ!!!」

    『ナリタタイシンだ!!ナリタタイシン外からいったぁ!』

    一人、二人、三人っ!!


    速く、速く、誰よりも速く!

    甘く見た、見ようとしなかった奴らに吠え面かかせてあげる!

    アタシが、アタシ達がマジだってこと、教えてあげる!!!


    『外からナリタタイシン!ナリタタイシン飛んできた!凄い脚だ届くか!届くか!抜いた!!ナリタタイシン差し切ったぁ!!』



    「はぁ…はぁ…はあっ…!!」

    心臓がはち切れそうな位うるさくて、それに負けない位歓声が響いてて、泣きそうな顔でアイツが駆け寄って来てて。

    「タイシン、タイシン!タイシンッ!!やったな!!!」

    うるさ。泣くのか笑うのかどっちかにしてよ。

    まったく…アンタに釣られちゃったじゃん。


    「へへっ…見たかっての!」

  • 91二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 17:23:03

    >>90

    表彰台の上でアイツがいつも通りにレースに向けてた熱意や対策を語っている。前なら身長を気にして乗らなかったけど今じゃ乗らないと取材がしにくいらしい。それ以外は自然体で何も気にした様子じゃなかった。


    一区切りついた後に真剣な瞳をした記者が言葉に気をつけながら姿の変化を問い、それに対してマイクを握り直して観客に対し胸を張って答えた。

    「みなさんご覧の通り私はウマ娘になりました。原因不明で元に戻るか戻らないかも分かりません…ですが!」

    一呼吸挟み一段と声を張り上げる。何者にも負けないように強く。

    「俺はどうなってもタイシンのトレーナーであり続けます!いつまでも!一生この最高の相棒を支え続け栄光を届けて見せます!だから、だから!!これからもタイシンの応援をよろしくお願いします!!」


    一瞬の静寂が場内を包み、大歓声が世界を揺らした。

    熱意、好意、敬意…暖かい感情がこもった声援がアタシ達に突き刺さる。みんながアタシ達を、その目で見ていた。


    すばっ素晴らっ…と感極まっている記者に向けられたマイクを手に取りこの場にいる全ての人に向けて吠える。

    「アタシの…アタシ達の実力、思い知ったか!」

    爆発するような大歓声が身を包む中、聞こえるか分からない小さな声で呟く。

    「アタシのトレーナーはアンタしかいないから…その…これからもよろしく」


    きっと迷惑をかけるだろう。きっと迷惑を被るだろう。そうであっても構わない。

    苦難も困難もこの脚でぶち抜いてアンタといっしょに勝利を掴んでみせる。



    アタシはナリタタイシン。

    最高のトレーナーの、最高のウマ娘だ。

  • 92おまけ22/06/10(金) 17:24:09

    >>91

    「うおおおぉタイシーーン!!!」

    うるさく叫びながらこっちに駆け寄ろうとする姿を見て思わず笑う。やっぱり何も変わってなんかない。

    そんな事を考えてたらアイツがお立ち台から降りる時に転びそうになった。身体が先に助けようと近づいて受け止める。


    細くなった腕がアタシの頭を抱き込んで、重力に身を任せて体重をかけてきて、アイツのバカみたいに大きくて柔らかくていい匂いのするそれがアタシの顔を挟み込んで──




    ──タイシンの性癖は破壊された。

  • 93後書き。読んでくれた方に感謝を22/06/10(金) 17:25:37

    ナリタタイシンお誕生日おめでとう。
    気がついたら6000字超えてたけどまぁ…本当に申し訳ない(メタルマン)
    最初の方のpartを見ながらなるべく要素を拾って書きました。イメージとしてはウマ娘化して初めてのレースまでの過程です。トレーナー達がどうやってメディアと戦ってきたか、世間に伝えようとしたのかが伝われば幸いです。

    なおナリタタイシンは所持していないためエミュはガバガバのガバ。

    なんで俺はタイシンを持ってないんだよ教えはどうなってんだ教えはお前ら禁じられたあんたんを平気で使ってんじゃねえかわかってんのか!?「言うっちまう」が生まれたのは人間が性癖に正直になったからだろうが金取らねぇのかよ!?クソッタレ!

  • 94二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 17:30:31

    良きものを見た

  • 95二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 17:52:44

    タ性破ノルマ達成

  • 96二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 17:57:28

    とてもいいSSでした

  • 97二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 18:11:40

    素晴らしい…

  • 98二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 18:12:49

    チヨトレのお誕生日記念マッサージ

  • 99二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 18:17:14

    なんで俺が少し目を離した隙にこんな良質なSSが出てるんだ…!?

  • 100二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 18:17:58

    イイね…
    変化した直後のマスコミ対応とかタイシンとタイトレの関係性とか含めて想像以上のSSが見れて感動した…

  • 101二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 18:27:15

    いい…

  • 102二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 18:46:18

    タイシンの誕生日めでたすぎだろ!

  • 103二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 20:10:42

    復活したー!
    恥ずかしくて隠れてたタイシンやっと出てきてくれるの?

  • 104二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 20:15:06

    タイシンが祝えるぞ! かこめかこめ!
    バースデーケーキ誰が担当だ!?

  • 105二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 20:17:58

    タイシンの誕生日めでたすぎだろ!
    誕生日めでたすぎだろ!
    タイシンの誕生日めでたすぎだろ!
    おめでたすぎだろ!

  • 106二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 20:20:22

    うおおおタイシンを祝える喜び!!!!!

  • 107二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 20:29:28

    タイシン!!!

  • 108二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 20:33:28

    いろんなトレーナーに祝われるタイシン
    嬉しくありつつも少し恥ずかしいけど耐えられるタイシン
    そんな中「タイシン!!おめでとう!!!」って指を怪我しつつもタイシンのぱかぷちを作ったタイトレ
    「ごめんな…いい感じのプレゼント思いつかなかったよ…」って少し凹むタイトレ
    それ見て「…バカ。あんたがつくったものなら何でも嬉しいよ」って顔を赤く耳をしおらせながら言うタイシン
    「本当か!?」ってタイシンに思わず抱きつくタイトレ
    そうしてタ性壊

  • 109二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 20:42:10

    せんせー!10年後に自分(と)の娘を撫でてるタイトレを見てしみじみ幸せを実感するタイシンは居ますかー?

  • 110二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 20:47:21

    どちらが産むかは戦争なので置いとくにしても、娘と一緒に居て幸せを染々と感じるタイシンは居る
    染々としている最中にタイトレがケーキを買って帰ってたりしてきたらもっと良いと先生は思います

  • 111二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 20:52:59

    ただいまー!!!!
    ケーキ買ってきたぞー!!!!

  • 112二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 21:01:57

    娘「けーき!」
    タイシン「あんまり甘やかさないで」
    タイトレ「タイシンのもあるぞ!宇宙一娘と一番愛してるタイシンのためだから奮発したんだ!」
    タイシン「う…うっさい……」カオマッカ

  • 113二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 21:11:09

    誕生日祝いを用意してきました
    1レスだけですがお借りしますね

  • 114二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 21:14:59

    トレーナー。
    アタシのトレーナー。


    うるさい、暑苦しい、うざったい、変な奴。
    ……アタシの担当をしてくれている変な奴。

    あの日、アンタと出会わなかったらどうなってたんだろう。
    『位置取り争い』はきっとし続けただろうし、もしかしたら悪評で学園を去ってたのかもしれない。
    腹が立つけど、アンタ以外がアタシの担当をしているところが想像できない。無駄にお節介焼きのアンタ以外。
    今度「引く手あまた」なんて言ったら本気で蹴り飛ばしてやろうと思う。


    ……はぁ。
    でも、こんな日ぐらい、少しだけ素直になってもいいのかもしれない。

    アタシはアンタと会えて良かったよ。ありがとう。
    これからどんなに辛く、苦しいことがあっても──




    ────やっぱアンタの隣が一番良いんだ。

  • 115二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 21:16:05

    うおっ……
    うおおっ……

    うおあああ……

  • 116二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 21:17:12

    浄化される…

    良いSSと良い絵だ…

  • 117二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 21:19:17

    タイシンおめでとう!
    浄化される絵だァ…

  • 118二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 21:20:19

    素晴らしい絵メカね…

  • 119二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 21:24:15

    名画じゃん…

  • 120二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 21:31:29

    あいつ朝からうるさそうだなと覚悟するタイシン
    それに反して大人しいタイトレ、問いただしても
    「今日はなにかあったか?それよりもトレーニングだぞ!」と言うタイトレ
    「そっか……覚えてないんだな……」と意気消沈するタイシン
    トレーニングが終わったあとトレーナー室に来るように呼ばれたタイシン

    ドアを開けるとたくさんのウマ娘そして、そのトレーナーたちが勢ぞろいになり
    「「タイシン、誕生日おめでとう!!」」とクラッカーが鳴り響かせその光景に驚くタイシン

    「はははっ!!驚いたか?!!タイシン!!誕生日おめでとう!!!」とサプライズに自慢げなタイトレ
    「うっさい!!ばか!!」とケリを入れるタイシン

    おまけ
    「タイシンの分のケーキだぞ!おっと!」
    転けるタイトレをタイシンが受け止める
    タイトレの豊満な胸が顔面に直撃しタイシンの性癖は……
    ※ケーキはオペトレがキャッチしました

  • 121二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 21:42:05

    >>120

    タイトレはサプライズ誤魔化すの不器用そうよねえ

    その分本番で誰よりも満面の笑み(自慢気)で祝う顔が浮かぶねえ

  • 122二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 21:46:47

    >>114

    最高…

    これまでの日々の全てが詰め込まれているかのような感じがしていい…


    >>120

    タイトレが隠し事下手なのわかる

    得意気になってるのいい…

  • 123二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 21:51:22

    タイトレが嘘下手そうなのとてもわかる

  • 124二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 22:09:02

    >>114

    うあぁ…すごい…感動しちゃった…

    やっぱり小さくなったんだなぁ…いやでっかいんだけど…



    >>120

    タイトレ絶対嘘つく時目を合わせてくれなさそう

    オペトレも色々準備してくれたんだろなぁ…

  • 125二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 22:17:49

    SSを投げさせて貰います
    タイトレとタイシンが出るけど誕生日を祝う内容じゃ無かったりするけどね……

  • 126二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 22:18:30

    タイトレさんを着付けるグラトレ(独)

    「ではでは~、脱いでくださいな~」
    「おう!」
    「おう! じゃないっ!!」
    開幕脱げという言葉とそれに応える威勢の良い返事、そしてその返事に対するツッコミが響き渡る。

    此処はグラトレのトレーナー室。
    普段はのんびりと書類を纏めたりしている時間だが、今日はタイトレとタイシンの二人が客人として来ていた。
    では何故その二人がトレーナー室に来ているかというと、話は数十分前へと遡る

    ─────数十分前
    (おっ、グラトレ!!!)
    (うるさい! そんな大声じゃ無くても聞こえるでしょ!)
    (おやおや、タイトレさんとタイシンさんですか~、お茶会の時間までは少し有りますよ~)
    元々タイトレペアと約束をしていたお茶会。
    しかし、約束の時間までまだまだ有るというのにタイトレとタイシンがグラトレの下にやって来たのだ。

    (……コイツに言ってよ)
    (スマンスマン! ちょっと頼みたい事が有ってな!)
    (……頼みたい事でしょうか~?)
    (ああ! せっかくのお茶会だからな、着物を着てみるのも良いかもなと思ってな!)
    (ゴメン……このバカが急に)
    (いえいえ~、構わないですよ~)
    どうやらタイトレは野点でのお茶会に合わせて着物を着てみたいのだという。
    そういう事ならば……
    (取り合えず~、私のトレーナー室で詳しくお話を伺いましょうか~)
    (ああ! よろしく頼む!!)

    そういう事で、二人はグラトレのトレーナー室へとやって来たのだ。

  • 127二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 22:18:50

    >>126

    所変わってグラトレのトレーナー室。

    取り合えずタイトレさん達に詳しく……先程と変わって無かったが……話を聞き、着付けを行う事となった。

    しかし、一つだけ問題が……

    「申し訳ありませんが~、着物は私の予備の一着しか無いのですよ~」

    「おっと、そうなのか?」

    「ええ、急な話だったもので~」

    「もう、アンタが急に言い出したからでしょ」

    「ス……スマン」

    「いえいえ~、急な話自体は問題有りませんので~」

    問題というのは着せられる着物が、予備の一着しか無いという事。

    着付け自体は今の身長である155cmよりも二人共小さいのでいけるだろうが、数だけはどうしようもない。

    仕方無いので、どちらが着るかを決めて貰わないといけないだろう。


    「さてさて~、どちらが着られるかを決めて貰わないといけませんね~」

    「むっ? そういう事ならタイシンに……」

    「はぁ? 着たいって言いだしたのはアンタでしょ?」

    「うっ、だけど俺はタイシンが着物を着ている姿を見たいぞ!」

    「な、なっ……わ、私は興味ないし着たがっていたアンタがヤッパリ着るべきでしょ!!」

    「あらあら、埒が明きませんね~」

    どうやら互いに遠慮し合っているのか、お互い譲る気は無さそうだ。

    正直このまま口論させ続けるのも不毛なので、横槍を入れて埒を明けるとしようじゃないか。

    そう考え、口論している二人を棚からある物を持って来る。

  • 128二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 22:19:06

    >>127

    「はいはい、お二人共話が纏まらない様ですので~……コレで決めてしまいましょうか~」

    「……何コレ? ザルみたいな茶碗とサイコロ?」

    「……グラトレ、丁半か?」

    「ええ、ええ、丁ならタイトレさん半ならタイシンさんが着物を着るという事で良いでしょうか~」

    「ああ! 良いぞ!!」

    「いや、丁半って何?」

    「ではでは~、不肖ながらこのグラトレ……壺振りをさせて頂きます」

    そう宣言したグラトレは、おもむろに着物を着崩し右腕を開けさせる。

    腋下に見えるのはサラシではなくスポブラだが、中々に壺振りらしい姿だ。


    「ちょっ!? 何で急に脱いだの!?」

    「おお~、カッコ良いな! ちょっと俺もやってみたいぞ!」

    「ふふっ、でしたら丁が出る様に祈ってくださいな~」

    「いや、俺じゃなくタイシンに着て貰いたいからな……半が来る事を祈るぞ!」

    「いや、だから何するのさ?」

    「では~、振らせて貰います! 丁か! 半か! 勝負!!」

    「半来い、半!!」


    「だから! アンタらは私に説明をしろ!!!」




    Tips:丁半

    丁半とは丁半賭博の事。

    壺と呼ばれる茶碗状のザルにサイコロを二つ入れてから振り、壺を開けて出たサイコロの目の和が偶数か奇数かを当てる賭け事。

    偶数が丁、奇数が半であり確率は丁度五分五分。

    時代劇で出て来る事が多い賭け事である。

  • 129二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 22:19:20

    >>128

    そして場面は冒頭へと至る。


    「ではでは~、脱いでくださいな~」

    「おう!」

    「おう! じゃないっ!!」

    そうやって、威勢の良い返事とツッコミを返した二人。

    返事をしたのがタイトレさんな事から分かる通り、出た目は丁だったのだ。

    この結果に嬉しい半分タイシンに悪い事をしたとの思い半分なタイトレさんと、本当は着てみたかったのか少し残念そうなタイシンさん。

    しかし、結果は出てしまったのだから仕方無い。

    その二人を尻目に、タイトレさんが着物を着る準備に取り掛からせて貰う。


    「それじゃあ脱ぐぞー!」

    「ええ~、着ていた物はそちらの机の上に置いていてくださいな~」

    「どうせアンタは適当に脱ぎ捨てるでしょ。 ほら、畳んであげるから渡して」

    「おお、やっぱりタイシンは素敵なお嫁さんになれるな!」

    「はぁっ!?」

    「ふふっ……」

    そんな微笑ましい会話を繰り広げる中、タイトレは着ていたシャツへと手を掛ける。

    そしてタイトレの性格に見合った様な豪快な勢いでシャツを脱ぎ、その反動で小柄な身長には見合わない大きな双丘がバルンと弾んだ。

    「……っ!?」

    「……っ!!」

    その、視覚への暴力とでも形容すべき光景に思わず息を飲む。

    いくら俺がグラスを偏愛しているとはいえ元は男だ、ここまでの視覚への破壊力は流石に理性にダメージが通ってしまう。

    ……それじゃあ、横のタイシンさんは?

    そう思い横を見てみると……

    「…………」

    「……お、お労しや」

    其処に居たのは何かを破壊された顔をしたタイシンさんだった……

  • 130二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 22:19:39

    >>129

    それからタイトレさんは着ていたスーツを脱ぎ終わり、清潔感の有る白い下着姿となった。

    ……タイシンさんは再度何かが破壊されていたが。


    「それでは袖を通して貰えますでしょうか~」

    「おう」

    何かが破壊された顔をしていたタイシンさんを放置して、着付けの話を進めるべく下着姿のタイトレさんに指示を出す。

    そしてタイトレさんからの返事を聞きながら着物を持ち上げて左右の袖に腕を通して貰う。

    そして今度は襟を左前にして着物の前を閉じ……

    「…………あ~」

    しかし、前を閉じようとしてある問題に直面してしまった。



    着物を着せる前はタイトレさんとの身長差が15cm有る事から丈を短く調整しないといけないと思っていた。

    大は小を兼ねると言う様に、短くする分には問題は無いと考えていたのだ。


    だが、実際は全くの逆。

    タイトレさんの方が13cmも大きい双丘のせいで布が取られてしまい、寧ろ丈が足りなくなってしまったのだ。


    というか前を閉めるのからしてキツイ、恐ろしい程に体格の違いを感じますね……



    とは言え着付けるなら前を閉めなければ話にならないので、帯で無理矢理締めてしまう方向で行きたいと思う。

    という訳で、此処はタイシンさんに協力を仰いで帯を取って来て貰いましょうか。


    「申し訳……」

    だが此処で気付いてしまった。

    この後は帯を締める訳なのだから、帯はタイシンさんではなく自分で持っているべきだ

    つまりタイシンさんに頼むのは帯を持って来る事ではなく……

    大変な事だがタイシンさんに頼むしかない。

  • 131二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 22:20:02

    >>130

    「タイシンさん、申し訳ありませんが宜しいでしょうか~」

    「何?」

    「私が帯を締めるまでの間~、タイトレさんの着物を押さえていて貰えますでしょうか~」

    「!?」

    そう……タイシンさんには帯で着物を締め切るまでの間、タイトレさんの着物を前で押さえていて欲しいのだ。

    つまり帯が締まるまでの間タイシンさんはタイトレさんの双丘を目の前で見続ける事に……


    「っっっ!!」

    「ありがとうございます! タイシンさん!」

    この犠牲を無駄にはしない、早急に帯を締め切らなければ。

    そう思いながら帯をタイトレさんの身体に巻き付けて軽く締める。

    帯を巻いた事でより強調されたタイトレさんの胸を前に、タイシンさんの顏が大変な事になっている……


    そして締め切るべく強めに帯を引き着物を締め付けたのだが……

    「おおっ、胸が」

    「ああっ、襟元が……」

    ……帯を強めに締めた事でお腹の方に布が引き寄せられてしまったのだろう。

    タイトレさんが着る着物の襟元が大変緩んでしまい、タイトレさんの深い渓谷が露となり白いブラも少し見えてしまっている。


    そしてタイトレさんの着物を前で押さえていたせいでその状態を間近で見てしまったタイシンさんは……

    「……ミ゚」

    「タイシンさん……」

    何かが破壊されていた……



    ……取り合えずタイシンさんは置いておいてタイトレさんの着物の着付けを続ける事にした。

    タイシンさんの犠牲のお陰で何とか着付けれそうなのだ、この尊い犠牲を無駄にしてはいけない。

  • 132二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 22:20:18

    >>131

    それから、1人の尊い犠牲の下でタイトレさんの着付けは取り合えず終わりを迎える事が出来た。

    ……タイシンさんに止めを刺した緩んだ襟元は放置したが。

    一応どうにかしようと試行錯誤はしたのだが、いまいち上手くいかなかったのだ。

    「……勝手に亡き者にしないでよ」

    「おや、タイシンさん気が付かれましたか~」

    そうこうしている内に、何かが粉砕されて停止状態だったタイシンさんが再起動を果たしていた。



    「おお! 見てくれタイシン! 似合ってるか!?」

    「……知らない」

    「はっはっはっ! そうかそうか!!」

    復活したタイシンさんと、それに気が付いたタイトレさん。

    着物を着たタイトレさんへのタイシンさんの反応は素っ気無いものだ。

    しかし、どうやらタイトレさんはそれだけでタイシンさんの心の内が分かっている様。

    ……心が通じ合っているというのは良いものだ。

    そんな事を思うくらいには仲良くしている二人に、どうしても笑みが零れてしまう。


    「ふふっ、お二方は仲が宜しいみたいですね~」

    「はぁ?」

    「ああ! そうだぞ!!」

    「……っ! うっさい!!」

    仲が良いと言う言葉を素直に肯定するタイトレさんに、タイシンさんは照れ隠しだろう蹴りをお見舞いするのでした。



    そして、蹴られた衝撃で盛大に弾んだタイトレさんの双丘にタイシンさんは何かが壊されていた……

    ……酷いカウンターを見た



    うまぴょいうまぴょい

  • 133二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 22:20:30

    >>132

    おまけ

    「しかし、その襟はどうしましょうか~」

    「ん~、俺は気にならないけどなぁ?」

    「ちょっとは気にしてよ!」

    「ん~……そうだ!」

    「おやおや、何か思いつかれたのでしょうか~」

    「グラトレさんに折角着付けて貰ってるのに悪いけど、さっきのアレやってみたかったんだ!!」

    「アレ?」

    「アレですか~?」

    「ああ!」

    そう威勢良く言い放ったタイトレさんは、着ていた着物の右肩に左手を置いて固定し。

    右袖から右腕を引き抜いて着物を着崩した、要はさっきグラトレが丁半をする為にしたのと同じ事だ。

    だが、グラトレとは決定的に違う要素が……

    それはタイトレがしっかりと着物を着れなかった要因、つまりグラトレより13cmも大きい双丘だ。

    これにより着物を着崩したタイトレの姿は大変な事になった。

    着崩した右側の白い下着が着いた丘は、胴を締める帯の上に乗り存在をこれでもかと主張している。

    そして、そんな状態で壺振りの真似事をするものだから大変揺れていた。


    「……っ!?」

    これには流石のグラトレにも貫通ダメージが入り……

    「……ミ゚」

    タイシンは再びシャットダウンした……



    うまぴょいうまぴょい

  • 134二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 22:20:40

    >>133

    了です

    誕生日とは関係無いSSでした

    腹切ります


    タ性壊多目のSSとなってます

    最初は着物着てお茶を飲んで足が痺れたタイトレがタイシンを押し倒すという話にする予定だったんです

    途中で、着物の片側を着崩したら凄くタ性壊出来るんじゃね? とか思い付いてしまっただけで……

    なので途中の丁半はおまけへの前振りだったのです……でも、俺は着崩したグラトレの方が見たかったりする


    これにて後書きも了です

    では、最後に一言だけ



    タイシン誕生日おめでとう!

  • 135二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 22:30:22

    うぉ……すっげぇいっぱい……

  • 136二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 22:42:12

    タ性壊たっぷり助かる…いやこれは無理でしょ…

    タイトレとグラトレが勝手に盛り上がって勝手に決めるの想像つきすぎて笑っちゃった。この二人も相性いいよね

  • 137二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 22:48:03

    >>136

    熱血クソボケのタイトレと天然マイペースなグラトレ

    軌道に乗るとお互いガンガン進み続けてしまうんですよね


    なので担当ウマ娘という制御装置が必要なのだ

  • 138二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 22:52:03

    お労しやタ性上

  • 139二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 22:58:34

    11レスお借りします

  • 140二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 22:58:55

    誕生日。
    それは自分にとっては「あ、来たんだ」という軽いもの。
    しかしお祝いする人達にとっては、特別な答え合わせの日だ。

    「……えーっと、それで、なんで俺に?」
    「ダストレ君なら、交友関係も広いと思ってね!」

    どの口が? という言葉をぐっと飲み込んで、俺ことダイワスカーレット担当トレーナーは、この通り! と下げられたアタマとデカチチに生唾を飲み込んだ。
    140-90-55-80という魔法の数字はもうお馴染みのことだろう。ナリタタイシン担当トレーナーは、どういうわけか俺にナリタタイシンちゃんの誕生日プレゼント選びを手伝ってほしいと言ってきたのだ。

    「ハヤトレさんとか、チケトレさんに頼んでもいいんじゃ……?」
    「ふたりにも勿論聞くよ。
     でも今年はせっかくだから、色々な人の意見を聞きたいんだ! ……頼めるか?」

    その上目遣いに、うぐ、と俺は答えに詰まる。
    スカーレットよりも遥かに低い身長に詰まった、スカーレットと同じバスト。
    なんと恐ろしい破壊兵器だろう。思わずデッッッッッッッッッッとかエッッッッッッッッとか言葉が出そうになる。

    「とりあえず、色んな人に聞ければいいんですよね?」
    「ああ! 俺が考えつかないことを出せる人は、トレセンにはいっぱいいるだろうしな!」
    「じゃ、色々案出せる人集めますか。聞かれてもアレだし、喫煙所行きましょ」
    「ようし、行こう……どうした? 首を押さえて」
    「いや、命が惜しくて……」

    俺は首を押さえて、努めて前を向く。
    今の俺はスカーレットのトレーナーであり、婚約者なのだ。
    「他の人に色目? 使ってもいいわよ」と張り付いた微笑みで返された言葉を、額面通りに受け止めるほどアホではないのである。

  • 141二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 22:58:56

    このレスは削除されています

  • 142二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 22:59:17

    「成程。それで私達か」
    「お誕生日とはおめでたい! 上腕二頭筋が鳴りますね!」
    「ひん……筋肉が鳴るってなにぃ……?」

    とりあえず続々集まってもらうとして、すぐ集まってくれたのはオペトレさんにスイトレさん、そしてリャイトレさんだ。
    フォーマル、ファンシー、マッスル。お三方それぞれのチョイスが光ることを期待して、俺は話を切り出した。

    「それで、タイシンちゃんに贈るものってどう思います?」
    「はい!!!」
    「はいリャイトレさん早かった!」
    「……これは自分は、プロテインや鳥の胸肉と答えることを期待されてますか……?」
    「大丈夫だよ! マジメに答えていいよ!!」
    「リャイトレ君。大衆の思い描くマッスルよりも、自分のマッスル性を信じてあげなさい」
    「自分のマッスル性ってなにぃ???」

    開幕からやや真剣な面持ちでアイデンティティ問題を持ち込まれ、苦笑交じりに俺達はリャイトレさんの回答を促す。
    彼も彼なりに人から受けるイメージと戦っているようだ。時々筋肉の会話しかできない悲しきマッスルモンスター扱いされるが、実は繊細なメジロライアンちゃんを支え導けるトレーナーだということを、俺達は忘れるべきではないのかもしれない。

  • 143二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 22:59:45

    「まあタイシンもいつもアスリートとして食べてるからな! できれば他のが聞きたい!」
    「イエス、マッスル! それなら、ステンレスボトルなんてどうでしょう!」
    「ステンレスボトル? あのアウトドア用の水筒ぅ?」
    「ええ! 思い出の品にするなら、日常に寄り添ったものを贈った方がいいと思います!」

    とても爽やかに、トモを叩いて笑うリャイトレさん。
    その言葉に、タイトレさんもうんうんと思わず頷き、リャイトレさんの言葉を更に促す。
    リャイトレさんはそれに気をよくして、更にポージングを派手にして語った。

    「積み重ねることが大事なのは、筋肉も思い出も同じ。
     なら、熱いハートを届けるものは、いつだって手に届くところに託しましょう!」
    「……その考え方、すごく好きだな!
     ありがとう、日常に寄り添ったものを探してみるよ!」

    それは日々の積み重ねを重んじるボディビルダーらしい哲学だった。
    嬉しそうに、楽しそうにメモを取るタイトレさんと、熱く語ってくれたリャイトレさんを見て熱が入ったのか、年嵩の分だけ知識を積み重ねたオペトレさんが口を開く。

    「個人的には時計を推したいところだがね。
     ここはやはり、レースに持ち込めるものを推したい」
    「レースに持ち込めるっていうと、装飾品ですか?」
    「そうだね。私の覇王に贈ったものだと、やはり指輪が……」
    「やめよっかぁそのグラビティチョイス」

    貴方達の関係割と重いんだよわかって?というスイトレさんの言葉に、オペトレさんも笑顔で引き下がる。
    タイトレさんやリャイトレさんも苦笑交じりに頷くが、赤らんだ頬が指輪を贈るというのがどういう意味に捉えられているかを如実に語っていた。
    俺はそっと左手薬指を隠した。これは愛してるんだからしょうがないんだってば。

  • 144二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 23:00:13

    「であれば、ミサンガなんてどうだい」
    「また懐かしいもの出したねぇオペトレぇ……」
    「えっ」
    「ああ! あれなら俺も作り方知ってますよ! 昔、学校でやりましたから!」
    「……なら重畳。あれならレース規定にも引っかからないし、思いの丈も託せるだろう」

    懐かしい……という言葉を反芻しながら、オペトレさんはミサンガを作れる材料がどこに売ってるか教えてくれた。
    その気になればもっとスゴいものを手配できるだろうけど、懐事情とその人の背景を汲んで適切なプランを組み立てるのは如何にもオペトレさんらしい。熱心にメモを取るタイトレさんに補足と豆知識を語っている辺り、俺の上司は随分と彼を気に入ったようだ。
    そうして、ふたりが語ったのなら自分の番だと追い立てられたのだろう、スイトレさんがおずおずと喋り始めた。

    「やっぱり、相手の好みに合わせた方がいいと思うんだぁ。
     タイシンちゃんの好みって、どんなのかわかるぅ?」
    「タイシンの好みかぁ……やっぱり、スマホのゲームとかかな?」
    「じゃぁ、そのゲームに出てくるアイテムに似せるとかかなぁ。凝ったのだと針仕事になるけどぉ……」

    こんなのとか、とスイトレさんが上げた手には、あみぐるみのチューリップが花を開いていた。
    どうやら会話する中で作っていたようだ。
    タイトレさんとリャイトレさんがおーっと声を上げるのにつられて驚きそうになり、俺は咥えたタバコを取り落とさないよう携帯灰皿にしまった。

  • 145二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 23:00:52

    「こういうの、すぐに作れるものなんですか!?」
    「練習次第だねぇ。でも、たのしいよぉ?」
    「脂肪の下にこんな繊細な筋肉が……全身を触って確かめても!?」
    「やめてねぇ???」

    それぞれ違った驚き方をしながらも、スイトレさんの意外な特技に興味津々になる。
    スイトレさんが手編みの材料を持ってきていたので、相談会は一気にあみぐるみ教室になった。
    プレゼントもこれで決まりかな?と思っていたところに、俺達に向けてクラクションが鳴り響く。

    「イクトレさん」
    『🙌』

    ちいさなちいさな蹄鉄師、イクノディクタス担当トレーナーさんが、お気に入りの乗用ラジコンカーで喫煙所にやってきていた。
    何をしているのかと問われたので、ここまでの経緯を簡単に説明すると、彼は得心がいったように頷いて、彼なりの答えを書き出した。

    『彼女の目的に貢献できるもの、というのはどうだろう』
    「タイシンの目的に、ですか?」
    『◯』

    つまり、走りに貢献できるものがいいのではないか、という如何にも実務重視のイクトレさんらしい言葉だった。
    イクトレさんはタブレットからいくつかのカタログを取り寄せて、タイトレさん達に見せる。
    ……みんな一気に仕事の顔だ。この辺りみんな一流というか、なんというか。
    呆れながらも、俺やスイトレさんも聞き逃さないよう耳を傾けた。

  • 146二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 23:01:21

    『お勧めはこのVRシミュレーター。目玉はレースエディット、逃げから追込まで想定状況を細かく作れる』
    「VRというと、ウマレーターのように数畳で動き回れるってことか。耐久性はどうです?」
    『勿論ウマ娘が基準値だ。買ってくれるならウマレーターなんて目じゃないチューンもやるよ』
    「バ場状況によって脚部への運動負荷が異なると思いますが、その辺りはどうです?」
    『鱗状のコンベアが細かく溝を作って対応する。だから値段がけっこう張る』
    「個人向けの価格とはいえないな。これはうちの会社でいくつか取り寄せて、専用の部屋を設けられるようトレセン学園に掛け合うのもアリかもね」
    「誕生日プレゼント選んでるんだよねぇ???」

    スイトレさんのツッコミでようやく正気に戻った彼らは、咳払いを交えて仕事から離れた。
    トレセン学園の住人は真面目な奴らが多いから、こうして適度に不真面目な奴らで軌道修正する必要があるのだ。逆だろ普通。
    イクトレさんはタブレットを片付けながら、個人的な贈り物ならと続ける。

    『走りを支えるものが、親しい人に贈られたものというのは、性能以上の効果を発揮すると思う』
    「えっ、そういうもんですか?」
    『◯』

    技術者らしからぬ言葉に、思わずタイトレさんも俺達も驚く。
    唯一オペトレさんが面白そうな顔をしているのを見て、イクトレさんはバツの悪そうな顔で追記した。

    『ウマ娘は人の想いを、絆を乗せて走るんだ。技術はそれを支えるに過ぎない』
    「絆か……イクトレさん、俺に蹄鉄の打ち方、教えてもらってもいいですか?」
    『人生のかかったものだ、甘くはしない。それでいいなら』
    「もちろん!」

    その力強い頷きに、イクトレさんは幼児らしからぬ微笑みで頷き返した。
    誰よりもちいさなイクトレさんは、その実だれよりも大人らしく振る舞っている気がする。

  • 147二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 23:01:46

    「ホッホッホッ……なにやら楽しそうな話じゃの」
    「こんにちは、みなさんっ」

    そんな俺らの背に声をかけたのは、大先生とその弟子……ダイタクヘリオス担当チーフトレーナー・サブトレーナーのふたりだ。
    おじいちゃんのようなおねえさん、その実は88の大先生に、みんなが頭を下げる。その中で「あっ、ヘリトレ先生!」と嬉しそうに声を上げるタイトレさんは、けっこうな大物かもしれない。

    「そういえば、タイシン嬢の誕生日じゃったか。ヘリサブは何か案はあるかの?」
    「はいっ。やはり誕生日ですから、ケーキのチョイスはかかせないかとっ」
    「「「「おおー、女子っぽい」」」」
    「も、元男です……っ」

    忘れがちかもしれませんが……っと声を上げるヘリサブだが、仕草とか恥じらい方が男好きのする女の子でしかないのが悪いと思う。というか主張しないからみんな元々女の子だと思ってて、ネイトレさんが同期での飲み会でめちゃくちゃに驚いてたのを俺は忘れてないからな。
    とはいえ、確かに誕生日といったらケーキというのは頷ける。しきりに頷くタイトレさんに、ヘリサブは付箋まみれの雑誌を取り出す。
    ……スイーツ特集だった。

    「ヘリサブ、お前……」
    「ちっ、違いますよっ!? これはヘリオスといっしょに回る為のもので……っ!」
    「要するにデートプラン用じゃの」
    「努力系トレぴっぴがよォ……」
    「ダストレさんっ!? 当たりが強いのですがぁっ!?」

    貴方の薬指はどうなんですかぁっ!とか言われたら言い逃れができないので、いじりはここで引き上げておく。
    ヘリサブはこうしていじっておくとわたわたおろおろしてカワイイのだ。大先生の背に隠れがちだが、ネイトレさんに並ぶか更に劣る23歳組よわよわ勢である。

  • 148二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 23:02:03

    「せ、先生はどう思われますか……っ?」
    「儂か。特に指南は必要ないと思うがのう」

    にこにこと微笑ましげに年長組が見つめる中、助け舟を求めるようにヘリサブは自分の師匠に話を振った。
    ヘリトレ大先生はくすくすと笑いながら、椅子に腰掛けてタイトレさんに向き合った。

    「必要なのは、タイトレ殿。おぬしが選んだかどうか、ではないかのう」
    「……俺が選んだかどうか、ですか」
    「そうじゃよ。贈り物は品の価値がすべてではない。贈り主が悩んだ時間で定まる。
     ……うちの婆さんは、一日悩むだけでは足りてくれなかったがのう」

    だからどう悩んだか、どうして選んだか話してあげなさい。
    そう語るヘリトレ大先生の微笑みは、確かに88年の歴史を感じさせるものだった。

    「……わかりました! タイシンと、いっぱい話すことにします!」
    「ホッホッホッ。それは1番の贈り物じゃのう」

    溌剌としたタイトレさんの笑みを穏やかに受け止め、ヘリトレ大先生はそれを肯定した。
    いじられたりいじってばかりだけど、こういう時は本当にウラトレ先生のお師匠さんというか、頼りになる人だと思う。

  • 149二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 23:03:17

    「いや、助かったよ! お蔭で今年もタイシンに喜んでもらえそうだ!」
    「俺は人集めただけですよ。タイトレさんのご相談って言ったら一発でしたし」
    「そうなのか? それは嬉しいな!」

    あれから続々とやってきたトレーナー達から話を聞いて、タイトレさんもどんな贈り物にするか決まったようだ。
    帰り道で礼を言われたので謙遜混じりにタイトレさんの人望を褒め称えると、素直に笑い返されて答えに詰まった。うちのサブトレさんなら蕁麻疹でのたうち回ってそうな真っ直ぐさだ。

    「……本当に、嬉しい、いやありがたいな。そんなに慕ってもらえてるなんて」
    「そんなにですか?」
    「そんなにだよ! 俺がどう思われてるかなんて、俺にはわからないからな」

    どう考えても人気者だと思うけど。という言葉をぐっと飲み込んで、そっと耳を傾けてみる。
    身体が変わったことで悩むトレーナー達を数多く見てきたこと、彼らに寄り添ってやれたか不安に感じることもあること。もっとコミュニケーションを取りたいが、みんな敬遠していないかと悩むこと……。
    思った以上に彼らしからぬ、けれど真っ当な人間関係の悩みだった。

    「正直、もっと考えなしに突っ込む人かと思ってました」
    「ひどいな! でもタイシンとはそんな感じに見えるか?」
    「ソッスネ……」

    あのねとめの区別がつかない顔を見せられたら、誰しもそう思うんじゃないだろうか。
    俺は悪くない……と思いたいが、リャイトレさんの件といい、偏見というのは自分で選ばない贈り物と同じなのかもしれない。善意も悪意もなく、差し向けられた相手を傷つけるかもしれない、ということだ。
    内心で反省しておく。

  • 150二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 23:04:26

    「もちろん、本当は苦しいとかは言わないよ。
     ……ただ、元気でいようとは思ってる」
    「空元気ですか?」
    「いや、心から元気でいようと思ってる! だってその方が、みんな心配しないだろう?」
    「あー……そっか。なるほど」

    それはタイトレさんなりの、ウマ娘化問題への向き合い方なのかもしれない。
    テイトレやタイトレさんの頃はウマ娘化もよくあることじゃなかったから、きっと不安も俺達以上のものだっただろう。
    そんな中でタイシンちゃんという気難しい子の相手をするなら、自身の心の元気を損なわないよう気を遣うというのは――テイトレの苦難を思えば、正しい選択だと思う。

    「じゃ、俺なりに考えた、最高の贈り物なんですけど」
    「お? ダストレ君も聞かせてくれるのか!」
    「ええ。……これからも元気でいること、ってどうですか」

    これからも変わらない、元気なタイトレさんでいること。
    それはタイシンちゃんにも、みんなにも最高の贈り物の筈だ。少なくとも、俺はスカーレットのそれで救われているから、そう思っている。
    タイトレさんは狐につままれたような顔をした後、心底愉快そうに破顔した。

    「それじゃ、毎日贈り物することになっちゃうな!」
    「一年間のサービスにしましょうよ」
    「そりゃいい! サービス券を作っておこうか!」

    ……後日、しきりにタイトレさんを蹴っては、だゆんぽゆんと弾む90cmにねとめの区別がつかなくなるタイシンちゃんが目撃されたそうだが。
    俺は悪くない。これからもタイトレさんと仲良くね、タイシンちゃん。
    うまぴょいうまぴょい

  • 151二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 23:05:01

    (あとがき)
    劇場版ダストレで出せなかったタイトレさんの一幕を作り変えて、本日のプレゼントにしました。
    劇場版ダストレでタイトレさんがいないのは理由があって、このスレの主役であるタイトレさんが出演すると必ずキーポイントに配役されるわけですが、そのキーポイント(物語の転換点)できちんとした出番を設ければ設けるほど、まるでタイトレさんがダストレに主人公交代したような構図になってしまったのです。
    タイトレさんは変わらずこのスレの象徴でいてほしいな、と思っているのでボツにしたダストレとタイトレさんの下りですが、今日やっと放流できました。

    彼が底抜けに明るい太陽みたいな人物で、お蔭でタイシンの精神的耐振動性は保たれていると思っていますが、そんな人物であっても悩んだり、考えたりすることはあると信じています。
    キャラクターを描写する時にわかりやすいネタを優先するのは致し方ないことですが、その「わかりやすいネタ」にキャラクターの思考が占有されるのは彼らをただの狂人のように扱っているようで心苦しく感じることがあるのです(あくまで個人的な所感です)
    彼らを生きている一個人として感じてもらうためにも、思考や描写は絶やさないようにしたいところです。もっと精進しないとね。

    タイトレさんが何を贈ったかはボカしておこうと思います。
    トレーナーさんの数だけ進言があり、このスレの住人の数だけタイトレさんが選んだ贈り物があるのでしょう。
    私はその「解釈」を他者に委ねることこそ、最も楽しい瞬間だと信じています。

    以上になります。それでは、140-90-55-80に愛を込めて。
    タイシン、誕生日おめでとう!

  • 152二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 23:20:20

    よかった、すごく…
    個々のトレーナーの価値観や考え方が理解しやすいしタイトレとの絡みがしゅき…

    ダストレのサラッとしたボケとツッコミいいよね。努力系トレぴっぴがよぉでおハーブが生えましたわ

  • 153二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 00:12:05

    いいね…
    ダストレからもタイトレが色々と考えてるのがわかるのがいい…

  • 154二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 00:20:03

    いい…

  • 155二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 00:38:08

    色々なプレゼントをくれた後おもむろにトレーナーは封筒を取り出した。プレゼントのどれもアイツがうんうん悩みながら、でも最後は選べなくて全部用意したのがわかる心の篭ったプレゼントだった。それで最後に出された封筒はなんなんだろ。
    「ビワハヤヒデちゃんに聞いたんだ。タイシンが一番喜ぶモノを」
    アタシが一番喜ぶモノ……?それで紙……?ま、まさか
    「待った。流石にまだ学生の身分だし」
    「大丈夫だタイシン。学生かどうかは大事なことじゃないんだ。受け取ってほしい」
    「……この………バカ」
    自分の顔が赤くなっているのを感じつつボールペンを用意して封筒から紙を取り出し自分の名前を書こうとそれを開いた。アイツの健康診断の結果だった。全部A判定(健康)だ。成る程ハヤヒデならたしかにトレーナーの健康がアタシにとって一番嬉しいとか言うだろうそう言われればコイツは健康診断を受けてきて嬉々として結果を渡してくるだろう。
    「結果は健康そのもの!これからもトレーナーを頑張れるぞタイシン!」
    「うんそれはとてもウレシイ、ちょっと席外してもいい?お花摘みってヤツ」
    「大丈夫だいってらっしゃいタイシン!」
    アタシはとりあえず部屋から出て近くの壁に頭を叩きつけまくった。

  • 156二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 06:27:28

    ――ナリタタイシン誕生祭・二日目

  • 157二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 06:48:40

    タイシン!!!
    誕生日パーティ2日目だぞタイシン!!!!!

  • 158二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 07:38:12

    おはようございます
    タイシン!!!!!

  • 159二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 07:38:41

    おめでとうタイシン!
    多分あと3日くらい続くぞ!

  • 160二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 07:43:16

    朝からうるさい💢

  • 161二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 07:45:39

    そっか…迷惑だったよな…

  • 162二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 07:50:36

    そうだよなタイシン…もうちょっと静かにするからな…
    ごめんな…

  • 163二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 07:51:15

    こんなことで凹むな💢💢

    ……わかれ、バカ

  • 164二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 07:57:28

    いつも通りの、いつもの屋上。
    といっても、たまに先客ばかりだけど。
    そんな場所に、普段見ない人がいたら気になるのは当然だったりする。

    「……なんでここに?」
    「あっ、タイシンちゃん。まあ、色々あって……」

    あのルドルフ会長のトレーナー。不思議な雰囲気の人だ。
    何処かで誰かが「実はウマ娘の彼と、人間の彼は別人で、人間の方は何処か別のところにいる」という噂もあるくらいに不思議な人だ。
    ──が、それは会ったことないウマ娘の間だけだし、あの人でそうなら、立て続けに何人も消えてその代わりのウマ娘が来ていることになる事実に、何故疑問を抱かないのか?

    っと、話がそれた。
    兎に角、アタシはあの人がそこまで嫌いじゃない。
    ……誰からも好かれる魅力、というもの自体が才能であり弱みなのだろうけど。

    「色々?」
    「そうなの。まあ、疲れちゃったり、本当にやろうかなぁって、思ってたり」
    「ふーん……まあ、何様だけど。いたら?ここ」
    「……うん。いるね?」

    そう言うあの人は、やっぱり尻尾が揺れている。
    男の頃からそんな気はしたけど、やっぱり感情が表に出やすい人らしい。
    ……あれであのバカより年上なのだから、世の中はわからない。

    「……ところでさ。サプライズって……どんなのが好き?」
    「えっ?」
    「ああいや。派手なサプライズ、大丈夫かなって」
    「んー……正直、そんな好きじゃないけども」
    「そっか。ありがと!」

  • 165二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 07:59:00

    突然話しかけてきて、突然この反応。そして去っていく。
    なんというかチケットと近いのかもしれないけど、なんだかんだチケットはうるさいだけじゃないんだなとも思う。



    ────数日後、タイシンの誕生パーティー会場の外。
    既に正座させられた三人のトレーナーを説教するウラトレ先生と、その後ろで花火を撤去するイクトレがそこにあった。

    「さて、シンボリルドルフ担当トレーナー、ゴールドシップ担当トレーナー、マチカネタンホイザ担当トレーナー」
    「はい……」
    「何故、このような場所で二寸玉……花火を打ち上げようとしたのですか?」
    「😡」
    「それは……魔ルド君が『タイシンちゃんそんな派手なの好きじゃなさそう』って言うから急遽ゴルトレ君特製五尺五寸玉を封印したのであり。本来は五尺五寸玉を打ち上げる予定でした」
    「そうそう!後、お祝いのため!」
    「……ああ。ちっと五尺五寸玉が無駄になっちまったのは手痛いが……ま、派手に祝おうってこったな」
    『待て、五尺五寸玉とは何だ』
    「……確かに、祝いのための花火というものは理屈はわかります。が、五尺五寸玉という危険物を産み出したこと。きっちり叱らせて貰いましょう」
    「待ってください、せめて二寸玉だけは……」
    「ダメです」

    こうして、五尺五寸玉という危険物は世に出ることなく消されたのであった。
    ついでに、三人からの贈り物は当日に他のトレーナー経由でちゃんとタイシンに渡されたそうな。

  • 166二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 08:24:54

    いい…い?
    5尺5寸玉…?

  • 167二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 08:31:23

    ルドトレも色々あって悩んだりしてるんだろうね…別人の噂が出てるのはメス堕ちしたことに由来するのかなと思ったり
    ところでこの五尺五寸玉直径1m軽く超えない…?号数換算で50号とかどんな花火を考えてたんだろうか

  • 168二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 08:38:27

    それはもう破壊兵器なのよ

  • 169二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 08:41:30

    世界最大の打ち上げ花火はアメリカの157.5cm、重さ1トンの花火らしいですね

    ……五尺五寸っておおよそ165cm……
    もし現地にギネスのスタッフがいたら世界最大の打ち上げ花火の記録を持つ謎のトレーナー三人組が……?

  • 170二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 08:45:40

    >>169

    きっとトプトレがつれてきたんやろなぁ…

  • 171二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 08:47:56

    打ち上げ誰がやるつもりだったんだ?専門の知識とか必要だろ?

  • 172二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 08:48:12

    >>171

    オペトレなら持ってそう…

  • 173二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 08:52:30

    花火じゃなくて花ビィだったかもしれないし…

  • 174二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 08:53:23

    >>173

    花ビィ職人の黒タマか……

  • 175二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 08:57:03

    ハナビィというゲームは…ある(ビィは関係ないです

  • 176二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:13:50

    知らなかった…ハナビィというゲームが本当にあるなんて…
    タイトレにプレゼントをどうするか相談されて折角だから自分も贈るかと考える人居そう

  • 177二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:18:37

    ハナビィ……なつかしいな……
    大分ケモケモしいアクションゲームだっけか

  • 178二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:28:49

    ケモミミトレーナー概念…?

  • 179二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:29:17

    >>178

    もうついてるよぉ!!!

  • 180二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:29:38

    ウマ娘の時点で既にケモ耳なのでは!?

  • 181二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:29:45

    >>178

    ぞ、属性過多……

  • 182二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:30:20

    次スレ立てまーす
    ウマ耳がケモミミでないという認識はもう大分やべえと思うのですわ!

  • 183二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:31:08

    >>182

    スレ立てありがとうございますですわ!

  • 184二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:31:58

    >>182

    ありがとうございますわ!

  • 185二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:32:52
  • 186二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:34:21

    >>185

    たておつですわ!

    ウマミミはいいですわ!

    担当によるトレーナーの耳ハムハムですわ!

    赤面あそばせ!

  • 187二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:34:33

    たておつですわ!
    実を言うとウマ娘からウマ耳の良さに目覚めましたわ

  • 188二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:34:50

    >>185

    たておつですわ!

    ウマ娘ちゃんの耳、個性があっていいですわよね……

  • 189二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:36:53

    たておつ

  • 190二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:37:14

    たておーつ

  • 191二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:38:08

    立て乙

  • 192二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:40:35

    立て乙

  • 193二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:41:19

    立て乙

  • 194二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:41:56

    立て乙メカ

  • 195二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:42:20

  • 196二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:42:44

    立て乙

  • 197二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:42:46

    うめうめうみゃうにゃ

  • 198二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:43:10

    うめビキニ

  • 199二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:43:19

    添い寝

  • 200二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 09:43:20

    ウマ娘になったあとにとりあえずウマ耳を触るトレーナーは居る

オススメ

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