- 1二次元好きの匿名さん21/09/27(月) 21:23:45
トレーナー室を訪れたフクキタル。
目にしたのは呆れたような顔をしてこちらを見つめるトレーナー。
理由は簡単、フクキタルが巫女のコスプレをしていたからである。
「フクキタル……似合ってるけど……もう満足だよ……」
ちなみにこれで5日目にして15回目だ。
「フッフッフ、そんなこと言ってもまだまだ見足りないのは分かっています」
フクキタルは見せびらかすようにクルクルと回った。
トレーナーの何か言いたげな顔が視界の中を右から左へ駆けていく。
5日前のようにまた褒めてくれるのだろうか。
フクキタルは期待した。
「いや……本当にもう大丈夫だって……あとそんなに回ると危ないよ」
違った。
「トレーナーさんも素直じゃありませんねぇ〜」
フクキタルはトレーナーの言うことを聞かずに回り続ける。
「フクキタル!本当に怪我するよ‼︎」
トレーナーの語気が強くなった。
「フッフッフ、でしたら素直になってくださぁい」
しかしフクキタルは更に回転のスピードを上げようとした。というか上げた。
その時である。
「アッ」
回転により膨れ上がった巫女服の裾が、机の上のパソコンを巻き込んだ。
物理法則に従って床へと落ちていくパソコン。
数瞬後、派手な音と共にパソコンと床が激突した。
「…………」
「…………」
沈黙の中、トレーナーはパソコンを拾い、そして開けた。
フクキタルから見てももうダメだと言える程に割れている。
「…………」
「……ヒュ、ヒュフュ〜」
フクキタルの下手な口笛が、トレーナー室に虚しく響いた。 - 2二次元好きの匿名さん21/09/27(月) 21:24:15
直後、食堂にて
「……なんか悲鳴みたいなのが聞こえないか?」
「?……すまない、私にはわからなかった」
「そうか、食べるのを邪魔してゴメンな」
トレセン学園は今日も平和である。 - 3二次元好きの匿名さん21/09/27(月) 21:26:04
フクってばま〜た調子に乗っちゃってぇ〜
それはそうとアイアンクロー - 4二次元好きの匿名さん21/09/27(月) 21:26:45
とりあえず脳天にチョップはかますフクトレ
- 5二次元好きの匿名さん21/09/27(月) 21:27:19
おしおき不可避
- 6二次元好きの匿名さん21/09/27(月) 21:27:49
マジのお叱りだった
- 7二次元好きの匿名さん21/09/27(月) 21:28:07
(30行制限緩和希望)
- 8二次元好きの匿名さん21/09/27(月) 21:28:11
物理的被害はあかんよ!
- 9二次元好きの匿名さん21/09/27(月) 21:30:42
アームロックくらいで許したれ
- 10二次元好きの匿名さん21/09/27(月) 21:32:07
- 11二次元好きの匿名さん21/09/27(月) 21:38:19