自分が放置していたSSや設定等を供養するスレ

  • 1没供養◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 15:56:47

    メモ帳に設定やSSの序盤を書き殴りまくっていた時期があったんだけど、久しぶりに読み返すと「これはもう続きや本文を書くことは無いな……」となってしまうものが結構あった
    このスレで、そんな没確定してしまった物を供養して行こうと思う

    直接スレ内に書き込んでいきます
    他のレスと混じらないように、トリップを付けています

    この設定はこうだった方が良いかも、等の反応があると後々の創作活動で参考にできるのでなんかあったらレスしてくれると嬉しいです

    手始めに、画像は文章じゃなくてお絵かきチャットに残していた謎の創作案です

  • 2どすけべおじさん◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 15:59:12

    設定を掘ろうとすると無限に闇を産出するタイプなので、うろ覚えですけどどすけべおじさんに子供をいじめの延長線上の遊び半分の性行為で失ったとかいう設定も付与してた気がします

  • 3尻ラブコメ◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:01:10

    ここからSS供養です
    ~~~~~~~~~~~~~

    時間の歩みはあまりにも曖昧だ。楽しければ矢のように早く、苦しければナメクジよりも遅い。
    さらに、誰かを好きになるとその曖昧な歩みは更に乱れたものになる。
    それを、(尻男)はある夏の夕暮れになるまでまったく自覚していなかった。


    (尻男)は野球部に力を入れてることを理由に高校に入ったが、全国から集められた特待生とくらべるとぱっとせず、
    2年になってもベンチ入りが見えない状態で、ぼんやりとパシリ扱いを受けている状態だ。
    マネージャー達の手伝いとして命じられた後片付けも、彼の扱いの低さを物語っていた。
    後輩たちはもう練習を終えて帰路についている。
    1年長く野球部で過ごした身なのに後輩がやった模擬試合、紅白戦のレコード整理が今の彼の仕事だ。

    「俺は一体何してるんだ……」
    「どうした(尻男)?何か悩みか?」

    彼自身への問いに、友人であり野球部マネージャーの(ガチホモ)が心配そうに尋ねる。
    それに反応したのは(ガチホモ)と同じくマネージャーの(乳女)だった。

    「ベンチに入れないからって悲観するのは早いよ。甲子園には間に合わなくても選抜には間に合うでしょー?」
    「そうかな?いまちょっと情熱が尽きそうなんだけど」
    「おいおい、らしくないぞ(尻男)。いつもなら語尾にびっくりマーク常に付けるぐらい元気だってのに」

    いつもは勢いのあるキャラを演じているのは、(尻男)なりの活の入れ方だ。
    (尻男)は気が抜けきってた事に気付いて「ぺしぺしっ!」と両手で自分の頬を叩いた。

    「そうだな!空元気からでも元気出してかないと!」

  • 4二次元好きの匿名さん21/09/28(火) 16:01:36

    絵的に愛せない…!!!

  • 5尻ラブコメ◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:02:36

    そう言って(尻男)は、今日の紅白戦のレコード整理を再開した。
    普段の調子に戻った(尻男)を見て、マネージャー二人も備品のチェックに戻る。
    彼らが顧問に命じられた仕事を終えたころには、太陽も中程まで沈んでいた。

    彼らは「また明日」と軽く挨拶し、校門で二手に別れた。
    いつも雑用で一緒になる3人の中で、(尻男)だけ帰る方向が違う。
    中学生の頃は野球部の皆同じ時間に帰れていたし、その中に帰る方向が同じ奴もそれなりにいたが、
    高校に入ってからは、一人で特に何も考えずに帰る事が多い。この日も、そんな帰り道になるはずだった。

    (尻男)が俯きながら歩いていると、影が見えた。前方に誰かいるらしい。
    ぶつかったら困ると(尻男)が顔をあげると、西陽によって朱色に縁取られた、丸いヒップラインが目に飛び込んできた。
    学年指定のジャージは、(尻男)や(ガチホモ)と同じ紺色。尻からもっと上に視線を上げると、短めのみつあみが2つゆれていた。
    (尻男)の心臓が、走り込みの時よりも強い存在感を伴って脈打つ。
    彼らの学年でみつあみを2つつけているのは、隣のクラスの(尻女)だけだ。
    水泳部に所属する(尻女)は、練習の後もう一度汗で湿った制服を着るのを嫌って、ジャージに着替えて帰る事がよくあった。
    今日もそんな日だったのだろう。気持ちよく泳いだ後に気持ち良い服を着る、彼女にしてみればその程度の「日常」だ。
    しかしその「日常」が(尻男)の時間感覚を大きく揺さぶった。
    (尻女)の歩調はあまり遅い方ではないが、それでも彼女の一歩が、彼にはやたらと永く感じられた。

    「あ、あの!」
    「……はい?」

    (尻女)が振り返ると、(尻男)は思いっきり叫んだ。

  • 6尻ラブコメ◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:03:54

    「いい尻ですね!!」
    「え?」
    「では、おつかれさまです!!」

    (尻男)は言葉を続けることは出来ず、彼女の横をダッシュで駆け抜けた。
    本人にとっても「自分が何を言っているのかわからない」という状態だった。
    発した相手がそうなのだから、言われた(尻女)にとっては尚更わけのわからない出来事。
    しかし「尻?いい尻?は?」という疑念をぶつける相手は、混乱を投げつけて猛ダッシュ。

    「ま、待って?!何なの?!」

    (尻女)のよびかけもむなしく、(尻男)は先に見える角を猛スピードで曲がっていった。
    流石は野球部員というべきか、角の曲がりっぷりのキレはうっかり教科書で手を切るがごとし。ベースランニングで鍛えられたのだろう。

    ダッシュしている中、(尻男)は自分が(尻女)の尻に惚れた事を思い知らされていた。
    いくらスピードを上げても、(尻女)の尻を見た瞬間の息つく暇もない緊張感と、
    その後に感じた心臓の存在感には、ぜんぜん届かない。
    玄関に駆け込みぶっ倒れた所で、ようやく正常な思考が彼に戻ってきた。

    「ゼェー ゼェー  ハァ ハッ (そうか、あの尻……隣のクラスの(尻女)さんが俺の運命すなわちディスティニー)」

    ……正常と言うには若干難があるか。
    恋の自覚をかみしめている(尻男)を母親が叱りに来た。

    「ちょっとー(尻男)!きちんと手あらいなさー……何やってんの。ベロ出して変態みたいよ」
    「ハァハァ……うん、ちょっと……ゼェ……好きな子ができて……ハァ」
    「あら。良かったじゃない。手ぇ洗ってきなさい」
    「はーい」

    こうしてある夏の夕暮れに、尻に惚れた男と、尻に惚れられた女が誕生した。

  • 7尻ラブコメ◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:05:13

    さて翌朝。(尻男)は昨日の(尻女)へのうっかり発言をうっかりとも思わず、彼女の前に姿を現した。
    体育系部活の朝練は基本的にグラウンドでの走り込みなので、どう思ってようが部活を優先すると顔を合わせるのだが。
    (尻男)はきちんと気持ちを伝えなければと昨晩勝手に盛り上がっていたので、(尻女)を周囲に断って校舎裏に連れ出した。

    「(尻女)さん!どうしても伝えたい事があるんです!」
    「あの、昨日変な事言ってましたよね?ちょっと、そこのとこ……」
    「昨日尻を見て確信しました結婚して下さい!」

    (尻男)は運動部の中でも縦社会化の激しい野球部にいるから……とかそういうわけではなく、単に声がでかい。
    普段はまじめな(尻男)が朝連を抜けた事に興味を持ちついてきた連中がそれを聞き落すわけがなかった。
    あと(尻女)が連れて行かれるという事でついてきた野次馬もそれを聞き落すはずがなかった。
    本人達には見えない校舎の陰から ざわ… ざわ… という空気が漂う。

    「あの、昨日も、いきなりおしりの話題でしたけど、そういうのどうかとおもいますっ!」
    「結婚して下さい!」
    「人の話を聞け いがぐり頭!」
    「(尻女)さんこそ俺の話を聞いてください!俺のあなたの尻への思いは本物です!」
    「勝手に人のお尻ガン見する人と結婚とかありえません!」
    「あきらめませんフォーリンラブ!!」
    「嫌です! 単にお尻見たいだけって話ならもうあっち行ってください!」
    「見たいんじゃなくて好きなんです!」
    「そんな告白で信じられるわけないでしょ?!も、もう、私、戻ります!」

    互いに語気荒く言いあった後、(尻女)は(尻男)の尻への視線を手でさえぎってグラウンドに戻っていった。
    人が見ている中を強引に追いかけるわけにもいかず、(尻男)は立ちつくす。

    「何故だっ……!!」

  • 8尻ラブコメ◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:05:54

    愕然とする(尻男)の言葉を聞きながら野次馬達は囁き合う。

    「尻尻言うからだよね……」
    「尻で一目ぼれかー…」
    「おれだったらもし本当にそうでも本人に第一声でいえねーよ」
    「いや、僕は評価する」
    「っていうかあの人誰だっけ?」
    「野球部補欠の(尻男)だよ」
    「2年生だよね」
    「それより朝連戻らないと怒られるぞ」
    「そうだね」

    うなだれる(尻男)を置いて野次馬のほとんどはグウランドに戻る。
    一人だけ、野次馬に混じって事の成り行きを見守っていた(ガチホモ)が校舎の陰から(尻男)に歩みよって優しく話しかけた。

    「(尻男)、練習に戻ろう?」
    「(ガチホモ)……俺、振られた……」
    「今は戻ろう。じゃないとコーチにどやされるぞ」
    「そうだな。戻って練習して、もう一度(尻女)さんに告白する!今日の所は悔しさをバネにする感じで!」
    「ああ……あぁ?」
    「行こう(ガチホモ)!」

    駆け足で走り込みの輪に混ざりに行く(尻男)の後姿を見ながら、(ガチホモ)はつぶやいた。

    「めげない奴だな……」

    (ガチホモ)が練習が終わった後のケアをすべく各マネージャー達の輪に戻ると、驚異的な速度で(尻男)の話が広まっていた。

  • 9尻ラブコメ◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:07:22

    「あ。(ガチホモ)君!聞いた?(尻男)君の話ー」
    「女の子にいきなりお尻の話から入るって、どんな人なの?」
    「ねー、ちょっと神経疑うよねー」
    「その場で聞いてたよ。……どうも、女性陣には不評みたいだね?」
    「だって(尻女)ちゃんお尻大きいの気にしてたし」
    「それにあの子、どっちかって言うと潔癖だもんね」
    「告白する相手の事よくわかってないのに好きって言うのとか、ロマンがないよねー」
    「そう?一目ぼれとかイイと思うけど。でも尻じゃね……」
    「なかなかに厳しい意見が多いな。(尻男)はまだ諦めてないみたいだが……(水泳部男マネ)、どう思う?」
    「え?僕?ええっと、潔いけど、(尻女)さんにはあんまり効果的じゃないかな。潔さは評価するよ?うん」
    「いくら潔くっても、もうちょっと別の言い方あるよねー」
    「ねー」

    (尻男)バッシングの流れをやっているうちに朝連の時間が終わり、マネージャー達は水分補給用の麦茶を部活生にふるまう。
    その中で(尻女)はそそくさと、それを受け取らずに部室に戻る。それを、ニヤニヤした水泳部数人が追った。

    「告白されたんだって~?」
    「あんなの告白じゃないです。変な人が変な事言ってただけですよ」
    「あー!それ、ツンデレっていうんですよね!ツン!ツン!デレ!ツン!デレ!ツン!ツン!!」
    「何言ってるの?!」
    「よっ!ヒップで魅了する女!良かったじゃん、気にしてるって言ってたけどそれで男オトせたじゃ~ん」
    「うれしくないわよ!」

    そんな(尻女)に助け舟を出すように、予鈴が鳴る。「授業におくれるのは勘弁」と、からかっていた面々も着替えに急いだ。
    着替え終わった後小走りに廊下を急ぐ(尻女)。同じく着替え終わったばかりらしい(尻男)があとを追いかけてきた。

    「(尻女)さーん!」
    「ひゅわっ?!」
    「今はゆっくり話せないですけど、俺あきらめません!」

  • 10尻ラブコメ◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:08:54

    朝連の事の成り行きを知らない生徒が、その声で「何ぞ?」と廊下に顔を出す。
    あからさまに嫌そうな顔の(尻女)が「えぇ~」と嫌そうな声を上げるのも構わず、(尻男)は教室に入る。

    「おはよう(尻女)ちゃん、どうしたの?あれ?」
    「(友人A)ちゃん……あ、うん。今朝告白されて振ったんだけど……」

    (尻女)の方も野次馬化した友人と軽く言葉を交わしながら自分の教室に戻った。

    その日の休み時間は、(尻男)と(尻女)にとって、あわただしいものになった。
    野次馬によって噂は水に落ちた水溶性インクのようにぶわっと広がり、その真偽を確かめようと彼らの元にさらに野次馬がやってきたのだ。

    「よぉ(尻男)よぉ、隣のクラスのさ、(尻女)が好きなんだって?」
    「あれ?俺、(茶髪DQN)に話したっけ?!」
    「水泳部の女子から聞いたんだけど、どうなんだよ」
    「そっか。(尻女)さんの事は大好きだよ!」
    「マジで?チョー受ける。あいつめっちゃキツいじゃ~ん、あ、もしかしてM?ドM?初めて見たチョー受ける」
    「でも尻がかわいかったよ!」
    「え?いきなり尻見たの?生尻?」
    「ジャージだったよ!」
    「えー、それでホレるとかマジありえんし~。人づきあいって心じゃん?ハートが無いとうまくいかねーってウケル」
    「そうかな?俺は運命だって思ったよ!」
    「運命って(笑)ロマンチストスポーツマン気取りかよ」

    茶髪の、人柄の良いと言えないクラスメイトに絡まれている(尻男)を見て、(ガチホモ)が会話に加わる。

    「部位はともかく、一目惚れ自体はいいんじゃいかな?もっと善後策を考えるべきだとは思うがな」
    「ぜんごさく?前から後ろから?!まだそんな大胆にはなれない!!」
    「違う」
    「うわー、(ガチホモ)意外と大胆じゃねーかよマヂウケる」
    「違う。後から上手にまとめる方法って意味だ」

  • 11尻ラブコメ◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:09:58

    「あーあー、あれ、上手く言いくるめるみたいな?女ってマヂ恋の駆け引き真剣だけど男もそうなれみたいな?」
    「……まぁ、大体そんな感じか。(尻男)は色々直球すぎる」
    「ポジションレフトだから変化球なくても大丈夫だよ!」
    「え?野球選手って全員消える魔球できるもんじゃないの?マヂショック」
    「消える魔球が頻出してたら大変だよ!!」
    「(茶髪DQN)は野球のルールと効率を考えてみたほうが良いな。あと(尻男)、お前へのアドバイスはまた時間がとれる時にしようか」

    (ガチホモ)はそう言うと教室の壁掛け時計を指差す。あと1~2分で休憩時間が終わりそうだ。

    「うっわやべー。次の授業教科書借りようと思ってたのに」
    「今行けば間に合うぞ」
    「(ガチホモ)サンキュー!」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~

    残っていたのはここまでです。
    おそらく、当時の自分は真っ当なラブコメを書こうとしていたみたいです

  • 12フロンティアへようこそ◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:16:56

    小説やSSではなく、漫画として描こうとしていたものの設定とプロットっぽいのです
    ~~~~~~~~~~~~~~

    世界設定
    緩やかな崩壊を迎える世界から逃れるように別の時空に点在する楽園が存在した
    その空間には緩やかな崩壊の始めから終りのどこからかランダムに人が集まっているようだった
    そんな楽園に来てしまった少年視点のお話

    登場人物
    少年。楽園に来てしまった少年、一緒に来ている少女に恋心を抱く
    少女。大人しい少女、顔立ちは可愛いよりも美形の方向
    サングラス。少年や少女と同じぐらいの男の子。日の光に弱くお手製の変なサングラス(ゴーグル?)をつけている
    そのほかの人。悪い人
    神の代理。楽園に完璧な人だけが入れるように頑張る人達。完璧でない人はさらって完璧になるように改造する

    1、2、4話は20P前後。3話は30P近く? 5話は4~8P

  • 13フロンティアへようこそ◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:17:45


    長いトンネルのような描写
    少年と少女が気づいたら澄み渡る青空と草原の楽園にとうちゃくしていた
    顔を見合わせてどこだろうと疑問に思う二人
    サングラスが通りかかっていろいろ教えてくれる。しばらく泊っていってよとのお誘い
    誘いに乗る少年と少女
    サングラスは話し好きでいろいろ話したりご飯用意したり
    そこそこ楽しい感じで夜は更けていく


    少年と少女は二人ですむための家を造ることにした
    それまではサングラスと同居
    少女が座り込んで休憩し、少年が弁当をとってくることに
    しかし、そのせいで少女は見知らぬ男にレイプされる
    サングラスが隠し持ってたヤリで男を殺害
    少女はサングラスにも少年にも警戒心を抱くようになってしまう


    少年のほうは少女と離れることをおびえるようになったためサングラスが3人分の食料を探しに行く
    しかし、サングラスは神の代理に誘拐されてしまう
    彼の光に弱い目は完璧ではないといわれ、手術台に固定されて目に小型のロボットが侵入していく
    眼球の中を動き回られる感触と恐怖で発狂
    壊れた脳を戻すために頭を割られるサングラス
    しかし彼を戻す間に別の人を戻せると判断され「失敗作」の標本にされることに

    サングラスが帰ってこないことをいぶかしむ少年と少女のもとに神の代理が現れ
    強姦され完璧ではなくなった少女の再生手術のために少女を連れだそうとする
    少年が自分も行くといいはったため、二人そろって神の代理についていくことに

  • 14フロンティアへようこそ◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:18:58


    少女の再生手術中にサングラスの標本を見つけてしまう少年
    神の代理を間違っていると非難するがそれは少年が不完全だからだと認識される
    もうひとつの手術台に乗せられる少年
    再生を終えた少女もまた、あまりにも人に恐怖するので少年とともにもう一つの手術を受ける羽目になる
    額に張られるたくさんの電極と、細いドリルの描写
    ドリルが少年の額をつらぬく影絵


    額に赤い点のある少年と少女
    二人が最初に立っていた場所にたいして直立。風が二人の髪をゆらす
    新たな楽園への来訪者
    同時に、にこりとわらって「フロンティアへようこそ」

    ~~~~~~~~~~~~~~
    個人的には好きなんですけど、扱える気がしないという意味での没です

  • 15壊れるような愛を乞う◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:22:52

    なろう投稿用に書きかけてたはず
    設定の肝部分をメモっていなかったせいで続きが書けなくなった物

    ~~~~~~~~~
    タイトル:ヒロインさんは壊れるような恋を乞う

    *あらすじ
    雨の日に足を滑らせて滑落死した大学生の主人公は、乙女ゲームの主人公であるミメリ・アプリコットに転生した。転生を自覚した当初こど、やった事のあるゲームへのヒロイン転生にときめいていたミメリだが、本来のヒロインであれば知らなかったはずの情報を知ってしまう。知ってしまった情報と、嘘だと思いたくて試した結果によって病んだミメリは、転生当初「絶対にそうはなるまい」と考えていた悪女そのものの電波ヒロインの道を歩みながら自分だけの愛を探そうとする。

  • 16壊れるような愛を乞う◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:23:25

    *本文

     私はミメリ・アプリコット。高い魔力と愛らしい見目を持つ、元平民の子爵令嬢。この世界の主人公《ヒロイン》だ。
     今日は、私からすれば何回目かも覚えていない第150期魔法学園入学式――そう、私はこの学園で過ごす日々を、もう何度も繰り返している。
     その上、私の大本の魂はこの世界のものではない。ここに来る前は、繰り返している学園生活をゲームとして遊べる世界の、ごくごく普通の大学生だった。

    (現実《ここ》はスキップ機能が無いからめんどくさいなぁ)

     聞き流し飽きたお偉い方々のありがたい言葉を、脳に届けない様にこの先の事を考える。

    (逆ハー、もっかいチャレンジしようかな……悪役令嬢のマリア様を追放じゃなくて処刑にして、隣国との戦争を泥沼にするの。私のために世界が壊れていくのは、きっとちょっとは愉しいわ……ああでも、むなしさは変わらないか)

     お偉方の話が終わり、入学後の適性検査に進む……前世でゲームをしてた時は、ミメリの適性はわからなかった。
     検査結果が出ないのは基本的に無属性と判断される。無属性の魔力は暴走すると危険なので、他の属性の人達と親密に過ごすことで各属性の法則を身に着けるというのがゲームでの理屈だった。

     ……私は、本当の事を知っている。その上で無属性を演じるために、本当は検査の際に外さなければいけなかった祖母の遺品のペンダントを服の中に忍ばせたままにした。

    「ミメリ・アプリコット嬢は無属性のようですね。魔力ランクがAで無属性となると……クラス分けは第一クラスがよろしいでしょうね」

     検査技師の言葉をうけて、貴族たちの声がざわざわとさざ波のように広がる。
     第一クラスは特別なクラスで、本当に馬鹿にならないレベルの貴人か、本格的に希少な魔力持ちしか入ることができない。
     そんなところに下位貴族の令嬢、もっといえば魔力量だけで見出された元平民がもぐりこむというのだから、ひろがるさざめきは攻撃的な空気を孕んでいて当然だった。

    (いっそのこと、魔力ランクも誤魔化してくれたらよかったんだけど……まあしょうがないか)

  • 17壊れるような愛を乞う◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:24:01

     断ろうとするのは無意味だ。無属性なだけならば下位クラスでもいいけれど、魔力の質と量を示すランクがAと高い私だとそうはいかないと過去の周回で学んでいる。
     だから私はいつものように、不安げな表情で胸元に手をやりながら、安心させようという面からの説明を聞き流した。



     数か月後、私はすっかり攻略対象全員に囲まれてかわいがられる立場におちついていた。
     ……当然、女性陣からの評判は良くないし、良識のある男性からもあまりいい顔はされない。
     当たり前だと受け入れてもいいけれど、そいつらの小言をイジメだと言って攻略対象たちに泣き付けば、どいつもこいつも私を庇って他の女やまともな教員にくってかかってくれるのが妙に面白くって、彼らに何度も告げ口した。

     ゲームのミメリなら本当に手ひどいイジメにあうし、理不尽にさらされてそれをヒーローたちが助けてくれる。
     平民が貴族の知識を知らずに近くなりすぎた事を恥じて距離を取ろうとしたのを、君が欲しいと迫ってもらえる。

     だけど、私はそうじゃない。
     産まれた時から子爵家に引き取られるのがわかっていたから、ゲームよりも早期に接触して学園で問題が起きないように早めに教育を受けさせてもらった。
     幾度もの繰り返しで、王子の婚約者のマリア様に次ぐレベルで美しい所作で振る舞う事も出来るようになっている。
     私はそれらの要素を殺して、ヒロインであることを前提に男を侍らせているだけの悪女だ。

    「ミメリ、なんだか浮かない顔だね?」
    「ルーさま……実は、上級生の方に私の行動を注意されたんです……ただ歩いてただけでも気に障るぐらい、歩き姿って平民と貴族で違うんでしょうか……?」

     上級生がいわんとしていたのは、今こうしているよう人目をはばからず王子の肩に頭を預けているような振る舞いなのはわかっている。
     わかっているけれど、こういえば王子も、他の連中も、自分の身を落とす事だと気付きもせずに私の言葉に狂って指摘した人々に噛みついてくれる。

    「そんなことはない!ミメリが歩く姿は、花のほころぶ頃の風のような軽やかで暖かな姿だ!それをとがめるだなんて……そいつの名前はわかるか?」
    「いえ、初対面でしたから……でも……言われたことが嫌がらせだったとわかっても、ルーさま達がそのぶん私を庇ってくれるのが、うれしいです。私、本当に素敵な友達に恵まれました」

  • 18壊れるような愛を乞う◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:26:32

    ~~~~~~~~
    ここまでしか残っていませんでした

    うすぼんやり覚えている感じだと、理由があって電波ヒロインになる本当に壊れてしまった子と、それを受け入れるヤンデレの相互依存破滅が書きたかったおぼえがあります
    根幹設定を忘れているのでどうしようもないのですが

  • 19国・民・人◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:30:03

    じぶんにはあつかえないなあとなった設定です
    ~~~~~~~~~~~~~~~
    人口を国家間での貨幣のように扱う世界

    話し合いがこじれる→資金で解決

    資金がない→暴力で解決

    暴力をするには人手が必要→どのぐらいの人数がそれに割けるか示す


    「話し合いが拗れたらその国の人口と教育の質が決め手になる」→民が国の道具となる風潮が強まっていく

    ____
    ココまで思いつき
     ̄ ̄ ̄ ̄
    こういう状態になった世界を舞台にした話

    *国・民・人
    これのシリーズという事で考えよう

    おそらくこの世界は「国という生物を成すための人間」と「自立意識の強い人間」にうっすらわかれている

    国という生物の細胞となっている人々にとって、個人意識の強い人々は癌細胞のような存在
    個人意識の強い人々にとって、国を成すための人々は別の動物の臓器に見える

  • 20国・民・人◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:31:11

    どちらのあり方も、「間違い」ではない
    どこに存在意義を見出すかは人それぞれであり、
    この場合は「自己」に行くか「共同体」に行くかの違いだけ

    もっと言えば
    1・自分の欲求のために共同体を必要とする
    2・自分の欲求のために共同体を必要としない
    3・自分の欲求は無く共同体に頼る
    4・自分の欲求は無いが共同体を必要としない
    というふうに別れていて、
    1が寄り集まり共同体を成し、それを維持する事に意味を見出す3が加わっている。
    そのほかという括りで2と4がいる
    その構造を理解せずに、共同体の殻を本質と思った人々が上にいる状態

    それに反発する人も当然いる
    その中には単に嫌がっている人も、内部を判っていて危機を覚える人もいる

    国同士の人物トレードに焦点を当ててもいいし
    その流れに逆らおうとする人々に焦点を当ててもいい

    必要なものは「その中でその時の主人公がどこに属してどのように生きようとしているか」

    国とそれを構成するための民とその民を構成する人
    人が国を欲して民になったり、国が民を求めて人を集めたり

  • 21国・民・人◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:32:06

    _革命編

    科名 ゆり(カメイ ユリ)
    1に属する性質の人物。クーデターの首謀者。
    国のために人が消費されるのを憂う。「国と民と人」の構造をなんとなく理解している。
    人間通貨の流れに歯止めをかけるのを目的としているが、
    自身の目的や言葉の解釈が受け取る人によって異なる事も理解している。
    →預言者の苦悩
    黒髪ちょいハネのボインちゃん
    劇中死亡

    アレク・アクス
    2に属する性質の人物。ゆりに賛同する青年。
    国を解体して「人」を解放するのが目的。しかし、民という性質の人間の事が判らない。
    人を通貨として扱う国がなければ、だれもが一人の人間として生きていけるものだと思っている。
    国を殺す事が、民を殺し、人が生活するのに困難をもたらす事をゆりに指摘されても怪訝な顔。
    →善意の凶悪な刃
    体格の良い金髪ヤンキー系

    主人公(名称未設定・男性)
    4に属する性質の人物。国が気に入らないのでゆりについていく。
    ゆりの話を最も多く吸収していく。ゆりの思考と自分の思考が違う事は最初になんとなくわかる。
    彼女の預言者の苦悩を傍で見ながら、自分の成すべき事について考える。
    ゆりの死亡に伴う分裂や暴走を制御する。
    彼女のできなかった革命は、彼によって為される。
    →英雄/犯罪者

    ~~~~~~~~
    革命編の設定しかないあたり、キャラ造形のあたりで力尽きたことがわかる

  • 22シンデレラの魔法使い◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:38:54

     異なる世界の記憶を持つ魔女として辺境でのんびりと過ごしていた私、ユーカにはとても大切な友人がいた。
     マルシアという名の彼女は、優しく、美しい人だった。
     その優しさが世間を知らぬからこそだとしても、マルシアの心づかいを見て彼女を愛さぬ者はいなかった。
     彼女のことは何でも覚えている。はじめての恋に頬を染めて幸せそうにするのも、その恋が実って遠くに行くときの離別の涙も、魔女であるからついていけぬ私に永遠の友情を誓ってくれた事も。

     そんなマルシアの娘のそばに、今は継母とその連れ子しかいないと知った時……私は思わず言葉を漏らしていた。

    「……シンデレラじゃないの」

     ほんと、すんなりとその言葉が出てきた。
     冒頭でお伝えした通り、私は異世界転生者であり、魔女というちょっと人間と違う作りの生き物のため記憶もそこそこしっかり保持している。
     そんな私が、友人の娘の状況からシンデレラを連想するのは、しょうがないだろう。
     とはいえ、その状況を教えてくれた小鳥は小首をかしげている。

    「私の前世の世界にあった御伽話よ。主人公は父を亡くして増長した継母と姉たちにいびられてたんだけど、とある舞踏会に魔法使いの助力で行って王子様に見初められてめでたしめでたしっていうお話」
    「チュピ チュチュン(シンプルなお話ねえ?)」
    「ま、これはあらすじだけだからね。本来はもうちょっと説明することあるんだけど……とりあえず、お話のキーアイテムにガラスの靴があるのよねぇ」

     マルシアは結婚の際に自分の宝物を、もう会えなくなる私に一箱にまとめて譲ろうとしてくれた。私が受け取れないというと「じゃあ、ユーカが預かっていて」と花がほころぶように笑ってぐいぐいと押し付けてきた。
     旦那さんことダンデくんにも私のもとにあって良いのか聞いてみたのだが、彼女の思い出を預けるに足るのは私しかいないなどと言われてしまった。
     そう言われては受け取らないわけにはいかず、私の手元には彼女の預けてくれたドレスやら装飾品やらが残っている。
     そして、私が知る限りマルシアの一番のお気に入りだった物……渡された宝箱の中身を見た時、驚いてしまったほどの存在がガラスの靴なのだ。

  • 23シンデレラの魔法使い◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:39:49

    「チュピピッ チュピチュピッ(そういえば鴉が、王子様のお嫁さん探しのこと話してたわ)」
    「かんっぺきにシンデレラじゃん!こうしちゃいられねえ様子を見にいかないと!」

     情報があまりに出そろいすぎた結果、居ても立ってもいられなくなった私は魔女狩りの危険も顧みず、鳥に変じて王都へと飛び立った。


     数日後。私はそれなりの旅路を経て、貴族の邸宅が並ぶ区画までたどり着いていた。
     少年だった頃の旦那さんから、王都にある屋敷の特徴は聞いている。森や林というほど広くはないが庭に木々を植えてあり、その中に隠れるように小さな小屋があるらしい。
     少年の大事な場所で、先祖代々の秘密基地だったそうだから今も残っているはずだろう。
     すれ違う鳥や動物に尋ねれば、そのような場所のある屋敷はすぐにわかった。

     ~♪ ~~♪

     教えてもらった屋敷の屋根にとまると、下方から歌声が聞こえる。友人の声に似た美しい澄んだ声に、私はすぐさまそれがシンデレラ(仮)だと気付いた。
     覗いてみれば、一人の少女がボロボロの服を着て、汚れた三角筋で髪を覆った状態で庭を掃除していた。
     あの物語の通りに、下女として扱われているのだろうか……こんな目に合わされているとわかっていれば、何を置いても迎えに来たものを……!!狩られるのが怖い、マルシアやダンデくんの名に傷をつけるのが怖いと、のんびり引き籠っていた我が身が憎い……!!
     そんな自己嫌悪込みの怒りが頭の中を走り回っていると、別の女の声が聞こえてきた。

    「こら、そんな大声で歌うものじゃありませんよ。はしたないでしょう?」
    「ごめんなさい、エルカお姉さま」
    「歌うならピアノのお稽古の時一緒に歌ってちょうだい。あなたが歌うと、お母様ちょっとお小言が少なくなるのよ」

  • 24シンデレラの魔法使い◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:42:04

     現れた女はシンデレラと同年代らしき若い女で、それなりに身ぎれいにしてはいる……が、その手にもつものは田舎でもよく見るような、籠と剪定鋏だ。

    「でもエルカお姉さまも、畑を扱うのでしたら作業着を着てくださらないと」
    「これは今日から作業着よ」
    「駄目です。マリアお姉さまのやる洗濯が大変になるんですから、ちゃんとお着替えしましょう」
    「……ちょっとお野菜を収穫するだけだから」
    「駄目です。エルカちゃん、気になったことにすぐ集中しちゃうじゃないですか。汚す前にお着替えしますよ」
    「お姉さま必須!」
    「今のエルカちゃんにお姉さまの威厳は無いです」
    「うぐぅぅ……っ わかったわよ着替えるわよぉ!!そしたらお姉さまって呼んでね?!」

     ……おもってたんとちがうかも。
     きちんと実態を確かめるために、私はネズミに姿を変えて屋敷に侵入する。
     屋敷の中に使用人は殆どいない。流石に警備を無視はできないのか護衛はあるていどいるし、旦那さんが友人をお嫁に迎えに来た時もついてきていた古株らしき執事さんも確認できる。
     逆に、友人が唯一連れて行った侍女のマーサさんはいない。

    ~~~~~~~~~~
    シンデレラを異世界転生目線で出来るだけ穏当にみたいな感じで書いてたけど、先の展開を考えた時の面白みがピンとこなくて筆がとまってしまった

  • 25ダンロンホモSS◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:48:05

    ダンロンSSを書いていた時期に書こうとしていたもの
    二次創作もあるって最初に書いておけばよかったなと今思った

    ~~~~~~
    苗木「見るものすべてが十神クンに見えてきた」


    苗木「苦手なものが得意になりたいなって思いながら永遠ミサンガをまいたんだ」

    十神?「それで?苗木っちは今どうしてそんなおびえてんだべ?」

    苗木「そしたら、みんなが十神クンに見えるようになってしまって」

    十神?「オイオイ、そりゃあずいぶん気が滅入りそうな状態だな?」

    十神?「女の子まで十神に見えんのかよ。アリエネー」

    十神?「苗木よ……声の判別は可能か?」

    苗木「口調は結構違うんだけど、声は皆石田彰ボイスっぽく聞こえる」

    十神?「困りましたね……苗木くん、服装なんかももしかして十神くんで統一されてるんでしょうか?」

    苗木「うん……それどころか、さっきの十神クンは多分大神さんだと思うんだけど
      体格もみんな揃って十神クンに見えている始末だよ……い、いったい僕はどうしたら?!」

    十神「自業自得だ。そもそも俺を得意になるという思考自体が気に食わん」

    苗木「……苦手なものは苦手なものってぼんやりとしか考えてなかったんだ」

  • 26ダンロンホモSS◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:50:27

    十神?「ってことはぁー……そのぼんやり苦手で真っ先に選ばれちゃうぐらい
      十神が苗木に嫌われてたって事じゃん!キャハハハハハハ!!!チョーうける!」

    十神?「やめたまえ江ノ島君!十神君の事が苦手なのはなにも苗木君だけではない!
      いちいちその点を笑ったりせずに、今後の対応策を考えるべきだ!」

    十神?「十神くんに対しての追加攻撃になっていますわよ」

    十神?「皆十神君に見えるだなんて……ちょっとうらやましいじゃない……」

    十神?「けれど、この苗木君の状態は問題があり過ぎるわね。苗木君も不便でしょう?」

    苗木「うん……心配してくれてありがとう十神クン、でもみんな十神クンでだれが十神クンなのか」

    十神?「私は霧切響子よ」

    苗木「十神クンにしかみえないよ……」

  • 27ダンロンホモSS◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:51:48

    苗木「……はぁ、部屋に戻してもらったけどこれからどうしよう」

    コンコン

    苗木「? はーい」

    ガチャッ

    十神?「あ、出てくれましたね。舞園です。苗木君、朝から何も食べてないんじゃないですか?」

    苗木「えっ……舞園……さん?」

    舞園さんが抜け駆けした結果女子に逆レイプされまくる
    見た目十神だから十神に欲情するようになる苗木

    十神に欲情→苦手ではなくなる→ミサンガが切れて効果が切れる→ホモォだけがのこる

    ~~~~~
    当時、下側にプロットを置いて書けた部分から消していくみたいなことをしていたのでオチが一応残っていました

  • 28萌死◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:54:10

    萌死(ラブリー★デット)

    隠れオタの女子高生がなんだかんだあってイケメン二人とバンド組む
    有名になる
    「みちゅこのかわいさは三国に響き渡るでぇ」

    名前:現 充子(うつつ みつこ)
    享年:17歳
    死因:交通事故
    現在:ゾンビ
    呼称:一人称→私 二人称→あなた
    ラブリーデットのボーカル
    隠れオタで軽音楽部アニメに憧れ、ヒトカラで練習を重ねる日々を送っていた
    ある日、良い点数を出した高揚感でうっかり車道に飛び出し死亡
    自分でも即死と判る状況だったため体のある状態で死後の世界に来る
    お笑いコンビ志望のデッドと大に紅一点として誘われるが、
    逆に自分のやりたいバンド活動に巻き込むことに成功

    名前:ジュリアン=ホース=デッド
    享年:30歳
    死因:内乱でギロチン死
    現在:骨
    呼称:一人称→僕 二人称→君
    ラブリーデットのギター
    元はどっかの貴族(ヨーロッパ大陸の小国乱立時のどっか)だった
    貴族政治に嫌気のさした民衆が内乱を起こす際、見せしめに殺される
    ギロチン死なので現在も首が外れる特技を持つが、珍しくはない
    残された家族が皆死ぬまで現世で見守っていたため、肉は無くなり骨のみ
    死後の世界では娯楽に飢えた結果、大とともにお笑い芸人を目指していた

  • 29萌死◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:55:21

    名前:大 霊山(だい れいざん)
    享年:58歳
    死因:即身仏
    現在:即身仏
    呼称:一人称→わし 二人称→ぬし 充子→みちゅこ(ふざけてる時)
    ラブリーデットのベース
    元は坊主だったが、寺ぐるみの不祥事の際に責任者として即身仏にされる
    しばらく悪霊として現世に封印されていたが、後世になり封印が解かれる
    あの世に来てからは、仏の使いのような事をしてたが平成に入り飽きた
    デッドと時間を持て余す者どうし娯楽を求め、お笑い芸人を目指していた
    元々生臭坊主の類だったらしく、男女問わずはべらせる

    名前:ボリース=ハブロビッチ=ベールイ
    享年:20歳
    死因:過労死
    現在:灰
    呼称:一人称→俺 二人称→お前
    ラブリーデットのドラム
    影の薄い青年。過剰労働により死亡し、火葬された
    燃やされて埋葬されるまで自分の死を理解できていなかったらしい
    充子に一目ぼれして「じゃあ俺がドラムやるよ!」と言いだした
    要するに通りすがりの灰の人
    フレンドリーな性格だが、死亡時にウォッカを飲んで酔ってたからだという噂

    ・充子達のいる所
    天国 地獄 大地獄 でいうと地獄
    ここにたどり着いた死者は「たどり着いた時点での死体の状態」の姿
    見た目は悪いが特に罰や労働はなく、ごく普通の冥界
    地上に出ることもできるが、基本的に行ける場所や時期は限られる
    あと、自由に転生していい

  • 30萌死◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:56:37

    ・天国
    ここにたどり着いた者は「生前の最も美しい状態」の姿
    基本的に善人しかたどり着けないが、癖のある人が多い
    さとってそうでさとっていないさとりかけの死者が来る
    自由に現世に行けるが、行こうと思うやつはごく少数
    「何故今回解脱できなかったか」を理解しないと転生できない

    ・大地獄
    一般的な地獄、ここにたどり着いた者は「生前のもっとも醜い状態」の姿
    恐らく一般的に言う地獄はこっちのほうだろう
    あの世を成立させるためのすべての仕事をこなさなくてはならない
    定められたノルマをクリアすれば地獄への移動と転生が許可される

    ・解脱
    転生の輪から解放される事
    死後の世界や現世、どこにも存在できなくなる
    同時に、全てに存在する事が出来る
    物質で言うと、物体が究極的な原子にまで分解した状態
    輪廻は一度原子まで分解してもまた結合して似たものになる状態

    ・転生は必要か
    しなくてもいいが、した方が世界が上手い事回る
    科学実験でいう加熱とか、冷却とか、添加とか、そんな操作が転生

    ・最期の審判
    解脱がおっつかなくなった時に起こり易くなる強制イベント
    「全員新しくするイベント」のこと
    これを各個、自分自身で行うのが解脱
    一気に全部壊れるよりは、自分達で徐々にやっていきましょうと言う感じ

  • 31萌死◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 16:57:52

    ・誰が天国や地獄の制度を作ったか
    明確な起源は判明していない
    さまざまな宗教の開祖や神が慣例化させたという噂

    ・ここまでの設定は必要だったか
    核心まで迫ることはないと思うけど、つくらないよりはましかなーって


    名前の意味
    充子→現(現実)が充ちている子→リア充
    デッド→死ぬ
    大→ダイ→死
    ボリス→ロシア人名の有名どころで、灰(小さい・小さい・白→灰)

    ~~~~~
    これも力入れて作ってあって個人的には好き
    それはそれとして主人公達のテンションと物語を書ける気がしない

  • 32文通。◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 17:01:58

    文通。

    長男を失った主婦と、不登校になってしまった男子小学生の
    互いが互いをいやすための手紙の話


    ・主人公(少年)
    仲の良かった友人が交通事故にあって亡くなってしまい、それ以降学校に馴染めず不登校になる
    学校に行きたくない、なんだか調子が悪い……と、引き籠った生活を続けていた

    それでも、友人の一周忌に手を合わせに向かう
    友人の家族と近況を話し合っているうちに、友人の母と文通をすることになった

    友人の母との文通を開始してから徐々に活動を取り戻していく
    勉強が嫌いなわけではなく、自分で教科書をすすめたり、本を読んだり、ハイキングコースを登ったりしている


    ・主人公(主婦)
    長男が交通事故にあって亡くなってしまい、それでも前を向かないとと空元気で生活していた
    夫も長女も、無理をせず休めと言ってくれるものの、じっとしていたら息子の事を考えて後悔ばかりしてしまう

    息子の一周忌に、息子と仲の良かった少年と話す
    彼が不登校であることや、そのまま引き籠っていることを聞いた時
    不意にある言葉が口を突いて出た

    「ねえ、おばさんと文通しようか?」

  • 33文通。◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 17:02:39

    少年の環境:父子家庭
    父親はそこそこ理解がある方のため、息子の不登校をサポートする方向で考えている
    しかし、仕事が忙しく息子のサポートはあまりできていない状態
    母親とは離婚済み
    原因は、母方祖父母による少年の言葉による虐待ならびに、その状況を母親がスルーしたため
    内容は「お前なんか、死んだお兄ちゃんの代わりなんだからね」というもの


    主婦の環境:3人家族
    ぼんやりとして頼りがいはないものの、やさしい父
    周囲の世話を焼くことで自己を確立する母
    きびきびとしたしっかり者の姉
    いたずら好きなところもあるけれど無垢な視線を持った弟
    ……の4人家族から、弟が失われた家庭
    最も手のかかっていた息子がいなくなったことで、世話する先が失われて母の自己の足場がぐらついている状態
    父と姉は母を支えようとするけれど、どうしていいかわからない状態だった



    終り方

    互いに自分の生活ができたことがわかってきたころに
    「いつでも手紙は出していいけど、一旦おしまいを作ろう」というはなしになる
    いつもは「それじゃあまたね」で終わっていた手紙に、互いが「またね。」と。をつけておわる

  • 34◆N7DVv.HogQ21/09/28(火) 17:04:20

    他にも書いてたものはあるのですが、明確に「もう書けないかな……」と思っているのは以上です。

  • 35二次元好きの匿名さん21/09/28(火) 18:33:56

    お疲れ様!

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