【百合ss注意】グラッセ「ココンと樫本トレーナーまだかな」

  • 1二次元好きの匿名さん21/09/28(火) 20:48:30

    百合カプ、キャラ崩壊、駄文注意

    年度末、私達はチームファーストの年度締めミーティングのためにトレーナー室に集まっていた。
    2度目のアオハル杯で私たちチームファーストはキャロッツを破り見事優勝を果たすことができ、チームの結束力はかなり高まったと思う。
    やる事もないからってこうしてミーティングまでまだ時間もあるのにトレーナー室に集まっちゃう位には。

  • 2二次元好きの匿名さん21/09/28(火) 20:49:00

    グラッセ「ココンとトレーナーは?」
    クレセントエース「あの2人なら時間ギリギリまでイチャついてるんじゃない?」
    ミニベロニカ「えっ⁉︎あの2人付き合ってんの?」

    ベロニカだけが驚くが他のみんなは一様に違いないと頷く。

    part2
    タイドアンドブロウ「あの2人は隠せてるつもりだろうけどバレバレよね、アンタ以外には」

    そうなのだ。あの2人ともトレーナーとウマ娘の関係で恋人同士というのは体裁が悪いので隠そうとするのは分かるのだが、それにしては脇が甘すぎると思う。気付いていないフリするのも楽じゃない。

    ベロニカ「じゃあみんなはどこで気づいたのよ」

    自分だけ見抜けなかったからかベロニカが拗ねた様子で尋ねてきたのに対して、時間潰しには丁度いいとそれぞれが目撃してきた事を語り出す。
    こうしてココンと樫本トレーナーの隠してるにしては露骨なイチャつきエピソードの披露会が始まった。

  • 3二次元好きの匿名さん21/09/28(火) 20:49:46

    ジュエルネフライト「では先ずは私からですね。
    1番露骨だったのは、やはり去年のファン感謝祭ではないでしょうか?」
    アジサイゲッコウ「ああ、あったね。確か借り物競争に出場したココンがトレーナーを連れてゴールしたやつでしょ」
    ネフライト「お題がお姫様でトレーナーをお姫様抱っこしてです。」
    ブロウ「あんたこれでも気づかなかったの?」
    ベロニカ「だってトレーナー守ってあげたくなる系だし、そういうものかなって…」
    クラヴァット「なら私が見た事を話したげるー」

  • 4二次元好きの匿名さん21/09/28(火) 20:50:22

    ヴァット「お昼休みにねー、ひとりでゆっくりごはん食べたいからトレーナー室に行ったんだけど」
    ベロニカ「行ったんだけど?」
    ヴァット「2人がお弁当食べさせ合いっこしてたー」
    ゲッコウ「それでヴァットはどうしたの?」
    ヴァット「その場で回れ右して教室で食べたよー。2人がお互いに夢中でこっちに気付かなくて助かったよー」

    流石にそこまでガッツリ見られて気付かずってのは如何なのかと恩師と親友に対して問いかけたくなる。

  • 5二次元好きの匿名さん21/09/28(火) 20:50:57

    デュオペルテ「では次は私ですね。去年のクリスマス以降トレーナーとココンさんがお揃いのリングを付けているのを知ってました?」
    ドミツィアーナ「知ってる知ってる!それからだよねトレーナーが手編みのマフラー大事そうに着け始めたの」

    ああ、あのマフラーか…ココンが最初にトレーナーを編んで贈ろうと部屋で必死に頑張っても上手くいかなくて結局マフラーを贈ったんだっけ。
    トレーナーにトレーナーをか…ふふっ

    ペルネ「私そのマフラーを2人で巻いてリングを付けた手を繋いでデートしてる2人を見たんですよ」

    キャーッと年頃の乙女の様に色めき出す私達。
    チーム結成時はこんな風に話ができるようになるなんて思わなかったな…

    デュオジャヌイヤ「グラッセは何かありませんか?同じ部屋で仲もいいですし、色々知ってそうですけど」

  • 6二次元好きの匿名さん21/09/28(火) 20:51:28

    私?私があの2人で露骨だなぁと思ったことなんて幾らでもあるけど、最近印象に残ったのだと…

    グラッセ「今年のアオハル杯優勝記念パーティーは憶えてる?」
    ショートスリーパー「トレーナーの部屋でみんなでワイワイ遊んだ時よね?」
    タヴァティムサ「ココンがマップアプリとかで確認せずに案内してた所に行き慣れてる感があったわ」
    グラッセ「そうそう、その日初めてトレーナーの部屋に入ったけど小物や家具の一部がココンの好きそうなものだったんだよね」
    アゲインストゲイル「同棲準備進行中ってこと⁉︎」

    またもキャーッと黄色い声で色めき出す私達。
    一通り落ち着いたところで私が続ける。

    グラッセ「あれで隠せてるつもりなんて笑っちゃうよね、ハハッ」

    誰も何も言わず気まずそうに黙っている中、フェニキアディールが私を指差す。
    いや私じゃなくて私の後ろ?
    私は背筋が凍る思いで後ろを振り返った。

  • 7二次元好きの匿名さん21/09/28(火) 20:52:02

    そこには顔を赤くして涙目になったココンとトレーナーがいた。

    樫本トレーナー「そ、そんなにバレバレでしたか?私達は…」

    その日のミーティングは2人をなんとかするところから始まった。

  • 8二次元好きの匿名さん21/09/28(火) 20:55:55

    グッドだ

  • 9二次元好きの匿名さん21/09/28(火) 20:57:54

    これで今度から人目をはばからずイチャコラできるな!

  • 10二次元好きの匿名さん21/09/28(火) 21:02:13

    偶にはキス魔でもないココンと理子がイチャコラするのを見たいという思いで書きました。
    今までssとか全く書いたこともなかったので色々拙かったと思いますが、読んでいただきありがとございます。

  • 11二次元好きの匿名さん21/09/28(火) 21:47:52

    仲良くなってこういう話も出来るようになったチームファースト好き
    代理のスカウト受けたようなウマ娘達だから元々こういうのには積極的な子達じゃなかっただろうし、打ち解けていく過程を妄想してるだけで滅茶苦茶楽しい

オススメ

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