- 1二次元好きの匿名さん21/09/29(水) 23:39:38
ユキノが困ったような笑みを浮かべる。
「えっと、やっぱりまいね、じゃなくてよくないですか?」
「当たり前でしょ。ユキノはかわいいんだからもう少しファッションに興味を……」
そこまで口にしてふと気になった。
「……待って。もしかしてユキノいまもスカートの下にジャージ履いてる?」
アタシからはジャージは見えない。
ただ、ユキノは隙あらばジャージを履こうとする。
「地元じゃ普通だったはんで……」とは本人の弁だが、いくらなんでも年頃の女の子がやるファッションじゃ……。
そう思っているとユキノが近づいてきて。
アタシに自分のスカートを掴ませた。
「な、なにしてるのユキノ!?」
「え?だってシチーさんが自分の目で確かめたほうが早えと思って……」
「そういう問題じゃ……」
そこでようやく気付いた。
ユキノが笑っていることに。
いたずらっぽい笑みではなく、むしろこちらを食らってしまうような獰猛な目をしている。
目をそらすように下を向く。
アタシがつかんでいるスカートの中から伸びるユキノの真っ白な太ももが誘うように覗いていた。
心臓がうるさい。
ユキノが耳元でぽそりとささやく。
「シチーさんだったら……わたしは構わねえですよ♡」
ユキノを押しのけて部屋を飛び出す。
走り去る直前、部屋の真ん中で尻もちをついているユキノと目が合った。
妖しげな笑みと肉食獣の目でこちらを見つめていた。
寮の自室まで走っている間も、自室に入って布団にくるまっている間も心臓の音がうるさく鳴り響いていた。
恐ろしかった。
ユキノの言葉が、笑みが、目が。
そしてなにより。
あのユキノを魅力的だと一瞬でも思ってしまった自分が一番恐ろしかった。 - 2二次元好きの匿名さん21/09/29(水) 23:40:25
違うんです
勝手に手が襲い受けユキノを書いてたんです許してください
お目汚し失礼しました - 3二次元好きの匿名さん21/09/29(水) 23:41:59
貴公、いまから船に乗るつもりはないか?
俺は貴公を主軸とした大規模な組織を作りたいと思っている - 4二次元好きの匿名さん21/09/29(水) 23:43:38
ユキノがっつり攻めのユキシチ概念良い…
- 5二次元好きの匿名さん21/09/29(水) 23:44:45
ヘタレ攻めシチー×誘い受けユキノは脳の疲労を解消する効果がある
- 6二次元好きの匿名さん21/09/29(水) 23:47:34
訛りって適切に使うとえげつねぇ色気がでるよな…
あ、SS良かったです。今後も作ってくれると助かります - 7二次元好きの匿名さん21/09/29(水) 23:51:34
ユキノ嬢にはまだまだ彫られていない魅力があると見た
- 8二次元好きの匿名さん21/09/29(水) 23:51:42
- 9二次元好きの匿名さん21/09/29(水) 23:58:26
このレスは削除されています
- 10二次元好きの匿名さん21/09/30(木) 00:01:23
- 11二次元好きの匿名さん21/09/30(木) 00:03:29
手が悪いと申すか、ならばしばらくの間その両手ほっぽいておくがいい。その両手は宝を産む手となろう。
- 12二次元好きの匿名さん21/09/30(木) 00:07:04
都会(※東北基準)ではジャージのことをジャスと呼ぶ