クラウディアと言峰ってどんなエピソードがあるの？

1二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 02:52:27

なんかこの二人のエピソードは歪だけど美しいって聞いたので俺に詳しく教えてほしい

2二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 03:05:22

この2人の関係は本当複雑なんだよなぁ…ただ愛してた愛してないで完結しないというか…
綺礼がそもそも歪んでいて、愛している人の不幸を望んでしまう人間。ただ熱心な神父である綺礼はその歪みを認識していて、自分のことを妻が愛してくれているのにそんな事を望んでしまう自分に絶望してた
それで自決しようとして妻に伝えたら、目の前で妻が自決した
妻の方も熱心なキリスト教で、キリスト教の禁忌である自殺をしてでも綺礼が自分を愛していた事を証明しようとした
結果として綺礼は悲しまず、自分の手で殺したかったと考えた。ただどうして殺したかったのか、愛するものを自分で殺したかったからなのか答えは出てない
ただそれでも彼女の無意味な死を無価値にしないために綺礼は自決をやめた
愛の証明も、綺礼の歪みも治せなかったけど妻は綺麗の命を救うことはできたというわけ

>>11

3二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 03:33:21

普通の人の「在るべき形」で愛せなかった言峰だけど、彼は「私の手で殺したかった」という歪み切った異常者としての愛を向けていたのよ。それを聖職者として後天的に身につけた倫理観が嫌悪していた
そも、アルビノで些細な傷でも死ぬような儚い病弱な女と家庭を持ち子を持つに至るほど大切にすることが愛でなくてなんなのか

僅かに2年で言峰にとっての理解者になり、同時にそこまで深く愛してくれた女でさえ自分の空虚を埋められなかったことに深く絶望した
どちらも信心深い信徒であることに変わりはなく、教義にある禁忌は絶対と言っても良い
でも夫はこの絶望と生まれついての間違いを正すべくして自死を選ぼうとしたし、妻はその夫の愛を証明しようと目の前で命を絶った
この死に際して抱いた感情、その問いを「神すら問い殺す」求道者は決して答えを出そうとしていないんだよね

TM展情報だと「妻の死を他殺に見えるように偽装した」というのもまた深い、聖女のごとき女が「地獄に落ちるような行為をした」なんて思われたくなかったのか、その心中はちょっと測れないが

>>11

4二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 03:38:58

聖女の無償の愛と歪み切った破綻者の愛なんだけどマジで相思相愛なのは変わらんのだよこの2人

異常でなければ、世間一般の普通の愛を抱けていれば……

5二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 03:41:34

綺礼の歪みと根のクソ真面目さと教会の教えのどれか一つでも欠けていれば楽に生きられたんだろうけどなあ

>>6

6二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 03:45:04

>>5

普通の人だったらクソ真面目に敬虔な聖職者やって多分代行者にはならず裏表なく好かれる神父さんやって愛妻家で娘の反抗期に苦しむただのオッサンだったまである

八極拳の腕前は相応にある謎のムキムキ神父ってスキルツリーは変わらないが

7二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 03:48:03

逆に異常性を持ったまま聖職者じゃない道を進んでたらどうなったんだろうか。