- 1二次元好きの匿名さん21/10/01(金) 00:00:15
- 2二次元好きの匿名さん21/10/01(金) 00:00:26
- 3二次元好きの匿名さん21/10/01(金) 00:00:39
「……フラワー、ゆっくり顔上げて」
ゆっくりと顔を上げる。
「……好きって言ってm」
「好きです」
食い気味に言ってしまった。
「ほ、本物だあ……よ、よし!それじゃあ、なにをしてもらおうかな……」
きた。
さてさて、どんな命令をしてくれるのか……。
「フラワー!頭撫でて!こう、くしゃくしゃーって!」
はあ?
……はあ???
そのくらいいつでもやってあげますけど???
なんならこっちからやってあげたいくらいなんですけど??????
苛立ちも込めて若干乱暴にスカイさんの頭を撫でる。
「えへへぇ……♡」
喜んでる……。
我慢できず……もとい、サービスで頬や顎も撫でる。
スカイさんはとろけた顔で呆けていた。
猫か! - 4二次元好きの匿名さん21/10/01(金) 00:00:54
「ぜえぜえ……これは、やばいね……癖になっちゃう」
頬を染めながらスカイさんが離れる。
名残惜しさに耐えつつ手を引っ込める。
まあまあ、ここまでは準備運動のようなものですから。
「つ、次はね……フラワー、ベッドに横になって!」
っしゃあ!!!
……失礼、心の声が。
いそいそとベッドに仰向けに寝る。
スカイさんが近づいてきた。
心臓が高鳴る。
そして。
スカイさんが私のおなかに顔をうずめた。
「ほああ……気持ちいい……やわらかい……いい匂い……」
猫吸い!
扱いが猫のそれ!!!
思わずスカイさんの頭を叩きそうになるが、耐える。
「……ねえ、フラワー」
お腹の上のスカイさんがつぶやく。
「私はさ、全然自分に自信が持てなくて、そもそも私たちはまだまだ子どもで……フラワーを幸せにできるかわかんないんだ」
だから、と私の手を握る。
「私がフラワーを幸せにできる大人になるまで待っててほしい。絶対、私から好きっていうから」
起き上がってスカイさんを抱きしめる。
「……待ってます。約束ですからね?」
スカイさんの驚きと羞恥は私の胸で包み込まれた。 - 5二次元好きの匿名さん21/10/01(金) 00:01:13
「ううう……ひどいよフラワー……」
ベッドに顔をうずめたまま起き上がろうとしないスカイさん。
その様子もたまらなく愛おしかった。
「もう、こんなもの使わなくても私がスカイさんのこと大好きなのはわかってるでしょう?」
そう言いつつアプリが開かれたままの画面をスカイさんに見せる。
「それはそうなんだ、け……ど……」
ふっ、とスカイさんの目から光が消える。
「……あれ?スカイさん?」
微動だにしないスカイさん。
心臓がうるさい。
「……スカイさん、私のことどう思ってますか?」
「……世界で、一番大切な子」
携帯を持つ手が震える。
太陽を失った空色の瞳がこちらを見つめていた。 - 6二次元好きの匿名さん21/10/01(金) 00:01:37
あら~^^
- 7二次元好きの匿名さん21/10/01(金) 00:02:06
うーん最高
- 8二次元好きの匿名さん21/10/01(金) 00:02:15
ミッ(消滅)
- 9二次元好きの匿名さん21/10/01(金) 00:02:18
- 10二次元好きの匿名さん21/10/01(金) 00:02:20
この後どうなるんでしょうね(他人事)
スカイの育成のお香のイベントを見て思いつきました
お目汚し失礼しました - 11二次元好きの匿名さん21/10/01(金) 00:02:26
空花尊い…
- 12二次元好きの匿名さん21/10/01(金) 00:02:29
ええな……
- 13二次元好きの匿名さん21/10/01(金) 00:02:50
儂もそう思う