【SS】なに?風紀?クソ喰らえ!!!

  • 1二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 15:02:07

    「トレーナーさん!?何読んでるんっスか!?」
    「ん?ああこれ?この間でたグラビア水着の写真集」
    「風紀の乱れがハンパないっス!没収!!!」
    「ああ、俺の写真集が〜…」

    「トレーナーさん!!!なんスか、その…その水着は!?そもそもなんで女ものの水着もってるんスか!?」
    「え?ああこれ?いやぁ、雑誌のモデルが着てたからさぁ」
    「なんで買ったんスか!!!没収っス!!!」

    まったく、仕方のないトレーナーだ。
    毎回風紀を滅茶苦茶に見出すような物品をトレーナー室に持ち込んでは、没収の時毎回寂しそうな顔をする。
    「取られるのが嫌なら最初から学園に持ち込まなきゃいいのに…」
    「あ、バンブー!!!」
    「トレーナーさん?どうしたんスか?」
    「見てみてこれ、メイド服のコスプレセット買った!!!しかもスカートめっちゃ短いやつ!!!」
    「だからなんでそういう訳のわからない風紀の乱れるもの買ってくるんスか!!!没収されるのが嫌なら最初から持ってこなければいいと思うっス…」
    「え?それじゃ意味ないよ」

  • 2二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 15:02:19

    トレーナーはいきなり真剣な顔でこちらをみてくる。
    「だってこれバンブーに着て欲しいんだもん」
    「…はい?」
    「こないだの水着もだね。着てほしかった」
    「…えー…な、なんで…っスか?」
    「バンブーが好きだから?好きな子には自分の好きな服着て欲しいでしょ?」
    「え…っと」
    そこで一瞬顔を赤くして伏せるバンブー。
    「お、照れちゃった?でも嘘はないよ、俺バンブーのこと…」
    そう言って少女漫画のように距離を詰めるトレーナー。

    「破廉恥っ!!!」
    瞬間炸裂するウマ娘パワーのビンタ。
    「風紀の乱れどころの話じゃないっス!!!アタシのトレーナーさんじゃなかったら理事長に追い出してもらってるっスよ!?」
    「そ、そんな…そこまで言わなくても…」
    「そこまで言われることをしてるっス!!!」
    そう言って歩き去っていくバンブーメモリー。
    「…はぁ、なんで…追い出す気にはなれないんスかね」
    その彼女の呟きは、おそらく誰にも聞こえていなかった。

  • 3二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 15:02:47

    みたいなバンブーのトレーナーが風紀乱しまくる側なSS誰かくれませんか?

  • 4二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 15:09:04

    >>3

    お始物

    もっと書いて?

  • 5二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 15:09:28

    >>4

    もっと…もっとかぁ…がんばる

  • 6二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 15:25:34

    「夏合宿っスね…よし、アタシも追いつくために…!」
    夏合宿。それはトレセン学園に通うウマ娘達が実力を伸ばすための合宿。
    海で泳ぐために水着に着替えようと、荷物を漁っていると…
    「あ、バンブー!!!」
    トレーナーが駆け寄ってきた。
    「トレーナーさん?どうしたんスか?トレーニングはもうちょっと待ってくだ…」
    「水着!持ってきたよ!!!」
    そう言って差し出してきたのは色気たっぷりの黒いビキニ。
    「これ着て合宿しよう!!!」
    「絶対嫌っス!!!あと没収っス!!!なんでそんな風紀の乱れが一気に凄まじくなるもの持ってくるんスか!?」
    そんなこともありつつ、夏合宿が幕を開けた。

    「ふぅ…さすがに毎日結構ハードっスね…」
    合宿も4分の3が終わっただろうというころ。
    そろそろ全体に疲れの蓄積が見える頃だ。
    「あ、いた。バンブー、夏祭りに行かない?」
    「トレーナーさん…夏祭り、っスか?」
    「うん。この近くでやってるらしいんだよね。息抜きにもなるしどうかなって」
    正直ありがたい申し出だった。
    「そうっスね!行きたいっス!」
    「よかった!あ、浴衣用意したよ」
    そう言って差し出してきた丈が短く生地が薄い浴衣は、丁重にお断りして没収したのだった。

  • 7二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 15:25:47

    「わぁ…」
    「…綺麗だな」
    花火が上がっている。
    色とりどりに、形などもさまざまな花火は、見ていて心が洗われるようだった。
    「…あっ、あの花火の色、オグリ先輩の勝負服に似てないっスか!?」
    「えっほんとか、どれだどれだ!?」
    そんなちょっと気の抜けたやりとりをしつつ、人気のない方に一緒に進んでいく。
    「おー…!ここは特に花火がよく見えるっスね…!いいところ見つけたっス!」
    目を輝かせて花火を見るバンブーメモリー。
    その手をそっと、トレーナーが握る。
    「ひゃぃっ!?トレーナーさん!?」
    「…ねえバンブー」
    そう言って徐々に腕を手繰っていき、体を寄せていく。
    最終的に後ろから抱きつくような形になった。
    「こうやってさ、一緒に花火見てると…その、デートみたいだよな…」
    「トレーナー…」
    次の瞬間、トレーナーに後ろ蹴りが炸裂した。
    「なんでいきなり抱きついてくるんスか、破廉恥っ!!!あと学生でデートとか風紀が乱れるのでダメっす!!!」
    そう起こったようにバンブーは先に走って戻ってしまう。
    「いっ、たたたたた…ああまってよバンブー…」
    走っていく彼女を追いかけるトレーナー。
    (…ああもう!なんでトレーナーさんはいきなりあんなこと…!)
    逃げながら思考を巡らせる彼女は、少しだけまんざらでもない様子なのだった。

  • 8二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 15:42:33

    というわけで書いてきた

  • 9二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 15:44:22

    えらい。

  • 10二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 16:00:49

    風紀の一線を超えないっていう信頼があるバンブーに風紀ぐちゃぐちゃトレーナーあてたいんだ
    衝動で書いてしまったんだ

  • 11二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 16:36:26

    最低最悪の輩で芝も生えない
    妄想とはいえこんなトレーナーあてがわれたバンブーが可哀想で仕方ないんだけど

  • 12二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 16:41:16

    >>11

    書いた本人が言うのもなんだがそれはそう

  • 13二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 16:55:07

    色々着てもらいたくなるのは分かるよ…

  • 14二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 16:56:12

    >>13

    だよな…今回は変態性を足しすぎたけど…色々着てもらいたいよな…

  • 15二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 17:02:33

    俺は好きだぞ
    こんくらい振り切ってるトレーナーがいてもいい
    都度反撃喰らってるのもグッド

  • 16二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 17:03:18

    >>15

    そう言ってくれると嬉しい

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