- 1二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 23:38:07
以前別の場所に上げてたものを改良したSSです
一応SS作った本人です
上条「前年はどのくらい貰ったのかは分からないけど・・・ 探しても出てこなかったし前の俺は捨てちまったのか?」
インデックス「ねえねえとうま 私にお年玉は無いの?」
上条「我が家にそんな余裕はねぇーっつうの」
オティヌス「神に捧げる供物も用意されないのかこの家は」
上条「そもそもお前に金渡しても物理的に使えないだろ」
上条「まあ見てみるか」
『あけましておめでとう当麻。今年もよろしくな。お前は私達の大切な息子だ。何か辛い事でもあったらいつでも相談に乗るぞ』
上条「記憶を失ってから初めての親からの年賀状か・・・父さん母さんの昔の事は記憶には無いけどそれでもやっぱ嬉しいな」
『今年もよろしく。何か事件に巻き込まれたらもっと私を頼りなさいよ?前よりはアンタのそれはマシになったと思うけど』
上条「これは美琴か 最近はもう他人の力を借りないなんて事出来なくなってきたからなあ 出来る事なら誰も巻き込みたく無いんだけど」
『あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願い致します、とミサカは新年のテンプレを述べます。
最初はミサカ全員のお手紙を送ろうと思ったのですがそれだと迷惑だろうという事で代表としてこのミサカ10032号がお手紙を送らせていただきました。
あなたが私達に生きる意味を与えてくれた事はずっと忘れる事はありません、とミサカは感謝を述べます』
上条「約1万通の手紙はヤバいから留まってくれて良かった… 俺がやった事なんてただの自己満足なんだけどな。っていうかこいつら手紙でもこの口調なのな?」
『オマエ進級ヤバいんだって?ヒーローもこれじゃ形無しだなァ?オリジナルと一緒に授業受ける事になるかもな。統括理事長権限でどうにかする気はねェからまあ頑張れ』 - 2二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 23:43:11
上条「煽りに来ただけかコイツ…」
インデックス「この人は前にご飯を奢ってくれたから良い人なんだよ!」
『明けましておめでとう上条当麻!あなたの事は師匠から聞いたぞ!師匠がよくあなたの事をよく言っていたのを聞いてあなたの話を聞きたいと思いお便りを送らせていただく!あなたの経験してきた事をいつか聞かせてくれ!』
上条「エステル=ローゼンタール…?初めて聞く名前だな 『師匠』って誰なんだよ一体」
『あけましておめでとう大将!今思えば大将に殴られてから色々と変わったよ。ありがとうな。初詣にはマイラブリーエンジェルの滝壺と一緒に行って来るぜ。大将も早く彼女作れよ?」
上条「爆ぜろリア充」
インデックス「とうまがそれ言うの?」
『私と結んだ御坂さんと御坂さんの周りの世界を守るというあの約束、ちゃんと守れていますか?知る限りでは危ない事もかなりあったそうですがもし彼女に重大な何かがあった場合はあなたを分解しますね』
上条「怖っ!?」
『あなたの知り合いに小学生くらいの男の子はいないかしら?もしいたら是非とも紹介して欲しいのだけど P.Sあの時は救急車呼んでくれてありがとう』
上条「えっあの人ちょっと危ない人だったのか!? そもそも年賀状で何口走ってんだ!?」
『新年明けましておめでとうございます。浜面さんはもう年賀状を書かれたそうなのでアイテムの彼女たちを代表して書きたいと思います。
フレメアを助けた時以外にも別の件で彼女たちが世話になったそうなのでお礼を申し上げておきます。
あなたは元気にしていますか?私はカブトムシになりながらこの街のパトロールをしています。
この街には困った人が多いですからね。何故か最近は私が都市伝説になってるみたいですが…』
上条「そらカブトムシの中から真っ白な人が現れたら誰でもビビるわな」 - 3二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 23:44:52
『初めまして上条さん。あなたが私を知らなくても私はあなたを覚えています。これからも健やかに過ごして下さいね?』
上条「『食蜂操祈』ってなんて読むんだこの名前?初めて聞くし…」
『こんにちは。相変わらずその偽善を貫いてるよで何より。しかしあの突然変異を食い止めてくれた事は感謝していますよ。また会う事が有れば』
上条「レベル5とそう何回も会ってたらこっちが持たんがな…」
『ロスではお世話になりました。あなた達のおかげでまた私は宇宙を目指せそうです。娘も会いたがっているのでまた会いましょう』
インデックス「あの時はちょっとピリピリしてたからまたお話したいかも」
『あけましておめでとう。暗部のツテで住所特定したけど大分古いアパートに住んでるのね。…そしてやはりあなたに覚えは無いわ!どうやって私の戦力調べたのよ!』
上条「それは色んな意味で言えない…」
『よう上条!今度俺と戦わないか?あのドラゴンは中々の根性だったから一度手合わせしたいんだ!』
上条「また右腕切断しなけりゃならないから却下!」
『またケンカしよーぜぇ上条ちゃーーーん!!』
上条「今度はトールかよ!だから嫌だっつの!」 - 4二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 23:45:36
学園都市統括理事長の現実戻しをモロに食らった上やんの蓄積ダメージは酷いぞ。
- 5二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 23:46:31
『新年おめでとう上条当麻。どうやらお前は相変わらず事件に巻き込まれているらしいな。あの魔神を退ける事が出来なかったのは不覚だった。今はまだ入院しているが退院したらお前に顔でも見せようと思う』
上条「あの時切迫詰まってて救急車呼ぶだけで放置しちまったが無事なようで良かった…」
『あけましておめでとうニャー。最初はただの素人だったのにかみやんにはいつの間にかデカイ借りを作っちまったな。困った事があったらいつでも力になるぜよ』
上条「こっちこそお前には世話になりっぱなしだよ土御門」
『新年明けましておめでとうかみやん。今年もよろしゅうな。焼却炉の時は悪い事しちゃったわー。バカやる時も最低限の自制はせんといかんね。お詫びと言ってはなんやけどワイの秘蔵コレクションいくつか貸したるでー。あ、汚さへんようにな?』
上条「あの時は『あの世界』を思い出して息が詰まったなぁ」
オティヌス「今思えば大人気なかったとは思っているよ」
『あけましておめでとう上条。冬休みが終わったらいい加減毎日学校に来るようにしなさい。
小萌先生も悲しんでるわよ?まあこの前はそもそも学園都市が無くなりかけたけど。頭が冴える12種類の栄養素が入ったパンっていうのが売ってるからアンタも食べてみなさい』
上条「またアイツは変な健康食品にハマってるのか」
『あけましておめでとう上条くん。今思えば命を救ってくれたのも大分昔に感じるね。改めて本当にありがとう。
…後私存在感が薄いんだけどもっと何かキャラ付けした方が良いのかな?」
上条「吸血鬼キラーの黒髪ロングの巫女.さんって時点で中々キャラ濃いと思うけどな…」
『新年おめでとう上条くん!あなたは見ていて飽きないねー 今度はどんな事件に首を突っ込んで学校を休むのかなー?』
上条「もしかしてあの白カチュ本当に『観測者』なのか・・・?」
『新年明けましておめでとう当麻くん。またインデックスちゃんと一緒に遊ぼうね!』 - 6二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 23:48:03
上条「ああそうだな… 俺もアリサの歌をまた聴きたいよ 一体どこにいるんだろうな」
『新年明けましておめでとうございます。あなたとインデックスちゃんは元気にしていますか?
私は知らないおじさんが陽炎の街に来たのと学園都市から皆が疎開した時は存在が霧散しかけましたが今は元気です。また3人でゲームセンターに行きましょう。』
上条「風斬って普段どんな生活してるんだろう」
『明けましておめでとうございます上条ちゃん!来年は出来るだけ学校に来てくださいね!でないともう前にやった防犯オリエンテーションの暴漢役みたいな事で点数を稼いでも庇いきれないのですよー!』
上条「向こうから事件が来なけりゃ良いんだけどな・・・。後小萌先生(俺のせいじゃないけど)校舎半壊させてごめんなさい・・・」
『新年おめでとう上条当麻。相変わらずその幸薄そうな顔をして過ごしているのかな?別の封筒には少々の日本円を入れておいた。甲斐性の無い君の代わりにね。あの子の欲しい物でも買ってやれ』
上条「あの野郎誤解とはいえイギリスで拷問かましてくれやがったの俺はまだ許してねぇからな?お金はありがとうだけど」
『あけましておめでとうございます上条当麻。デンマークで私をダシにしてくれたのは当初は驚きましたが今思えば私を頼ってくれたという事ですね?
あなたへの借りが少しでも返せて良かったです。そしてインデックスは元気にしていますか?しっかり世話を見て下さいね』
上条「あの事は根に持ってないようで助かった… っていうかインデックスへは直接ハガキ送ればいいのにまだ後ろめたさがあるのか?」
『あけましておめでとうございます上条さん。魔神を庇うなんて言い出した時はどうなる事かと思いましたが無事な様で何よりです。イギリスはまだゴタゴタしていますので落ち着いたらまた会いましょう』
上条「ごめんなさいその勢力の中に自分も居ました…!」
『新年明けましておめでとう上条当麻。天草式を代表してご挨拶するのよな。プリエステス様はお前にある程度借りを返されたみたいだな。
だとしたらこちらも五和の堕天使チラメイドをパワーアップさせる必要があるのよな。楽しみにしてな!』
上条「そんな事せんで良い!」 - 7二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 23:49:46
『あけましておめでとう上条当麻。相変わらず様々な事に首を突っ込んでいる様だな。バカは死んでも治らんという事か。誰かに頼る事を覚えた方が良いぞ?この私とかな!』
上条「お前に頼ったらプラスαで何か起こりそうなんだよな…」
インデックス「それがとうまの趣味じゃ無いの?」
上条「お前は俺を何だと…」
『ハッピーニューイヤーでございますあなた様。イギリスでは大変お世話になったのでございますよ。酔い潰れた姿どころかあんなに至近距離で私の身体を見られたのは今思えば少々気恥ずかしいものがあるのでございますよ。』
インデックス「とうま?あのパーティ会場以外の場所でもまたオルソラに何かしたんだね?私の知る限りオルソラに対してだけ『そういうの』が多い気がするんだよ!」
上条「あの天然シスターこんな事年賀状に書く必要ないだろ!?やめろインデックスあれは両方とも色々と事情があったんだ!」
『あけましておめでとうせんせい。またせんせいと一緒に色んな所を回ってせんせいの世界を見てみたいです!』
上条「なんかあんたらの組織から逆恨みされてるんだけど大丈夫なのか俺?」
『ハッピーニューイヤー右手の少年!お前には世話になりっぱなしだな。
もう一人の『お前』の指示に従ってしまってイギリス国民全員の命を危機に晒してしまった。
何かお返しをしたいとは思っているんだがお前はイギリス人じゃないしそもそもお前周りには機密にしたい情報が多過ぎる。まあこれはその内考えておくさ』 - 8二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 23:50:30
インデックス「何が来るんだろうね?お菓子とか!」
上条「まあ高級お菓子送ってくるくらいにしてくれた方が助かる」
『ハッピーニューイヤー! 世紀のヒーロー!あの大悪党を救っちまうとは今思ってもハンパない偉業だぜ?
あの時は悩んだものだが結果的にお前の言い分を聞いておいて良かったと思う。まあこの前イギリスは別の案件で大変な目にあってたみたいだけどな?
あの少女はお前のガールフレンドになったのか?だとすればあの体格じゃ色々とツライものがあるな。ジャパニーズサブカルチャーには確かオナホ妖◯なるものがあると聞いたが…』
上条「おい最早最後関係ねぇじゃねぇか!なんであの大統領は日本文化の中でもそんなニッチな所知ってるんだよ!?」
『あけましておめでとう当麻お兄ちゃん。って言えば当麻お兄ちゃんは喜ぶんだよね?』
上条「バゲージシティにいたあの子か 残念だが俺のタイプは年上の管理人のお姉さんだ」
オティヌス「そいつ木原一族だぞ」
上条「えっ木原唯一みたいなやつってたくさんいるのか!?」
『あけましておめでとう上条当麻。あの子達と僕を助けてくれてありがとう。あの右手が無くても僕は僕だったようだ。学園都市から離れた後もまた5人ほど女の子が増えたよ。まあこれに関してはもう割り切ってるけどね?』
上条「おっ自慢か?喧嘩なら買うぞ?」
オティヌス「落ち着け」 - 9二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 23:51:07
『ちょっと新天地に来てみないか?サンドバッグ役もたまには必要なんだ その右手があるからあいつよりは適任だと思うが?』
上条「おい誰だこのクソ傲慢な手紙」
オティヌス「多分上里が追放した魔神たちだな」
上条「いやあ!?あの地獄めぐりをN回繰り返すとか嫌よお!」
オティヌス「全員別世界にいるから落ち着け」
『あけましておめでとう問題児2号クン 一時期は集団疎開なんて話もありましたが学園都市が復旧して助かりましたね?僕達能力者に今の所学園都市以外に居場所は無いですからね。それに秋川さんがいないと生徒会も回らないですし』
上条「相変わらず生徒会乗っ取られてるのな…」
『あの北欧神話の世界では世話になったな!こっちの世界は元気に戦争してるけどそっちはどうなんだ?まあ元気でいろよ!』
上条「あの不良軍人か どうやって別世界から年賀状送ってるんだよ」
『あけましておめでとうございます。…で合ってるのかな?2回も私達を助けてくれてありがとう。あなたのおかげで皆んなで安全に楽しくバーチャロンを遊べるようになったのは嬉しいです。また一緒に遊びましょう』
上条「『亡命』デバイスももう無いしインデックスには未だにフルボッコにされてるもんなあ…冬休み利用して少しやり込むか…?」
インデックス「いつでも相手になるんだよ!」
上条「お手柔らかに・・・」 - 10二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 23:52:41
『新年おめでとう上条当麻。その右手の扱いには気を付ける事だ。私は私のするべき事をするよ」
上条「あいつまたコソコソ何かやってるのか」
上条「ん、何だコレ?名前が書いてない?」
『よぉ元気にしてるか?してるよな上条当麻。お前の体をちょっと借りて書かせてもらったぜ。俺自体はただ量子を歪めるモノだ。しかしお前がまた自分には無い過去に縋ったら俺はまた出てくるぞ?まあそうならないように気をつけな』
上条「神浄の、討魔・・・。分かってるさ。させねぇよ」
インデックス「とうま・・・」
上条「なんなんだろうな?俺の右手って。今までは色々と忙しくて考える暇も無かったけど」
オティヌス「今回は魔道書図書館も一緒にいる事だし今一度考えてみるか」
インデックス「私はあのもう一人のとうまの詳しい事はまだ聞いてないんだよ」
オティヌス「推測しか出てこないがおそらくあいつは・・・」
終わり
作中でもそろそろ正月ですね - 11二次元好きの匿名さん22/07/01(金) 23:57:12
ちょくちょく怖いのやそこまで面識ないのあって笑う
- 12二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 00:14:04
- 13二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 01:22:25
これ以上出会いがほしいのか上やん…
- 14二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 01:49:50
5年位前なら打ち止めや番外個体、総体の年賀状書かれてたよな
- 15二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 02:51:18
全部お返事書かなきゃいけないし…
- 16二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 02:58:57
少なくとももっと比較的穏便で一般的な出会いを……
- 17二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 03:09:36
本編でこの展開やろうとしたら傍でお餅食べてるアラディアが追加されるのか
- 18二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 03:15:07
みさきち健気すぎて泣くわ。
……確か記憶消えたの本編開始より一年前以上だったし、こんなこともあったのかもね - 19二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 05:22:21
このSS多分読んだ事あるな、まさか作者様がおいでなさるとは
- 20二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 06:36:42
割りと野暮なツッコミだけど、オルソラのときは神浄の討魔だから上条さんは知らないと思うんだ
- 21二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 09:31:38
懐かしいなぁ
- 22二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 18:18:45
- 23二次元好きの匿名さん22/07/03(日) 06:09:33
良いなこれ