ドラえもーん

  • 1二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 23:20:36

    かつて100年に一人の優駿と称された天才ウマ娘は、生まれ持った病により「本気で走れば心臓が止まる」ことが判明し、レースの世界に入ることさえなく競技者としての道を閉ざされる。
    それでも走ることへの憧れを捨てきれず、トレーナーの道へ進む。しかし、"人"と"ウマ娘"、二つの種族の織りなす絆が重んじられるこの世界では、ウマ娘である彼女の担当になろうと言う生徒はいなかった。
    しかし彼女はある日、一人の生徒に捕まる。

    「なあ、あんたトレーナーなんだろ?」

    「どんな手を使ってでも賞金を稼がなければならない」と語る彼女は、学内屈指の不良ウマ娘。

    夢を喪ったウマ娘と、夢など持たぬウマ娘。
    掟破りのコンビが今、頂点を目指す。

    みたいな感じの話で最終的にトレーナーが担当の走りに反応を刺激されて、「死んでもいいから自分が育て上げた担当と全力で戦って叩きのめしたい」という願望に取り憑かれて命を投げ出す展開の小説を出してよぉ〜

  • 2二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 23:21:20

    キミが出せばいいんじゃないの?

  • 3二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 23:21:42
  • 4二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 23:21:58
  • 5二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 23:22:12

    いやです…

  • 6二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 23:27:57

    >>3

    >>4

    サンキュー青狸

  • 7二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 23:33:00

    のび太さんはそんな人の心のない人間じゃない

  • 8二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 23:40:21

    走り抜けていく。
    全てを突き放し、彼女は駆け抜けていく。

    走り終わった後に、飛行機雲の軌跡のように、衝撃だけが息づいている。
    走りという行為そのものは、彼女たちにとってその魂にまで染みついた行動だ。だから、その行動自体には、何の珍しさもない。
    だが、走るという行為の中でカテゴライズした瞬間に、それは奇跡の結晶として明瞭に姿を現す。

    驚愕の後に、感じる引っかかり。どこかで見た、こんな走り方。

    ああ、思い出した。

    アレは私だ。夢の中で描いていた、自分自身。
    愚かしくも間違いではないと断じながらも、結局は受け入れられなかった、そんな大げさな夢。
    粗だらけだが、磨けばアレは驚異となって、レースを…いや、しばらくの歴史を自分の色で踏みつぶしていくだろう。それだけの素質が、あの走りの中に…あるいは、存在のしようがなかった、完全な自分にはある。
    誇大な妄想をなぜか信じ切れた。

    なんとなく、一つの心が浮かんでくる。
    完全に成長し切った、この暴力と相まみえて。
    そして、その力を完膚なきまでに叩き潰す。
    それができれば、この心臓を永久に失うことが決まり切っていても、刹那の歓喜のためにそれを受諾できる。明瞭な形ではなくとも、それを否定することは誰にもさせない。


    「…いや、何考えてんだ私」
    奇怪で不穏な思考だと断じる。
    私の夢は、誰かの夢を支えること。代用品の夢だが、それでも立派には違いない。命ごと投げ捨ててどうする、この馬鹿。
    正論に自分を納得させつつ、彼女は眼前のウマ娘のスカウトを決定していた。

  • 9二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 23:41:34

    かつて才能ある一人のウマ娘がいた。しかし生まれつき心肺機能に問題を抱えていた。その豪脚はターフの上を駆けることなく彼女は大人になり、トレーナーになった。少しでも走ることに携わりたくて。
    しかし厳しい現実は彼女につきまとった。人とウマ娘の絆を重んじるトレセン学園において、ウマ娘のトレーナーは敬遠された。だから長らくチームを率いることはなかった。
    「金がいる」きっかけは一人の不良ウマ娘によってもたらされる。「どんな手を使っても勝つ。だから契約しろ」
    はぐれ者の二人は契約を結んだ。
    不良ウマ娘は態度こそ悪ぶっているものの練習熱心だった。才能にも恵まれていた。めきめきと力を伸ばしては頭角を現していく。輝かしい経歴。もはや彼女を不良と呼ぶ者は誰もいない。
    「正気かよ」担当は言う。「アンタの心臓は……」
    「わかってる」トレーナーは答える。「でも競いたいんだ」
    「本気なんだな」
    「もちろん」
    「じゃあ、手は抜かねぇ」
    「ありがとう」
    夜のレース場。無観客。芝2000m。2人立て。
    持って生まれた才能を燃やす最初で最後の舞台。
    トレーナーとして担当を導いた日々。積み重なったデータ。全盛期を過ぎた肉体。しかし今この時こそが全盛期。
    思う存分ターフを駆ける。
    最高のウマ娘と競う。
    歓声はない。闇に紛れた二つの影。かつて不良と呼ばれた夢のなかったウマ娘だけが、その結末を知っている。

    無茶があるよのび太くん
    さっさと眠るんだ

  • 10二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 23:45:46

    どッッッッッッッッドラえもん!?!???!?

  • 11二次元好きの匿名さん22/07/02(土) 23:49:56

    !!!

  • 12822/07/03(日) 00:02:00

    正直シナリオの流れとしては気に入ったね
    書く気力はないけど

  • 13922/07/03(日) 00:12:40

    >>12

    スポ根文法的には惹かれるものがあるよね

    書く気力はないけど

  • 14二次元好きの匿名さん22/07/03(日) 00:18:24

    「おまえは目的が金稼ぎだから弱い。走りへの情熱も憧れもないお前の走りは脆い」とライバルから指摘されてスランプになってる不良ちゃんがトレーナーと一緒に河川敷でトレーニングしてると、川で流されている子供を発見
    不良ちゃんが助けに行こうとしたその時、一歩早く反応したトレーナーが影すら引き剥がすほどの疾走で子供を救出する
    その一瞬だけ見た走りの中に「自分が目指すべき姿」を見出してスランプから復帰する不良ちゃんとか色々考えてました…

  • 15二次元好きの匿名さん22/07/03(日) 00:37:31

    担当に走ることの楽しさを教えるたびに自分の足の不能を思い出してクソデカ感情を募らせるトレーナーいいね そして最後の最後で爆発して、担当との決闘に繋がると…

  • 16二次元好きの匿名さん22/07/03(日) 00:41:57

    アーマードコアのマギーみたいな感じか

  • 17二次元好きの匿名さん22/07/03(日) 00:58:20

    >>16

    ここたまするトレーナー!?

  • 18二次元好きの匿名さん22/07/03(日) 00:59:53

    バトライで引き撃ちしなきゃ…

  • 19二次元好きの匿名さん22/07/03(日) 01:55:02

    やめとけよのび太
    トレーナーをガチで死なせるかギリギリ大丈夫でしたで済ませるかで一生悩む奴だぞ

  • 20二次元好きの匿名さん22/07/03(日) 01:59:12

    ドラえもん、君は確か大雑把な注文で面白い漫画を自動で出力してくれる道具を持ってたよね

  • 21二次元好きの匿名さん22/07/03(日) 02:00:05

    だけどよおスネ夫
    このまま全力を出し切ってしまう寸前にこの愛バの未来を見たくなって無意識に力を緩めてしまうトレーナーもアリじゃねえか?

  • 22二次元好きの匿名さん22/07/03(日) 02:02:19

    お兄ちゃん、一通りの結末なんておかしいわ、ルート分岐させるべきよ
    例えば、不良ウマ娘がクラシック無敗三冠と古馬グランドスラムを達成したルートではトレーナーは最強のウマ娘と勝負することしか見えなくなるから全力を出してデッドエンド確定よ

  • 23二次元好きの匿名さん22/07/03(日) 02:08:32

    >>22

    実際その辺の、勝って負けての泥臭さと華を両立した戦績となるとどういうローテになるんや

    凱旋門1着とかか?

  • 24二次元好きの匿名さん22/07/03(日) 02:28:44

    >>23

    脳みそ丸焦げにする気か?

  • 25二次元好きの匿名さん22/07/03(日) 09:20:10

    >>23

    全日本バの悲願定期

  • 26二次元好きの匿名さん22/07/03(日) 09:32:36

    野比くん。流石に僕でもそんな

    「本能に促され、魂に促され走らぬウマ娘の脚に何の価値がある?」
    「勝ちたい、それが君の本心か。よろしい、全力で向かいたまえ。走る前のこと、走った後のことは私が執り行う」
    みたいな、ウマ娘の本能と可能性を信じるトレーナーと
    「私は、勝ちたいんです!故郷に帰って、お父さんお母さん、地元のみんなを笑顔にしたいんです!」
    「トレーナーさん、私は走るだけでいいんですね?全力で、走ればいいんですね?」
    と、担当トレーナーへ盲信の域に入りかけてる、郷里を盛り上げるという夢を持った泥臭い秀才ウマ娘のライバルに

    「やだなぁ……そろそろ、担当なんて持たず新人トレーナーの育成だけしたかったんだけど……」
    な、昼行灯系天才トレーナーと
    「はいはい。真面目に働いてくださいよ……誰が好き好んで貴女の担当をしてると思ってるんですか」
    な、世話焼き系ウマ娘のコンビのような、個性豊かなライバルを出そうだなんて……

    いくら僕でも、少し時間が欲しいかな……

  • 27二次元好きの匿名さん22/07/03(日) 19:36:18

    >>26

    サンキュー出木杉

  • 28二次元好きの匿名さん22/07/03(日) 20:01:37

    さしあたり要点をまとめよう
    ・トレーナーはウマ娘で類稀な才能を持つが持病のため本気で走れなかった過去を持つ
    ・なんらかの事情で賞金に執着する不良ウマ娘と契約
    ・担当となった不良ウマ娘は力をつけて結果を残す
    ・そんな担当の姿を見てトレーナーは闘争意欲を刺激される
    ・最終的にトレーナーは持病を省みず担当に一度きりの真剣勝負を挑む

    次に問題点だ
    ・「全力で走ると心臓が止まる」病気とは何か
    ・不良ウマ娘が賞金を求める理由
    ・そもそも何をもって不良と呼ばれるのか
    ・具体的な戦績は?
    ・最終的にトレーナーが命を失ったとしてその描写は非常にセンシティブではないか

    こんなところだね
    で、のび太くんはどう考えてるんだい?

  • 29二次元好きの匿名さん22/07/03(日) 21:27:17

    >>28

    天才ちゃんが全力で走れない理由に関しては

    心臓が一般的なサイズより遥かに大きいんだけど、同時に心筋が心臓を満足に動かすことができなくて、本気で運動をすると心筋梗塞を高確率で引き起こす という線で考えてる

    不良が走る理由はまあ無難に家族のためとかそんなん

  • 30二次元好きの匿名さん22/07/03(日) 21:29:22

    天才ちゃんに関しては、活躍してたけど惜しまれながら引退とかそんなんじゃなくて、未勝利戦すら走らせてもらえなかったレベルの挫折

  • 31二次元好きの匿名さん22/07/04(月) 08:44:40

    すげぇいいssが...

  • 32二次元好きの匿名さん22/07/04(月) 19:51:23

    このレスは削除されています

  • 33二次元好きの匿名さん22/07/05(火) 01:27:02

    朧げながら話の筋が見えてきたので改めて自分で書き起こしていこうと思う

  • 34二次元好きの匿名さん22/07/05(火) 12:35:40

    あげ

  • 35二次元好きの匿名さん22/07/06(水) 00:17:31

    ドラえもんの要素多めのスレだな?

  • 36二次元好きの匿名さん22/07/06(水) 00:19:50

    >>7

    のび太わりと下衆だぞ?

    こういうのが趣味とは思わんけど。

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