- 1二次元好きの匿名さん22/07/05(火) 18:37:14
【ごめん、行ってくる!】
「ううん、お仕事大事だもん。頑張ってね〜!」
「…トレーナーさん、行っちゃった。おゆはん一緒に食べたかったけど、急な会議なら仕方ないよね」
「暇になっちゃった、う〜ん、どうしようかなあ」
ふと目に付いたのは、トレーナーさんのデスクチェアに無造作に投げられていたジャージ。さっきまでずっとトレーナーさんが着ていたもの。
「…まだ、あったかい」
なんだか少し寂しくなった心を埋めたくて、手にとってしまった。
…そういえば、どこかで聞いたことがある。異性の匂いが良い匂いだと思えたなら、その人とは遺伝子レベルで相性が良いんだって。
「…あたしとトレーナーさんはどうなんだろう」
すごく気になってしまって、でも、匂いを嗅ぐなんてデリケートで…良くないことだよねえ。
「でもすごい気になるよ〜! …よし、トレーナーさん、ごめんねぇ〜」
恐る恐る、手に持ったそれを鼻先に近づけた。
「ん、なんだろ…これ…」
うっすらと、汗っぽい…?嗅いだことの無い不思議な匂いがする。どんな料理とも違う、でもなんだかとても安心するの。こんな気持ちになるってことは、あたしとトレーナーさん、相性抜群ってことだよね。
「これってすごくボーノなことだよ…嬉しいなあ、えへへ〜♪ トレーナーさんを抱っこしてるみたい…」
しばらくそうしてたら寂しさは解消されたけど、やがて匂いも薄れてきて、今度は物足りなくなっちゃった…トレーナーさん、早く戻ってこないかなあ━━━ - 2二次元好きの匿名さん22/07/05(火) 18:37:41
【ん…?ヒシアケボノ、待っててくれたのか】
「おかえり〜! お疲れ様、ちゃんこできてるよ〜。一緒に食べようね〜☆」
【やった!それじゃあ早速…】
「トレーナーさんの席は…今日はこっち〜♪」
【うおっ?!】
トレーナーさんを持ち上げて、あたしの膝の上に持って来ちゃった。
【こ、これ…食べにくいというか…ちょっと恥ずかしいんだが?】
「あたしは気にしないよ〜♪ はい、いただきま〜す☆」
優しい重みを感じながら、一緒にちゃんこを食べていく。
【━━━ところで、なんで急にこんな座り方を?】
「え〜っと、トレーナーさんのにぉぃ…じゃなくて、そういう気分なんだよ♪」
【……???】
ジャージもいいけど…やっぱりトレーナーさんが近くにいる方が、もっとボーノだから、ね♪ - 3二次元好きの匿名さん22/07/05(火) 18:37:53
- 4二次元好きの匿名さん22/07/05(火) 18:39:01
- 5二次元好きの匿名さん22/07/05(火) 18:40:05
お前が続きを書くんだよ
- 6二次元好きの匿名さん22/07/05(火) 19:11:13
ボノが匂い嗅いでるのバレたけどボノトレはそれを受け入れてほしいしそれを嬉しく思ったボノが遠慮なくボノトレを抱き締めて匂いを堪能してほしい
それはそれとしてボノトレがボノに嗅がれてる間に嫉妬心かなんかでボノに自分の匂いを擦り付けてほしい - 7二次元好きの匿名さん22/07/05(火) 20:47:56
これはいいね……👍
- 8二次元好きの匿名さん22/07/05(火) 20:54:14
【なあヒシアケボノ…】
「クンクン…なあに、トレーナーさん?」
【俺の気の所為じゃなければ…俺の匂い、嗅いでないか?】
「あっ…ばれ、ちゃった。嫌、だったかなぁ〜?」
【そんな悲しそうな顔をするなって。恥ずかしいけど、嫌じゃないさ。むしろ、俺の匂いなんて嗅いで楽しいのか?】
「全然嫌じゃないよ〜♪トレーナーさんの匂いね、すごく優しくて…安心するんだ」
「ぎゅうっ…♪ もっと、嗅いでもいい?」
【うっ…まあいいよ、満足するまで堪能してくれ】
「ありがとう〜☆ んぅ…えへへ、すき…♪」
みたいなのが見たいとのことだったので書きました