- 1二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:38:13
えー……今日はね、うん、虚無なんで
はい。虚無ちゃんこ作っていきますね、はい
あの、20代後半の独身女性ってこんなものなんで。世の中の男性諸君には悪いですけど
え？ あー、うん。ボーノボーノ！
じゃ始めてきまーす…… - 2二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:38:40
何かがあった未来……
- 3二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:39:16
ちゃんこ鍋であることを諦めた未来か…
- 4二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:39:44
ちゃんと料理始める前にちゃんこ食え
- 5二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:39:50
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- 6二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:40:35
闘魂注入しない方のリュージ
- 7二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:41:04
虚無ボナーラ好き
- 8二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:41:39
なんかテンションの落差が激しいヤツ来たな……
- 9二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:41:40
すぱちゃどもー
くらいのテンションで反応してほしい - 10二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:42:17
ギャグマンガ日和の地球滅亡みたい
- 11二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:42:17
ちゃんこ鍋？あぁ…ありましたね…そうゆう料理…
- 12二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:42:30
トレーナーが遭難したっきり…
- 13二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:43:35
あのくそ強メンタルボーノに何があったんだ…
- 14二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:44:17
虚無シリーズすき
- 15二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:44:58
ボノトレが遭難しなかった未来
- 16二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:46:02
二日酔いかな？
- 17二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:51:52
今日は常夜鍋を作っていくよー！材料は豚肉とほうれん草！
はい、今日「も」です。3日ぐらい続いてます、毎夜です。
まとめ買いした材料を同じ調理法で食べてます・・・ - 18二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:53:39
本番中に無人島で男性が保護されたとニュース速報が
- 19二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:56:04
どーせトレーナーさんは今日も帰って来ませんよーだ
カチィ(ビールを開ける音) - 20二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:56:19
足を完全にダメにしただけなら覚悟もしてたからなあ
理解のあるトレーナーに会えなくて妥協した世界線か - 21二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:57:47
- 22二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 21:59:10
あにまん民が料理するわけないだろ
- 23二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 22:00:43
フライパン一つで作るペペロンチーノはよく作ってるぞ
- 24二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 22:01:09
やっぱ黄金そうめんですよね
- 25二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 22:02:05
イヤだよ肝心な時に酒で呂律が回ってないボーノ
- 26二次元好きの匿名さん22/07/07(木) 22:03:49
ボーノは酒癖悪そう
- 27SS書いてみた22/07/08(金) 00:35:55
「それじゃあ今日の配信はここまで、また明日。」
配信が終わったことを確認し、作り笑顔を解いて缶ビールを開ける。いつも通り。もう期待なんてしてないけど、今日も良い知らせは来なかった。寂しさを、悲しさを、虚しさを紛らわすためにビールを飲む。さっき作ったちゃんこ鍋も少し摘んだ。味が薄い。もう食べる気がしなくなった。
もう半月以上前にアタシのトレーナーさん、正しくは「元」トレーナーさんは行方不明になった。アタシが走れなくなって引退してからも一緒にいて、いつも支えてくれて、アタシの料理を毎日美味しいって言ってくれてたトレーナーさんは、ちゃんこ鍋の材料を取りに無人島へ行く途中で船の転覆事故に遭ったきり行方がわからない。前みたいに無人島ツアー中の遭難なら、どこの島にいるかが分かるから捜索も簡単だけど、今回みたいな事故だとやっぱり難しいらしい。希望はとっくに尽きて、今はかろうじて配信だけは続けている。
もう三缶目を開けた。箸は全く進まない。せめて、あの時アタシもトレーナーさんと一緒にいたら、最期までトレーナーさんと一緒にいられたのに…そう思った。まだ死んだという報告は無いけど、何日も経っても見つからないならきっと無事では無いだろう。とっくに枯れたはずの涙が頬を伝う。もう耐えられなくて、力なくテーブルに突っ伏した。そんな時だった - 28SS書いてみた22/07/08(金) 01:16:04
突然携帯が鳴り出した。きっとまたビコーちゃんの心配の電話だ。いつも通り「アタシは大丈夫」とだけ言って切ろう。そう思いながら電話に出る事にした。
『〇〇病院です。ヒシアケボノさんですよね！トレーナーさんの件で「見つかったの！？」
思わず言葉を遮った。
『ええ、見つかりましたがかなり弱ってます。出来れば今すぐ「分かりました！今すぐ向かいます。」言い終わらないうちに電話を切った。急いでタクシーを捕まえ、目的地に向かってもらう。トレーナーさんとまた会える…‼︎でも、簡単にはトレーナーの元へ辿り着かせてくれない。あと少しの所で渋滞に引っかかった。「ごめんなさい！ここで下ろして！」「で、でもお嬢ちゃん、もう終電は過ぎたしこの先へ行くには渋滞を抜けなきゃ…」「大丈夫、アタシはウマ娘だから」
お釣りはいらないと言って二万円ほど渡し、むりやり車から出た。何年振りか分からないが、道路のウマ娘専用レーンに立つ。もう脚がどうなっても構わない。全力で走り抜ける。今まで入れたことのない位、脚に力を入れて走った。トレーナーさんとの思い出もまた、頭の中を駆け巡る。何時間経ったかわからないが必死に走り抜いて、辛うじて病院へ着いた。三女神さまのご加護か、トレーナーさんに会う前の最後のバ鹿力のおかげか、脚は不思議となんとも無い。
病室に入ると、呼吸器を取り付けられたトレーナーが横たわっていた。
「トレーナーさん…」「ボ、ボノか…？」「良かった…無事だったんだね…！」「心配かけて…ゴメン…」
本当は抱きつきたかったけど今は我慢して、トレーナーさんの手を優しく包み込む。
「良かった、かなり回復してますよ」お医者さんも落ち着いた表情で答える。本当に無事で良かった…！
その後のことはあまり覚えていないけど、一日遅れて合流したビコーちゃんやたづなさんに、トレーナーさんが見つかるまでアタシがどうしてたかをバラされちゃったのはよく覚えてる。トレーナーさんが自分の事よりも心配してて面白かった。
そして今日、トレーナーさんが退院する事が決まったから、久しぶりに料理配信をする事にした。今度は本物の笑顔でカメラに語りかける。「はいどーも料理のお姉さんヒシアケボノでーす！！ボーノ！」
- 29二次元好きの匿名さん22/07/08(金) 01:16:52
良いじゃん
- 30SS書いたよ！！22/07/08(金) 01:20:19
ありがとう！！勢いで書いたから色々雑でごめんなさい