- 1二次元好きの匿名さん22/07/08(金) 03:01:15
…半分この良さね。
うん、例えば幼少期の頃からよく親しい誰かと食品を分けて食べると美味しい、などといったことが教えられているが実際にどれほど変化するだろうかと疑問に思ったんだ。この味覚の変化及び鋭敏さの上昇などは比較的感情による影響を受けるものらしくてね?他にも恋をしている状態で食事を取るとドーパミン値の高さから甘味に関する味覚芽が活性化するとか、まあ色々ある訳だ。あまり難しい実験でもないし、早速始めてみよう!
というわけでまずはこのチューペットと呼ばれるアイスを持ってきた。チューチュ棒?ああ…そういえば地方によって色々な名称があるらしいな。まあ名前は今回の実験とは無関係だ、それはともかく暑い日に食べるアイスは最高だよねぇ!…よし、うまく割れた、溶ける前に食べ終えるといい。
それで?いつもより味に変化はあったかな?
…だよな。私も特にいつも通りひんやりして美味しいくらいで甘味が強まった感じもまったくなかった。次にいこう。
この暑い日に敢えて熱いものを食べる、なんて涼み方があるそうだ。君に用意してもらった一人前ずつのコーンスープと野菜スープを分けて食べてみることにしよう。
ふぅン!よく野菜本来の味が出ているね。コーンの方は甘さがあって飲みやすい…いやそうじゃないな、いつもとの差だ。うーん…駄目だ、いつも通りとしか言いようがないな。なあトレーナー君、何か思いついたことはあるかい?この際なんでもいい、結果に繋がらなさそうなことでも構わないよ。
ああー…暑さでぼんやりしていたのかな。あまりにも自然すぎて気がつかなかったが今やっていることは普段の生活での条件とまったく同じじゃないか!つまりお互い別々のものを別々のタイミングで食べる方をやらなくてはならない訳だね。…でも手間がかかるし、せっかく生活リズムを整えて健康状態を維持しているのにデメリットだらけだ。何より食事中の君との情報交換ができなくなるのも惜しい。延期にするとしようか。