- 1二次元好きの匿名さん21/10/02(土) 20:36:12
部屋についている露天風呂に浸かりながら今日の出来事を振り返る。
フラワーと一緒に登った近くの山。
登っている途中に咲いていた花の解説をするフラワーはとても楽しそうで、こっちまで笑顔になった。
低山とはいえ山頂からの眺めも抜群で、写真をキングにも送ってあげた。
それになんといってもこの露天風呂!
風が当たってのぼせにくいし、落ち着いて入れて最高!
……それに大浴場でフラワーをあんまり他人に見せたくないしね。
いけないいけない。あんまりフラワーを待たせるわけにはいかない。
ささっと身体を拭って浴衣に着替える。
脱衣所の扉に手をかけると、フラワーの声が聞こえた。
誰かに電話しているらしい。
「キングさん、こんなにいいところを紹介してくれてありがとうございます」
そういえばこの旅館はキングに紹介してもらったんだった。
あとでお礼を言わないと。
『いいのよ、それより楽しんでる?あなたたちが楽しくないと紹介した甲斐がないのよ』
「はい、スカイさんも喜んでますよ」
『そう……ならよかったわ』
「いつも相談に乗ってくれて本当に助かってます、キングさん」
『あなたもスカイさんも大事な友人なんだから当然でしょう?』
「ふふっ……キングさんがいてくれてよかったです」
……あれ?なんか二人仲良すぎじゃない?
まあたしかに?私っていう共通の友人とか話題があるのはわかるけどさ?
それにしたってちょーっと距離が近くないかな?
むう、と頬が膨れてしまう。 - 2二次元好きの匿名さん21/10/02(土) 20:36:25
脱衣所の扉を開けてフラワーの背後に立つ。
浴衣の首元から艶めかしい首筋が覗いている。
「あ、スカイさ……」
フラワーが言い切る前に抱きしめる。
熱い。
風呂から上がったばかりだからだと自分に言い聞かせる。
「やっほー、キング。“フラワーと”二人で楽しませてもらってるよ~」
フラワーの携帯に向かって少しだけ強調して話す。
『スカイさんの口からも聞けたなら安心だわ。それじゃ二人の時間を楽しんでね』
「はいはーい」
通話を切る。
……気を使わせてしまったかな?
あとでなにかお土産買っていこう。
「えっと……スカイ、さん?」
おっと、フラワーを抱きしめたままだった。
今更だけど私かなり大胆なことしてるね!?
慌てて離れようとする。
フラワーに袖を掴まれた。
とろんとした目でこちらを見つめるフラワー。
白い肌が浴衣の隙間から見え隠れしている。
「ふ、フラワー……」
「スカイさん……」
ふわりと鼻先をくすぐる花の香り。
少しずつフラワーとの距離が縮まる。
熱い。
それはフラワーも同じだった。
吐息が触れ合う。
そしてセイウンスカイとニシノフラワーは─── - 3二次元好きの匿名さん21/10/02(土) 20:36:52
- 4二次元好きの匿名さん21/10/02(土) 20:38:05
ついにやったんだな!
- 5二次元好きの匿名さん21/10/02(土) 20:38:46
続きは皆様のお心の中で…(精一杯の表現)
- 6二次元好きの匿名さん21/10/02(土) 22:10:24
ないすぴょい!
- 7二次元好きの匿名さん21/10/02(土) 22:11:54
濃厚なNTR展開の前振りみたい
- 8二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 01:21:01
この前の続きか
いいぞぉ - 9二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 01:22:23
ヤったぜ