- 1二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 01:33:21
- 2二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 01:34:19
このレスは削除されています
- 3二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 01:34:56
いけるべ!作家の自分!
- 4二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 01:35:04
俺のことか?照れるからやめれ〜😊
- 5二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 01:35:45
- 6二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 01:36:14
おい!言葉を慎めよ……
- 7二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 01:37:02
ここはよし俺が書くぞ!っていうのとお前ならできる!っていう応援はどっちが正解なのか悩むね
個人としては作家増えて欲しいから応援したい - 8二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 01:38:18
別の所で書いてるし、書こうと思ったら書けるけんど面倒だから人任せにしたいんだべ
- 9二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 01:39:16
スレ主さんが産むんだよ?
- 10二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 01:40:33
今関係ないの書いてっから、他力本願したいんだべ。
- 11二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 01:41:15
人格面でよくそんな奴トレーナーになれたなって設定つける時はある程度能力面は高めにしとけよ
難癖マンが出たときのために用心しとけ - 12二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 01:42:45
この宇宙ではトレーナーになれるんだべ
- 13二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 01:51:09
誰か書いてくれ俺も読みたい
- 14二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 01:53:01
しゃーねーな!!!
30分待ってて - 15二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 02:24:06
ジャスト30分だ!!!
- 16二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 02:24:21
1分ずれた
まあいいや今から載せる - 17二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 02:24:37
うざったらしいまでの金髪。タバコ臭い服に、やたらとじゃらじゃらついたアクセサリー。
ザ・チャラ男という見た目をしたこの男の胸に光っているのは、中央トレセン学園のトレーナーバッジ。
これでも、手腕「は」認められた立派なトレーナーだ。
「さーって、今日から俺もトレーナーだな!どんなカワイイ娘たちがいるんだ〜?」
そう言ってナンパでもするかのようなテンションで、トレーニングコースへ向かうチャラ男。
そこでチャラ男は見た。見てしまった。
…今まで付き合ってきた女性、その誰よりも美しい少女を。
自分の黒髪を染めただけの汚い色とは比べ物にならない綺麗なブロンド。
肌は陶器のように白く、まつ毛まで透き通って見える。
…それが、彼がゴールドシチーを初めて見た瞬間だった。 - 18二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 02:24:54
「やっっっっ…べえええ!!!あれダメだろ!反則だろ!!!めっちゃ綺麗じゃねえか!!!」
思わず声に出る。
彼女に駆け寄り、そのままの勢いでスカウトに入る。
「なあなあ君、今フリー?俺トレーナーなんだけどさ、よければ…」
「お断り」
「…えっ」
生まれてこの方女性に「お断り」されたことのない彼にとって、未知の体験。
「…アンタ、さっき向こうで『綺麗』とか言ってたでしょ。…アタシ、そういうの嫌なの」
そう言って、彼女は自分を避けるようにどこかへ行ってしまった。
「…ゴールドシチー」
町の広告で彼女を見かけた時は驚いた。今まで自分のものにならないモデルなど興味がなかったからだ。
「にしても、まさに『クール』って顔してんなぁ…」
そんなことを思いつつ、まじまじと眺める。
「モデルって綺麗って言われるの好きじゃねえのか…?はぁ、オンナ心ってのは難しいなぁ…」
そんなことをぶつくさと言いつつ、トレーニングコースへ向かう。
…今日もまた会えないかと淡い期待を胸に。 - 19二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 02:25:10
「っは…はぁ…だあぁっ…!!!」
我武者羅に走り、汗を流す彼女がそこにいた。
「…全然違う」
今日見た広告のモデルとは違う誰かがそこにいる。そう感じた。
「『クール』なんかじゃねえな…あれは」
あれは…
「最高に…『アツい』もん持ってるじゃねえかよ…!」
それから彼女のことは脳裏にさらに強く焼き付いた。
彼女が嫌がりそうなことをする自分が許せなくなり、タバコは灰皿ごと捨て、今付き合ってる彼女…といっても互いに単なる遊び相手だったのだが…その人物と別れる。
「これであの娘…振り向いてくれるか?」
…柄にもなくそんなことを考える。 - 20二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 02:25:24
「…どうして誰も、『アタシ』を見てくれないんだろう」
そう呟く。答えは分かりきっているのに。
毎日どんなにトレーニングに励んでも、寄ってくるトレーナーは「綺麗」「可愛い」「美しい」と口を揃えて言う。
「…見た目しか見てもらえないんじゃ…」
「ゴールドシチー!」
ふと大声をかけられ顔を上げると、そこには少し前にスカウトを断ったチャラいトレーナーがいた。
「何?しつこ…」
そこでふと気が付く。
前よりタバコの匂いが薄くなっている気がする…
「君の、アツい『ハート』に惚れちゃったんだ!いや、アツいって言い方はどうかとも思うんだけど、あんなに全力な顔して走るのは…うん、やっぱりアツいって!すげぇよ!」
「…ハート」
ハート…つまり内面。
こんなチャラそうなトレーナーが…誰よりも内面を見ていると言う事実。
その事実に、シチーの心は揺れ動く。
「あらためて言わせてくれ!俺の…担当になってくれ!」
…しばらく言葉が出なかった。
だって内面を語ってくる人なんて初めてだったから。
けれど溢れる感情は、間違いなく嬉しさで…
「…ありがとう」
「えっ!?それってさ!!!」
「うん。…これからよろしく、”トレーナー”」
このトレーナーとなら、きっとやっていける。
きっと綺麗なだけの”お人形”を、変えてくれる。
そう思えた。
そうして、3年間が始まった。 - 21二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 02:25:40
(3年間の描写は割愛)
3年間はいろいろなことがあった。
その締めくくりに、トレーナーがある提案をしてきた。
「なあシチー、これ覚えてるか?」
「あ…温泉?」
「そう!一緒に行こうぜ!」
「いいね。疲れも取れそう」
そんな軽い気持ちで2人は温泉に向かう。
「はぁっ…いい湯だった…!」
「ほんとだよな!あの時当たってよかったよなーホント。当ててくれたシチーに感謝だわ」
「ただの運だけどね」
そんな他愛のない話をしているうちに、夜は更けていく。
「あっやべえ!もうこんな時間じゃん!?寝ようぜ!」
「そうだね、おやすみ」
電気が消えた後、シチーは考えていた。
(…同じ部屋で男女2人が寝るって…どうなの…?………って言うか待って、私そんなこと考えるほどコイツのこと男として見てるって…こと…?)
そんな思考に至ってしまう。
いきなり体温が上がるのを感じる。
(いやいやいやいや待って待って!確かに好きか嫌いかで言えば好きだけど!トレーナーとして信用してるからと言うかそもそもこんなチャラ…いや…好き、だけどっ…)
自分に言い訳するかのように思考が混乱する。
…この恋心を認めるには、まだかかりそうだ。 - 22二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 13:10:58
うわぁー!ss!
- 23二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 18:50:06
これはいいものだ