- 1二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 16:34:53
「おい、トレーナー！どこ行くのだ！」
ある日のトレーニング中その場を離れようとすると、担当ウマ娘…シンコウウインディに呼び止められた。
『ちょっとノートPC持ってこようかと思って、タイムとか記録したいし…』
「はっはーん…じゃあ取ってくればいいのだ！その間にウインディちゃんがどんなイタズラしてても文句は言いっこなしなのだ！」
『それは困るなぁ…』
「…しっかり監視してれば、手が出せないかもしれないのだ」
『じゃあそうするね』
そうしてその日は、紙にタイムをメモしつつ、ウインディにつきっきりでいた。 - 2二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 16:35:07
「こらー！先輩！！！チョークの粉ひっくり返しただろ！掃除しなきゃダメだぞ！！！」
「知ったこっちゃないのだ！悔しかったらビコーが捕まえてみればいいのだ〜！」
「ぐ、ぐぬぬ…待てー！！！」
…また別の日、彼女がイタズラをして追いかけられている場所に遭遇した。
「あっトレーナー、ちょうどいいところにいたのだ！ウインディちゃんを匿うのだ！」
いきなりそう言うが早いか、ウインディは近くの空き教室に隠れる。
「はぁっ…はぁ…見失った…あ、先輩のトレーナーだよな！先輩がどこ行ったか知らないか？」
『そこの教室に隠れてたよ』
「ちょっ！？なんでバラすのだ！！！」
『いたずらはしっかりお叱りを受けてきなさい』
「嫌なのだ！離すのだーっ！！！」
ビコーに連れられ掃除に戻るウインディを見送った。 - 3二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 16:35:17
ある日、トレーナー室で一緒にビデオ研究をしていたところ。
「…んあ」
彼女が眠たそうにしていた。
『眠い？』
「眠いのだ…」
…彼女はこう見えて極度の寂しがり屋だ。
普段はルームメイトがいない時、寝付けないらしい。
『…ちょっとだけ昼寝しようか』
「やったのだー…おや…すみ…なのだ………」
その彼女が自分の前でウトウトとしてくれるほどに安らいでくれるなら、これ以上のことはない。
彼女の寂しさを自分が埋められるなら＿
そう思い、そっと彼女を撫でる。
ほんの少し、ウインディの表情が緩んだ気がした。 - 4二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 16:37:16
ウインディちゃんのSSって見かけないなーと思って
可愛いし設定が興味深いし早く育成してみたいな…
シャカールの例があるからいきなり実装してくれるかもしれないし！
僭越ながら過去作まとめを載っけておきます
【自作SSまとめ】とあるトレーナーのSS｜あにまん掲示板SS読んでる？様にピックアップされたのをきっかけに作ってみたhttps://bbs.animanch.com/board/794102/?スレ画はバンブーだけどそれ以外も書くぞ！下10レスくらいは初S…bbs.animanch.com - 5二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 16:52:46
貴重なウインディちゃんのSSだ ありがとう
- 6二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 16:53:32