- 1二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 07:30:41
逆に何をすれば引いたりするのかねぇ……
多少気味の悪い事をやれば多少は嫌悪感の一つや二つ出るだろうか。
というわけで…
「首輪……?」
「GPSつきのチョーカーだ。これで私は君が何処にいようとも丸分かりだ」
「へぇー…、別に逃げたりしないのに」
「学園内で君を探すのに困らないから良いだろう?それに……」
「それに?」
「君がまるで従順な犬のようで可愛らしいと思ってね」
そう言って私はモルモット君の首に私の本心も若干混ざったそのチョーカーをつけた。
「まぁ確かに君の言うようにこんなものをつけなくとも君は逃げないだろうけどね。ただ私がつけたかっただけだよ、何より私の所有物という証明にもなるしね」
そう言いながら満足げに微笑む私。
……こんなことされたらさすがにモルモット君といえどドン引き案件だろう。
「ふーん…そっか。良いよ、所有物でもモルモットでも犬でもなんでも良い」
「……は?」
君というやつは何を言い出すんだ。敬虔過ぎて逆に不安になる。
「…でも」
「自分以外にモルモットを作ったら───恨むからね?」
「っ……あぁ、わかっているとも」
モルモット君の放つオーラのようなものに気圧された。モルモット君の目はひどく狂気的だった。それこそ、身震いするほどに。
私の狂気が、彼にここまで執着させたのか?
どうしたものか。モルモット君は私が逃がさないと思っていたのが、実際は私も逃げられない側にいるとは。
からかうだけのつもりが、とんでもない狂気を掘り起こしてしまったらしい……
みたいなお互いドロドロなのはアリですか - 2二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 07:33:43
ありかなしかは続きにもよるからイッチ頑張って
- 3二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 07:36:21
お互い独占欲強そうなのはどこでイメージついたんだろうね
タキトレはちょくちょくクソデカ矢印向けてたけど - 4二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 07:37:07
うーん…
これだけじゃ判断出来ないなぁ - 5二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 08:01:47
「なぁ、モルモット君」
「ん?どうしたんだタキオン、実験か?」
「いや、ただの報告さ」
この前の一件があって以来、お互いがお互いを支配するという訳の分からない関係が出来上がっていたことが分かってしまったが、だからこそ少しからかいたくなった。
「実は君に同僚が出来てね、同じモルモット仲間として頑張ってくれ」
「……は?ちょ、ちょっと待ってくれ」
「いやぁ、君と同じく可愛い存在だよ、あそこまで従順だとは」
「タキオン、自分以外にモルモットは作るなって、作ったら恨むって言ったでしょ…!?」
「でも、君一人じゃ足りないんだよねぇ、モルモットの数としてはさ」
「タキオンッ!!」
肩を鷲掴みにしてくる。いつもと違う様子だ。まぁ当たり前だろう。だって、お互いの独占欲は常軌を逸してるから。
「おー怖い怖い」
「頼むよ、自分さえいれば十分だろ?な?」
「いやぁ、可愛い子だったよ、ケージの中でくるくると回し車を走らせるんだ」
「……は?」
「乾し草も口に運べばパクパクと食べるしね」
「ま、待ってくれよタキオン、まさか君の言うモルモットって」
「待てって…文字通りのモルモットだが?」
「は、はぁっ……」
気が抜けたのかソファーに座り込んでしまった。
「でも、それでもモルモットが増えるのか…自分以外のモルモット……」
「……ククッ、はははっ!安心したまえトレーナー君!学園では生物の飼育は禁止だ!現状君以外のモルモットはいない!」
「それなら…良かった」
「それに……」
「───いざ呼んだ新入りが、モルモット君に纏わり付くダニだったら嫌だからねぇ………」
こうですか - 6二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 08:01:55
モルモット君がドロドロ感情もってるのは解釈違いだから俺を宗派替えさせるために続き書くといいよ
- 7二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 08:09:22
共依存はいいぞぉ…
- 8二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 08:11:42
友人カード積んだ時のタキオンヤバそう
- 9二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 08:17:20
朝にあげるドロドロ具合じゃねぇ!!
- 10二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 08:24:57
私の性癖には合っていますね
- 11二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 08:27:00
とりあえず首輪としてチョーク渡したら
これが意外と似合ってるもんだから
そのまま首フェチになったタキオンはありですか? - 12二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 08:29:29
- 13二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 14:14:30
重力が…重力がすごい……!
- 14二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 14:15:23
なんだァここは
木星か? - 15二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 14:20:03
SがMを支配しているんじゃなくてMがSを支配しているという好例
- 16二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 14:47:28
チョーカーの下にタキオンの歯型というか噛み痕の残るモルモット君どこ…ここ…?
- 17二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 14:49:05
- 18二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 15:19:00
S(Scientist)とM(Marmot)か…
- 19二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 16:10:27
ブラック・ラグーンみたいな目してそうだなこの二人
- 20二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 19:32:26
ある日の事だ。
「なぁ、トレーナー君」
不意にタキオンが話を切り出そうとする。
「ん?実験か?」
「違う。君、この前たづなさんと随分楽しげに話してたねぇ?」
顔は書籍の山に阻まれて見ることは叶わないが、声音からして不機嫌なのは火を見るより明らかだった。
「あぁ、アレはトレーニングの話で盛り上がって……」
「黙れ。御託はどうでも良い。君は君以外のモルモットを作るなと言った。私はそれを守ってる。……なら君もそれなりの態度は示すべきじゃないのかい!!」
立ち上がってそう言いながら近付き、自分のネクタイを引っ張りあげる。
「っ……」
「実際トレーニングの話なんだろう…君が私以外で満足できるわけがない、満足出来ないなら身体でも何でも使って満足させてやる。だけど君が他の誰かに時間を割くこと自体が憎らしくて仕方がない」
「タキオン……」
「悪いね、大声出して……だけどこれが私の本心、本性なんだ」
耳を垂らしている。自分本意な申し出に申し訳なさを感じたのだろう。
しかしそれを自分は、一切不快に思わなかった。
むしろモルモットという人以下の扱いであるに関わらず、あまりに重量の大きい愛情にむしろ喜びすら感じた。
「……いや、構わないよ。悪かった。俺の全ては、君に尽くすために使う」
「……ありがとう、トレーナー君」
なるほど、これは到底、お互い離れられそうもない。 - 21二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 19:42:33
この一連の会話スカーレットが聞いたらどうすんだ……
- 22二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 23:40:03
胃もたれするぐらいの狂愛だな……
でもカフェとかなんとなく察してそうだ - 23二次元好きの匿名さん22/07/14(木) 11:40:13
重力がすごい...!
- 24二次元好きの匿名さん22/07/14(木) 22:54:23
こういうの好き...
- 25二次元好きの匿名さん22/07/14(木) 23:11:27
「多少気味の悪い事」と理解してても独占欲が勝って首輪(チョーカー)で所有権をアピールしだすのがドロッとしててよき
- 26二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 09:08:53
この共依存カップルが....
- 27二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 20:25:08
タキオンはモルモットくんにGPS仕込まない?