- 1◆uDvzsvBOdU8j22/07/14(木) 20:59:37
- 2◆uDvzsvBOdU8j22/07/14(木) 20:59:54
「なるほどな……ふふっ、互いにいつも通りのタッグという訳だ」
「なんだかすごく安心します。相手も同じというのが悩ましいですけど」
「ただ、我々のやる事は変わらないさ。手探りで素早く筋道を見つけ、勝利を獲る」
「単純明快ですね。でも不思議と負ける気がしません」
「奇遇だな……私も一緒だよ」
「スマートに行くとしましょう。いつものように、私たちらしく」
「知ってるとは思うが……ブライアン。相手はこの上なく厄介なコンビだ」
「当たり前だろう。私の姉貴とそのトレーナーだ」
「だが案ずる必要はないぞ。お前はお前の好きなようにやるといい」
「ほう……じゃあアンタは?」
「ブライアンが好きにやれるよう全力でカバーしてやる」
「…………ふっ、じゃあ任せたぞ。信用している」 - 3◆uDvzsvBOdU8j22/07/14(木) 21:00:36
「ウマ娘とトレーナーで綺麗に分かれたか……」
「おかげで最強の姉妹が組んじゃいましたよ。勝ち目は限りなく薄いでしょうね……普通なら」
「だが俺たちはその姉妹のトレーナーだ。担当のことなら何でも知っている」
「同時に私たち大人ですから。経験値の差ってものを見せてやりましょう」
「手心加えて足をすくわれる訳にはいかないんでな……大人らしく意地汚くやらせてもらおう」
「不思議な気持ちになるな……お前と協力するというのは」
「私たちは、昔から今まで争うばかりだったからな」
「ああ。そして互いに最も付き合いが長いもの同士だ」
「違いない」
「……さてブライアン。相手は共に私たちの最大の理解者だ。一筋縄にはいかないだろう」
「理解者なのはこっちも同じことだ。それに、姉貴と私なら大した敵ではない」
「お前らしい自信だな……うむ。なら私も姉として猛威を振るってやることにしようか!」 - 4◆uDvzsvBOdU8j22/07/14(木) 21:01:17
「さて……果たしてハヤトレにブライアンの手綱が握れるか」
「私のトレーナー君はフォローのスペシャリストさ。手綱を握らずとも、力を引き出してくるだろう」
「担当からそう称されるのは冥利に尽きるだろうな……では容赦はいらないってことだ」
「さてそれはどうだろうな……私は、君がブライアンに無意識に手加減してしまう可能性を危惧しているぞ」
「俺はそこまで甘くはない。それにそっちこそそんな台詞言えたクチじゃないだろう」
「ブライアンに甘いのは君の方だろう、ブラトレ君」
「何を言ってるそっちの方が……」
「私はな、日頃からあの二人には世話になってる。色々とな」
「でしょうね」
「だから今日は、たっぷりその礼をしてやるつもりだ」
「素晴らしい心がけだと思います。私も全力でサポートしますよ」
「そうか……なら、先に一つ言っておくぞ、義兄貴」
「なんですか?」
「私は姉貴と違って、咄嗟に細かい計算はできん。そのつもりで頼む」
「承知しました。…………なら、それ以外は任せちゃっても構わないということですね?」
「無論だ」 - 5二次元好きの匿名さん22/07/14(木) 21:06:00
姉貴とブライアンのペアの時圧勝してそうね...
- 6◆uDvzsvBOdU8j22/07/14(木) 21:15:26
- 7二次元好きの匿名さん22/07/14(木) 21:18:26
なかよしブラハヤ姉妹とトレーナーいいよね
ほのぼの… - 8二次元好きの匿名さん22/07/14(木) 22:08:02
- 9二次元好きの匿名さん22/07/14(木) 22:10:10
- 10二次元好きの匿名さん22/07/14(木) 23:03:51
トレーナー二人の悪友感好き
- 11二次元好きの匿名さん22/07/14(木) 23:40:46
1番白熱した闘いになったのはいつものトレウマペアだったんだろうなって
- 12二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 09:30:43
最強の姉妹だからな……
- 13二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 18:30:06
姉貴の強さを疑わないブライアン良い…
- 14二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 23:30:34
どの組み合わせも格好よくてアリだな
頑張れブライアン