SS書き集まれー!ワンライやろうぜ!

  • 1スレ主 ◆vIkBUUXIYw22/07/15(金) 20:31:03

    ウマ娘でワンライ企画スレになります。

    ワンライはお題に合わせたSSを1時間以内に書き上げ完成させるという物です。
    人を集めるために始まりは21時からにさせていただきます。
    公平性を保つ為お題の発表は20時55分に発表いたします。

    文字数やレス数は自由になります、レスを跨ぐ際は安価を付けていただけると分かりやすくなるので付けてもらえると助かります。
    完成したら時間でなくても投稿しても結構です。
    完成した作品でスレを立てても大丈夫です、その際はURLをこのスレに貼ってくださると助かります。
    ここで書いた物をSS宣伝スレで宣伝してくださっても大丈夫です。
    皆さま奮ってご参加ください。

  • 2二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 20:31:43

    今週のワンライだー!!!
    参加いたします!!!

  • 3二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 20:32:35

    お題は何かしらん
    楽しみ

  • 4二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 20:37:21

    SS総合スレの方で宣伝するのもありではないでしょうか

  • 5スレ主 ◆vIkBUUXIYw22/07/15(金) 20:38:33

    >>4

    すっかり忘れていました、ありがとうございます!

  • 6二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 20:42:01

    1時間で仕上げればいいのね
    キャラは自由に決めていいんですか?

  • 7二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 20:43:51

    こんな企画あったんか。もう半年は書いてないな…。

  • 8二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 20:44:51

    今週も頑張るぞ!

  • 9スレ主 ◆vIkBUUXIYw22/07/15(金) 20:45:07

    >>6

    ご自由にどうぞ!ウマ娘のキャラであればウマ娘でなくても構いません!

  • 10二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 20:45:26

    眠くならなければやってみっぺ

  • 11名もなきアルダン好き22/07/15(金) 20:46:15

    初参戦!
    さぁ、他の方のSSも楽しみすぎる

  • 12スレ主 ◆vIkBUUXIYw22/07/15(金) 20:55:03

    今回のお題は「扇風機」です。
    21時から執筆をよろしくお願いします。
    投稿時間は書き上がりから22時30分までになります。

  • 13二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 20:57:27

    自信が無いので今日は見るだけ……

  • 14二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 21:00:25

    はじまった!

  • 15バンブーSS-122/07/15(金) 21:09:33

    『あぁ…暑い…』
    思わず扇風機に縋り付きに行ってしまう。
    『あー、あ〜…懐かしいな。そういえばこうやって声震わせて遊んだなぁ』
    そんなことを思いつつ、扇風機に当たる。
    『あ〜、われわれはうちゅうじ…あれ?』
    不意に風が弱まる。
    『おいおいっ、故障か!?』
    明らかに不調になった扇風機と格闘していると、担当ウマ娘…バンブーメモリーが入ってきた。
    「お邪魔するっスー!…トレーナーさん、何してるんスか!?」
    大の大人が扇風機に語りかけながら不調の原因を探っている図は、側から見ればあまりにもシュールだった。

    「なるほど、扇風機が壊れて…」
    『このままじゃ熱中症になっちゃう…』
    「それなら…さっきトレーナーさんがやってたことの続きをすればいいっスね!」
    『さっきは原因探しだけで何もしてなかったけど…?』
    「扇風機を…応援するっス!」
    思わず耳を疑った。
    『…え?』
    「だってさっきトレーナーさん、何か扇風機に話しかけてたっスよね?」
    …扇風機で遊んでいた件も覚えているらしい。まさかこの歳で扇風機に声をかけて遊んでいた、なんて言うのも恥ずかしい…
    『そ、そうだな!応援しよう!』
    「そうするっス!!!」

  • 16バンブーSS-222/07/15(金) 21:09:52

    >>15の続き

    「フレーっ!フレーっ!扇風機ー!まだまだやれるっスよー!!!」

    『ふ、フレー…フレー………』

    これで治るわけがない。どうすればいいかパニックになりながら応援をしていると、不意にバランスを崩す。

    『おわっ!?』

    「トレーナーさん!?」

    扇風機にモロにぶつかってしまう。

    するとその拍子に何かがよくなったのか、扇風機は動き出した。

    「あ、直ったっス!応援が届いたっスね!」

    『…ああ、そうだな!』

    「あ、今の声扇風機で震えてたっスね。…ちょっと、面白いから…遊ぶっス!」

    『え…』

    そうすると彼女は人目を気にせず遊び出した。

    …自分が気にしていたのがバカみたいだ。


    「アタシたちはウマ娘!…ってこれだとただの自己紹介っスね…」

    『我々は宇宙人だ!今からこの星を征服する!』

    「そ、それはダメっス!アタシが風紀委員の名にかけてこの星を…!」

    …そんな子供っぽい遊びも、たまには楽しいのだった。

  • 17ボノのSS少なすぎだろ!22/07/15(金) 21:11:48

    ああ〜♪涼しいなあ……。
    エアコンの調子が悪いのは残念だけど、たまには扇風機も風が気持ちよくて……ボーノだよ……。
    あ、トレーナーさんおかえり!見てこれ、ホコリ被ってたの引っ張り出してみたんだ♪
    ……ダメ〜!トレーナーさんはさっきまでクーラーの良く効いた部屋にいたんでしょ〜?しばらくここはあたしが占拠しちゃうからね〜♪
    後ろに立っても……あたしの体がおっきいから風来ないよ、残念でした!

    そんな押したり引っ張ったりしたって、あたしはどかないぞ〜!のこったのこった〜♪

    ふう……トレーナーさん、もう汗だくになっちゃったね……。
    これであたしとおあいこだね、はい、こっち来て♪

    ……あたしのあぐらの上はどう?涼しい?
    え?汗なんて気にしないでいいよ〜。
    今はこうして……涼しい風に身を任せて……。

    そういえば、冷蔵庫にアイスがあったっけ。
    トレーナーさん、取りに行って……涼しいから退きたくない?……あたしも〜。
    そうだねえ……もう少し、こうしてよっか♪

  • 18名もなきアルダン好き22/07/15(金) 21:26:19

    https://bbs.animanch.com/board/811834/?res=7


    文字数が少し多いと思ったので新規スレ立て。

    こちらのスレも掲示しておきましたー!

    さて、私も読者側に回ります。

  • 19スレ主 ◆vIkBUUXIYw22/07/15(金) 21:29:24

    トレーナー室のエアコンが壊れた。
    修理に数日かかるらしく扇風機を出したが流石に汗で書類がダメになるし、暑さでやる気も出ない。
    「おはよー!トレーナー!って暑いよ〜!!」
    元気よく担当のハルウララが入ってくるが外と変わらぬ室温にすぐに弱音を上げた。
    「俺は書類を片付けるからウララはどこか涼しい部屋に行ってていいよ⋯⋯」
    流石に書類仕事はここ以外でやるわけにはいかないが、他の事は図書室などの涼しい部屋があるはずだ。
    「トレーナーが暑さでまいっちゃうよ〜?⋯⋯そうだ!」
    何かを閃いたウララはどこかに走り去る。

    ───暫くたってウララは汗だくで戻ってきた。
    「風鈴と沢山の氷貰ってきたよ〜!!」
    ウララが持ってきたとても大きなにはタライに水と氷が張ってある。
    そして風鈴には、ウララが描いたらしい可愛らしい顔が描いてあった。
    「これで一緒に涼しくなれるね!」
    それから二人、トレーナー室で氷水に足を入れながら扇風機で鳴る笑顔の風鈴の音色と共に過ごしたのだった。

  • 20名もなきアルダン好き22/07/15(金) 21:29:54

    >>16


    >>17



    バンブーメモリーもアケボノも可愛い……!

    扇風機を使った遊びすごくわかる笑

  • 21ウインディはかわいいぞ22/07/15(金) 21:35:06

    「ウインディ、扇風機を独占するのはやめてくれ...」
    「いーやーなーのーだー」
    「こっちも暑いんだけど...」
    トレーナー室のエアコンが壊れ、修理の業者が来るのは明日と決まったこの日。ウインディとそのトレーナーは扇風機でこの猛暑を乗り切ることを決めたのであった。ただし今はウインディが扇風機の前に陣取り、独占しているが。
    「俺にも分けてくれ。暑くてかなわない。」
    「子分は親分の後なのだ!ウインディちゃんが満足してから扇風機は譲ってやるのだ!」
    「そうなると今日一日ずっとだろ...仕方ないな。今日は暑いしはちみーアイスを食べながらミーティングでもと思ってたんだが。ウインディは扇風機の前から動けないんだもんな?」
    「アイス!?あ、あー!ウインディちゃんなんだかトレーナーに扇風機譲ってあげたくなってきたのだ!ほら、使っていいのだ!」
    なんというか、ウインディのご機嫌を取るのも慣れてきたものだ。担当ウマ娘は冷蔵庫にかぶりつく勢いで頭を突っ込み、アイスを選別している。扇風機から送られる風を感じ、暑さが和らぐ。
    「アイスは決まった?ならミーティング始めようか」
    「決まったのだ!トレーナーも食べるのだ!」
    ウインディが差し出したのは2人で分けるタイプのアイス。
    「俺にもいいのか?」
    「ん!親分は子分に分けてやるものなのだ!」
    「...!ははっ、ありがたき幸せーっ」
    「にっひひ、もっと褒めるのだ!」
    独占するかと思ったら子分に分けてやるような親分だとは。親分の度量の広さに感謝しつつアイスを食べる。扇風機がミーティングをする2人の顔を何度も見比べるように動いていた。

  • 22黄金世代の夏22/07/15(金) 21:36:25

    「あっつぅ〜……もう限界デース。休憩にしましょうよ〜」
    「わ、私も水分が…水分が欲しい……」
    「そうですねぇ…休めるところがあるといいんですが」
    「あ〜〜確かこの辺にアイス屋さんあった気がするぅ〜〜」
    「す、スカイさんあなた大丈夫なの…?語彙も溶けてるわよ」

    午前中にみんなでランニングに行こう、となったはいいが真夏の暑さを舐めていた。10時を過ぎれば照りつける日差しに避暑地を求める始末。

    そんな中たどり着いたスカイさんが教えてくれた休憩所にはアイス売り場に長椅子が3つそして扇風機が靡いている簡素なものだった。それぞれが好きなアイスを書い椅子に座る。

    「贅沢言えばクーラーのある部屋でアイスが食べたいデスね〜」
    「エル、ワガママ言ってはいけませんよ?」
    「そーそーグラスの言う通り。それにアイスを食べながら扇風機の風に揺られるのも風流でしょー?」
    「そーねぇ…こういうのも悪くないわね」
    「あ゙あ゙あ゙あ゙我々はぁ〜〜」
    「あースペちゃん!エルもそれやりたいデース!」

    スペシャルウィークさんに釣られてみんなが扇風機で遊びだす。さっきまで暑さでバテていたと思えない。

    「ねえねえ!キングちゃんも一緒にやろー!」
    「もぉーしょうがないわね」

    友達と一緒に扇風機の風を浴びながら食べるアイスは、不思議といつもより美味しく感じた。

  • 23二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 21:41:37

    ──ンフフ、見ていたよトレーナーくん。
    今日も皮脂で取れた化粧を直しに行っていたね。
    君は……人よりもやや汗の代謝が早い傾向にあるから、この時期になると余計に大変だねェ。
    クククク、だがそんな悩みとも今日でお別れさ
    フフ、この私特製ハンディファン…サンタナくんがあればねぇ
    さあ、使ってみたまえよ。なに、遠慮することはないよ?
    このサイズでもかなりの風を作り出すことができるんだ。心配は無用さ
    ほら、こうして顔や体に近づけて当てるだけさ
    んー?何を恥ずかしがっているんだい。ちゃんと当てないと暑いだろう。ほら、こうだよ。自分でも握ってみたまえよ。


    手が滑って最大出力になってしまったよ。10mくらい吹っ飛んでいったが大丈夫かね、トレーナーくん?
    全く気をつけたまえよ。立てるかね?
    私のラボまで運んであげよう。
    1%くらいは私にも責任があるかもしれないからねぇ。どこか悪いところがないか診てあげるよ。感涙に咽びたまえ

  • 24二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 21:43:39

    「ふいー、外ごっつ暑いわあ……扇風機借りるでートレーナー」
    「はいよー涼んでおいでー」

    「あぁー……ええ気分やわあ、この涼風を独り占めしとる気分……」
    「ははっ、なんじゃそりゃ。扇風機ってそういうもんだと思うけど」
    「ウチの家、いかんせん元気なチビ達が多いもんでな?こんなあっつい日にはよう扇風機の取り合いになったもんや」
    「ほうほう、なるほどね……」
    「今となっちゃあ懐かしい思い出やな……どうせ今でもやっとるんやろうなあ……」

    「ほい、失礼」カチッ
    「あーっ!?コラァこっち向かんかい!!」
    「おいおいおーいこの俺を見捨てるつもりかい扇風機さんよォ!!」
    「ウチとコイツどっちが大事やっちゅうねん!!?」
    「首フラフラさせてないでシャキッとしたらどうなのよ!!」
    「この意気地なし!!」
    「2000円のくせに!!!」
    「安モンが!!!!」

    「「…………………………」」

    「フッ、へへ……なーにやっとるんやろうな、ウチら……」
    「扇風機に向かって好き放題……我ながらめちゃくちゃくだらないな……」
    「全くの同感や、ホンマにくっだらな……」


    「せやけど……やっぱ一人で涼むより、こっちの方がええわ」
    「はっはっはっ……!俺もだ」

  • 25二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 21:45:34

    「ままー、せんぷうきだ!」

    私はそんな我が子の声を聞いて、自転車のペダルを漕ぐ足を止めます。
    おちびの小さな手が指差す先には、山の上にある巨大なシルエット。風力発電の為に建てられた風車でした。
    まだ幼稚園に入る前のおちびにとっては、全てのものが身近にあるものに見えているようです。

    「そうだねぇ、扇風機だねぇ」

    そう言って頭を撫でてあげると、嬉しそうにきゃっきゃっと笑うおちびが可愛くて仕方がありません。天使かな?天使だったよ。お腹を痛めて産んだ我が子が可愛くないとか、あり得ないけどね。

    「まま!はやくかえってあいすたべよ!」

    どうやらおちびの興味は扇風機改め風車から、家の冷凍庫で待ち構えている棒付きキャンデーに移っていたようです。
    ▽むすこよ、ままより あいすが
    うえなのか ?
    むむ、このセイちゃんとしたことが息子を釣ることに失敗してしまった…がびーん!

    「よーし、ママ飛ばしちゃうぞ~」

    私は気を取り直して、自転車のペダルを強く踏み始めます。

    風を切る音を耳に、家で待つ旦那様とおじいちゃんの顔を思い浮かべながら。

  • 26生徒会にて122/07/15(金) 21:45:57

    蒸し蒸した空気が窓にへばりついていく。窓の外では熱暑の空気が揺れて、普段なら響き渡るウマ娘の声も弱弱しい。

    「この暑さでは当然至極だな。今日は日が暮れるまで練習は中止にした方が良さそうだ」
    「はい。熱中症のリスクもかなり高くなっていますから……ブライアン、放送を頼む」
    「なんで私が行かなきゃいけないんだ。自分で行けばいいだろ」
    「私は片づける書類がある。それともこのエアコンが切れた部屋で代わりにやってくれるか?」

    しばしの沈黙のあと、無言で立ち上がるナリタブラインにも力がない。
    それもそのはず、現在生徒会室は真夏の暑さの中、エアコンが不調という憂き目に見舞われていた。エアグルーヴの腕に滲む汗が書類を濡らし、数秒後には苛立ち交じりの小さな悲鳴が響くことになるだろう。

    「エアグルーヴ、君も他の教室や寮で片づけてくれればいい。霑体塗足であってはいけないからね」
    「会長こそ一時的にでも仕事を中断した方がいいのではないですか」
    「そうしたいのはやまやまだが、エアコンの様子を見に来てくださる業者がいつ来るかわからない。なに、心頭滅却でどうにかしてみるさ」
    「熱中症対策としては大愚策ですね」
    「はは、確かに。手厳しいな」

    ぽたりぽたりと汗が顎を伝い落ちていく。拭う手の甲すらも濡れていて、服を引っ張ればなんとも気持ちの悪いへばりつき方だ。さすがのシンボリルドルフも笑顔を引っ込めて、生温いため息が部屋の空気をかき混ぜる。
    走っていればまだいい。アドレナリンが熱を忘れさせ、風を切るたびに汗が吹き飛ぶ。走り終えた後の滝のような汗までも勝利の雫となり、敗北の涙となってくれるだろう。
    だが座ったままで滲む汗はなんとも不快。集中力も途切れ、熱気と同じように弛緩し停滞した空気が書類に向かう手を止める。

    「さすがに厳しいか……エアグルーヴ、一度休憩しよう」
    「それが良さそうですね。ん、ブライアン、戻ったか」

    足音に目を向ければ、入り口には強烈な不快感を隠さないナリタブラインが熱気に気圧されたように立ち止まっている。廊下に戻ろうとしたあたり、恐らく廊下の方が涼しいのだろう。
    だが手荷物を持ったままではいられないらしい。ん、と掲げて見せたものに、二人の視線が突き刺さる。

  • 27生徒会にて222/07/15(金) 21:46:08

    「それは、扇風機か」
    「無いよりマシだろ」
    「ああ、実にありがたい。旱天慈雨 とはこういったことなのかな」

    見た目はいかにも古い備品といった風体の、青い半透明な羽根が回るもの。羽根すらない扇風機が主流となった今ではむしろアンティークのような佇まいで、どこか懐かしい色がする。
    ガチャン、と音を立てて沈むスイッチに回り始めた羽根は極めて従順だ。低い音を立てて吹き付ける風のなんと強烈なことだろう。当たり続ければ疲労すら感じそうな風だが、今はこれがありがたい。
    しばし三人ソファに並び、ギシギシと扇風機が首を振る音だけが響く。遠いウマ娘たちのはしゃぐ残響が窓から飛び込んできて、セミ達の鳴き声がそれをかき乱していく。

    「ああ……そうか、今は夏なんだな」

    ふと、呟くルドルフの言葉。そんなことは当然のことではあるのだが、生徒会にとって季節を感じられるのは書類や行事の移り変わりだ。こうして季節の中でまどろむことなど随分と久しい。
    シンボリルドルフが横に目を向ければ、ナリタブラインは目を閉じたままうつらうつらとしていて、エアグルーヴは起きてこそいるが書類仕事に戻る様子は無さそうだ。かくいう自分自身とて、こうして風を恵んでくれる扇風機から逃れる術はない。

    「……ふふ」
    「どうしました?」
    「いや、こうして羽根のある相手から風を恵んでもらうのを待つのは、さながら鳥の雛のようだと思ってね」
    「なるほど。確かに今の私たちは親鳥から餌をもらっているのと似たようなものかもしれません」
    「ああ。すっかり扇風機のファンになってしまったよ」

    扇風機の首が回る音がする。涼しげな風に目をつむり、髪が僅かにそよいでいく。

    「扇風機のファンになってしまったね」

    二度目の呟きを無視するには、少々距離が近すぎる。知らぬ存ぜぬ寝たふりのナリタブラインには期待せず、どうしたものかと内心悩むエアグルーヴだった。

  • 28二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 21:54:18

    あっつ〜い!!!トレーナー、エアコンも扇風機も壊れちゃったってホントなの〜!?

    そっか〜……それならしょうがないよね〜……
    うう〜……でもトレーナーはお水を買う為に外に出てくれたばかりなのに、このままだと倒れちゃうかも……
    せめてなにか扇風機の代わりになるものあったら良いのにな……

    ……そうだ!!ねえねえトレーナー!!ちょっとじっととしてみて〜?
    うん!それで良いよ! じゃあ今からトレーナーに風を送るからね〜!!そのままでいててね〜!!

    いくよ〜?せーの……ふー!ふー!ふー!
    どう〜?涼しくなった〜?
    そっか〜!良かった〜!
    じゃあ〜、今度はトレーナーがウララに『ふー!』ってしてくれる〜?

  • 29旧理科準備室にて 1/322/07/15(金) 22:00:32

     開け放たれた窓から吹き込む夕方の風で、旧理科準備室の暗幕が揺れている。
     いつもはタキオンと二人で共有している空き教室だが、今はカフェだけが自分のソファにちょこんと座っていた。

     ノックをして、「どうぞ」という言葉を聞いてから入室したはずだったが、青鹿毛に半分隠れた口はすうすうと寝息を立てている。

     「カフェ?」

     声をかけると、彼女は肩を小さく跳ねさせて目を見開いた。本当に眠っていたようだ。
     「トレーナーさん……?」

     「ごめん。おかしいな、返事があったから入ったんだけど」

     カフェは少しの間目をしばたたかせていたが、ふっと息を吐くと髪をなでて居姿を整える。

     「あー、暑いね?」
     「タキオンさんが居ない間に、空気の入れ替えを、と思いまして……」
     カフェが小さな手でぱたぱたと顔を扇ぐ。

     「ひと眠りするくらいの時間があれば十分じゃないかな。……いつもの薬品やコーヒーの香りもしないし」
     普段はそれらの香りに支配されている旧理科準備室も、今は窓の外と同じ、夏の夕暮れの湿っぽい匂いだ。じっとしていると汗ばんでくる。

     「そうですね……」
     カフェが立ち上がって窓に向かうので、手分けをするように空いた窓に向かった。

  • 30旧理科準備室にて 2/322/07/15(金) 22:00:50

     公的には空き教室だが、かろうじて撤去されずに済んでいる旧型のエアコンがやる気のない低音で空気を吐き出し始める。

     「そうだ、これ使う?」
     首にかけていたヘッドフォン型の扇風機をカフェに差し出す。
     初めて見たらしく、キョトンとした表情だったが、短い沈黙の後それはカフェの小さな手に渡った。

     少しおじさん臭いグッズだったかなと気恥ずかしさに頬をかく。

     「あ……思ったより涼しいですね、これ」
     「ね?」

     安堵に胸をなでおろす。冷房が効き始めるにはもう少し時間がかかりそうだと天井の吹き出し口を見つめていると、小さく「あ……」と聞こえた。
     目をそちらに向けると、カフェがほんのりと頬を染めている。

     「どうかした?」

     「いえ……」

     身を乗り出すと、その分だけ身を退かれてしまった。必死に失言はなかったか、身なりは乱れていないかと頭を回転させるが、答えが出る前にカフェは立ち上がると「コーヒーを入れますから」と電気ケトルに向かった。

     「手伝お──」
     ドンと見えないなにかに肩を押されてソファに戻される。

     「結構ですから」
     カフェは少し語気を強めてそう言うと、背中を向けてしまった。

  • 31旧理科準備室にて 3/322/07/15(金) 22:01:04

    ─────

     「──ってことがあったんだけど」
     「なるほどねえ」
     翌日、たまたま通りかかったタキオンを学内のカフェテラスに誘い、事のあらましを話した。ちょうどおやつの時間。スイーツを目の前にはしゃぐウマ娘たちの声があちらこちらで咲いている。

     その中を帰ってきたのは
     「君は意外と気が利かないね」
     という言葉だった。

     「……どういうこと?」
     「つまりは、こうだよ。カフェは空調の効いていない部屋で眠っていた……君が返事を効いて入室した点は、まあ、置いておこう……そして窓を閉めて、首掛け式の扇風機を借りた」

     続きを待って相槌を打ったのだが、タキオンは「これでおしまい」とばかりに両手を広げてみせた。

     「……ごめん。わかるように」

     「はぁ……つまり、こうだよ。あの部屋はいつもは薬品と紅茶、コーヒーの香りに満ちてる」

     だが、あのときはそうではなかった。
     「その状況で身体に密着するタイプの扇風機を借りたカフェは、遅まきに気づいたんだよ。このままでは自分の寝汗の匂いが君に届いてしまう。とね」

     タキオンが口角を釣り上げる。
     頬が熱くなる。周囲の話し声が妙に少なく感じた。今の言葉が誰かの耳に届いてしまってやしないか心配になる。

     「ま、杞憂だとは思うけどね。それで慌ててコーヒーの匂いを復活させて誤魔化そうとしたってわけさ」
     真夏のカフェテラスで、タキオンは心底愉快そうだった。

  • 32風に吹かれて 1/222/07/15(金) 22:02:49

    暑い。
    何気なく、それでいて切実な響きを乗せた呟きが漏れる。しかしむべなるかな、事情が事情なのであった。
    昼にはセミの声が高らかに響く夏の盛り、エアコンが突如として故障したのはつい昨夜のこと。
    慌てて近くにいた用務員さんに声を掛けるも、流石にこの時間に業者は営業していないだろう、との返答が。

    その通りだ、とうなだれる私の姿を見かねたのか、彼は倉庫から一つ、ある物を持ってきてくれた。
    ──扇風機。歴史を感じる汚れが少々見られるものの、きちんと手入れされた一品だった。
    かつてはこの時期によく用いたそうだが、最近は突然のアクシデントでもない限り倉庫でお留守番をしているらしい。
    修理業者が来てくれるまでの間、この古兵に世話になろう。私はそう決心し、用務員さんに感謝を告げ、部屋に戻った。

    ……そして、今だ。昨夜は幸いにして夜風が涼しさを運んでくれたお陰でしのげたものの、日中はそうもいかない。
    折り悪くケガした足に無理を強いる訳にもいかず、それでいてこれといった予定もない、となれば部屋でじっとしている他ない。
    ああ、なんと退屈で、つまらなくて……暑いのだろう。いっそ無理を押しても外へ……と、いったところで。

    「ただいまーっ! いやぁ、あっついねぇ……あれ、冷房は?」

    上機嫌に尻尾を振りながら、一人のウマ娘が──2日前から遠征に出ていた同室の彼女が戻ってきた。

    「……なるほどね、エアコン壊れちゃったのかあ」
    「ええ。たづなさんにも相談したのだけど、3日はかかるって」
    「3日ぁ!? うへぇ、そんなに待ってられないよぉ……あ、それでその子がいるんだね」
    「そういうこと。ゆうべ、用務員さんが貸してくれたんだ」

  • 33風に吹かれて 2/222/07/15(金) 22:03:03

    「へー。あ、隣いい? ……ありがと。よい、しょと……それじゃ二人だから、首振りモードにして、と」
    「あ、そっか。私だけじゃ不公平だものね。それなら場所は……中間あたりの、ここら辺かしら」

    荷物を置いた彼女と私、二人並んで座る。片方が占拠する訳にもいかないので、扇風機は二人の前、真ん中あたり。
    何だか、さっきまで感じていた暑さが、退屈さと一緒に飛んで行ってしまった気がした。

    「……あっ、扇風機と言えばアレ、やらなきゃね」
    「え、アレ? アレって何?」
    「もー、言わなくても分かるでしょー……あっ来た、あ あ あ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
    「……あぁ、そういうこと」

    悪戯っぽく笑った彼女の言うアレとは、つまり扇風機に向かって声を出す遊びのことだった。
    子供のような遊びをする彼女の無邪気さに微笑が漏れつつ、何気なく彼女の方を見た。見てしまった。

    ぴこぴこと楽しそうに弾む頭上の耳、そのフワフワの毛は、風に揺れる綿毛のようで。
    すらりと伸びた長髪の奥には、未だ日に焼けていない白磁のうなじ。
    珠のように額に乗った汗の粒。筆で描いたような流線型の眉。綺麗に整えられた睫毛。
    すっと通った鼻筋の下には、艶やかな唇で縁取られた口。震えるソプラノの響きは、そこから飛び出していた。
    ──ああ、なんて──

    「あれ、どうしたの? ぼーっとしちゃって、熱でもある?」
    なんにも分かっていない顔の彼女は、私にそう問いかける。

    「──なんでもない。ただ、そっちに涼しい風が行っちゃったから、早くこっちにも来ないかなって」
    「……うーん。そう? それだけ?」
    「うん、それだけ。だから心配は要らないよ。ホントに」

    そう、それだけなのだ。私の首筋がこうも火照っているのは、扇風機の風が当たっていないからだ。
    ……そう、思い込むことにして。こちらを向いた扇風機へ、私も声をぶつけることにした。

  • 34二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 22:04:05

    暑いですねぇ。


    暑いねぇ。                     チリーン……チリン


    クーラーさん。

                      ジリリリリリリリリリ……
    うん。


    壊れちゃいましたねぇ。
                               カラン
                                  コロン
    そうだねぇ。


    どうしましょうか。


    どうしようか。

    ……

                            ヒュルルルルルルル‥‥
                                    ドォォン
    同志とならこのままでもいいかなって、思いました。
    同じこと思ってたよ。

  • 35二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 22:07:29

     炎天下の買い出しを終えると、トレーナーは荷物を倉庫にしまってくると言うから、一人だけでトレーナー室へ向かう。いつもはトレーナーが開けてくれるけれど、今日は自分で開ける。鍵穴に鍵を差し込んで、かちゃりとひねってドアノブを引く。

    「……あつーい!!」

     籠った熱気が顔に直射する。まずは電気をつけて、それからエアコンもつける。部屋が冷えるまでは時間がかかるから、当座を凌ぐために扇風機もつけちゃおう。
     辺りを見回す。一人きりのトレーナー室。誰も見ていない。……カワカミちゃんに聞いたアレをやるなら、今しかない。
     扇風機の頭を下げる。身体に直接当てると風邪を引くからと、首振りになっているのも止めてしまう。もう一度周囲を確認してから――スカートの裾を扇風機の頭に被せる!

    「わぁ~~~!!!」

     胴を通って首に抜けていく風が、まとわりつく熱を放散させてくれる。誰かの前だったら絶対にこんなことはできない。見られるでもなく、知られるだけでも「はしたない」って怒られちゃうかも。
     涼を楽しんでいると、廊下から足音が聞こえてきたから、名残惜しいけれど秘密の体験はおしまい。裾を元に戻してしわを確認する。扇風機も首振りに戻す。何事も無かったかのようにして、トレーナーの帰りを待つ。

    「おかえり、トレーナー!」

     今日の秘密は私だけのもの。……でも、また一人だけになったら、やってみたいかな♪

  • 36スレ主 ◆vIkBUUXIYw22/07/15(金) 22:16:13

    時報を忘れてしまい申し訳ありません。
    皆様のSSしっかり読んでいます!
    沢山のご参加ありがとうございました!!

  • 37二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 22:17:02

    30分過ぎたらまた目次作ると良さそうですね
    前回の人ではありませんが…

  • 38二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 22:17:49

    >>37

    と思ったんですが自作の感想を書くのもアレなので引っ込んでおります

    申し訳ございません

  • 39二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 22:29:01

    通りすがりの1の仕業で多くの部屋のクーラーが使えなくなってしまったトレセン。
    そんな中でちょっとした用事でトレーナー室の寄ると、彼女がふと呟いた。

    「トレーナー君、サッパリしすぎじゃない?」

    ――そこまで必要がなかったからなぁ

    練習後クールダウンを済ませて着替えたら、彼女の車で町の喫茶店にでも行って今後の予定を話したりするのが日常だ。
    俺も仕事に必要なものは、移動が多い彼女に合わせてバックに詰め込めるようにしてどこでも作業ができるようにしてある。
    要するに、ほかの人たちほどトレーナー室を使わないのだ。そりゃ多少殺風景にもなるだろう。

    「う~んもったいないわね、いろいろ置けるのに……そうね!」

    よし決めた、とばかりに彼女は手を叩いた。

    「せっかくだから、ちょっとシャレオツなもの持ってくるわ! 待っててね!」

    いや、別にいいよ――という前に彼女は走って行ってしまった。


    ――うおっ、これって……!?

    「扇風機よ!」

    ――いや扇風機だけども!
     

  • 40二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 22:29:57

    >>39

    ひどく懐かしさを感じるヤツだ!!


    「どうかしたの?」


    ――いや、今日日なかなか見ないものだったから……


    「普通に商店街にあったわよ?」


    あったの!?

    これ家から運んできたとかじゃなくて買ってきたの!?

    あの商店街にはよくいくのだが、一切見た記憶がないんだが!


    「そんなことよりホラ! つけちゃいましょう!」


    ガコン


    うお、ボタン式だ!

    こっちのつまみ……ゼンマイはなに?


    「タイマーよ!」


    すげー!!


    「あとほかにもいろいろ、サマーバケーションに合うバッチグーなのも用意して来たわよ!」





    トレーナー室がすごい勢いで懐かしい空間になっていく!!!

  • 41二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 22:30:36

    「扇風機の都市伝説……」
    「扇風機?都市伝説?」
    「そうそう」

    今年も夏が来た。トレーナー室は猛暑に襲われ、エアコンの力で抵抗を図ったものの、うちのゆるふわウマ娘──セイウンスカイは、それだけでは物足りなかったようだ。
    エアコンに加え扇風機をご所望のご様子。そんな彼女のために、使っていない扇風機を貰ってきたものの、正直古いし若干汚い。
    せっかくだし、新しいものを買っちゃおう。スマホのブラウザを立ち上げ、『せんぷうき』と入力すると、見慣れないワードが予測変換に浮かび上がってきたのだ。『扇風機の都市伝説』

    「扇風機に都市伝説なんてあるんですね〜」
    「みたいだな。どれどれ……」

    スカイの方を見れば、扇風機前で体操座りし、風を浴びてまったりしている。
    せっかくだし、ちょっと調べてみよう。スマホに目を落とし、ウィキペディア先生を開いた。流石です先生、何でもご存知なんですね。

    「へえ、扇風機に当たったまま寝ると死んでしまう、っていうまあ……昔の迷信だね──」

    バタン、という音がした。何か大きなモノが倒れる音。
    それが聞こえた方を向けば、スカイが扇風機の前で倒れていた──

    「何してるの?」
    「セイちゃんは死んでしまいました……今日の練習はお休みです……」
    「扇風機の風に当たり過ぎちゃったかあ……」
    「みたいですね……」

  • 42二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 22:31:14

    地面がひんやりしてて気持ちいい。セイちゃんです。死んだふりしてます。

    「セイウンスカイさんは、どうやったらどうやったら生き返ってくれるのでしょうか……」

    どう答えようか。色々思い浮かんだけど──そうだ。たまには、ちょっと揶揄ってみようかな。

    「そうですね……人工呼吸、あるいは心臓マッサージなどの蘇生法を試みる必要がありそうですね……」
    「……」

    一瞬大きくなった、トレーナーさんの呼吸音。ふっふっふ、動揺してますなあ。
    まあ冗談だからね。別の要求に切り替えよう──

    「なるほどね。だったら仕方ないか」

    その声と同時に、立ち上がる音が聞こえた。足音がどんどん近づいてくる。嘘でしょトレーナーさん、まさかホントにやっちゃうの!?いやいやいや、自分で言っておいてだけど、心の準備ってものが──次の瞬間、私はトレーナーさんに持ち上げられた。なんかもうフリーズした。柔らかい所に乗せられた。ソファの上だろう。また板の上の鯉のみたい──

    「スカイ」
    「──」
    「扇風機に当たりすぎたからなのか知らないけど、顔が真っ赤になってるぞ」
    「……」
    「体を冷やして、風邪を引かないようにな」
    「バカ!変態!」
    「あんまり大人を揶揄うんじゃありませーん!」

  • 43二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 22:31:47

    >>40

    「……こういう夏って、ステキよね?」


    並んでソファーに座って扇風機の風を浴びてると、マルゼンスキーが肩を寄せてウインクしてきた。

    蚊取り線香の香りと、風鈴の音。

    氷の入ったキンキンに冷えた麦茶を一口飲む。


    ――ああ、癒される。マルゼンスキーはいいセンスをしている。


    「……♪」


    彼女は満足そうに笑いながら俺の肩に背を預けてきた。


    「でもいいのかしら」


    ――ん?


    「こんなにゆっくりとしていて。あたしも遊んでるわけじゃないけど、今はデビューに向けてどこも必死な空気。好きにやらせてくれるのは嬉しいけど、それでトレーナー君が怒られちゃわないか、ちょっと心配よ?」


    ――大丈夫だよ


    どんな結果になっても後悔はない。

    彼女の楽しそうな走りが見れるのが一番だ。

    それに……もう確信している。


    きたる彼女のデビュー戦


    夏が過ぎ秋に入る10月9日、中山1200m


    トゥインクルシリーズを騒がす、旋風が起きる

  • 44スレ主 ◆vIkBUUXIYw22/07/15(金) 22:54:26

    感想は苦手なので各SSに勝手にあらすじをつけたものを書かせていただきました
    解釈違い等ございましたら申し訳ありません

  • 45スレ主 ◆vIkBUUXIYw22/07/15(金) 22:54:39

    >>15>>16バンブーSS

    壊れかけの扇風機をバンブーと応援するお話

    >>17ボノSS

    ボーノと扇風機に当たるお話

    >>18アルダンSS

    トレーナーの実家で扇風機初体験するお話

    >>19ウララSS

    トレーナー室でウララと過ごすお話

    >>21ウインディSS

    ウインディと扇風機を分け合うお話

    >>22黄金世代SS

    休憩所でみんなで扇風機に当たるお話

    >>23タキオンSS

    タキオン特性ハンディファンのお話

    >>24タマSS

    扇風機の前で漫才をするお話

    >>25親子のSS

    遠くに見える景色と身近な物のお話

    >>26>>27生徒会SS

    生徒会のみんなが夏を感じるお話

    >>28ウララSS

    扇風機の代わりのお話

    >>29>>30>>31カフェSS

    空気の入れ替えのお話

    >>32>>33同室のSS

    部屋と扇風機と同室のお話

    >>34デジタルSS

    とても静かだけど音を感じるお話

    >>35ファインSS

    一人で秘密の事をするお話

  • 46二次元好きの匿名さん22/07/15(金) 22:55:45

    おお、ありがとうございます!

  • 47スレ主 ◆vIkBUUXIYw22/07/15(金) 22:59:06

    >>39>>40>>43マルゼンSS

    あまり使わないトレーナー室に置かれた扇風機のお話

    >>41>>42セイウンスカイSS

    扇風機の都市伝説のお話

オススメ

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