【SS】とあるウマ娘からの投稿

  • 1二次元好きの匿名さん22/07/16(土) 21:08:12

    あれはトレセン学園に通っていた頃の話です。
    トレセン学園の寮は二人一部屋で、わたしの同室の子はいつもわたしの事を気にかけてくれるとても優しい子でした。
    夜にわたしがベッドに潜り込んでも追い出さないくらいでした。
    ある日その子は遠征に行ってしまい、数日間部屋にはわたし一人でした。
    一人の夜は寂しく、いまいち寝付きが悪くゴロゴロとしていた事を覚えています。
    少しうとうとしてきた時の事です。
    誰かの気配がベッドの中にありました。
    その気配は実態はないけどわたしの事を抱きしめてくれていました。
    何となく心地の良いその感覚はわたしが朝起きるまで続いており、同室の子が遠征から帰ってくるまで毎日いてくれました。
    きっとあの気配は一人で寂しい思いをしていたわたしを慰めてくれた優しい幽霊さんだったのだと思います。
    (とある春色ウマ娘U)

  • 2二次元好きの匿名さん22/07/16(土) 21:08:49

    あれはトレセン学園に入って初めての遠征の日でした。
    遠い地でのレースで緊張していた私は遠征先のビジネスホテルでも中々寝つけませんでした。
    いつも同室の子がベッドに入ってきたのに慣れてしまったのもあるのか少し寂しさを覚えながらホテルの広いベッドで丸まっていました。
    ようやく眠りに落ちた時にその夢を見ました。
    何かよくわからないモヤが私達の寮で私の同室の子を連れ去ろうとしていました。
    まるで両手で抱き抱えるかのように彼女を包み黒くてそこが見えない川の中に引き摺り込もうとしている夢でした。
    私は必死にそのモヤを払い彼女の手を引きました。
    目が覚めると汗はびっしょりで息切れもしていました。
    急いで同室の子に電話をかけもしました。
    緊張感のないいつもの様子で話すその子の声を聞き私は凄くホッとしました。
    それからレースは無事に終わりましたが、そのモヤの夢は寮に帰るまで毎日のように見る事になりました。
    あれは一体何だったのか。
    もしあのモヤを払えないで彼女を連れ去られていたらどうなっていたのか。
    今でもその事を考えると背筋がゾッとしてしまいます。
    (とある一流ウマ娘k)

  • 3二次元好きの匿名さん22/07/16(土) 21:11:56

    うわぁ⋯ゾッとしたわ⋯

  • 4二次元好きの匿名さん22/07/16(土) 21:13:27

    うわぁゾクってしたぁ…怖い…

  • 5二次元好きの匿名さん22/07/16(土) 21:14:43

    意味がわかると怖い話か…

  • 6二次元好きの匿名さん22/07/16(土) 21:15:19

    夏の夜にはもってこいな話だ…

  • 7二次元好きの匿名さん22/07/16(土) 21:16:56

    読者投稿風ウマ娘ホラーあなたの投稿もお待ちしております
       
     

  • 8二次元好きの匿名さん22/07/16(土) 21:16:57

    怖い…
    ゾッとする話だ

  • 9二次元好きの匿名さん22/07/16(土) 21:17:48

    >>7

    下の空白スペースがなんか怖い

  • 10二次元好きの匿名さん22/07/16(土) 23:15:41

    今から40年ほど前のことになりますでしょうか。
    まだ当時は地方レース場が今よりもたくさんあって、よそのレース場の子たちと競い合ったり、時には集まってけんかなんかもしていました。言ってしまえば大らかな時代です。
    もちろん私も地元のレース場に所属して走っていました。あまり私は真面目な生徒じゃなくて、走るのも大して速くはなかったですけれどね。覚えてるのは仲の良かった友達と悪さしたことばっかりで、レースの思い出なんかはほとんどありません。

    でもね、一つだけすごく印象に残っていることがあるんです。
    レース場の隅っこに、木立の中に隠れるみたいにして鳥居が立っていたんですよ。

    ずっと昔から立っていそうな、ぼろぼろになった石の鳥居です。なにを祀っているのかは分かりません。
    けれども、友達や先輩は誰もその鳥居に近づこうとしない。確かに近寄りがたい雰囲気が出てるんです。なんとなく陰気で、じめっとした感じが。
    でも若い時ってそんな「ヤバそうなもの」に近づきたくなりません? 私はそうでした。月に2回のレース以外は怖いもの知らずの向こう見ずなウマ娘でしたから。
    嫌がる友達をむりやり引っ張って、茂みをかき分けて近づいた石の鳥居。そこの周りだけ木が少ないから光が差し込んでいて、不思議と神聖なものに見えましたね。
    「あたし帰る!」って駄々をこねる友達を置いて、私は吸い寄せられるように鳥居をくぐりました。

    その瞬間、背中をぞわぞわ〜って撫でられたような気がして。
    思わず振り向いたんですけど、少し離れたところから心配そうに見守ってる友達以外には誰もいませんでした。なんとなく怖くなって、2人ですぐに帰ったんです。

    ……別にその後なにか怪奇現象があったわけでもない、本当に些細な思い出なんですけどね。
    でも、そのレース場が壊されて大きな公園になった今でもその鳥居は残っていますから、本当に大切なものだったんだと思います。

  • 11二次元好きの匿名さん22/07/16(土) 23:20:50

    >>1

    >>2

    の答え教えて欲しい

  • 12二次元好きの匿名さん22/07/16(土) 23:24:03

    >>11

    トレセンに残ったウマ娘「寂しい私を慰める為になんか妖精とかそういう系が抱きしめてくれてたのかなぁ」


    遠征行ったウマ娘「トレセンに残った子が明らかにヤバい存在に連れ去られそうになってる!?」

  • 13二次元好きの匿名さん22/07/16(土) 23:24:54

    >>11

    1のウマ娘は幽霊が毎日慰めるために抱きしめてくれていると思っていたけど、実際は2のウマ娘が夢で見ていたように抱きかかえて川の中に引き摺り込もうとしていた

  • 14二次元好きの匿名さん22/07/17(日) 09:28:30

    これ便乗投下してもいいやつ?

  • 15二次元好きの匿名さん22/07/17(日) 11:29:13

    >>14

    どうぞー(スレ主)

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