- 1二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 21:37:04
その細脚を俺の腹に突き刺しテイオーが言い放つ。
「ぐぅ…!」
まさかこれほどまで実力差があったとは。
単純な力勝負では勝ち目がない、だからこそリーチという圧倒的アドバンテージにこそ勝機があった。
だというのに。
「トレーナーならちゃんとボクのことを知ってなきゃ。ボクが強いのはレースだけじゃないって」
だというのに、リーチ差を覆すほどの圧倒的技量の前に、俺は文字通り手も足も出せずにいた。
このままでは負ける。
そう思い、態勢を立て直すためにも一度大きく距離をとる。だがその動きを読んでいたか、テイオーも同時に突撃してきた。
「クソぉ!」
必死に拳を振り牽制する。しかしそんなデタラメな攻撃では妨げにもならず、一瞬の間に距離を詰められてしまった。
テイオーの手が俺の肩を掴む。
「抵抗しないで、トレーナー。いくらトレーナーでも痛いのは嫌でしょ?」
「くっ…!俺を舐め———」
言い終わる前に顔面に飛び膝蹴りを叩き込まれた。
あまりの衝撃にふらつく俺に対し、追撃とばかりに鳩尾に蹴りを一発、続けざまに中段、上段と連続で四発、更に一瞬かがむと飛び上がりサマーソルトキックで俺を蹴り上げた。
華奢な体に似合わぬ剛力に俺の体が宙に舞う。
「これで終わりだよ、トレーナー」
暗転とともに荒野に降り立つテイオー。そのまま青白いオーラを纏うと、天高く飛び上がり降り注ぐ無数の光の矢とともに俺の体を貫いた。
豪快な爆発とともに画面いっぱいに映し出される『K.O.!』の文字。それを確認するやいなやテイオーが得意気な顔で言う。
「へへ〜ん、ボクの勝ち!得意な格ゲーならボクに敵うと思った?チッチッチ、甘いぞよトレーナーくん、ワガハイを見くびってもらっては困るな〜!それじゃあ約束通り、トレーナーは今日一日ボクにゼッタイフクジューね!」 - 2二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 21:39:21
ハイスコアテイオー
- 3二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 21:39:29
戦闘描写が単純に上手い
- 4二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 21:39:41
クソガキが…今度はボコるからな…(頭を撫でながら)
- 5二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 21:41:53
フクジューさせて何を、するつもりなんだ…
- 6二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 21:43:35
格ゲーするウマ娘の波が来たな
- 7二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 21:44:13
- 8二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 21:44:37
ゲーミングウマ娘
- 9二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 21:45:18
国辱か?
- 10二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 21:45:50
クソガキ…もっと上手くなってやるからな
- 11二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 21:48:04
テイオーと休日ゲームとかして過ごしたいね…
- 12二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 21:55:47
得意なゲームで分からされるのは私の性癖にあっていますね
- 13二次元好きの匿名さん21/10/04(月) 21:57:35
テイオーは天才肌だから、やったことないゲームでも数回プレイしたら感覚掴んで一気に実力で追い抜かされたりしそうだな……
- 14二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 07:25:11
(大人気ないけどアレ使うか…)
永パされて涙目になるテイオー - 15二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 17:14:23
実際上手いんだろうな、格ゲ