- 1二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 20:08:31
- 2二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 20:18:59
- 3二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 20:20:28
「紫のあいつ」
- 4二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 20:21:14
100万いいね
- 5二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 20:22:22
「兄満掲示板」
- 6二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 20:23:57
「カレー婆さん」
- 7二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 20:23:58
あらゆる生物に対して石ころのような扱われ方をされる代わりにアップロードした投稿は必ず100万いいねになる取引をした男がいかにして退屈な100年を生きたか。
- 8にゃんにゃん22/07/21(木) 20:33:04
カレーを食べるといつも思い出す。シングルマザーで多忙だった母は、隣にすんでいる婆さんの家に私を預けていた。
婆さんの家は決まっていつもカレーを作っていた。それ以外の食べ物もあったが、カレーはいつでも食卓に昇っていた。しかし、いつも辛口で子どもだった私は辛くて涙を流していた。
しかもお残しは許されないので、私は少しだけ苦手だった。そんなちょっと変わり者な婆さんのことを私はカレー婆さんと呼んでいた。
- 9にゃんにゃん22/07/21(木) 20:37:01
宇宙空間で私の兄はとても大事な仕事をしている。何の仕事なのかは誰も教えてくれない。ある時兄はどんな内容でもいいから話をしてほしいというチャットを送ってきた。とりあえず私は紫色のあいつのはなしをすることにした。
- 10二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 20:37:04
- 11二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 20:38:05
「管理人」
- 12二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 20:38:08
男は最近紫の物を見ると何かを思い出しかける
捕まえようと思った時にはもう消えている
気になって気になって仕方がない
彼はそのうち無意識に衣服や家具を紫の物でそろえるようになっていき、やがて部屋から出てこなくなった
心配した友達がアパ^途へ行く
何度呼び鈴を押しても出てこないのでノブを回すとドアは空いていた
四角い暗闇の中何かが動く
紫のアイツがやってくる
- 13二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 20:38:37
「ペットボトル」
- 14二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 20:38:58
- 15二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 20:42:11
「掲示板」
- 16二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 20:43:22
いつも楽しみにしているテレビ番組がある。番組の名は「世にも微妙な物語」。演者のリアルな行動が素晴らしい。今日の晩もリアルタイムで見るために早く帰宅する。テレビをつける。おかしい。誰かに見られている気がする。気になってひゃじゅうの電気をつけ、隅々を調べてみるが何の変哲もないいつもの部屋だ。気のせいかと思ってテレビの前に戻る。今日のタイトルロゴはいつもと違っていた。鏡文字で書かれている。「世にも奇妙な物語」テレビの向こうの誰かと目があった
- 17二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 20:47:28
「もうすぐ誕生日だな、たかし。何か欲しいものあるか?」
「えっ、良いの!?じゃあ、僕ペット飼いたい!」
「ペット?まだ早いんじゃないかしら…」
「はは、もう8歳になるんだ。そろそろ良いだろう。犬か?それとも猫?」
「うん!僕ね……」
『ペットボトル』
- 18二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 20:49:15
「開けるな」
- 19二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 20:53:34
いつものように掲示板の管理をしていると一つの書き込みが目に留まった。「管理人ちゃん」と題された少女が困ったような顔をしてこっちを見ている。どうやら俺は美少女化されたらしい。まあ悪い気はしなかった。それからしばらくして、ひさしぶるに鏡を見てみると私の髪の毛はほんのりピンク色になっていた。体も丸みを帯びていた。まるであの管理人ちゃんかのように……そんなわけっはない、そう言い聞かせて再び掲示板の管理に戻る。忙しい日々を過ごすうちにそのことは記憶から消え去っていった。久しぶりに飲み過ぎて起きた朝、ベッドがやけに窮屈だった。隣で何かが寝ていた。一人暮らしなのになぜ?「ゲー」その口調は見覚えがあった。私が殺し、また復活させてしまったあげく勝手に私とカップリングされていたバケモノだ。でもそんな訳は――そう思った刹那、それはゆっくりと寝返りを打った。紫のバケモノはらんらんと光る眼を私に向けて言った
「昨日はお楽しみだったゲー?」
- 20二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 20:59:21
あなた
- 21二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 21:01:43
なぜか掲示板で彼女のヲチスレが立っていた。個人情報なんて一回たりとも上げたことがない彼女の写真が大量に載っていた。昨日デジカメでとった写真がアップされている。一昨日飲んだフラペチーノについて内容成分まで事細かに書かれている。怖くなって家にこもった。それでもヲチは続けられていく。今日の朝ごはん、歯磨きの種類、髪の毛の本数まで書き込まれていく。ついに彼女は我慢が出来なくなって書き込んだ「どうやってそんなこと知ってるんですか?」返信はこう「見つけた」
あとは神のみそしる
- 22二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 21:04:53
いくら
- 23二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 21:16:23
- 24二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 21:23:54
「ねぇママ、あけるなって何?」
ある日の夕食。5歳になる娘は、主人公に奇妙なことを聞く。娘いわく保育園のクラスメイトのお母さんが、今日「あけるなの日」だったという。
知りたい知りたいと喚く娘を寝かしつけ、それらしい話がないか検索する主人公。だが彼女はあと一歩のところで睡魔に襲われ、不思議な夢を見る。
白い部屋に意味深に据えられた知らない男性の仏壇と部屋の外へと続きそうな扉、そしてそこに書かれた「開けるな。」の文字。彼は何者なのか、どうして開けてはいけないのか、そもそもここはどこなのか....。.彼女は不確かな記憶を頼りに、たった一人で、閉じた部屋での推理に巻き込まれてゆく。
- 25二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 21:25:53
「ハヌマーンラングール」
- 26二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 21:29:02
「有償イラストリクエスト」
- 27二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 21:29:55
「後でね」
- 28二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 22:57:41
編集者の主人公が、新しく改訂する動物図鑑にハヌマーンラングールが新しく登場すると聞く所から始まる話。
どうしてそんなマイナー種を?と担当者である後輩に聞くと、彼はハヌマーンラングールがインドの神の眷属であると熱く語り始め(ハヌマーンラングール自体の解説がインド民謡らしき音楽と合わせて行われる演出あり)主人公はその圧に気圧されてしまう。結果として、この猿のみならず彼が熱望していたハヌマーンラングールについてのコラムをも載せる方向で決定する。
なんとも言えない違和感を抱えながらも退勤すると、街ではやたら数珠やお守りのようなマジックアイテムが目立つことに気がつく。皆信仰したいのだな、などと思いつつ婚約者と同棲している家へ帰ると、彼女はすっかり寝静まっていた。
翌週、主人公の職場にも遂に信仰ブームが訪れる。編集長は聖書を片手に怒鳴り、御局は締切も気にせずヨガに励み、インターン生は勤行らしきことをしている。異様さの中で、主人公はハヌマーンラングールを推していた後輩が居ないことに気がつく。SNSで後輩に声をかけようとすると、「ハヌマーンラングールも理解できないくせに」と不満な様子で、不気味に思う主人公。
2日後。崩壊した職場を後に、主人公は帰宅する。駅の広告にはわざわざハヌマーンラングールのページだけ切り抜かれた動物図鑑が載り、誰もそれには目をくれない。主人公がドアホンを鳴らすと、彼女が自〇していた。パニックになった主人公は、咄嗟に家を出ようとする。しかしその時、ドアホンが鳴った。玄関先には後輩の顔。「みんなが僕を信じてくれたから、強くなれました」と高笑いする彼と、膝から崩れ落ちる主人公。冒頭のハヌマーンラングールの紹介に使ったインド民謡調bgmを背景に、2人が壁越しに向かい合うような姿が描かれて終了。
- 29二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 23:00:27
ほぼ実話なの怖い
- 30二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 23:01:45
くみゃ
- 31二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 23:42:02
「それはまぎれもなくヤツさ」
- 32二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 23:42:37
「自宅警備員」
- 33二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 23:44:17
グラビアアイドル的上司
- 34二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 23:44:35
時間泥棒
- 35二次元好きの匿名さん22/07/21(木) 23:55:50
何年も夢見ていた東京の一等地にマイホームを建てたOL・江藤紀子は近所付き合いの中でどうにも怪しい隣の一軒家に住む男
真森郁男が気になってしょうがなかった。
全く働いている気配がないがこの一等地に何十年も住んでいるという郁男に対し、一体どうやってこの土地に住んでいるのかと紀子が話を聞こうとしても誰も答えない。
唯一聞く事ができたのは「あの人は自宅警備員だから」という謎の言い訳で更に混乱する紀子は独自に郁男を調べ始めるが、そこに載っていたのは彼が「自宅警備員」であるという証明で唖然とする。
いったい彼の正体は何者なのか、そして目的は・・・
- 36二次元好きの匿名さん22/07/22(金) 00:05:50
「テレビ泥棒」