- 1◆NEIQ3vHgB.22/07/23(土) 13:59:26
- 2二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:00:33
ひとまず晒せ…鬼龍のように
- 3◆NEIQ3vHgB.22/07/23(土) 14:01:04
タイトル
逃亡者M
本編
私の名前は|恵神《メカミ》 |芽多涙《メタル》どこにでも居る女子高生……に成りたかった。
「パパもママも私のことなんて何にも考えてない!」
私の手首のリストカットに気が付かずに私がお風呂を汚したことに怒る両親に腹が立った。
「もう!家出してやる!」
バコォオン。
パパを叩いて走り出す。
「待って!メーちゃん!」
ママの静止を振り切ってガラス窓を破って裸足で駆ける、私は家出してやった!
そして10分後……
私は街路灯の下で泣いていた。
「ママのバカァ……パパのバカァ……」
手に持ったガラスの破片がギラリと輝く、そのガラスに映る自分の顔は今にも泣き出しそうで、とても悲しくなった。
「泣いていいんだよ、泣きたい時は、大丈夫、私がいるからね」
体操座りして、ガラスの向こうの自分に語りかける、けど私の顔はずっと泣きそうで、晴れることも涙を流すこともない。
「逃げてもいいんだよ、そうだよ、逃げてもいいんだよ、嫌なことからは、逃げても……」
ガラスの刃が少しずつ腕に近付いていく、そうリストカットだ、手首にガラスが刺さり黒い液体が流れ出る。
「あ……ぁ……う……っ……」
叫びそうになる痛みを飲み込む、心がぐちゃぐちゃになる、ガラスに映る私は笑っているようにさえみえた、空いた口が震えて、目は涙を湛えて、鼻水を垂らす、涙は決して流れない、流さない。
「逃げれないよね、そうだよね……、逃げたら、泣いたら、全部無駄になっちゃうもんね」
ガラスの先の私は笑ってるんだ、笑って泣きそうな私を慰めてくれてる、絶望に喘ぐ私を笑って慰めてくれているんだ。
「おじょーさん、女子高生デスか?」
街路灯の光が遮られ声がかかる、私が顔を上げると筋骨隆々で覆面をした3人の男と3|t《トン》トラックが佇んでいた。
「えっ」
驚く私の首にロープが掛かり絞められる、私は落ちた。 - 4二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:01:42
- 5二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:03:03
おそらくパパは吹き飛んでいると思われるが…
- 6二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:03:07
タイトルがダサいのん
- 7二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:03:57
恐らくパパは死んでいると思われるが…
- 8二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:04:17
"S"にした方がいいと考えられる
- 9二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:04:37
♢この奇抜な名前は…?
- 10二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:04:54
突然の猿展開に爆笑したのは俺なんだよね
- 11二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:05:08
- 12二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:05:25
小説って最初の3行が一番大事っス
正直読んでって言われなきゃ1行目で切ってるのん
自己紹介が最初というのは最悪中の最悪だと考えられる - 13二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:06:31
古の携帯・小説を思い出す勢いっスね
ノリが似てるのん - 14二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:06:36
ママの静止を振り切ってガラス窓を破って裸足で駆ける、私は家出してやった!
な…なんだあっ - 15二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:07:05
待てよ この突飛な勢いからしか得られないカオスな面白さもあるんだぜ
- 16◆NEIQ3vHgB.22/07/23(土) 14:09:38
そして10分後…
「はうっ」
暗い場所で目が覚めた、真っ暗でガタンガタンと揺れている、両手両足が縛られてるけど……状況を確認しないと、こう!
「んかあっ」
両目を光らせて周囲を見る、きっとここはあの3tトラックの中!なんとかだ出できる方法を探さなきゃっ。
「最近の婦女子は目が|光る《ひかん》のかい?」
驚いて声の方を見る、そこには!簀巻きにされた男がいた!私以外にも誘拐された人が!
「あなたも誘拐されたんですか!?」
目の光は切らない、今は非常時だしママも許してくれるでしょ。
「いんやぁ、俺のは趣味だ、ふうんこのトラックの持ち主は誘拐犯なのかい」
趣味!?
「え!?趣味!?」
思わず声に出ちゃったよ!もしかして……この人やばい?
「あ〜ぁ趣味だ、マゾヒストって奴だねぇ」
ヤバい人だ!誘拐されてなんかヤバい人に出会っちゃったよ!けど…
「あ……あの……一緒に協力して……脱出しませんか?」
けど両手両足縛られてる私にはもうこの人が唯一の頼みの綱!がんばれ私!引いちゃうな私! - 17二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:09:43
- 18◆NEIQ3vHgB.22/07/23(土) 14:11:37
「う〜ん、逃げ|ない《ねぇ》のか?」
何言ってんのこの人?今逃げようって相談してるんじゃん!?
「えっと……だから逃げようって……」
「はぁ〜」
男はため息をついた、もう!なんなの!この男は!
『|骨腱《こつけん》の伸縮は引き離れ押し合うがと説く |磁石関節《マグネットジョイント》』
ボソボソと何かを言って男は体を捻りながら明らかに関節を無視した動きで縄抜けをした、キモっ!
「名乗り遅れたねぇ、俺はマホー・ツッカァオ、関節がすっごい柔らかいんだよね」
変な名前……外国人かな、やっぱり外国人だからちょっと常識が無いのかな。
「えっと……私は恵神 芽多涙……です」
マホーさんはこっちを無視して伸びをする、早く私の手足の縄を解いてほしいんだけど……
『|心脳《しんのう》の内向は巡り外へと羽ばたかん |栄光を穫る手《マグナ・カルテ》』
え!また何かボソボソと言ったら男の指先が輝き出した、もしかしてこの男は私と同じ……
「人の心って何でできてるか知ってるかい?」
なんか言い出したよ……手足さえ自由になれば家に帰れるのに……もう!
「知りませんよ!早くこの手足の縄を解いてください!」
もう!もう!怒れてきた!腹立ってきた!涙が出てきそう!泣いちゃダメなのに!
「あっ、気付かなかった、えっと、その、ごめん、僕は、その、あっ、そのって二回目だ、ハハ、えっと、あっ、えっとも、あっ、えっとその、えっと、僕は君を僕と同じだと思ってたから……」
男は焦って縄を解き出した、なんなの!?急に|下手《したて》に出て!私はあんたと全然違うんだから!けど……
「人の……心なんて……普通の人の心なんて分からないよ……」
ちょっと優しくしてあげてもいいかな、きっと……この人は私と同じなんだ、私と同じで|人《・》|間《・》|じ《・》|ゃ《・》|な《・》|い《・》かは分からないけど……きっとこの人は私と同じで普通の人じゃないんだ、だからきっとこんなことを聞くんだ、そう思ったら優しくしてあげてもいいって気になったの。 - 19二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:12:18
ロ
ボ
! - 20二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:12:50
- 21二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:13:51
おそらく名前が安直すぎると思われるが…
- 22二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:14:08
- 23二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:15:03
- 24二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:15:22
ハーメルンなら《《 》》の中に文字で自動で上に点が打てるのん。
それともう少し話の流れを細かく書け……鬼龍のように - 25◆NEIQ3vHgB.22/07/23(土) 14:17:16
「えっ、あっ、ありがたいねぇ、ふうん、嬢ちゃんもなかなか苦労してるんだねぇ、人の心ってのは古代の魔法使いの言葉を借りるなら、深い愛憎と浅い悲喜、永劫とも思える未来と瑣末な過去、そしてほんのちょっとのマゾヒズム、そいつが心を作る、らしいぜ」
私の手足の縄を解いた彼はカッコつけてた、私はすぐに家に帰れたけど、もうちょっと彼と話したくなってしまった。
「どうして人の心にマ……マゾ……マゾシズム……が必要なの?」
「それは生きているってことだからさ」
「それは変よ、私は生きてるけどそんな変態じゃないもの」
そう私が言うと彼は黙ってしまった、彼も一緒に脱出しないといけないし、このトラックの中に何か脱出する方法はないか探さないと。
「君は本当に生きているのかい?」
彼が何かボソッと言った、なんて言ったか分からないけど本当に変な人ね。
「なんか言ったかしら?」
「いや、マゾヒズムは全ての生物の持つ共通の特徴だと言ったのさ」
「どうして?さっきも言ったけど私はそんな変態じゃないわよ」
「そうだねぇ……例えばここにダイナマイトがある」
私は一通りトラックの中を見ていて彼の方を見てなかった、振り返ると彼はダイナマイトを持っていた!
「えっ」
「生物は生きる為ならどんなことにでも耐えられる、生きる為に苦しみや悲しみに向かって逃げることがあるんだ」
私は驚いて声が出ない、そんな私を無視して彼は話を続ける。
「その苦痛への逃走という成功体験は本能として遺伝子に刻まれ自傷への快楽を生む」
彼は彼の着ている服の胸元を掴み引き裂いた、彼の背中には『逃亡者M』と読める傷が付いていた、なにこれ!えっ!なにこれ!?
「普通の人ならこのまま誘拐されるぐらいならと、このダイナマイトで一か八かの脱出をする、だろ?」
頭が沸騰しそうだよ!わけわかんない!やばい涙が出そう!
『重く柔い指先に引かれ革命の顎は砕かれん |革命を殺す弾《メルダバレット》』
そう言ったかと思ったらマホーの口が発光し周囲は光に呑まれた。 - 26二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:17:50
人《・》|間《・》|じ《・》|ゃ《・》|な《・》|い《・》
えっ なにっ なにこれ? ねーっなんなのこの文 - 27二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:18:04
もしかして何も考えず書いてるんじゃないスか?
- 28二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:19:52
全体的に無駄な《》とか・とかが多過ぎて読みにく過ぎやろ あ─────っ
- 29二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:20:04
おそらくこの男は魔法使いだと思われるが…
- 30二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:20:28
- 31二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:20:35
クククク 恥ずかしがる事はないよ
黒歴史オリ小説は若者の特権だ - 32◆NEIQ3vHgB.22/07/23(土) 14:22:44
視界が戻ってきた、何かが体を掴んでる?
「大丈夫かい?お嬢ちゃん」
マホー!マホーの馬鹿が盾になってくれたんだ!周囲を見渡すと高速道路だった。
「もう!何してんの!う……ひぐっ」
ヤバいヤバい泣きそう!泣きそう!
「生き残ったんだぜ、生存の喜びで感動してるじゃねぇか、|礼《れー》は要らな……」
「なに言ってんだーーーーーーー!」
バガァァァアアアアン
はっ!思わず殴ってしまった!まあ殴って涙が引っ込んだからよし!
「なんなのあんた!私と同じ魔……」
「よくモおおおおおおおおおお、マイトラックをおおおおおおおお」
私の声を遮るもっと大きな声、声の方には私を誘拐した筋骨隆々の男がの一人が立っていた、覆面は破けその顔が露わになる。
「見てしまーましたね、そうです私はアメリカ人です、見られてしまったからには、殺すマス!」
血だらけになりながら口から血を吐きながら男がこちらに駆けてくる。
「えっ、人間ならあれほど負傷をしたら動けないはず……」
マホーが困惑した声を出す、私も驚いてる、というかヤバいクッソ早い。
「アメリカンスピリットを宿す者の身体の自由は決して制限されることはないのダです!シネ!」
マホーの顔面に拳が当たり、生首が吹き飛ぶ。
「死ぬ前にファックしてやんE」
口から血を吐きながら近づいてくるアメリカ人。
「マホおおおおおおおおおお!」
それほど仲良くなかったしさっき会ったばっかなのに、怒りが湧いた。
怒りが湧いたから、トラックの破片を手首に突き刺した。
「私は!お前を許さない!」 - 33二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:23:50
まだこの掲示板に蔓延ってる有象無象のssの方が読み易いっスね 忌憚のない意見ってやつっス。それでも文句があるんならいつでも喧嘩上等っスよ
- 34二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:24:43
そうか!
スレ主は小説を貼る作業で忙しくてレスを読む余裕が無いんだね
かわいそ… - 35二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:24:57
地の文はもっと地の文らしく客観的で堅めの方がよくないスか?
- 36二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:25:21
マホーって男はデュラハンなんじゃないスか?
- 37二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:26:30
ワシ…このルビ振りのシステムに心当たりがあるんや
小説家になろうや!なろうキッズが小説を晒しとるんや! - 38二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:27:55
お、お前変なクスリでもやってるのか?
- 39二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:28:59
話の流れがハチャメチャ過ぎるのん。これで文章がもっとスッキリしたらシリアスギャグとして面白く読めそうなんだけど惜しいっスね
- 40◆NEIQ3vHgB.22/07/23(土) 14:29:07
噴き上がる血液が地面に魔法陣を描きだす。
「なんだあ!?インディアンかあ!?」
地面の魔法陣が私を中心にして完成されると陣内に入ってるメリケン野郎の腕が止まる。
「腕の自由が!オレの権利が!侵害されている!」
メリケン野郎は飛び|退《の》く。
「私の血は自動で魔法陣を描くのよ!私のママは|魔女《マジシャン》なんだから!」
私はさらに手首を傷付けてそれを生贄にして魔法を放つ!
「ギョゲエエエエエ!」
私の喉はすごいのよ!炎が巻き上がる。
「死イィイィイット!オレが火炙りかあ!?」
とても大きく天まで届く程の大火!
「それは地獄の業火!魂の鎮魂歌!死後の安らぎさえ奪う効果!」
魂だけを燃やす炎!メリケン野郎の歪む顔!女子に汚い手で触れるのはNo!
「いやだ、リバてィ……動けない、けど自由に、肉体からの解放が」
私はその燃える魂の声を聞いて、覚めた。
「ごめんなさい!あなたは!あなたは!消えるの!」
私はなんて酷いことを!そう思って火を消した、もうこのメリケンの魂は燃え滓で新生児ぐらいしか魂が無い。
「聞こえない、何を言ってやがるウィッチビッチ、ああ……、もっと女を、ボコボコに、グチャグチャに、ファッk……」
男は動かなくなった、そんな!私は人を……。
「Eくも|兄弟《マイブラザー》をぉぉオぉぉおおおおおおおお」
私を誘拐した時の声!そうここは高速道路!後ろから迫る3tトラック!
「兄弟のトラックがクラッシュ!魂の反応がディサピアー!許せないね!キャンノットフォーギブ!」
それだけじゃない!前からも3tトラックが迫る!3tトラックは3体あったんだ!
「「俺たちは!3t駆ける3人で!10tブラザーズ!」」
私を前後のトラックが挟み撃ちする、私は死を確信した。 - 41二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:29:45
猿展開を超えた猿展開
- 42二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:30:05
ネット小説では|文章《ルビ》みたいにして書くと文章の上にルビをつけてくれるシステムがあったりするからと思われるが…
- 43二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:31:04
晒すなら読み手にちょっとは配慮してほしいのん…
- 44二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:32:15
チーム口上の勢いがよくてちょっと気に入っちゃったのは俺なんだよね
- 45二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:36:33
あれ? なんか止まったのん
- 46◆NEIQ3vHgB.22/07/23(土) 14:37:40
- 47二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:39:15
- 48二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:40:31
とりあえず1はこのスレのマネモブの意見を一通り見て今までのを添削した方がいいっス
- 49二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:41:16
- 50◆NEIQ3vHgB.22/07/23(土) 14:41:46
ルビについては小説家になろうで書いてるのをそのまま持ってきたので本当に申し訳ありませんでした
- 51◆NEIQ3vHgB.22/07/23(土) 14:43:41
- 52二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:44:26
ムフフ、読んでみたのん。良い所としてはぶっ飛んでいる且つテンポの速いシナリオに関しては、勢いが意外と好きだって人もいるだろうから出来るだけ伸ばしていく方向でやってみて欲しいのん。
次に個人的に感じた問題点っスけど、地の文で擬音を使ってしまうと受け手が想像する音の表現と違った場合にシュールさが勝ってしまうからなるべく控えた方がいいと考えられる。リアリティを出したいのであれば、攻撃を食らった相手の反応や状態を生々しく描いて欲しいっスね。地の文はなるべく俯瞰で見た上で、周りにいる人物がどんな状況に置かれててどういう風に動いているか、そして恵神ちゃんと始めとしたメインキャラクターの動きに対してどんな反応をしているか、その辺りを詳細に書くのが良いっス。だけどやりすぎは禁物だから気を付けろ…鬼龍のように。
シナリオに関しては出来ればこのぶっ飛び具合を維持して、地の文をどう書くかって部分に重きを置いて今後も頑張って欲しいですね…本気でね
- 53二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:46:37
どんなジャンルにも言えることやが…初心者ほど伏線やルビなど応用技術を使いたがるっ
恐らく最初のうちは単話や掌編で徐々に慣らしていくのがいいと思われるが… - 54二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:47:36
- 55二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:47:36
- 56◆NEIQ3vHgB.22/07/23(土) 14:49:21
あざーっす
地の文を硬くして次に貼るときはルビとかを読みやすく変に凝らないでシンプルにやってみればいいんスね - 57◆NEIQ3vHgB.22/07/23(土) 14:50:33
いえ短編にしようと考えているのん
- 58二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 14:53:39
- 59二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 15:05:24
邦子みを感じるのん 良くも悪くもめちゃくちゃなんだ
- 60◆NEIQ3vHgB.22/07/23(土) 23:24:41
私が深く目を閉じることで暗転する視界、両耳を砕く爆裂音、土の中を思い起こさせパパであるマンドラゴラを想起させる無機質的な仄かな温かみはおそらくトラックのエンジンの温もり、痛みは無く一瞬で私の命を奪ったのだろうと私は思った。
「大丈夫かい?お嬢ちゃん」
私はその声を聞いて顔を上げた、鋼鉄の肉体がトラックを両の手で止め私を守ってくれていた、マホーだ、マホーは機械だったんだ、魔法使いだと思っていたことに恥ずかしさを覚えると共に驚愕の念が湧き上がる。
「マホー!あなた!ボロボロじゃない!」
私は機械に詳しくないが剥き出しになった基盤や電線などを見れば誰であろうがその機械の死を想起せざる負えないだろう、私が家に帰る為の魔法は私一人しか家に帰ることができない、私はこのマホーという男にどうしようもなく情が湧いてしまっているのだ、助けたいと思う、何かできないのかと視界を動かす。
「気にするな、オレに痛みも苦しみも感情も無い」
それはいつか聞いたことのあるセリフ、中学校の時にクラスの男子が言っていた言葉と同じだった、なんか親しみが持てて可愛いな、中二病なんだ、きっと。
「もう!そんなこと言って!マゾなんでしょ!痛みあるでしょ!」
抱きしめて頭を撫でてやる、よーし、お姉ちゃんに任せなさい!残りの2人のメリケン野郎も簡単に倒してやるんだから!
同じ人間じゃない存在であることの共通点と共に危機的状況に陥ったことによる吊り橋効果によって親愛の情が湧いているのだ、やはり機械と人間のボーイミーツガールは良いな、どっちが女でも心温まる。
「いや、痛みは本当に無いんだ、ただオレはね人間に憧れてて……」
「セイ!命乞い!セイ!命乞いセイ!」
左右のトラックがバックしだす、何が始まる……?私はトラックがバックしてできた隙間からマホー君を掴んで引っ張り脱出しようとする。
「だからオレはまず生物としての本能をコピーしようとしていたんだ……」
不動!掴んで引っ張っても足が地面に刺さって固定されていて動かないわ!もう!なんと我儘であろうことか!まったくもう!子供なんだから!
「危ないわよ!あのメリケンどもがまた突っ込んで来るわよ!」