かわいいマヤノとキャバ嬢トレーナーちゃん【2号店】

  • 1二次元好きの匿名さん22/07/26(火) 00:30:41

    そんな……トレーナーちゃんが……

    ナンバー1キャバ嬢だったなんて……!


    昼はマヤのだーいすきなトレーナーちゃん!

    夜は銀座のキャバクラでナンバーワンキャバ嬢!

    でもトレーナーちゃんは、いつでもマヤにむちゅ~なの!


    そんなトレーナーちゃんとマヤが、いっぱい走って遊ぶスレだよ!

    みんなも楽しんでいってね、ユー・コピ~?


    ↓前スレだよ!

    そんな.....トレーナーちゃんが.....|あにまん掲示板ナンバー1キャバ嬢だったなんて.....bbs.animanch.com
  • 2二次元好きの匿名さん22/07/26(火) 00:33:02

    アイ・コピー!

  • 3二次元好きの匿名さん22/07/26(火) 00:33:15

    いつもの辻書きです
    覚悟を決めて書くことにしました
    目標は200です。がんばります

  • 4二次元好きの匿名さん22/07/26(火) 00:37:47

    スレ立て感謝!!

  • 5二次元好きの匿名さん22/07/26(火) 00:38:35

    やったー! 次スレだー!
    めちゃくちゃ嬉しい!

  • 6二次元好きの匿名さん22/07/26(火) 00:39:11

    10まで埋めるぜ!!
    可愛いトレーナーちゃんとマヤノが見たい!!

  • 7二次元好きの匿名さん22/07/26(火) 00:40:32

    パパノトップガン公認ですからね
    今のトレーナーちゃんに敵はありませんよ

  • 8二次元好きの匿名さん22/07/26(火) 00:42:02

    ぶーちゃんとトレーナーちゃんの絡みも見てぇ……

  • 9二次元好きの匿名さん22/07/26(火) 00:47:10

    何度見てもトレーナーちゃんは美しいな
    いい匂いもする

  • 10二次元好きの匿名さん22/07/26(火) 00:50:21

    トレーナーちゃんの同僚はドギマギしちゃうぜ……

  • 11二次元好きの匿名さん22/07/26(火) 00:50:44

    「トレーナーちゃんは、マヤのどこがすき?」
    「いつでもそういう質問しちゃうとこが好き」

    マヤが質問すると、トレーナーちゃんはいつもにこにこしてそう言うの。
    トレーナーちゃんはすごくきれいな女の人で、タバコのニオイとかぜんぜんしないの。
    でも夜はキャバ嬢として銀座で働いてて、お酒を飲んだり、タバコを吸ってお客さんと楽しくお話してるんだって。

    「ほかには~?」
    「他にはね、色んな発見ができるくりくりのお目々でしょ?
     触るとふかふかなのに、風にたなびくと綺麗に伸びる栗毛の髪に、ちっちゃくてかわいい顔に……」

    トレーナーちゃんがマヤの好きなところを教えてくれる時は、褒めたいところを軽く触るの。
    すっごく優しくて、気づかないくらい軽くね。
    それがなんだかくすぐったくなっちゃって、マヤはくすくす笑うの。
    つられてトレーナーちゃんも、くすくす笑ってくれるんだ。

    「……誰にも予想できない、貴方だけの走りを魅せてくれる脚。私が一番大好きな脚」

    トレーナーちゃんはマヤの走りにむちゅ~なんだ。
    でもでも、マヤ知ってるよ? トレーナーちゃん、たまにブライアンさんの走りにもむちゅ~になっちゃうの。
    そういうのウワキなんだからね! むー。

    「今日もいっぱい、走って魅せてくれる? You Copy?」
    「アイ・コピー! いっぱいマヤに、むちゅ~になってね!」

    だから見ててね、トレーナーちゃん!
    マヤがもっとも~っと、むちゅ~にさせちゃうからね!
    (おしまい)

  • 12二次元好きの匿名さん22/07/26(火) 00:56:24

    駆けつけ1杯のSSです。ご査収ください


    <はじめてのお客様へ>

    当スレッドではこのような形で、マヤちゃん視点のSS・トレーナーちゃん視点のSSをご提供しております

    概ね隔日1本のペースでご提供できればと思っておりますので、お楽しみ頂ければ幸いです


    また、当スレッドでは管理者兼SS提供として1名のスタッフが駐在しておりますが、SS・イラスト共に自由にご掲示頂いて大丈夫です

    各々の楽しみ方を尊重し、気持ちよく酔って楽しんで頂ければ幸いです。どうぞよしなにお願い申し上げます

  • 13二次元好きの匿名さん22/07/26(火) 01:13:12

    連日アホみたいに暑いから体調管理も大変だし無理なくマイペースで楽しく書いてね!
    楽しい時間提供してもらえるだけで読み手は満足なんよ

  • 14二次元好きの匿名さん22/07/26(火) 10:32:49

    このレスは削除されています

  • 15二次元好きの匿名さん22/07/26(火) 10:32:53

    無理なさらず!

  • 16二次元好きの匿名さん22/07/26(火) 10:33:29

    熱中症には気をつけるんだ!
    そして、キャバクラのおっさん客にセクハラされて不機嫌なトレーナーちゃんがマヤの可愛いセクハラ(熱中症ってゆっくり言ってみてみたいな)に癒される姿なんていいじゃない?

  • 17二次元好きの匿名さん22/07/26(火) 11:51:29

    >>16

    「先輩、大丈夫ですか? あの痛客めっちゃお尻触ってましたけど……」

    「私のおしりもまだまだハリがあるんだなって自信出たよ。

     アフター行きたいみたいだから、無理なら店長呼んでね」

    「つっよ……」


    〜⏰〜


    「トレーナーちゃんトレーナーちゃん! 熱中症をゆぅーっくり言ってみて!」

    「ねぇ……ちゅう、しよ?」

    「 」

    「……なんてね。マヤ〜、それどこで教わったの〜?」

    「と、友達の本に書いてあったの……(ちゅ、ちゅ~してほしいって顔してた……!)」

    「そっか~(ホントにしてほしいって言ったら真っ赤になっちゃうからね。にしてもカワイイな〜)」

    (どっとはらい)

  • 18二次元好きの匿名さん22/07/26(火) 11:54:26

    >>17

    いい…………

  • 19二次元好きの匿名さん22/07/26(火) 17:13:18

    マヤちゃんまた覚えちゃって...

  • 20二次元好きの匿名さん22/07/26(火) 21:39:13

    このレスは削除されています

  • 21二次元好きの匿名さん22/07/26(火) 21:57:19

    ※キャバ嬢へのお触り・暴言は「痛客(いたきゃく)」として敬遠されるのでやめましょう※
    ※トレーナーでもです※

  • 22二次元好きの匿名さん22/07/27(水) 01:24:18

    トレーナーちゃんが笑顔のうちに止まるしかない

  • 23二次元好きの匿名さん22/07/27(水) 11:22:04

    トレーナーちゃんのお店ってそんなに大きくないんだっけか

  • 24二次元好きの匿名さん22/07/27(水) 11:26:51

    痛客はパパノトップガンが始末しました

  • 25二次元好きの匿名さん22/07/27(水) 17:12:44

    >>23

    「トレーナーちゃんが今働いてるお店ってどうなの?」

    「銀座は土地代高いし、大きなバックがないからそこまで規模は大きくないかな。

     中箱……40〜60席、仕切りなしのお店が1軒だけ」

    (小箱が20席以下のアットホームなやつ、大箱が60席以上の色んな施設があるお店)

    「じゃあ、人気的には?」

    「銀座でだいたい10位圏内に食い込んでるくらい? 変動激しいから、追いつけ追い越せって感じかな」

    「ただ他の店にないキャバ嬢とか従業員への手厚いサポートがあって、居着いてるキャバ嬢が多い分、リピーターも多いね。お客さんの引継ぎとかもするから長生きすると思う」


    「初めは歌舞伎町でお仕事してたんだけどね。今のオーナーに誘われて銀座に越したの。ナンバーワンって言われてたのも、もう昔の話だよ」

    「なんでなんで!? なんでお引っ越ししたの!?」

    「んー……拘束ユルいからとか、色々あるけど……」


    「“夢を追いかけていい”って言われたからかな」

    (どっとはらい)

  • 26二次元好きの匿名さん22/07/27(水) 17:26:53

    大箱にはVIPルームは勿論、シャンデリアやグランドピアノなどめちゃめちゃに豪華な作りとなっています
    みんなが考える「豪華なキャバクラ」の象徴的な施設ですね

    実際のナンバーワンキャバ嬢というとエンリケ(愛沢えみりさん)が23歳の頃にナンバーワンとして席巻して経営者として羽ばたいていったので、トレーナーちゃんもそのくらいにナンバーワンと呼ばれるようになったのかな、と考えています
    トレーナーちゃんはトレーナーになる夢があったので、派手な功績は持ち帰らずに後進に譲るつもりなのかも

  • 27二次元好きの匿名さん22/07/27(水) 23:30:48

    トレーナーちゃんの仕事が忙しくなりますね

  • 28二次元好きの匿名さん22/07/27(水) 23:34:04

    前スレでマヤちゃんが語っていた落とし穴に落とされた激おこトレーナーの話が見たい

  • 29二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 08:27:38

    このレスは削除されています

  • 30二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 08:29:39

    今さらこのスレに興味が出て前スレも追ってきたけどこの概念はアリだ

  • 31二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 08:36:19

    何気にキャバ用語がちょくちょく出てくるの好き

  • 32二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 17:06:58

    トレーナーと同時にできるくらいにはサポート手厚いんだなこの店

  • 33二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 22:28:10

    トレーナーとはウマ娘を支え、ウマ娘を輝かせる為に存在する。
    しかし彼らにも日常があり、生活があり、人生がある。
    つまり世のありふれた悲喜交交、そういったものと向き合うことが、必ず存在する訳で……

    「ま"た"フ”ラ”れ”た”ぁ”ぁ”ぁ"」
    「また合コン?」
    「また合コンだね……」

    そういったものごとで重なった愚痴は、得てして酒と引き換えに吐き出されるのだ。
    非番の日、私は休肝日を除いて必ず何らかの集まりに参加する。
    これはトレーナー達による集会が主で、キャバ嬢としての活動で、トレーナーとしての時間が少なくなる私にとって貴重な時間なのだ。
    そして数少ない、トレーナーとしての友人と私的に会話する時間でもある。

    「トレーナーちゃん、慰めてぇ……」
    「その呼び方、マヤの前ではしないでね、“お姉ちゃん”?」
    「ふえぇ、お兄さまぁ……」
    「うん。その呼び方もライスの前ではしないでね」
    「ひんひん……」

    お姉ちゃん。
    そう呼んだ彼女は、私の血縁者ではない。年上でもない。何なら先輩でもない。5歳年下。
    彼女は私の同僚で、カレンチャンというウマ娘を担当しているトレーナーだ。

    私達はトレーナーとしてウマ娘達に気に入られた結果、独特な呼び方をされることがある。
    誰が始めたのかは知らないが、それを面白がって互いのニックネームとする文化がトレセン学園にはあるのだ。
    ウマ娘達にはナイショの、トレーナーだけが知っているお遊びである。

  • 34二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 22:28:34

    普段はバリキャリのようなデキる女のようでありながら、話すと存外ふにゃふにゃで隙だらけなお姉ちゃんは、その豊満な肉体を私に押しつけて泣いた。
    どちらかと言えばスレンダーな私は、彼女に押し倒されないよう気をつけて支える。
    今回の呑みはお兄さま以外にも、他のトレーナー達も参加しているのだから。節度大事に。

    「おーよしよし。お姉ちゃんも合コン爆砕飽きないねえ」
    「ううう、イケメンにチヤホヤされたぁい!」
    「じゃあカレンチャンに男装でもしてもらおっか」
    「え、無理……絶対似合うじゃん……カワイイしカッコイイ……」

    途端に震え上がるお姉ちゃんに、私達は苦笑した。
    彼女は忙しい中で合コンに参加しては、毎度見事に爆死する。
    原因は明らかで、彼女は担当ウマ娘に夢中で、担当ウマ娘も彼女に夢中過ぎるのだ。
    コスメも小物も、何なら髪型だってカワイイカレンチャンが見繕ったものとなれば、凡百の男に付け入る隙などない。
    そんなカワイイ完全武装で参加するのが失敗の原因なのだが、お姉ちゃんはまだ気付いてないようだ。
    きっとカワイイに人生がどっぷり浸されるまで、それに気づくことはないんだろう。幸せなことに。

    「カワイイねえお姉ちゃんは」
    「そうだねえ、カワイイねえ」
    「……じゃあふたりは抗えるっていうんですか、男装した担当ウマ娘に!」
    「「無理かな」」
    「でしょー!?」

    私達は即答した。
    マヤが王子様になったらもう無理。そんなの絶対カッコいい。
    絶対にツーショ撮る。アルバムに載せる。なんなら名刺に刷る。そんな確信があった。

  • 35二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 22:28:55

    「……そういう皆さんはどうなんですかあ! 美人に美人だからモテモテなんですかあ!」

    そりゃモテモテなのはそうだが。私はそう思いながらお兄さまの方を向く。
    ライスシャワーというウマ娘を担当する彼と知り合ったのは、確かお姉ちゃんの紹介だったか。
    彼と並び立つホストを挙げるならば、必ず一流でなければならない。
    そんな美しい容貌をした彼は、言動まで女をメロメロにする一流だ。
    ……うちのキャバ嬢軍団が遊びに来た際には、ごくりと生唾を飲み込む者さえいた。
    そんなイケメンレベルの高い彼だが……

    「いや、特にそういう話はないかな」

    これである。私とお姉ちゃんはふたりして胡乱な顔を浮かべた。
    前提として、お兄さまがモテモテなのは自明の理である。
    にも関わらずこの六本木の夜景さえ霞むイケメンは、担当ウマ娘に人生を注いでいるが為に、女性の熱視線をそよ風程度にしか感じていないのだ。

    「怖いねえ脳焼かれるって」
    「トレーナーちゃん、あれ素なんじゃない? あれ素で女泣かせじゃない?」
    「もう、人聞きが悪いなあ」

    それでいて、世の女性達に対してお兄さまは等しく優しくするので、彼に惚れ込む者は絶えない。
    ライスシャワーちゃんの涙ぐましい努力は察するに余りあるが、できれば彼を六本木につれていくのはやめてほしい。

    「仲良くしたいだけだよ。ライスの為にもね」

    きっと六本木で新たな伝説を打ち立てようとするスカウトマンが後を絶たない。
    いいからさっさと式場にでも連れて行ってほしい。ホスト界の為に。

  • 36二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 22:30:19

    「……そういえば、トレーナーちゃんはそういう話は聞かないね」
    「色恋はちょっと……」

    確かにキャバ嬢は恋の夢を歌う職業だが、恋に溺れるのは良くないと私は考えている。
    客を恋に溺れさせる色恋営業、キャバ嬢を恋に溺れさせ操る色恋管理。どちらも過ぎれば身の毒、店の毒だ。
    ……何も知らずに否と言っている訳ではない。痛い目に遭い、痛い目を見させたから言うのだ。
    誠実に勝る商いなど、ありはしないのである。

    「いやそういう話じゃなくてさ。ほらトレーナーちゃん、最近告られてたでしょ」
    「ああ、そういう」

    そういえば、そうなのである。
    菊花賞を終え有馬への準備に勤しんでいた頃、クリスマスを見計らって告白してくれた男性トレーナーがいたのだ。

    「なんで断っちゃったの? あの人もかなり良い人だったよね?」
    「条件が?」
    「性格も!」
    「そうね。私には勿体ないくらいの人だったけど……」

    実を申せば、と前置きながら、私は今は、結婚を考えていないことを彼らに伝えた。
    そもキャバ嬢になったのも、トレーナーとしての勉強代を稼ぐ為。
    私にとってこの仕事は念願かなってのことで、毎日が楽しくて仕方がないのだと。
    それに……

    「他人の恋路を邪魔して、ウマ娘に蹴られたくないなあって」

    ……後ろで見つめる、彼の担当ウマ娘の眼差しを見て。
    そこから奪ってやろうなんて思えるほど、私はトレーナー失格ではないのだ。
    彼の失恋は、最近重賞を飾った彼女の助けとなっただろうか? そうだったら嬉しいが。

  • 37二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 22:30:41

    「じゃあ、マヤノちゃんとはどうなんだい?」
    「世界一可愛いと思ってるけど?」
    「そうだけど、そうじゃなくて」

    突然イケメンから痛い腹を突かれて、私はむせかけた酒を必死に飲み込んだ。
    わかっている。マヤが憧れだけじゃない感情を私に向けはじめていることは、女の顔をよく見てきた私が誰よりもよくわかっている。
    ただ、どう考えても早すぎるだろう。マヤは中等部で、恋に憧れる時期を過ぎたとしても尚、人生を定めるには早すぎる。

    「……まだまだ答えは決めたくないなぁ」
    「マヤちゃんを待たせるの?」
    「ううん、私が待つの。マヤが、マヤだけのものでいられる間を」

    マヤはもっと色んなものが、素敵なものが見られるだろう。
    酸いも甘いも噛み分ける、大人になるのはまだ先でいい。まだまだ可愛い女の子でいていいのだ。
    私はトレーナーとして、好きに輝ける道を支えられるだけでいい。
    でも、もし彼女が本当に大人になって、私を止まり木に選んだなら。その時はありがたく寵愛を受けよう。

    「……だからそれまで、休めないんだなあ」

    その時になって、彼女の愛する止まり木が襤褸でないように、きちんと磨かないといけない。
    胸の奥でざわめく熱を、やけに甘ったるいサワーで流し込んでいると……ふたりが納得したように言った。

    「トレーナーちゃん、一番脳焼かれてるじゃん」
    「深酔いしてるねえ」
    「いいのー。私がお酒のこと、一番よく知ってるんだからー」

    あしらいあしらわれながら、私は呑み残しを浚い、空いたグラスを量産する。
    やはり客でもない友達と呑む、というのは慣れない体験で、ついつい沢山喋ってしまう。
    もう少し呑まないと、失言に気づいてしまいそうだった。
    (おしまい)

  • 38二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 22:36:11

    飲み会トレーナーちゃんです
    トレーナーとの繋がりが少ないと自覚してるトレーナーちゃんなので、行ける日は積極的に行くのでしょう
    当然ながらザルなので、呑みきれなかった安酒をかっぱかっぱと空けていく役です

    トレーナーちゃんの名前は決めたくなかったのでちょっとした変化球を仕掛けました
    ウマ娘からの呼び方があだ名になるとか、そういう文化があるとちょっと面白そうですよね
    どこぞのモルモット君とか。おいとか。

    SSの掲示もしつつ、そろそろストーリーを進めていきます
    次回土曜大きめの掲示予定ですので、どうぞお楽しみにお待ち下さい

  • 39二次元好きの匿名さん22/07/29(金) 01:59:22

    新作!

  • 40二次元好きの匿名さん22/07/29(金) 11:16:40

    トレーナーちゃんしっかり焼かれてて安心した

  • 41二次元好きの匿名さん22/07/29(金) 13:25:18

    お兄さまのksbk具合はとってもお兄さまだし、お姉ちゃんは支援イラスト上げたらBANされそうだし、なんだかワクワクするね、こういう感じ!

  • 42二次元好きの匿名さん22/07/29(金) 13:36:03

    ふふふ……素晴らしいSSだった
    次回も楽しみですわ!!

  • 43二次元好きの匿名さん22/07/29(金) 18:14:54

    お兄さまやっぱりお兄さまだわ

  • 44二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 02:40:03

    トレーナーちゃんのノルマとか特にない感じなんかな、まぁあっても楽勝だろうが

  • 45二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 12:03:55

    お姉ちゃんダメ女臭するの笑う

  • 46二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 19:45:00

    2スレ目助かる!

  • 47二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 02:49:14

    前スレのパパに気に入られてるトレーナーちゃんはやはり一流ですわ

  • 48二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 11:48:51

    マヤちゃんに色んなこと教えないといけないですね...

  • 49二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 12:43:43

    ちょっと腰を痛めてしまったので、制作に遅れが出ています
    明日夕方の提供になるかと思います。ご容赦くださいませ

    明日のお品書きですが
    ・過労(公式イベント:青春のキラキラ)の影響で自宅で虚無するトレーナーちゃん
    ・トレーナーちゃんとマヤの一週間同棲生活
    ・仕事がなくてよわよわになるトレーナーちゃん
    ・家事がわかってきてつよつよになるマヤちゃん
    となっております
    どうぞお楽しみにお待ちくださいませ

  • 50二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 18:44:02

    >>49

    楽しみにしてるぜ!

  • 51二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 01:46:02

    お待ちしてます!

  • 52二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 02:56:11

    お大事に
    楽しみにしてます

  • 53二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 12:08:47

    マヤちゃんまた成長しちゃう!

  • 54二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 20:23:47

    マヤちゃん楽しみですね...

  • 55二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 02:12:39

    楽しみにしてますが、無理はしないで下さいね!!

  • 56二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 12:33:00

    保守

  • 57二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 13:09:06

    腰痛はきついからな...無理なさらず

  • 58二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 19:31:59

    あげ

  • 59二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 19:38:13

    己を過信したことはない。
    だが、働いている業界が業界だからだろうか? 甘く見ていた気がする。
    過労で人が倒れるというのは、そこそこに大事であるということを。

    「一週間の療養ですね」
    「え」

    有馬記念であのナリタブライアンに勝利し、どちらの業務も益々もって忙しくなった。
    昼夜問わず顔が売れた分、物珍しさに訪ねてくる客を捌き、マヤの為の教材を作って、その教材の為に勉強をして……。
    そういう忙しさが当たり前になってきた頃に、私は美浦の寮長・ヒシアマゾンちゃんの前で醜態を晒してしまった。トレーニング中、疲れから倒れ込んでしまったのだ。
    マヤへのトレーニングの差配を一時的にヒシアマちゃんへ任せた私は、大事をとってと病院に連れられて、診察を受けて開口一番これを言われたのである。

    「一週間……え、その間、どうすれば?」
    「何もしないでください」
    「何も!?」
    「何も」

    あれはこれはと、どうにか譲歩をねだっても、素晴らしく職業意識の高いその医師は頑として譲ってはくれなかった。
    許可されたのは寝て、起きて、読書でもして、軽い散歩をする。それだけ。

    「そ、そんな……病人と変わらないじゃないですか」
    「そうですね。貴方は病人なので、休んでください」

    ひん、とどこかのお姉ちゃんが鳴いた気がしたが、漏れ出たのは自分の喉からであった。
    こうして――私のもっとも辛い一週間が始まったのである。

  • 60二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 19:38:49

    『気にすんな。しっかり休めよ』
    「……はぁい」

    生返事と共に電話を切り、スマホを巾着袋にしまう。
    持っていると仕事になりそうなものはすぐに手を伸ばせないところに置くことにした。
    府中に借りたマンションに帰るのは、いったいいつぶりだろう。
    郵便受けにたまったチラシを粗雑にチラシ入れと書かれたゴミ箱に放り込み、蜘蛛の巣が張った扉を強引に開いた。

    「……はー」

    やけにだだっ広く感じるのは、ここが2LDKだからではない。
    ベッドと冷蔵庫、衣装箪笥以外は何もないからだ。
    うず高く積もった埃が、滞在者の不在期間を物語っている。その期間、なんと2年。

    「トレセン学園が実質家、だったもんなぁー……」

    睡眠は仮眠室で、シャワーは温水プールの施設で。食事はカフェテリアで。
    そんな調子で家に帰らないでトレセン学園と銀座のクラブを行ったり来たり……成程埃もたまるわけだ。
    ベッドから埃をはらうのも面倒で、ぐらりと倒れ込む……その寸前に、インターホンが鳴った。
    ほとんど最後の気力を振り絞って、受話器を手に取る。

    「はい」
    『トレーナーちゃーん! きたよー!』
    「えっ」

    10分ほど外で待ってもらって、大急ぎで掃除をした。
    ストッキングとハンガーでクイックルワイパーになるって教えてくれた先輩、マジらぶ。

  • 61二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 19:39:18

    「が、外泊許可ぁ?」
    「うん! 学校とトレーニング終わったら、トレーナーちゃんのとこでお泊り!」
    「いつまで?」
    「一週間!」

    やられた、と思わず頭を抱える。
    大方栗東寮長のフジキセキちゃんとたづなさん辺りが手を回したのだろう。でないと即日でこんな手配ができようものか。

    「トレーナーちゃんのご飯とか、お手伝いとかしてあげるね!」
    「いや、流石にそんな……」
    「……マヤには任せられない?」

    うぐ、と言葉をつまらせ、思案する。
    断ることはできるが、そうなればこの殺風景な部屋のことを、きっと噂好きのマヤは話してしまうに違いない。
    それは私が本格的なワーカーホリックとしてまた病院に担ぎ込まれてしまう原因となるかもしれない。
    いや、そもそも追い出されたマヤはきっと落ち込むだろう。それを他ならぬ私が許容できるだろうか。
    ……利でも情でも詰んでるとわかった以上、意固地になるだけ疲れると私は早々に白旗を上げた。

    「急ぎで布団買ってこようか」
    「そのベッドでいっしょにじゃ……ダメ?」
    「アレ虫食いひどかったからダメ」
    「わぁ」

    そうして休養する気があるのかというほど慌ただしく、私達は生活必需品を取り揃えた。
    後から額を知った“お姉ちゃん”が目を回していたが、これでナンバーワンキャバ嬢であった身であり、貯金は充分にある。
    マヤとのお泊りを充実させる投資の前には些細なことであった。

  • 62二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 19:41:05

    朝起きてマヤがいる。
    これは療養生活の中で、最も素晴らしいことだった。

    「トレーナーちゃん、おはよ……」
    「ん……おはよう、マヤ」

    腕の中ですっぽりと収まっていたマヤが、起き上がって見下ろす。
    私の胸元はにわかに寒くなり、それが冬の冷たさだけでなく、私が汗をかいて寝ていたことを教えてくれた。マヤの体温が、湯たんぽのように暖かいからだ。
    この分だと毛布の重ねがけはいらないかもしれない……そう感じながらも、お互いに眠い目を擦って、ふたりして歯を磨く。

    「シャワーしちゃう?」
    「朝練で湯冷めしちゃうよ。朝ごはん作るから、テレビでも見てて」
    「やー! どーせーだもん。マヤも手伝う!」
    「……I Copy.
     じゃあ牛乳を電子レンジに。You Copy?」
    「アイコピー!」

    元気のいい敬礼と共に、でででと走ってキッチンに向かうマヤ。
    未だ殺風景な我が家だが、マヤが走り回れることを鑑みると、案外丁度いい塩梅なのかもしれない。

  • 63二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 19:43:24

    私は、朝御飯は洋食派だ。
    といっても普段昼夜逆転生活の私にとって、こんがりトーストほど胃に堪えるものもない。
    なので卵とミルクでひたひたにした、フレンチトーストをチョイスした。
    買ったラズベリージャムを載せれば、ちょっとしたごちそうだ。

    「「いただきます!」」

    私が1枚、マヤが3枚。
    ウマ娘、それもアスリートの食事量は眼を見張るものがあり、マヤならこのくらいぺろりと平らげてしまう。
    タコさんにしたウィンナーやカットサラダなど、たんぱく質やビタミン、食物繊維も用意しているが、フジちゃんのように多量を用意するのは流石に骨が折れる。明日からは夕飯前に用意した方が良さそうだ。

    「マヤ。これが療養中の基礎トレメニューね」
    「午後はなにもないの?」
    「午後はヒシアマちゃんに任せるよ。何をしたのか、帰ったら教えてね」
    「アイコピー! たっくさん成長しちゃうからね!」

    私が療養する一週間は、ヒシアマちゃんらがレクリエーション形式で指導してくれることとなった。
    口惜しい気持ちはないではないが、先達の指導はマヤにとっては貴重な機会となるだろう。
    是非反芻に値する学びを得てほしい……表向きはそう装いながら、なんとかマヤを送り出した。
    そうして、私の長い一日が始まる。

  • 64二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 19:43:47

    「……暇だろうと思って、買ってよかった」

    一冊の物語と自由帳、それからペン。
    それが私が私に許した暇つぶしの道具だ。
    一週間、仕事のことを考えず過ごすというのは、私にはそこそこ苦しい。
    趣味が仕事で仕事が趣味なのだ。そこから遠のくには、何か気を紛らわせるものが欲しかった。

    「えー……何々? “人間がまだいまとはまるっきりちがうことばではなしていたころにも”……」

    窓辺で日光を浴びながら、私は物語を音読し、頭に思い浮かぶイメージを自由帳にスケッチする。
    学生の頃はウマ娘の走りを学びたくて、よく競技場でスケッチに勤しんでいた。
    それを活かして物語を楽しみ、空想を描くだけの時間を私は課すことにしたのだ。
    マヤが図書委員の子から聞き出して選んだ本は少々古い児童文学で、誰からも好かれるすてきな少女が、灰色の時間泥棒達と対決し、ふしぎな時間の旅に出かける物語。
    私には些か、皮肉な話ではあったが、だからこそ少女を応援する気持ちができた。

    「なんだかマヤみたいになっちゃった」

    すてきな少女と言われて描かれた彼女は、ぼさぼさ髪だと地の文が明かしているにも関わらず、艷やかなツインテールとウマ耳を見せている。
    おかしさにくすくす笑いながらも、おかげで1ページ、また1ページとスケッチも順調に進んでいた。
    写実的で遊びのないスケッチは、段々と遊び心に振り回され、より崩れた可愛らしいものになっていく。
    次第に少女が、よりいきいきと自由帳を駆けだしていった。

  • 65二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 19:44:10

    「……ちょっと休憩」

    麦茶が切れたのをきっかけに、私は立ち上がって背伸びをする。
    その隙をつくように。まるで灰色の煙のように頭に入り込んできたのは、職場への想いだった。

    「……はあー」

    考えてもしょうがない。なのにマヤや店のことが頭を離れない。
    ため息と共に抜けきらない想いこそ、執着と呼ぶのだろう。それに触れられぬことの、なんともどかしく寂しいことか。

    「環境から遠ざかって、意外と上手く回ってる周囲を認識することで過剰な労働意欲を削ぐ試み……かなあ」

    自己管理さえもっと上手くできていれば、こんなこと考えずに済んだのに。
    邪推を振り払い、土鍋で炊いたお粥を流し込む。元板前のボーイ君が作ってくれていた賄い粥が、妙に恋しい昼だった。

  • 66二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 19:44:36

    「トレーナーちゃん、買ってきたよー!」
    「ありがとー。じゃ、鍋作ろっか」
    「はーい!」

    簡単に、しかし豊かに済ませる為に、今夜は鍋にすることにした。
    帰りにマヤに食材を買ってもらい、土鍋に見様見真似の自家製ダシを注ぐ。
    マヤは包丁を持ちたいようで、猫の手にしながら要領よくにんじんをお星さまにカットしていた。

    「今日はどうだった?」
    「あのねえ、今日はしっぽ鬼やったんだよ。みんなすっごく逃げるからねー……」

    料理しながらマヤの話に耳を傾けていると、なんだか家族になったような感じがする。
    そんなことは本来望むべくもないのだけれど、こんな娘がいたなら、毎日インスタで惚気けてしまうかも。

    「トレーナーちゃん、火の番の間にやることない?」
    「鰹節が踊ったら掬う準備しておいてー」

    それにしてもマヤは私から仕事を取り上げることに旺盛で、なんだか私に楽をさせたい気持ちでいっぱいらしい。
    全部取られると、それはそれで気鬱になりそうだ。
    いい塩梅で満足してもらえるよう、調整した方がいいかもしれない。

  • 67二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 19:46:00

    「トレーナーちゃん、これ使お! アロマつき!」
    「泡風呂にするの? いいよー」

    食事を終えたらお風呂の時間だ。
    生徒とトレーナーという立場上、ひとりずつ入った方がいい気がするが、まあ女同士だから大目に見てもらおう。

    「かゆいところはございませんかー?」
    「ございませーん!」

    美容師の真似事をしながら、ブラッシングを済ませ、ぬるま湯で予洗いをする。
    昔、お客さんと同伴で泊まった時は随分丁寧に洗うものだと驚かれたものだが、髪というものは九割方、予洗いだけで汚れが落ちるのだ。
    熱い湯で流すのはぐっと我慢して、ぬるま湯だけで洗ってやる。
    そうすると、髪を守る為の皮脂が維持されるという仕組みなのである。

    「マヤ、トレーナーちゃんの洗い方すきー」
    「そう? よかった」

    髪に触れたがるお客さんというのは存外に多い。
    勿論セットが崩れるので御法度だが、もし万が一触れた場合に、その手触りをよくするのは大事なことだ。
    だから髪だけは丁寧にやる。それが功を奏したのなら、嬉しい。

    「トレーナーちゃん、しっぽもー」
    「はいはい……」

    尻尾はウマ娘のデリケートゾーン。
    ブラッシングはともかく、洗うのは自分でやってほしいが……まあ、女同士だ。
    目をつぶって貰おう。誰にって? 勿論、戦闘機に乗ってやってきそうなお父さんにである。

  • 68二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 19:47:01

    「トレーナーちゃんのおなかに、らんでぃーんぐ……ざぶーん!」
    「あははっ、着水成功ー」

    私の全身にすっぽり包まれるように、マヤが小さなおしりを飛び込ませる。
    肌と肌が触れ合う感覚はなんともくすぐったいが、同時に心地よさも感じさせた。
    少なくとも、全身を伸ばして入れる湯船というものはいいものだ。この物件はこのために存在していると言って過言ではない。

    「トレーナーちゃん、ぎゅーして?」
    「はいはい、ぎゅーう」

    ともすればマヤの思い描く恋人同士の振舞いより更に進んだことをやっているのだが、マヤにその意識はないようで、きゃっきゃと笑って過ごしている。
    私としても結婚する気がないだけに、人寂しさを埋めるような家庭ごっこに酔っている節があった。
    まるで母親とその娘だ。そう言ったら怒られそうなので、言わないでおく。

    「トレーナーちゃん、ほそいのにおっぱい大きいよね。なんで?」
    「胸筋鍛えてるからかな。マヤもその内大きくなるよ」
    「むー。はやく大人になりたいんだけどなー」

    できればゆっくり育ってほしい。なんて本音は口には出さず。
    私はマヤの髪を撫でることで、その意を示すことにした。

    「100まで数えようか」
    「はーい。いーち、にーぃ、さーん……」

    こうして貴方を包み込める時間が、もう少しほしい。けれど、区切りはつけないといけないから。
    そんなこと、決して口外できないまま。ただ時間が過ぎるのを見送っていた。
    (つづく)

  • 69二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 19:53:01

    大変おまたせしました。もうちょっと長引きそうなので、前後編に分けておきます
    後編は仕上がり次第ご提供しますね。金曜までには卸せるかと

    考えてみればトレーナーちゃん全然家にいる描写ねえな……と思ったので家はほぼ空き家状態となりました
    多分これから少しずつ、マヤちゃんと自分の小物が増えるんでしょう。たぶん

  • 70二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 19:55:54

    保守

  • 71二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 20:16:41

    >>69

    めっちゃ良かった……

    トレーナーちゃんとマヤはいつまでもイチャイチャしてて欲しいぜ!!

  • 72二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 22:58:46

    トレーナーちゃんの太客になりてぇ〜
    という冗談は置いておいて、前スレから一気見してしまった…読ませる文章書ける才能に惚れ惚れする!!
    夜の店の事情といいマスコミとのやり取りといい、やっぱり物語を書く上では知識量が大事だね…
    素敵なお話をありがとう!応援しています!

  • 73二次元好きの匿名さん22/08/03(水) 01:28:41

    かわいい...娘みたいになってますねこれは

  • 74二次元好きの匿名さん22/08/03(水) 11:36:44

    このスレつづいてて嬉しい
    マヤちゃんとトレーナーちゃんにむちゅーです
    シャンパン入れます

  • 75二次元好きの匿名さん22/08/03(水) 19:13:49

    あげ

  • 76二次元好きの匿名さん22/08/03(水) 23:16:13

    保守やAgeはしなくて大丈夫ですよ
    面白かったり、何か観たい光景があれば書き込んで貰えれば充分です

    トレーナーちゃんのキャバ嬢としての描写は仕事でお世話になったおじさん達とかから伺って、自分なりに調べたものがベースとなっております
    少なくとも言えるのはトレーナーちゃんのお店の勤務形態はファンタジーってことです

  • 77二次元好きの匿名さん22/08/03(水) 23:31:51

    マヤノが自分のお小遣い(レースの賞金とは別でお手伝いとかを頑張って貯めたお小遣い)でトレーナーちゃんに席に着いてもらう話が見たいなぁ(/ω・\)チラチラ

  • 78二次元好きの匿名さん22/08/04(木) 01:38:49

    トレーナーちゃんにキャバクラの極意聞こうとして教えられるのが明らか結婚後の対応なマヤちゃんください

  • 79二次元好きの匿名さん22/08/04(木) 11:36:27

    >>78

    「キャバ嬢の極意? そうだなぁ……

     相手の気持ちを考えてあげることかな」

    「気持ち?」

    「そう、気持ち。今どんな気持ちで何をしてるのか。

     それを考えてあげることだね」

    「そうすると、どうなるの? 売上あがる?」

    「上がるよー。人間、10分以上喋ると喉が渇くから、お酒のおかわり勧めたりとか。

     伏し目がちなら言いにくいことがあるだろうから、頭を撫でて追及しないとか」

    「ついきゅーしないのはなんで?」

    「キャバクラに来たってことは、ストレスを吐き出したいってことだからね。

     事情を聞かなくても、ストレスは吐き出せるから、吐き出す場所を提供するの」

    「……キャバ嬢って、やさしーんだねーっ」

    「お金を貰ってるんだから、このくらいはね」

    「(といっても人と人が関わることだから、こんなことは何処でだってやってるんだけどね。

     マヤは……お嫁さんになる時に役立つかな?)」


    (どっとはらい)

  • 80二次元好きの匿名さん22/08/04(木) 12:25:56

    助かります...!

  • 81二次元好きの匿名さん22/08/04(木) 19:24:42

    マヤちゃんと美容の洗剤とか買いに行くのが日課になるんかな

  • 82二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 00:55:17

    前スレの「感謝祭でキャバクラ喫茶しようとしたらトレーナーがエアグルーブに何度も怒られる話」と「飲み会で担当ウマ娘が男装したら…」を組み合わせて
    感謝祭でキャバクラ喫茶がダメそうなのでホスト喫茶(男装)を開くことにしたお話が見たいです。
    飲み会メンバーと担当ウマ娘とのやり取りや背伸びするマヤノトップガンがみたいです。

  • 83二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 02:51:20

    キャバクラの後輩ちゃんの話を是非...!

  • 84二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 12:13:30

    キャバクラの飲み物絶対ダメだからマヤちゃんに水渡してる図が思い浮かぶ

  • 85二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 13:19:41

    風営法の諸々でマヤちゃんがお店に入るとトレーナーちゃんやオーナーが法律で罰せられてしまうので、これに関しては書きません
    (調べてみたら18歳未満のヒューマンにお客さんへ接待をさせる時点でアウトなので多分執事・メイド喫茶とかが限界ギリッギリのギリシャ神話。たまにアウト)

    トレーナーちゃんもその点重々承知のことと思いますので、マヤちゃんにはしっかり言い含めてあると思います
    キャバクラは20歳になってから!

  • 86二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 19:21:40

    マヤちゃんがキャバクラごっこをファン感謝祭でしてる概念好き

    多分テイオーが客役

  • 87二次元好きの匿名さん22/08/06(土) 01:49:58

    >>86

    トレーナーちゃんも客役やってたまには違う視点になるのはありですかね

  • 88二次元好きの匿名さん22/08/06(土) 01:50:27

    今さら1週間お休みのトレーナーちゃん読んだけど幸せ空間過ぎて死ぬ

  • 89二次元好きの匿名さん22/08/06(土) 10:58:20

    昼寝トレーナーちゃん無理しすぎないようにしないとほんとに倒れそう

  • 90二次元好きの匿名さん22/08/06(土) 15:28:38

    (トレーナーちゃんの業務スケジュール)
    01:00〜02:00 キャバクラの業務終了後打ち合わせや指導等
    02:00〜03:00 キャバの送迎車で府中へ移動
    03:00〜05:00 トレセン学園へ出社。トレーナー業の書類仕事を全て済ませ朝練準備
    05:00〜08:00 朝のトレーニング
    09:00〜14:00 シャワーを済ませ仮眠室で就寝
    14:30〜18:30 昼のトレーニング
    18:45〜20:00 キャバの送迎車で銀座に移動+シャワー
    20:00〜01:00 キャバクラ業務

  • 91二次元好きの匿名さん22/08/06(土) 15:41:01

    >>90が露見した時のトレーナーちゃんとマヤちゃん


    「トレーナーちゃん」

    「はい」

    「いつ休んでるの?」

    「マヤが授業出てる時に……」

    「5時間だけ?」

    「はい……」

    「トレーナーちゃん」

    「はい」

    「マヤのトレーニング、1時間は基礎練にするからちゃんと6時間は寝ようね」

    「えっ」

    「絶対だからね。ユー・コピー?」

    「……I Copy……」


    2年間毎日5時間睡眠15時間労働は色々と無理があるよトレーナーちゃん!

    そりゃ1週間休めって言われるよ!

  • 92二次元好きの匿名さん22/08/06(土) 18:53:41

    店のエースだからキャバクラ的にも休ませる訳にも行かなそうなんかな...

  • 93二次元好きの匿名さん22/08/07(日) 02:24:52

    トレーナーちゃんはワーカホリックになりつつある

  • 94二次元好きの匿名さん22/08/07(日) 12:33:40

    >>93

    だからこうして癒してあげないと行けないんですね

  • 95二次元好きの匿名さん22/08/07(日) 19:12:08

    トレーナーの資格取りつつキャバクラでも1位やってるのは並の体力じゃないし、多分頑張ってないとやる気出ないんだろうな

  • 96二次元好きの匿名さん22/08/08(月) 01:11:42

    仕事の帰り際にマヤからのメールに気づいて微笑むも早く寝なさいって返すトレーナーちゃん?

  • 97二次元好きの匿名さん22/08/08(月) 08:25:32

    >>96

    次の日の朝寝不足の2人ですね...

  • 98二次元好きの匿名さん22/08/08(月) 17:02:36

    マヤをイメージしたカクテルってどんなのだろ、やっぱりマヤの髪と同じ色って言ってるニンジンがベースだろうな

  • 99二次元好きの匿名さん22/08/09(火) 01:17:34

    トレーナーちゃん!マヤノと寝な!一緒にな!

  • 100二次元好きの匿名さん22/08/09(火) 10:34:40

    トレーナーちゃんの仕事的に飲み会とかで必ず強いトレーナーちゃんが見える...

  • 101二次元好きの匿名さん22/08/09(火) 17:14:19

    同僚たちにバレてるというか周りがすげぇ理解あるんだな

  • 102二次元好きの匿名さん22/08/10(水) 03:17:33

    >>101

    お兄さまやお姉ちゃんはなんだかんだ愚痴聞いてもらってそう

  • 103二次元好きの匿名さん22/08/10(水) 10:46:15

    「マヤちゃんのトレーナーさん、オトナの魅力に溢れててスゴイよね。カレン、ちょっと参考にしてるんだ〜」
    「えーっ、カレンちゃんがトレーナーちゃんにウマスタ教えたのに?」
    「だってこの間、香水のブランドの話した時にオーダーメイドを推してくれてね? “カレンさんだけの香りである方が、より強く印象に残るよ”って! その発想、カワイイ!って思っちゃった☆」
    「ら、ライスもね……トレーナー合同の社交パーティーにつけるブローチ、どんなのがいいかなって相談したら、お兄さまとお揃いがいいと思うって教えてくれてね……助かっちゃったなぁ……」
    「……」
    「……えっと、マヤちゃん?」
    「トレーナーちゃん、マヤにそんな話してない……」
    「……おっと〜?」

    〜⏰〜

    「えー、マヤにはどっちも早いんじゃない?」
    「いいの! マヤともブローチおそろいにして!! 香水選ぶの手伝って!!!」
    「は~い。じゃあ原宿デートでプレゼントしますか〜」
    (どっとはらい)

  • 104二次元好きの匿名さん22/08/10(水) 10:54:49

    トレーナーちゃんは忙しないけれど、周囲とのコミュをしっかり楽しむタイプなのでウマ娘との交流もお盛んのようです
    でもそのたびにマヤちゃんの悋気を買って、デートに連れ回されている様子

    トレーナーちゃん気に入りの香水はシャネルの5番で、これは初めてお客さんに贈られてから気に入って使っているそうです
    そういう物にまつわる思い出を大事にするトレーナーちゃんなので、トレーナーちゃんのお客さんはよく違う贈り物を贈るんだとか

  • 105二次元好きの匿名さん22/08/10(水) 18:49:42

    トレーナーちゃんへのプレゼントすげぇ拘られてそうなのわかる

  • 106二次元好きの匿名さん22/08/11(木) 02:51:58

    トレーナーちゃん割と肝臓強いな...

  • 107二次元好きの匿名さん22/08/11(木) 11:47:24

    これトレーナー寮で誰かしらに起こされる日とか無いのかな、あまりに業務多いと朝辛そうだし

  • 108二次元好きの匿名さん22/08/11(木) 18:19:18

    マヤちゃんの理想像はやはりトレーナーちゃん

  • 109二次元好きの匿名さん22/08/12(金) 02:26:09

    定期診断で引っかかると再検査とかで時間取られるからマヤトレはギリギリセーフを維持してそう

    トレセンの生徒は自分の成長が目に見えるイベントなんだけどトレーナー側は毎年戦々恐々している…
    みたいなお話が見たいです

  • 110二次元好きの匿名さん22/08/12(金) 12:11:21

    体重管理が大変そうなトレーナーちゃん

  • 111二次元好きの匿名さん22/08/12(金) 18:41:58

    >>110

    マヤと一緒に体重計乗って阿鼻叫喚起こしてそう

  • 112二次元好きの匿名さん22/08/13(土) 02:46:02

    マヤちゃん重賞取るたびにお客さんからマヤちゃんへのご褒美品貰ってそうだけど、香水とかで渡せなさそう

  • 113二次元好きの匿名さん22/08/13(土) 10:02:10

    >>112

    「贈り物?」

    「そうそう。マヤちゃんが有馬勝った記念にな」

    「何が喜びます? ヨダカノちゃんみたいにバッグとか?」

    「アタシはバッグ以外にもジュエルとか大好きでーす♡」

    「カラスみてえな生態したウマ娘だなあ」

    「もぉ、せめて夜鷹って言ってよぅ」

    「そうねぇ……まずトレセン学園を通して送ってもらうとして……」


    「とりあえず手作り品は軒並みNG。

     食中毒予防で食べ物飲み物も厳しくて、お酒は学生だから一発アウトね。

     高級品は教務課の先生方がいい顔しないから上限10万円まで。

     あと香の物……香水とかもそうだけど、くさやとか漬物とかも嗅覚強いウマ娘向けじゃないかも。

     オススメは花とかで、切り花もいいけど鉢植え付きなら、園芸趣味の子との交流のきっかけになって嬉しいわね。

     あ、言うまでもないけど髪の毛とかはやめてね。ウチの嬢でもヒくものは絶対ダメ」

    「長い長い長い」

    「ひと息で言うかソレ」

    「だってマヤ宛だもん」

    「自分が髪の毛入りクッキー貰っても、笑顔で食べてから諭す癖に!?」

    「だってマヤ宛だもん!」

    (どっとはらい)

  • 114二次元好きの匿名さん22/08/13(土) 10:27:35

    アイドル的存在への贈り物はいつの時代どんな職業でも何かを拗らせたものが届くので、これの検閲はけっこう大変なお仕事です

    心がこもった贈り物ほど、それ故にダイレクトな精神攻撃になりうるので、贈るものは気をつけていきたいですね

  • 115二次元好きの匿名さん22/08/13(土) 10:56:54

    よく見ると髪の毛入りクッキーを贈られてるのと
    それを笑顔で食べてるというとんでもねぇプロ意識を感じた

  • 116二次元好きの匿名さん22/08/13(土) 12:15:10

    トレーナーちゃんが最後の鬼門だもんなプレゼント

  • 117二次元好きの匿名さん22/08/13(土) 18:44:33

    横でマヤちゃん当てプレゼント整理してるトレーナーちゃんか...

  • 118二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 01:59:24

    トレーナーちゃん起こさないようにゆっくり入るマヤちゃん可愛い

  • 119二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 11:58:56

    寝る前にはマヤちゃん寝落ちしながらLANE打ってそう

  • 120二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 19:06:48

    時計とかハイブランドなものなの?

  • 121二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 19:22:30

    >>120

    「そういえばトレーナーちゃん、腕時計しないの? 似合うと思うんだけどなー」

    「あー……基本的にスマホで時間見るからね。キャバにいる時は腕時計しないし」

    「えっ、そうなの? なんでなんで?」

    「時間配分はボーイ君や店長に任せてる、ってこともあるけど……マヤ、私と話してる時に、私が時計をちらちら見てたらどう思う?」

    「ん~……何か気になることがあるのかなって思っちゃう?」

    「マヤと話してることよりも大事なことかも?」

    「……むー。マヤとのお話も大事にして〜」

    「勿論。それで、お客さんにもそう思われたくないから、腕時計はつけないの」

    「あー、そっかぁ! 楽しくおしゃべりする為なんだね!」

    「そういうこと。だから時間はスマホのタイマーに気にしてもらって、楽しくおしゃべりしましょ。You Copy?」

    「アイコピー☆」

    (どっとはらい)

  • 122二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 19:40:58

    トレーナーちゃんから、お酒の注ぎ方を教えてもらおうとするも、「マヤはまだ子供だからダメ」ってコーラを代わり使って教えるトレーナーちゃん

    後日、トレーナーちゃんに教わった技術でパパにお酒を注ぐマヤ
    パパに「どこで覚えたんだ?」と聞かれて、「トレーナーちゃんに教えてもらったの♪」と言ってしまったが為に、パパから「ちょっとお話良いかな?」されるトレーナーちゃん

    みたいな事やってそう

  • 123二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 19:48:17

    キャバ嬢は楽しんで呑んでもらうのが一番大事なので、腕時計はつけないんだそうな
    トレーナーちゃん自身は時計の音は好きなんだそうで、安眠用に柱時計の音を聴いたりするそうです

  • 124二次元好きの匿名さん22/08/15(月) 03:15:18

    トレーナーちゃんなりのプレゼントになりそう

  • 125二次元好きの匿名さん22/08/15(月) 12:12:54

    トレーナーちゃんの大人な対応学んでるマヤちゃん可愛い

  • 126二次元好きの匿名さん22/08/15(月) 18:45:22

    トレーナーちゃんも大変なことになってんな

  • 127二次元好きの匿名さん22/08/15(月) 23:56:27

    このトレーナーちゃんは空港デートとか行ける余裕があるのかな

  • 128二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 02:35:56

    マヤパパから呼び出し喰らわない範囲でマヤちゃん甘やかしてるの好き

  • 129二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 11:31:36

    ファン感謝祭でキャバクラごっこしてると、他のトレーナー達が入ってどんちゃん騒ぎになってそうだな、トレーナーちゃんが後で割って入るけど

  • 130二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 17:38:17

    マヤちゃんファンがお客さんに多そうだな

  • 131二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 02:20:15

    >>130

    キャバクラでトレーナーちゃんがいるってなって店に行くもその対応から沼にハマるんか...

  • 132二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 12:06:05

    マヤちゃんファンは沼か

  • 133二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 18:45:17

    トレーナーちゃんの仕事着を真似しようとするマヤちゃんはいる

  • 134二次元好きの匿名さん22/08/18(木) 02:07:10

    >>133

    買ってきた素材を切り貼りしてそう

  • 135二次元好きの匿名さん22/08/18(木) 12:09:41

    頼まれごと多そうなトレーナーちゃん

  • 136二次元好きの匿名さん22/08/18(木) 16:10:18

    マヤにグイグイ来られてタジタジになるトレーナーちゃんがぜひ見たい

  • 137二次元好きの匿名さん22/08/18(木) 23:46:07

    トレーナーちゃんの照れ顔が見てみたい

  • 138二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 02:54:25

    トレーナーちゃん罪な女すぎない?

  • 139二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 12:11:01

    マヤちゃんとトレーナー室ではトレーニングのことぐらいか?

  • 140二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 18:32:25

    マヤちゃんの成長に合わせて泣きそう

  • 141二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 19:59:09

    規則正しい生活に身体が喜びを感じる一方で、私の心は腐り落ちるようだった。

    「……身体に力、入んないなぁ」

    熱もなければ痛みもない。
    にも関わらず漫然と感じる「力が込められない」感覚に、私は何度目かもわからないため息を、ひとり、漸くコーディネートが整った部屋で吐き出す。

    「……チェックリストにしよう」

    重い体を引きずって、メモ帳に私自身のスケッチと、私を取り巻く内情を並べる。
    問題の対策はまず自覚から。
    何かあればリストアップすることは、私が自分に結びつけた癖のようなものだった。

    ・慢性的な倦怠感
    ・思い切り何かに打ち込めない(身体がブレーキをかけている感覚?)
    ・体重の微増(謹慎生活の為、必定。復帰後◯kgの減量必須)
    ・笑顔の引きつり etc……

    並べ立てるだけでも憂鬱になるバッドステータス。
    ともすればうつ病のそれとも思えるが、或いは今までが躁病に近いほど元気に仕事していたのかもしれない。
    振り返ってみれば、キャバ嬢になるまではこんな無気力感と付き合っていた気がするのだ。

    「昔を思い出す、なんて言いたくないな」

    それは引退間際のキャバ嬢がこぼす、長話の合図なのだ。
    はやくマヤが帰ってこないかな。そう思いながら、私は目を閉じた。

  • 142二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 20:00:08

    ウマ娘に惚れ込んだのは学生の頃だ。
    あの頃の私は進学校に通っていて、道を踏み外すことに恐れと憧れを抱いていたように思う。
    何分、ウマ娘でもない普通の女が「優秀な成績」を修めるには猛勉強が必要なのだと、両親に口を酸っぱくして言われていたものだから。
    (トレーナーとしてウマ娘の人生に携わる今はそんなこと、口を裂いてでも言わせはしない。
     レースに学業に芸能活動の両立なんて、猛勉強だけで務まるものではないのだから)

    私の両親がどんな人物だったかは、正直あまり覚えてはいない。
    両親はウマ娘を嫌っているわけでなく、むしろ私がウマ娘でないことにがっかりしていたようにも思えた。
    その為か、両親はできの良い兄にリソースを割き、私にはさっさと自立するよう私に求めていた。
    親に甘えるという選択肢のない私は、道を踏み外すことなく、いい子のふりをして、勉強をして……努力するという選択肢に、現実逃避を見つけていた。

    『――勝ったのはブライアンズタイム! ブライアンズタイムだ!』

    人生が変わった瞬間は、通りがかった電気屋のショーウィンドウだった。
    フロリダダービー。日本ではあまり注目されない海外のいちレースだが、だからこそ下校時の、退屈な私の時間を掻っ攫っていった。
    土埃を上げ走り抜く、力強いウマ娘達の足捌き。勝利を渇望しぶつかり合うさまは最早レースではなく戦いで、私は思わず電気屋の前で立ち止まり、食い入るように見てしまった。
    同じ敷かれた道を走る者なのに、何故こうも違うのか。勝ち上がったウマ娘の顔とショーウィンドウに映った私の顔は、決定的に違うもので――目に焼き付いて離れなかった。

  • 143二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 20:00:23

    家庭内で唯一の聞き役だった兄に、私はそのウマ娘がどれだけ凄かったかを語り、もっと知りたい、何を調べたらいいのだと問い詰めた。
    (私と両親はともかく、兄とは険悪ではなかった。期待される者とされない者、どちらにせよ苦労があるとお互いが理解していたから)
    兄は私をレース場に連れていき、日本のウマ娘達の走りを見せてくれた。もっと知りたい、関わりたいと願う私に、ではトレーナーになればいいと諭したのも兄だった。

    「でも、父さん達は反対するし、お金なんて出さないでしょ」
    「お前の人生に、あいつらの決定とカネがいるか?」

    僕は必要だけどな。そう言ってのけた兄の思惑は、親切と利益の間の子だったのだろう。
    兄によってがらがらと崩された固定観念の檻から抜け出して、私は親の束縛を逃れ、歌舞伎町へと消えていった。
    それから、十年に及ぶ楽しい努力が始まったのだ。本当にがむしゃらで、楽しい十年間が。

  • 144二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 20:01:02

    「……トレーナーちゃん、ただいま!」
    「ぅわっ」

    回想に耽る中、寝入っていたようで。
    起きたら真上にマヤがいたので、慌てて起き上がるのを阻止する。
    僅かに走る腰の痛みは慢性的に患っているそれではなく、重さによるもの――マヤが乗っかっていたせいであると把握して、漸く自分が深く寝入っていたことに気づいた。

    窓を見れば陽はとっくに傾いており、テーブルには皿と箸が晴れ舞台の出番を待っている。
    反対に私が書き連ねたチェックリストは、罪人のようにマヤの手に握られていた。

    「……読んだ?」
    「うん。トレーナーちゃん、おつかれだね」
    「ハハ……」

    疲れといって片付けることができるのは、マヤがまだまだ若い証拠だ。
    三十路近くのこの症状は、恐らく病と呼ばれるに相応しい。
    しかしそれを一番認めたくないのは私自身であり、私は同意するように頷く他になかった。

    「今日はマヤがごはん作っちゃうよ! トレーナーちゃんはゆっくりしてて!」
    「……じゃ、任せちゃおっかな」

    ゆっくりと息を吸って、匂いから何を作っているのか探ろうとする。
    すぐに感じたのはトマトの香りと、肺に入り込む熱。トマトのスープ。そして……。

    「マヤ、換気扇」
    「あっ」

    マヤが料理に慣れてないってこと。
    ヒシアマちゃんから聞き齧ったのだろうミネストローネを、私はごろ寝で待つことにした。

  • 145二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 20:01:29

    「……そういえば、明日からだねー」
    「そうね。病院行ってからだけど」

    煮込みに煮込んだミネストローネ。
    具材の歯ごたえは病人向けの柔らかさで、濃い味付けはアスリート向け。
    ちぐはぐながらも美味しいそれに舌鼓をうちながら、フジちゃんから渡されたらしいロールパンをひたして食べていた。

    「帰ったら、テイオーちゃんを可愛がってあげないと。マヤがいなくてずっとひとりだったもんね!」
    「そうしてあげて。私も、ヒシアマちゃん達にお礼しておかないと」

    明日から活力を取り戻す日々だ。
    レースは阪神大賞典に春の天皇賞、学業はファン感謝祭とマヤも大忙し。
    私もまたトレーナーとして、キャバ嬢として遅れを取り戻し、二度とこんな事態が起こらぬよう対策を取る必要がある。
    忙しくなる。とても休んでいられない。楽しい日々が戻ってくる。

    「……」
    「……」

    だというのに、この浮かない心はなんだ。
    言葉が浮かんでこない。こんなことは長いキャバ嬢生活でもそう起こらなかったことで、仕事なら恥ずべきことだと叱責が飛んだに違いない。
    しかし今この場には咎め立てる者もおらず、だからこそ口を開こうとしても中々開けない時間が続いている。

    「……お風呂入って寝よっか」
    「うん……」

    その日は言葉少なく……しかし触れ合う時間は多く過ごし、同じベッドで眠りについた。
    言葉で離れる以上に、触れ合うことで近づきたかったのかもしれない。

  • 146二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 20:01:50

    どれだけ生活習慣を変えようと染み付いたものは変わらず、朝練が始まる前には必ず目が覚めた。
    私達は簡素な言葉だけでやり取りを済ませ、昨日の残りを平らげる。

    「……そろそろ時間だね、トレーナーちゃん」
    「うん……」
    「じゃあマヤ、学校行くから、またお昼……」

    くん、とマヤの動きが止まった。
    マヤの目につられて見下ろせば、彼女の袖を、所在なさげに摘む自分の手があった。
    ……どうして?

    「……トレーナーちゃん?」

    何か答えなければ。弁明しなければ。誤魔化さなければならない。
    しかし何を? どうやって? この言い逃れの効かない状況で、何を言えば助かる?
    ただただ、子供のように縋る私は、惨めで愚かとしか言いようがなかった。

    救えない売女だ。
    本気で惚れ込んだ相手に対して、想いを隠し通すこともできないのか。
    行かないでなんて、言える立場じゃないだろうに。

  • 147二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 20:02:17

    「……トレーナーちゃん」

    ふと、嗅ぎ慣れた匂いが鼻腔を満たす。
    次いで視界が栗毛色に染まり、それで私はマヤが私を抱き寄せたのだと理解した。
    どうすればいいかわからない身体が、マヤに抑えられることで膝立ちにされていく。

    「どうしたの。マヤ、ここにいるよ」
    「……なんでもないよ。なんでもない」
    「うん」
    「ただ、楽しかっただけなの」
    「……そうだね。マヤもそう」

    背中を撫で擦られると共に、漸く言葉が出てきた。
    次いで出てくるのは嗚咽ばかりで、自分の感情がいっぱいいっぱいであることを自覚する。

    どうして泣くんだ。
    この十年、確かに辛いことも確かにあったけど、楽しいことの方が、夢中になれることの方が多かったじゃないか。
    それがたった一週間、大好きなウマ娘と暮らしただけでイヤになるのか。

    ううん、違う。違うの。
    ただこの時間が愛おしいだけなの。
    その十年の努力が報われたような幸せな時間を、失いたくないだけなの。

    自問自答がマヤの背を抱く力として出力される。
    今まで出したことのない力に、マヤはきっと驚いているんだろうけれど、彼女は身体を強張らせることなくそれを受け止めて、言った。

    「だから、またやろうね」

  • 148二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 20:03:21

    「え……」

    きっと今、私は虚を突かれた間抜け顔を晒しているだろう。
    だというのに、マヤは少年のような笑みで私の顔を手に取り、向き合ってみせた。

    「マヤ、今度は夏合宿の前がいいな~! 宝塚終わったら旅行しよっ! マヤあそこがいい! ハワイアンズ!」
    「……あはは。ハワイじゃなくて、ハワイアンズかぁ」

    それは、きっと、楽しいだろう。
    現金なもので、そう約束を取り付けられると、身体に力が入ってくる。
    きっと身体の中身はボロボロだ。特に肝臓。だけどまだ進める。まだ走れる。
    そう思えたなら、自然と演技ができるようになった。

    「じゃ、春の二冠でも頂いちゃおうか」
    「するするー!」
    「そうすると、大変だよ。ナリタブライアンにヒシアマゾン。それにサクラローレル。並み居る強豪をぶっちぎらなきゃ」
    「できるよ! だってマヤ、トレーナーちゃんに教わってるんだよ?」
    「……そうだね」

    この子にとって、私はいったいどういう存在なんだろう。
    未だに不思議に思う時もあるが、憧れのお姉さんとして退場の瞬間まで輝き続ける義務が、私にはあるようだ。
    そう思えば笑みは自然と不敵なものになって、マヤに対しても微笑みかけることができるようになる。

    「どんどん勝っちゃおう。You Copy?」
    「アイコピー!」

    マヤの背を抱き、ふたりで学園を出る。
    これで幸せな1週間はおしまいなのだけれど……この時の私はまだ知らない。
    この時に見せた一瞬の弱みが、今後のふたりの関係を大きく乱すような成長を、マヤに与えていただなんて。まったく、これっぽっちも。知る由もないのだ。
    (おしまい)

  • 149二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 20:10:52

    かなりお待たせして恐縮です
    腰部の治療とロボットと風水の勉強とか色々私事あって御提供が遅れてしまいました

    トレーナーちゃんが見初めたブライアンズタイムは、原作では後にナリタブライアン・マヤノトップガンを排出する種牡馬です
    きっと同じ走りをマヤちゃんに見出し、焼け付いて離れない夢となったのでしょう

    そんな焦がれる夢に抱かれて弱々しい一面をアイコピーさせちゃったトレーナーちゃんは
    これからどんどんつよつよになるマヤちゃんによわよわにされちゃうんですね。みじめみじめ
    おねロリに見せかけたロリおねです!!!

  • 150二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 01:41:19

    マヤちゃんやっぱり強い

  • 151二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 08:19:28

    トレーナーちゃんやっぱりボロボロだな...

  • 152二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 12:59:46

    マヤちゃんのためなら何のそのなトレーナーちゃん

  • 153二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 18:32:20

    なんかの企画でトレセンの制服着て恥ずかしがるトレーナーちゃんとそれを見て滅茶苦茶褒めちぎるマヤちゃんが見たい

    マヤちゃんが何かに目覚めるか否かはお任せで

  • 154二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 19:03:51

    >>153

    「トレーナーちゃん! 出てきてトレーナーちゃん!」ドンドンドンドン

    「ごめんねマヤ。マヤの頼みでもこれだけは無理なの」

    「制服着るだけだよ! トレーナーみんなでやるから怖くないよ!」ドンドンドンドン

    「いや無理無理無理絶対無理。冷静に29の女が中高生の制服着るのダメでしょイメージクラブだよ」

    「マルゼンさんは着てるからせーふ!」

    「マルゼンちゃんまだ未成年だよ! 余裕の合格だよ!」

    「そっか、マヤわかっちゃった……」

    「マヤ、わかって……」

    「……マヤもトレーナーちゃんの着せ替え人形になればおあいこだね! 今度デートしよ!」バギィ

    「わかってない! マヤわかってない!!」


    ~⏰~


    「かわいいよートレーナーちゃん! かわいい!」パシャ、パシャ

    「くっそう……スーツ姿のマヤ先生かわいいなぁ……」パシャシャシャシャシャシャシャ

    「カレン、何アレ」

    「とっても仲良しなんだね! うらやましー! ……じゃあお姉ちゃんも着よっか!」

    「えっ」

    (どっとはらい)

  • 155二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 19:09:01

    >>154

    まさか今日中とは……!

    ありがたやありがたや……!!

  • 156二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 19:10:17

    マルゼンさん公式で免許取れてお酒飲めない未成年なのなんかバグる

    トレーナーちゃんはかなり若々しいけどアラサーなことすごく気にしてると思います
    隣で桐生院さんが笑顔で「4年ぶりですねー!」とか言い出して崩れ落ちてほしい

  • 157二次元好きの匿名さん22/08/21(日) 01:37:46

    トレーナーちゃんの横で酔いつぶれてる代理...

  • 158二次元好きの匿名さん22/08/21(日) 11:49:05

    トレーナーちゃんのところが繁盛して欲しいような...トレーナーちゃんの負担的にいつも通りでいて欲しいような...

  • 159二次元好きの匿名さん22/08/21(日) 17:32:01

    マヤちゃんが夜の街に繰り出すの割と危ないからな...

  • 160二次元好きの匿名さん22/08/21(日) 17:42:51

    >>154

    いかん!お姉ちゃんにトレセン制服はマヤトレ以上にセンシティブが過ぎる!

  • 161二次元好きの匿名さん22/08/22(月) 03:19:57

    いつもの逆でマヤちゃんに膝枕されてそのまますやぁってなりそう

  • 162二次元好きの匿名さん22/08/22(月) 12:46:18

    トレーナー側がコスプレは強すぎる

  • 163二次元好きの匿名さん22/08/22(月) 18:32:53

    マヤちゃんに若者の流行り聞いて職場で盛り上がるやつや...

  • 164二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 00:46:35

    「トレーナーちゃん、おひざ!」
    「はいはい……」

    いつもはそう言ってマヤに膝枕を差し出すのだが、今日は違った。
    マヤがご機嫌な表情で、さあおいでと膝を叩いて待っていたのだ。
    ここのところ……あの幸せな1週間を経てからというもの。マヤからの押しが強い。とても強い。

    「……私が?」
    「うん! きて?☆」
    「いや、それは……」

    それは色々と不味いんじゃないか?
    そう言いたいが、マヤは一歩も引く気がないようで、駄々すらこねずに「ん!」とゴリ押した。
    どこから学んだんだろうあのカワイイ押し。ブライアンちゃんから? カレンちゃんから? どっちにせよ大変なことをしでかしてくれたものである。

    「……じゃ、失礼します」
    「は~い! トレーナーちゃんごあんな~い」
    「キャバ嬢の真似はやめなさいって」

    断りきることもできずに、トレーナー室のソファーに身体を横たえ、膝枕を借りる。
    大して頭は浮かないかと思ったが、思ったよりも強く、柔らかい太腿の筋肉が頭を押し上げていた。
    寝返りを打ってお腹に顔を向けないようにすると、結んだポニーテールがくすぐったいのか、マヤはくすくすと笑っている。

  • 165二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 00:48:03

    「寝てていいよ、トレーナーちゃん」
    「……寝たらタイマー鳴るまで起きないから、しびれる前に降ろしていいからね」
    「うん。アタシもトレーナーちゃん抱っこして寝るー」

    疲れがまだ残っているのか、すぐにうとうととし始める。
    今日の予定はすべて片付けているから、迎えが来るまでは問題ないだろう。
    マヤの小さな手が頭を撫でる感覚が、どうにもくすぐったい。

    「おやすみ、トレーナーちゃん」
    「……おやすみ、マヤ」

    目を閉じ、意識が遠のいていく間に、湿った感触が一度だけ。
    起きた時にマヤが真っ赤な顔で抱きついていたことを察するに……もう少しだけ起きていたら寝られなかっただろうなと、私は努めて顔を隠しながら悶ていた。
    (おしまい)

    あとがき
    寝る前に膝枕マヤちゃんです
    気づけばあと30レス程度ですが、ここからマヤちゃんはトレーナーちゃんを落とせるのか……
    とりあえずがんばってやってみましょう。おやすみなさい

  • 166二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 00:56:11

    マヤのひざ!良い夢見れそう

  • 167二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 02:47:40

    マヤちゃんからのアプローチが大人になりますね...

  • 168二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 12:31:22

    トレーナーちゃんがめっちゃ大人なんだよな

  • 169二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 16:48:10

    ナンバーワンなトレーナーちゃんほんと綺麗

  • 170二次元好きの匿名さん22/08/24(水) 02:09:37

    キャバ嬢トレーナーちゃんとのデートプランは立てれるのか?

  • 171二次元好きの匿名さん22/08/24(水) 11:17:48

    トレーナーちゃん寝る時必ずマヤちゃんの写真とか見て寝てそう

  • 172二次元好きの匿名さん22/08/24(水) 18:37:23

    深夜にトレーナーちゃんのニコニコ接待が見たい

  • 173二次元好きの匿名さん22/08/25(木) 01:09:11

    卒業して今みたいにべったりじゃなくなったマヤが客として店に行き、トレーナーちゃんとお互いの近況を話し合ったりする未来もあるんだろうな

  • 174二次元好きの匿名さん22/08/25(木) 02:55:52

    ほんの少しだけお店に顔出ししようとして止められてそう

  • 175二次元好きの匿名さん22/08/25(木) 12:33:30

    >>174

    マヤちゃん顔パス説

  • 176二次元好きの匿名さん22/08/25(木) 18:12:05

    マヤちゃんのプレゼントでネックレスなんか渡されたらやばいわ

  • 177二次元好きの匿名さん22/08/25(木) 18:44:56

    (私は真・GIRLSLEGENDYOUをマヤセンターで見る為に執筆をサボりましたの札を提げる)
    明日までに間に合わせますね……

  • 178二次元好きの匿名さん22/08/26(金) 03:46:31

    トレーナーちゃんの推し活ありそう

  • 179二次元好きの匿名さん22/08/26(金) 12:16:33

    気軽にお店に来ようとするマヤちゃん

  • 180二次元好きの匿名さん22/08/26(金) 18:29:50

    トレーナーちゃんちょっと苦労人なんだよな

  • 181二次元好きの匿名さん22/08/26(金) 23:44:08

    復職後どう扱われるか気がかりだったが、みな驚くほど歓迎してくれた。
    しかし私を必要とするが故ではなく、彼らが私に好意を持って接してくれているからだ。

    「というワケで、姐さんにはプロデュースをお願いしたいんですよ!」
    「これ、負担減ってるようで増えてるからね」
    「わかってます! わかってお願いしてるんですぅ……!」

    後輩のキャバ嬢達が頭を下げ、私はため息と共に書類を眺める。
    要は私にこの店のNo.1として降り、キャバ嬢達が独り立ちできるようプロデュースする契約体制を、私の1週間の休暇中に創り上げたのだ。
    要するに、私にウマ娘だけでなく、キャバ嬢もトレーニングしてほしい、ということ。

    「……いいの? 店長」
    「売上が減って俺は困るよ。お前は困らんだろうけど」
    「だよねぇ」

    契約内容は週に4日キャバ嬢を育て、1日キャバ嬢として仕事するというもの。
    週イチでの営業では、キャバ嬢としての稼ぎは大幅に下がるが、元々充分に稼いだ上で思い出を楽しみたくて居残っていた女が私だ。否やはない。
    だが店にとっては痛手だろう。そう思った私が水を向ければ、店長は飄々と肩をすくめた。

    「でもお前が死んだら、お前の太客がお怒りになって店を潰しっちまうからなぁ~」
    「わぁ、愛されてるってたいへ~ん」
    「本当になぁ。だからここらで新しいスター育てて、古いの片付けよっかなってさ」
    「後輩、コイツ叩いていいよ」
    「姐さんの命令だ、やっちまえー!」

    もう十年の付き合いになる店長は、私の号令ひとつで後輩達にジョークグッズの蹄鉄ピコハンでピコピコ叩かれまくっていた。
    この自分が悪と自覚して、社会に折り合いをつけている小悪党との付き合い方を、とりあえず私の最初の教えとしておこう。

  • 182二次元好きの匿名さん22/08/26(金) 23:46:17

    「それで、オーナー。その子が次のスター?」
    「……ヨダカノホシノソラと言います。歌が、好きです」

    目の前に座るウマ娘は、オーナーが“引き取らせた”子らしく、意思薄弱な眼差しに反して声はよく通っていた。暗い運命に晒された中で、何か夢を、憧れを再び手にした少女のような、甘くも美しい声。
    この私の、No.1キャバ嬢としての座を、これから育つ彼女に委ね、私は彼女が育つ手助けをする。そういうことになる。

    「……これからは客も嬢も使い潰せなくなる。新しいビジネススタイルが必要だ」
    「歌舞伎町の子がウマスタで囲いを作ってるみたいに?」
    「そうだ。だが、あれはトラブルが多いから……俺達はお前の、URAの演り方を見習う」

    つまりウィニングライブなどを模した、ショーを伴う接待業。
    それはとうに滅び去ったキャバクラの前身、キャバレーの再来だ。
    ……私が数年で稼いだ金の山は、どうやらここで放出するつもりらしい。

    「店も大きくするの?」
    「ああ。土地は買ってある」
    「じゃ、グランドライブは必見かもよ」

    “モルモット君”や“ファン1号”と呼ばれている敏腕トレーナー達が、新規精鋭のイベンターと組んで演っているという新たなる興行。勝負事から避けて通れぬウィニングライブよりも、あちらの方が余程キャバレーには向いているだろう。
    あれを模倣するとなれば、内部に潜り込まなければわからないことが多いだろう……ふむ。楽しくなってきた。

    「……ちょっとツテを当たってみるから、計画は1週間待って」
    「期待している」
    「まあ、そうね。期待しておいて」

    私は注がれたウィスキーを飲み干し、空のグラスに目の前のウマ娘を映し出す。

    「次の時代を作っていいなんて、ちょっとワクワクするしさ」

    その瞳が夢に輝いた瞬間を、私は決して見逃さなかった。

  • 183二次元好きの匿名さん22/08/26(金) 23:46:44

    キャバクラの方の仕事量は……増えこそしたが、楽にはなった。
    拘束時間が減り、頭脳労働が増えたというところだろうか?
    当分は仕事としての立ち上げと、後輩達へお客を引き継ぐ業務に追われるだろう。
    では、トレーナー業はどうなのか。

    「トレーナーちゃん、もっかいやっていいー!?」
    「一旦水飲んでアイシングしよっか!」
    「はーい!」

    驚くほど、劇的に楽になった。
    というのも、ヒシアマゾンちゃん達とのレクリエーションでマヤは色々なことを学んだらしい。
    私の教えたことを積極的に反芻しようとするようになっていったのだ。
    それは不安からではなく、より自分を高める為の創意工夫として。

    「ねぇトレーナーちゃん。前もらった教材って、ダイマックスある?」
    「ダイ……ああ、発展形のこと? 多分、あるんじゃないかな」
    「そっか! あのねあのね。マヤ、今までわかったこと、もっとおべんきょしたいなーって思ってるの」

    きっともっと、わかることが増えるから。
    そうおねだりするマヤに、どうして断る理由があるのだろうか。
    また増えた太客におねだりするべきだろうか? そう考えていたところ……。

    「……それでね? マヤ、トレーナーちゃんといっしょに、おべんきょデートしたいなーって……」
    「……それは、断れないなあ」
    「やったーっ!」

    ……上手なお誘いを受けてしまったので、断れずに承諾した。
    きっと教授達も喜ぶだろう。或いは、私だけが来る以上に。
    キャバ嬢としては妬くべきだろうが、それはきっと、いいことなのだ。

  • 184二次元好きの匿名さん22/08/26(金) 23:47:13

    「……また挿絵描き終えちゃった」

    兼業であるからには忙しい筈なのだが、ここ2年が如何に極限だったかを振り返れば、週5勤務が昼夜あるだけでは負担が大幅に減ったと思ってしまう。
    休暇はトレセン・キャバクラ共に2日ある状態であり、それも勤労時間は減っているので、トレセン内のジムに通う余裕さえあるのだ。
    趣味ごととして始めた挿絵描きの自由帳も、既に5冊目。また新しく自由帳を買うか、それともアグネスデジタルという子に勧められたペンタブに手を付けるか。悩みどころである。

    「でも、時間はちょうどいいかな」

    鉛筆で出来た手の汚れを拭い、スマホを取り出して確認する。
    どうせ同じ府中なのだから迎えに行ってもいいのだが、きっと私を待たせて、おめかしした姿を見せびらかしたいのだろう。
    私も私で、トレーナーの時にもキャバ嬢の時にもしない種類のメイクを、思いきってやってしまっている。
    相当浮かれていて、しかもよく見せたいのが透けて見える自分に呆れるが……それでも楽しみでたまらないのだ。

    「トレーナーちゃん」
    「……マヤ。おはよう」
    「おはよ!」

    だって、今日はマヤとのデートだから。

  • 185二次元好きの匿名さん22/08/26(金) 23:47:31

    純白のワンピースに鍔広の女優帽。印象こそ幼いが、マヤにとってはめいっぱいに背伸びした王道の装いに、思わず眩しくなって目を細める。
    そんな最大級の賛辞に気付かず、褒めてもらえる瞬間を待つ少女のなんと純粋で、なんといじらしいことか。

    「びっくりしちゃった。オトナになったね、マヤ」
    「ほんとっ!? えへへぇ、トレーナーちゃんもカッコいいよ!」
    「そう? なら……よかった」

    今日の私は、トレセンで大人しくするためのナチュラルメイクでも、キャバクラで愛を振りまく為の若返りメイクでもない。
    それは自分をカッコよく見せる大人メイク。しかも、ジャケットにジーンズで更にカッコよく仕立てている。
    トレーナーとしてでもキャバ嬢としてでもない、マヤの為の装い。私なりのアピールに、マヤ。貴方は気づいているかな?

  • 186二次元好きの匿名さん22/08/26(金) 23:47:54

    「今日はどこに行く?」
    「あのねあのね。……この服が一番似合うとこ、って言っていい?」
    「……いいよ。ちょっと考えるね」

    あれから、あの幸せな1週間から。
    マヤは日に日にオトナになって、カワイイ甘えん坊だったマヤから、私を誘うオトナなマヤとして成長している。
    その矛先がこれから本当に愛する人に向けられた時、果たして私は正気でいられるだろうか。昔ならいざ知らず、今は少し自信がない。

    「じゃ、海に行こうか」
    「うんっ! ……あ、トレーナーちゃん」
    「なぁに、マヤ」
    「手、にぎって?」

    でも、差し出された手を跳ね除ける強い意志を、最早私は持つことができないから。
    だから私の運命を裁く誰かが、できるだけ早く来てくれることを願いながら、私はその手を取って笑うのだ。

    「うん……いいよ」

    今過ぎるこの一瞬を、大事に生きる少女達のように。
    夢を叶えた私は、今日を懸命に生きることにした。

    「マヤ、大好きだよ」
    「……マヤの、どこが好き?」
    「……そういうこと、聞いちゃうとこも含めて、全部好き」

    この先もたくさんの思い出を、マヤと作れることを願って。
    私達は眩しい今日を過ごし始めた。
    (おしまい)

  • 187二次元好きの匿名さん22/08/26(金) 23:55:33

    これで本当におしまいです

    本当はもっと充実させたいところでしたが、腰の悪化で御提供が滞ってしまい申し訳ございませんでした


    普段は辻でSSを書いている身の上でしたが、前スレをたまたま見つけてからどのくらい働いているのか?を計算した結果とんでもないハードワークをこなしていることがわかり、「こんな人がどんな想いでマヤちゃんと向き合っているんだろう?」という疑問を形にするべくSSにしたためたのがすべてのはじまりです

    本当に楽しい時間を過ごさせて頂きました。前スレの>>1さん並びに、楽しんでくれた皆々様、そしてかわいいマヤちゃんとトレーナーちゃんに感謝を申し上げます


    あとの10数レスはお手数ですが、ここまで書いたことへのお駄賃とさせてください

    お好きにご感想などを賜われれば、いち物書きとして至上の幸いで御座います

    本当にありがとうございました。また別のスレで会った時、楽しんで読んで頂ければ幸いです


    どこにでもいてどこにもいない、そんな辻物書きより

    ここにいることを許してくださった貴方へ

  • 188二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 00:26:02

    お疲れ様です、まずは何といっても面白かったです。
    多才なトレーナーちゃんがかっこよくてマヤが憧れる大人にぴったりで良かったです

  • 189二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 00:48:46

    >>182の新人の娘って前に別のssでランニング中のライスとブルボンとすれちがったり客の男に耳を引っ張られたりしてた娘かな、そちらも書かれてました?

  • 190二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 01:16:18

    >>189

    はい、ヨダカノホシノソラは以前別のスレで私が書いていたモデルのないウマ娘ちゃんです

    カメオ出演というか、その後どんなお店に行ったのか、という感じで出演頂きました


    ちょっとしたお遊びってやつです

    彼女のその後も、また気が向いたら書こうと思います

  • 191二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 02:55:03

    お疲れ様です...!

  • 192二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 06:13:43

    このレスは削除されています

  • 193二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 06:13:56

    このレスは削除されています

  • 194二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 06:14:07

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  • 195二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 06:14:20

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  • 196二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 06:14:34

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  • 197二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 06:14:51

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  • 198二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 06:15:07

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  • 199二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 06:15:30

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  • 200二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 06:15:40

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