ﾀｯﾀﾞｲﾏｰ!｜あにまん掲示板

1二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 22:31:54

「ﾀｯﾀﾞｲﾏｰ!」「おう、おかえり」

テイオーが高等部を卒業して、もう半年以上が過ぎた年の暮れのことである。かつての新人トレーナーと担当ウマ娘は、一組の恋人として同居生活を営んでいた。

「ﾅﾝﾃﾞﾌﾕﾊｺﾝﾅﾆｻﾑﾉｻｰ､ｵｶｹﾞﾃﾞﾋﾞｮｳｷﾆﾅｯﾁｬｲｿｳﾀﾞﾖｰ!」

持ち前の俊足を最大限に活かしてコタツに潜り込むテイオー。

「おいおい、手くらい洗えよ…外は冷えるからな

　というわけで、今夜は鍋にしてみたぞー！」

「ｶﾐｯﾃﾙ!ｻｽｶﾞﾊﾎﾞｸﾉﾀﾝﾄｳﾄﾚｰﾅｰﾀﾞ!」

「元、だけどな」

他愛ないやりとりだが、二人にとっては間違いなく幸せな時間が満ちている。この日々が永遠につづくことを願わずにはいられなかった。

「ちょっとテレビつけてもいいか？」

「ﾀﾍﾞﾅｶﾞﾗﾃﾚﾋﾞﾐﾙﾅﾝﾃﾒｽﾞﾗｼｰﾈ?ﾈﾝﾏﾂﾄｸﾊﾞﾝ?」

「ああ、この後バラエティの特番があるんだ」

「ｲｲﾈｰ!ﾎﾞｸﾓﾄﾚｾﾝﾉﾘｮｳﾃﾞﾏｲﾄｼﾐﾃﾀﾖ!」

チャンネルをつけると、ちょうど芸人達が尻を叩かれているところだった。なんでも今年はトレセン学園を舞台にしているらしい。コタツに並んだ二人は青春の思い出話に花を咲かせ、鍋をつつき、そして笑いあった。

番組がCMに入ると、テイオーはリモコンをとって音量を下げた。腰を上げ、隣から差し向かいの辺に移動する

「ｷｲﾃﾎｼｲｺﾄｶﾞｱﾙﾝﾀﾞ」

やけに真剣なテイオーの口調に戸惑いつつ、なんだ、とだけ口にだす。昼の検診の結果だろうか

「ﾂﾗｲﾊﾅｼﾅﾝﾀﾞｹﾄﾈ...ﾎﾞｸ､ﾓｳﾅｶﾞｸﾊｲｷﾗﾚﾅｲﾐﾀｲﾅﾝﾀﾞ」

二十歳にも満たないその身体が病魔に蝕まれていること、その進行状態があまりに深刻であること、来年の今頃までこうしていられるかは危ういこと、何より、このままでは母体に危険が及ぶということ…

気づけば、二人は泣きながら互いを抱き締めあっていた。そうしていれば、そこにある幸せがとどまっているとでもいうかのように。

「ｸﾔｼｲﾅｧ...ﾎﾞｸﾊｺﾝﾅﾆｼｱﾜｾﾅﾉﾆ...」

涙で滲み、歪んだ顔に向けて、彼は、なんと慰めの言葉を掛ければよかったのだろうか。

2二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 22:32:38

縦読みかなと思ったらやっぱり縦読み

3二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 22:36:53

『縦読み？縦読みでなんか暗号あるんか？』

『とりあえず解読せな、ホレ』

『ええ〜これ絶対笑わせにくるヤツじゃないの…？』

『……うせやろォ〜〜〜！！？』

ﾌﾟﾌﾟｯ　ｸｸｸｸ…　ふふっ…

4半角縦読みニキネキ21/10/05(火) 22:37:40

前スレやで〜

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