【SS】ダート繋がりでインスピ

1二次元好きの匿名さん22/07/27(水) 22:54:58

※ダートしか接点なさそうだしアキュートさんは捏造注意
※完全に勢いで描きました、ごめんなさい

「おやおやウインディ、どうしたんだい？」
学園の端、泥まみれでうずくまっているウインディを見つけ、声を掛けるウマ娘。
彼女の名前は、ワンダーアキュート。
「…知らないのだ」
隣に座ると、ウインディの方を向いて語りかける。
「知らないってことはないじゃろ？ほら、言うてみんさい」
「うぐぐ…」

「なるほどねぇ。落とし穴作って落とそうとしたら自分が落ちたと」
「ウインディちゃんは悪くないのだ！落とし穴に誰もかかってくれないから確認行こうとしただけで…」
「そもそも落とし穴作るのは良くないんじゃないかい？」
「…それは…」
細い手が伸び、ウインディの頭を撫でた。
「そんなイタズラしなくてもねぇ、あたしみたいに構う人はいるから…悪戯はしちゃダメじゃよ」
「なっ…！？構ってほしいわけじゃないのだ！」
「ははは、無理はしないでいいんじゃぞ」
「むむむぅ…！とりあえず撫でるのをやめるのだー！」
そう言ってウインディは暴れ、アキュートの手を跳ね除ける。
そのまま走り去ってしまった。
「ありゃ…って待て待て！ちゃんと風呂入って体洗うんじゃよー！」
「わかってるのだー！」
「…やれやれ、本当にわかってるのかねぇ」
アキュートは面倒見がいい。
（あの娘、いつも寂しそうでなぁ…あたしの話で楽しんでくれるなら嬉しいけどねぇ）
そんなことを考える彼女なのであった。