【閲覧注意】推しのサーヴァントを好きなだけ思い浮かべてスレを開いてください

  • 1二次元好きの匿名さん22/07/27(水) 23:16:24

    思い浮かべたサーヴァントすべてが出てくるSSを書くまでこのスレから出ることは許されません、出た場合は周年で爆死します、それではよーいスタート

  • 2二次元好きの匿名さん22/07/27(水) 23:28:56

    マスター様マスター様、我らがマスター様起きてください、おきましたねひとまずあの神には取りつかれてないご様子で、状況を説明いたします、ここは外の彼らの縄張りですどうやらマスター様の夢を利用しドリームランドに拉致しようとしたようですが、何やら力が働き回避できたようですしかし、ここがテリトリーなのは依然変わりなく、フォーリナー総出で迎えに来た所存です。もうすぐアビィ―様が交渉を終え帰還するはずですのでしばらくの間ゴッホのヒヒ膝枕でお休みしてはいかがですかぁ!ほ、ほんとにいいんですねゴッホ感激、さぁマスター様緩やかにお休みください。私がいる限りあの神どもに指一本いえ視線ひとつ渡しませんので

  • 3二次元好きの匿名さん22/07/27(水) 23:31:56

    >>1

    ゴッホちゃんだけでよかった アニングとバゼットさん両方浮かべてたら無理だった

  • 4二次元好きの匿名さん22/07/27(水) 23:34:52

    先生!脳死状態で誰も思い浮かべないままスレを開いたバカがここにいるんですがこのまま帰ってよろしいでしょうか!

  • 5二次元好きの匿名さん22/07/27(水) 23:38:37

    >>4

    安価で決めるのです

  • 6二次元好きの匿名さん22/07/27(水) 23:44:02

    自分の生涯に後悔はなかった。数多の戦場で人々を救い、争いを止めてきた。その在り方はまさに目指していた正義の味方と言えるものだったと思う。幸せそうな笑顔を浮かべる人々を見るたびに、自分の成してきたことに意味はあったのだと思わされた。だが、たまにふと思う時がある。自分にも違う道があったのではないかと、■■をサポートしながら過ごしていたり、■と一緒に笑いながら暮らしていたり、または■■■と一緒に■■■■の話をする未来もあったのかもしれない。再度言うが自分の生涯に後悔などない。だが、そんな未来も悪くないものだと思ってしまうのだ。 

    エミヤが参考です

  • 7二次元好きの匿名さん22/07/27(水) 23:45:43

    仕方ねえ…

    とりま>>10

    SS歴0日だし持ってないとかイベントやってないとかで無理そうな鯖きたらやり直すわ、ごめんね

  • 8二次元好きの匿名さん22/07/27(水) 23:46:11

    景虎「アシュヴァッターマン殿、どちらがより多くの敵を討てるか勝負と行きましょう!」
    アシュ「あぁいいぜ、勝負といったらなんか賭けがねぇとな…負けた奴が最高の酒を勝った奴が最高のつまみを用意するってのはどうだ?」
    景虎「おぉ…勝っても負けても最高の晩酌が待ってるなんて…やる気十倍!殺せー!!」
    アシュ「よし俺も簡単には負けられねぇな!全員ぶっ殺してやらぁだ!!!」

  • 9二次元好きの匿名さん22/07/27(水) 23:46:23

    エレキシュガル

  • 10二次元好きの匿名さん22/07/27(水) 23:46:36

    アステリオスだった

  • 11二次元好きの匿名さん22/07/27(水) 23:46:39

    項羽

  • 12二次元好きの匿名さん22/07/27(水) 23:46:44

    黒王

  • 13二次元好きの匿名さん22/07/27(水) 23:49:10

    あっやべ自分の思い浮かべた鯖の書き込みが安価に
    とりあえず俺もSS書こう

    アステリオスくん「ますたあ…あつい……」
    藤丸「髪結んでみる?」

    ポニーテールになったアステリオスくん「すず しい!」
    藤丸「それはよかった」

  • 14二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 00:12:37

    私は、真の地獄を見た。
    過去の地獄を超えることなんてそうそう無いと思っていたが、その瞬間は思っていたよりも早く訪れてしまった。
    原因は私なのだ、いつまでもモルガンとの城をいつ建てるか決めない事に苛立った彼女は聖杯を使い、1つの微小特異点を作った。

    そう、チェイテピラミッド姫路城キャメロットの誕生である

  • 15二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 00:14:37

    パロで申し訳ないけどゴレンジャイSS(推ししかいない)

    道満「拙僧の名前は蘆屋仮面!今から貴女を呪詛の素材にしてやりましょう!」
    ボイシャー「いやだー!だれかたすけてー!」
    ???「待てー――――――い!」

    バァン!
    シャルルマーニュ「アカレンジャイ!」
    アルジュナ「キレンジャイ!」
    カルナ「アカレンジャイ!」
    アシュヴァッタ―マン「アカレンジャイ!」
    アルジュナオルタ「キレンジャイ!」
    5人「「「「「5人揃って!ゴレンジャイ!!」」」」」

  • 16二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 00:16:23

    好きなもの!?妹だ!それ以外にあるわけがないだろう!
    からかい甲斐のある子よ、ふふ。
    大切な妹ですよ。…兄の思い描いた道を進まなくとも、私の誇りの妹です。
    彼女に恨みはありませんが、見つけ次第滅ぼします。
    好きなものですか?姉上です!僕は姉上の弟なので、姉上に全てを捧げるのが当然かと。
    お姉さまのことは大好きです。…だから、私には分からない。
    大嫌いよ、大嫌い。あのお馬鹿さんを姉だなんて汚らわしい。
    姉(ステンノ)は私(エウリュアレ)よ、私(エウリュアレ)が私 (ステンノ)であるように。

    姉妹の形というものを、日の当たる世界で初めて知った。
    私(エレシュキガル)は妹(イシュタル)が分からない。
    私は私であるように、同じ鏡面から出でた女神。
    暗い世界の底に縛り付けられた私の代わりに、悠々と大空を飛び回る暴虐無尽の可愛い末娘。
    憎くて、憎くて、辛くてーーーー八つ裂きにした過去に悔いはない。
    私は死者の魂を愛す。冥府の暗き静けさを愛す。だけどーーー空は、花は確かに綺麗なものだ。
    美しいものを美しいと言えるようになりたくて、それを当然のようにいいのける傲慢さを拒絶した。
    どうして外に行けというの?私は外に出れないのに。
    この依り代と心が解け合っても尚、腹の底から冷たい怒りが沸き上がっては胸を冒す。
    嫌い。関わりたくない。見たくもない。恥さらし。そう、そうよ。捧げるなんてとんでもないわ!嫌い、嫌なのよ。そうね、そうよ………そうね。
    私(エレシュキガル)は私(イシュタル)であると、否定することは出来ない。
    私は冥界の女神。暗き底を統べる者。最古の英雄王ですら、絶大な権能を有す大神ですら、私の前では凡骨と化す。
    空に上がれない代わりに手に入れた力をーーまあ、ちょびっと破ったことはあるのだけど。
    私は絶対に、イシュタルになれない。だから違う。そうとして私は憎む。
    ただ。ーーーこれが姉妹の形の一つだとしたら。私を私としてとらえる別の在り方なのだとすれば。
    私はいつか、冥府の底から。
    私に手を差し伸べるのかもしれない。

  • 17二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 00:21:50

    俺には分かんねぇよ!オベロンとジャンヌサンタリリィとレジライの会話なんて!

  • 18二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 00:22:33

    「おはよう、ますたぁ……なにしてるの?」
    「おはよう、アステリオス。お祝いに使う飾りを作ってる。もうすぐカルデアが創設された記念日、言ってしまえばカルデアの誕生日らしいよ、オレが来たのはもっと後だけど」
    「かるであのたんじょうび……ますたぁ、ぼくも、おいわいしたい…!かざり、つくりたい!」
    「もちろん!じゃあまずは今切った紙の端っこを糊でつけて…」

    しばらくして……
    「「できた!!」」
    「いがいと……つくるの、むずかしい」
    「いやいや、上手にできてるよ。記念日にピッタリの立派な飾りだ」
    「……オレとアステリオスがここに来たのはカルデアができてしばらく経った後だけど、カルデアがなければオレと君は会うことはなかった」
    「だからこれからもよろしくね、アステリオス!」
    「……うん、ますたぁ!!」

    FGOが周年近いのでそんなネタを作ってみた、書くのは初めてなのでうまくできてなかったらごめんね

  • 19二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 00:24:32

    術ジル「貴方が新入りですかな?では存分に深淵についt」
    清姫「まあまあ、新入りさんに対していきなりその質問は重すぎるかと。ところで嘘をつく人ですかあなt」
    コロンブス「聞けばあんた化石掘りの名人だってな!?なら俺と儲けばn」
    タマモキャット「いい加減にするのだワン!!そこな化石婦人すまなかったのだな。お詫びのデリ☆シャスランチいかがか?」

    メアリー・アニング「…………やっていけるんやろか、ウチ。」
    浅上藤乃「きっと大丈夫ですよ、なんとかなりますから。」

    ボイジャー「ぼくのときよりもみんなのはんのうがはげしいなぁ」
    蘆屋道満「拙僧の時よりかはフレンドリーですがな」

  • 20二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 00:27:04

    このレスは削除されています

  • 21二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 00:30:07

    ジャンヌ「ジーク君!ここでは私の事はルーラーではなくジャンヌって呼んで欲しいと言ったでしょう?」
    ジーク「いやそう言われても何故だかあなたをルーラーと呼んでしまうんだ…」
    ジャンヌ「もう、ここではクラス呼びしても他のサーヴァントと被ってしまいますしちゃんと名前で呼んでください!」
    ジーク「分かった、ジャンヌ…これでいいか?」
    ジャンヌ「も、勿論です!(ジーク君に名前で呼ばれちゃいました///)」

  • 22二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 00:33:57

    一応>>18>>5>>7です

    項羽と黒王いないので安価がアステリオス君で正直助かった、ありがとう

    でももう書くのは懲り懲りだよォ

  • 23二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 00:37:14

    わかんないわかんない!トリ子とメリュ子とティアマトとプロテアなんてどう絡ませればいいのかわかんないよ!

  • 24二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 00:53:20

    「モルガン・ル・フェイ。己の願望に殺されし冬の女王。しかしまぁ聞く所に寄ればアレは剪定事象、ifの世界を歩みし魔女だそうだが……その差異は俺が語る事ではあるまいよ」

    ……いや、一つ訂正しておこう。確かにあの女の結末は自業自得だ、その道中も決して褒められたものとは言えん。
    出来の悪いB級映画の脚本でももう少しはマシだ。だがな、よく覚えておくが良い。あれが抱きしものは女であれば誰しもが持ち得るものなのだという事を。
    少なくともオベロ……あのシェイクスピアが紡ぎし怪物はそれをよく理解している事だろうよ」

  • 25二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 00:54:18

    「今日はちょっと冷えるなあ。マスター。気休めだけどこれ使ってくれ」
    そう言ってシャルルマーニュは纏うマントを手早く脱いでマスターと呼んだ彼に差し出した。
    彼も一度目を丸めたが、すぐに「ありがとう」とそれを羽織った。それだけで夜風の冷たさは大分軽減されたように感じられた。冒険に使われているマントなのだ。多少の土埃の匂いもご愛嬌だ。
    それよりも
    「なんだか白くて煙草の匂いがしないのって新鮮だなあ」
    「どういうことだ?」
    不思議な物言いに首を傾げるシャルルマーニュに彼は幸福そうにへへへと笑う。
    「いつもはヘクトールが貸してくれるからさ」
    「なるほど。あの方が。流石騎士道の基盤となった一人と言われる方だ。振る舞いも実に騎士だ」
    「本人はそういうの言われると恥ずかしがるけどねー」
    どうりでマントを渡した瞬間に戦場のような悪寒が一瞬走ったわけだ。
    死角で極少に揺らぐ気配に内心で冷や汗をかく。
    今回だけはまだ作法を知らぬ新人だからでどうにか見逃してもらおう。見逃してください。
    祈るように念じながら幸福そうにヘクトールについて語る彼の笑顔にシャルルマーニュは相槌をうち続けた。

    うんいや頑張って即興で考えたがなんだこのなに

  • 26二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 00:55:01

    ーーー目を開くとそこはまさに地獄のような光景だった。燃え盛る炎、黒く濁った空、苦悶の表情を浮かべる焼けた死体、崩れ落ちた建物、彷徨う人ならざるもの……それらが見渡す限り広がっている。

    しかし少女……メリュジーヌはそんな地獄を我関せずといった様子で自身の視線の先で困惑したように座り込んでる青年をじーっと見つめていた。

    一見すると彼女はただ目の前の青年を見ているだけのようにも見えるこの行動は竜である彼女にとってはとても大きな意味を持つことだった。

    竜種は未来を実際に見て番を決める……それは一部だけじゃなくて最後まで見ることが出来る第六感だ。これによりメリュジーヌは目の前の青年とともにいつか訪れるであろう運命たちを見ていたのだ。

    ーーーーああ、そうか。僕らはこれからこれほどたくさんのはじめてを重ねて、何よりも誰よりも大切な存在になっていくんだ……ふふ、これからの未来が楽しみだな。

    そうして未来を一通り見終えた彼女は愛おしさと信頼を胸に青年に言った。

    ーーーーサーヴァント、ランサー。妖精騎士ランスロット、召喚に応じ参上した。……まだ僕との縁はそうないようだね。まあ、おいおい知っていけばいいさ。

  • 27二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 01:01:09

    ぐしゃ、ぐしゃ。どん、ばん。
     何かが潰れる音がする。熱したことで柔らかくなったそれは、意図も容易く固形からペースト状へと変化した。そして変化したそれは白い陶器に大量に盛り付けられ、立香の目の前へ置かれる。
     視界を占有する白い山から目を逸らし、給仕役を買って出た男を一瞥すると、飛び切りの笑顔を向けてくる。あ、これ、断れない奴だ。そう思い、諦めてひたすらに白い塊を口に放り込む。ざらざらとした程よい塩味はクセになる。が、それも許容範囲を超えると話は別。だんだんと喉から水分が奪われ、胃の中が重くなっていく。まるで胃に重力がのしかかってるような、そんな感覚を覚えた。要するにもう限界なのだ。無理。ギブアップ。
    「ぱ、パーシヴァル、俺、こんな大量に食べられな……」
    「何を言うのです、マスター! 貴方は人理を救われるお方! よく食べて、力をつけなければなりません! 成長期の若者なら尚更! そのために、盛りましょう……! ありったけのマッシュポテトを盛りましょう! ガウェイン卿も、キッチンで追加のマッシュポテトを作っていますよ!」
     白い塊をある程度食べ終えた視界に広がるのは、笑顔で手でじゃがいもを粉砕しマッシュポテトを作る男と、笑顔でそれを盛り付ける男。筋肉質なナイスガイの笑顔は輝かしいものだが、今はかえって恐怖の対象になっている。だが、これは立香を想っての行動なのだ。だとしたら断れない……。腹を括って食べるしかない。立香は覚悟を決め、マッシュポテトを大量に胃に書き込んだ。
     その後らランサーアルトリアが来るまで、この地獄が繰り広げられていた。そして立香はキャパオーバーで吐いた。

  • 28二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 01:04:01

    キャラ崩壊どころかキャラ粉砕だけどこうでもしないとSSなんて書けねえ……
    なぎこ「みんな!エレベーター来たよ!早くこっち!」
    「……助かった」
    な「みんないる?全員ちゃんと無事?」
    イアソン「123456……ああ、大丈夫だ」
    マンドリカルド「……いや、ちょっと待ってください6人?もう1回数えてみてくれません?」
    イアソン「なんだよ大丈夫だって、俺にお前、ライネス。天草に清少納言」
    イ「陳宮。ホラ6人だ」
    マ「待たんかいィィ!ちっ、陳宮さんがこれ……メガネッスよ!?」
    イ「そーだよ陳宮さんはメガネだよ」
    マ「そうじゃなくてメガネしか無いんスよ!!」
    ライネス「そうだよ陳宮にはメガネしか無いよ」
    マ「1階に置き去りにしちまった!どうしよう早く戻って助けないと……」
    ラ(司馬懿)「断る。今戻っても全員餌食になるだけだ」
    イ「それによく考えてみろ……これぶっちゃけ陳宮じゃね?現実から目を背けずよく考えてみろ、コレと1階に取り残されてる外道どっちが本体だ?」
    マ「アンタが現実をしっかり見据えてください!!」
    ラ「あれはただのメガネかけ器だよマンドリカルド、メガネをかけておく棒的なアレだよ」
    マ「そんなもんその辺のフックでいいでしょうが!!」
    イ「フックだよあんなもんこないだ俺射出されたし。本体はこっちだよなー陳宮」
    天草「ウンイアソン(裏声)」
    マ「あんたも乗っかんないでください!!その裏声イラっとくんスよ!!」
    な「リカっち、昔から人々の間では人の心がどこにあるか取り沙汰されてきたよね、心臓に?それとも脳に?あたしちゃんは違うと思うの。それはきっとメガ」
    マ「アンタらに心はないのか!!」

  • 29二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 01:11:01

    >>28

    マユゾン懐かしいな

  • 30二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 01:21:05

    ぼんやりと宙を眺める。

    焦げ付いた夕焼けの上から夜の帳が降りる頃、神であった青年は一人、何気なくその色変わる空のキャンパスを眺めていた。
    帳の上にはただ一つ、爛々と輝く星が、広大な宙を独占していた。

    嗚呼、懐かしい。
    遥か昔、気が遠くなるような時の中で、自分はあの星をずっと恋い焦がれていたように感じる。ずっと追い求めて、離れがたくて、しかし決して自分の手には届かないような。
    しかし、それが何かわからない。泣き叫ぶほど手にしたかったそれは、今では後ろ髪を撫でて、そっといなくなってしまった。

    「なにをみているの?」

    ふと、背後から声が聞こえた。振り返ってみると、ふわふわとした金の髪と星屑を散りばめた様な瞳をした少年が漂っていた。

    「星を見ていたのです」
    「おほしさまかい?」

    彼は私の隣に座り、目線を追って宙を見る。宙には一つ、夕焼けの中に爛々と輝く一番星が見えた。彼はそれにおお。と感嘆の声を上げ、すてきだねえと呟いた。

    「あのいちばんぼしにはいったい、なにがみえるのかしら?」
    「なんでしょうねぇ?」

  • 31二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 01:21:49

    >>30

    二人共首を傾げながらうーんと悩むが、特に考え付く事はなかった。ゆっくりと夕焼けを蝕む夜の色をぼんやりと見ながら、二人は膝を抱えていた。


    「ぼくはね、あのほしよりもずっとずっとさきにいったんだ」

    「そうなのですか」


    大冒険でしたねと言うと、少年はうん!と微笑んで見せた。


    「そらはね、さむくてしずかでくらくて、ぼくはずっとひとりでたびをしてたんだ」

    「そうだったのですか…」


    少年が投げ出した足をプラプラと動かしているのを見ながら、私はそう返すことが出来なかった。

    果たしてこの小さな少年はどれだけの孤独を味わったのだろう。たった一人、誰も成しえた事がない大偉業を、果てしない虚空の空で。

    私が口を噤んでいると、でもね、でもね。と少年は繰り返した。

  • 32二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 01:22:34

    >>31

    「ぼくはね、しってるんだ。みんながぼくのことみまもってくれたこと。みんながぼくを、しんじてくれたこと」


    少年は自分の胸に手を当てる。微かに聞こえるその鼓動は、今は機械音ではなく、人の心の臓の音だ。


    「どんなにとおくはなれてても、なにもみえなくても、それでもかすかにきこえていたんだ。みんながぼくをしんじて、みちびいていることを」


    少年は思い出す。ひたすらに暗い真っ暗な宙の海。そびえ立つ高い山も目印の赤いバラもなかったけれど、それでも胸の奥には、確かに少年に託した発信音が聞こえていた。

    その音を聞く度に、少年は思った。


    「ぼくはね、みんなにしんじてもらったから、あのくらいうみをとびこえたんだ」


    少年の瞳の裏から映し出される思い出は、今もなお鮮明に焼き付いていた。自分が見てきた数々の星、最後に見た自分の故郷。少年は自分が生まれた星を目に焼き付けて、今もなおそれを宝物にしていた。


    「あのほしだって、きっとぼくたちにはみえないだけで、きっといろんなほしにみまもられてるんだろうね」


    宙を見る。既に完全に降りた天の帳には、あの爛々と輝く星の隣に、ひっそりと微笑む星が寄り添っていた。

    それをただじっと眺めていると、少年はそうだ!と思い出したように叫んだ。


    「あのね、きょうのおやつはほしがたのクッキーなんだって!マスターがね、みんなのためにやいてくれたの!」

    「マスターがですか?それは是非食べてみたいですね」


    少年が私の手を取り導いていく。人肌のかすかな温もりを感じながら、私は瞳を閉じる。

    きっとあの星はもう、寂しくはないのだろう。



    SSに留めようとしたら大分長くなって申し訳ない…

  • 33二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 01:28:20

    >>23

    うおおおおおなんとかシチュが思い浮かんだぞぉ!マジで人生初ssじゃあ!キャラ崩壊とかめっちゃあるだろうけどほんとに初めてなんで許して下さい…


    ウルク 冥界にて


    トリ子「いよいよあいつと直接対決となるわけだが…お前らいけるよな?」


    メリュ子「…?なんで君がリーダーみたいに仕切っているのかな?この中で最強なのは僕なんだから、リーダーは僕だよね?」


    トリ子「は?今はリーダーとか関係ないだろ!いちいち突っかかって来んなよメンドクセェ!」


    メリュ子「は?」トリ子「あ?」


    プロテア「あわわ…ふたりともけんかはやめてくださーい…」


    藤丸「そうだよ2人とも、今はそんなことしてる場合じゃないって!いるから!ボス目の前にいるから!」


    ティアマト「Aaaaaaaaaaaaaaa…」

  • 34二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 01:28:37

    >>33

    メリュ子「…そうだね、今回は恋人に免じて君を許してあげるよ。でも次からは一番強い奴がリーダーってことでいいね?」


    トリ子「だーかーらーまずお前らのリーダーに私がいつなったんだよ!ホラもうやるぞオイ!オマエに自分より格下の奴に負けるっていう屈辱を味あわせてやるよ…。」


    メリュ子「おんなじドラゴンでも僕のほうが強いって証明してあげる!」


    プロテア「わたしは…えーと…あのひと?はじぶんをつくっているエッセンスのいちぶだから…わたしもあのひとのこどものようなものだから、じぶんがつよいってところをおかあさんにみせられるようがんばります!」


    藤丸「よし、これが今回の特異点最後の戦いだ!絶対に負けないように全力を出し切ろう!私も令呪とかで全力でサポートするから!それじゃあみんな、」メリュ子「いくぞーっ!」


    プロテア「おーっ!」


    トリ子「いや結局お前が締めるのかよ!」


    Childhood’s End 1/1


    第 二 の 獣 決 戦


    ティアマト「Laaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!」

  • 35二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 01:38:48

    このレスは削除されています

  • 36二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 02:07:28

    「祝いの席は酒がめっそ飲めるからえいのう! 作家先生もたまには呑まんとやれんやろう」
    「結構だ、悲しいことに俺の羽ペンは浮ついた空気で軽くなりはしないのでな 酔っぱらい同士仲良く出ていってくれ」
    「あら、撤回してくれるかしら? 私、酔わせるのは好きだけれど酔うのは好きじゃないの」
    「マスターの国では酒に酔う事を千鳥足と呼ぶらしいぞ 鳥同士仲良くしてみたらどうだ? 酒と観衆に酔って踊るプリマの醜態など見れたものではないだろうがな!」
    「たっすいのう ……あ、まけてしもうた もっちきない」

    7周年直前 以蔵、アンデルセン、メルトリリス

  • 37二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 02:43:03

    パーシヴァル
    「マスター、最近あまり食べていないと聞いたが…うん?もしかして寝不足かい?
    …それは良くないね。よく食べて、よく寝る。寝ることで食べたいという気力が湧いてくる。
    …1人でいるのが怖い?それならマスターが寝るまで私が側にいよう。」
    ーーーーーーーーー
    ーーーーーー
    ーーー
    おやすみ。いい夢を。

  • 38二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 02:49:31

    どうせ完璧なSSなんざ出来るわけねぇんだ。俺は好きにやらせてもらうぜ。

    「ふぇ? ボクたちに用って?」
    「ええ、シャルルマーニュ十二勇士の冒険譚に興味がありますの。是非お二人から直接聞かせていただきたくて………」
     きらきらと眼を輝かせる黒犬淑女に、愉快な騎士二人ははたと目を瞬きさせたあと、互いに向かい合って喜色満面にうんうんと頷き合った。
    「聞いたかいローラン! ボクたちのカッコいいお話が聞きたいんだって!」
    「うん聞いたぞ! よーし、俺も一肌脱ごうじゃないか!」
     こうして唐突に話を脱線させるアホと、唐突に全裸になるアホによるハチャメチャなシャルルマーニュ伝説は、星天の下に幕を開けたのだった。
     朝まで続いたプレリュードに、バーゲストがぐったりしていたのは言うまでもないだろう。それでも彼女は続きを聞きにいくのだから、彼らの騎士道物語はまだまだ誰かを魅了するらしい。

     いつか来る終わりまで、今夜も愉快な冒険やら試練やら恋やらの物語が始まる。

  • 39二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 03:03:13

    「やぁ、マスターの護衛かい?」
    深夜のカルデア。出窓のひとつに腰掛けて眠るマスターのそばにはコートを来た黒い影が寄り添っている。
    静謐な夜の空気を壊した若葉色の青年はニコニコと笑みを浮かべながらマスターに毛布をかけると、近くの出窓に腰掛けた。
    「…イスラエルの王か。お前が夜に出歩くとはな」
    「僕だってアビシャグ無しでは眠れない夜を過ごすこともあるのさ。まぁそもそもサーヴァントに睡眠は必要ないんだけれど」
    雑談とも言えない短いやり取りを終えると、ダビデは竪琴を奏でだす。子守唄なのだろうか、郷愁を誘う穏やかな旋律は、安らかに眠るマスターの吐息とともに夜に溶けていった。
    巌窟王はそれを聞きながら目を閉じた。ひどく穏やかな夜だった。

    この二人のエミュむずい…

  • 40二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 03:40:19

    「……あ」
    「おや?お客様ですか」
    「むむっ、美味しいお菓子の匂いに釣られて来ましたが、先客ですか」

    マスターの少年に与えられたマイルーム。そこで3人のサーヴァントが対面する。
    部屋に入って来たサーヴァント、謎のヒロインXオルタはすんすんと鼻を動かすと部屋に置かれたテーブルを隔てて座っていた浅上藤乃とメドゥーサ・リリィの存在に気付くとその手元にある和菓子をジッと見つめた。

    「これは……?」
    「あぁ、これは先程食堂で子どもたちにあげるお菓子を作るお手伝いしたんですが、その時に余った分をもらったので折角なのでマスターさんにと思って持って来たんです」
    「私は、偶然マイルームに居た私もいただくことになっただけです。気にしないでください」
    「なるほど……ところで私の分はありますか」
    「ふふっ。えぇ、まだ余りはありますので、どうぞ召し上がりになってください」

     それを聞くなり、Xオルタは目にも止まらぬ速さで着席すると差し出された和菓子を受け取って小さく頬張る。彼女は感情表現の希薄であるが、どこなその目は輝いているように見え、藤乃は母に餡子を付けた彼女を微笑ましく見つめながら布巾でそれを拭い取る。

    「なんだが、妹ができたような気持ちです」
    「むぐむぐ……となると、浅上さんはお姉さんでメドゥーサさんは私の妹ですね」
    「妹?私が、貴女の?」
    「おや、ダメですか?」
    「……いえ。ただ、頬に餡子を付けるような人に私が妹のように扱われるのは心外なだけです」
    「むぅ、それでは歳上の威厳というものを見せてあげましょうか?」

  • 41二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 03:44:43

    >>40

     そう言ってXオルタは持っていた和菓子を1/3程の大きさに千切り、メドゥーサ・リリィの元へ差し出した。


    「これは、一体?」

    「私はオルトリアクターの維持に常に糖分が欠かせないのです。しかし、今の私はお姉さんですので。妹に少し分けてあげましょう」


     Xオルタは無表情のまま、けれども何処か誇らしげに胸を張った。


    「いりません」

    「なんとっ⁉︎私の和菓子を食べないのですか」

    「えぇ。私は既にいただきましたし……それに貴女よりも長生きしているので。どちらかと言えば私の方が姉なので。美味しそうでも我慢できます」

    「むぅ、じゃあ勿体ないので私が食べます」


     メドゥーサ・リリィがそう告げた瞬間、Xオルタは差し出していた和菓子を一瞬で食べてしまい、小さな女神は少しだけ名残惜しそうに和菓子から目を逸らした。

     姉をめぐる熾烈な争い。それを傍らで見ていた藤乃であったが、ふとあることなら気付いた。それは和菓子を入れていた袋の口が大きく開いていたことだ。それを不審に思った彼女は、袋の中を覗き込む。


    「……どうしました浅上さん」

    「いつの間にか和菓子が無くなってしまっていて。どうしてでしょうか」


     藤乃が見たのは空になった袋。袋には包装紙1枚すら残っておらず、マスターのために残していた数個の和菓子が影も形も無かった。

     2人は首を傾げ、テーブルの下や周りを探すが和菓子はどこにも見つからない。しかし、その様子を見ていたXオルタが和菓子を片手にボソリと呟いた。


    「え?ここにある和菓子、全部食べても良いんじゃないんですか?」


     瞬間、訪れる沈黙。


    「さらばです」

    「待ちなさい」


     Xオルタは持っていた和菓子を素早く飲み込んで飛び退くようにしてマイルームを飛び出し、メドゥーサ・リリィがその後を大鎌片手に追跡を始める。

  • 42二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 03:45:50

    「「ま」」
    「「す」」
    「「た」」
    「「ぁ」」
    「「♡」」
     美しい声の二重奏で目が覚める。目の前にいたのは2人の清姫だった。
    「ん…おはよう、清姫」
     2人いる清姫。その内片方は着物を着たバーサーカークラスの清姫。もう片方は水着姿のランサークラスの清姫。何故だか2人いるのだが、同一人物の別側面が複数人召喚されるのはカルデアではよくある事だ。
     着替えなどの支度を終えると、清姫達がテーブルに朝食を置いていた。
    「わたくし達が愛を込めて作りました」
    「ますたぁの好物を作ろうと思ったのですが、エミヤ様に栄養バランスが偏っていると言われ、そこも考慮した料理にしたのですが…」
     テーブルにあったのは納豆ご飯に味噌汁、鯖の塩焼きといった和食の定番メニュー。
    「ありがとう。とても美味しそうだよ」
     もちろん本心だ。彼女達の前では嘘は付かないと決めている。以前嘘を付いたとき、面倒な事になったというのもあるが、彼女を悲しませたくないという気持ちの方が大きい。
    「いただきます」
     まずは鯖から行こう。うん美味しい。程よい塩加減に加え、身が柔らかく食べやすい。
    「ますたぁ…」
    「どうでしょうか…」
     清姫達が心配そうに聞いてきた。ので正直に伝えよう。
    「美味しいよ。ありがとう」
    「良かった…嬉しいです…」
    「下処理を頑張った甲斐がありましたね、わたくし!」
    「ええ!これも愛の力の成せる技です!」
     褒めてもらえて嬉しそうな清姫達がとても可愛らしい。
     次にお茶碗を持って納豆ご飯を口にかきこむ。やっぱり納豆ご飯は美味しい。海外出身のサーヴァント達には好みが分かれているけど日本人である自分には納豆はソウルフードなのだ。
     そして口の中の納豆のネバネバを味噌汁で流し込んだ。味噌汁も美味しい。出汁が効いていて、味に深みがある。

  • 43二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 03:46:18

    >>41


    「すごく元気の良い子たちですね」


     部屋に取り残された藤乃が微笑みながら呟く。しかし、次の瞬間には目の色を変えてXオルタの去っていた方へ視線を向けると、ニヤリと口を三日月のように歪めて笑った。


    「ですけど、悪い子にはお仕置きをしなくてはいけません」


     えい。と可愛らしい声が1つ。

     ゴキリと何かが折れる音がたくさん。


     それから数時間後、カルデアのとある廊下は通行止めになり、修復に使う資材を集めるためにマスターが周回する羽目になったのはまた別のお話。

  • 44二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 03:47:24

    >>42

    「あ、ますたぁ」

    「ん?」

    「付いてますよ」

     バーサーカーの清姫が口元に手を伸ばしてきた。手を離すと彼女の指先には米粒があった。清姫は微笑むと指先をパクリと咥えるようにして米粒を食べてしまった。

    「ああーっ!」

     水着清姫が叫ぶ。

    「ずるいですよ!わたくしもますたぁのご飯粒を食べたかったです!」

    「こ、こういうものは早いもの勝ちでしょう!?」

     清姫達が言い争い始めた。清姫のような美少女が2人、可愛らしい口論が微笑ましく思えるが一応止める事にしよう。

    「2人とも落ち着いて。自分同士で争わないの」

    「でもますたぁ…」

    「わかった。じゃあ(水着)清姫には後であーんしてあげるから」

    「!!」

    「ず、ずるいです!そちらの方が…」

     バーサーカーの清姫が抗議してきた。かわいい。

    「でもわたくしこそますたぁの頬に付いたご飯粒を食べたじゃないですか!」

    「「…………」」

     数秒の沈黙。先に口を開いたのはバーサーカーの清姫だ。

    「分かりました。今回は譲ります。これで平等ですからね。でも次はわたくしもますたぁにあーんしてもらいますから!」

     どうやら議論はまとまったようだ。その時通信が入った。

     『おはようございます、先輩。朝食は清姫さん達が持っていったとエミヤさんに聞きました。食べ終わったら管制室まで来てください。では』

     よし、食べ終わったし、今日のクエストに行くか!っとその前に…

    「ごちそうさまでした」

    「完食してくれて嬉しいです」

    「ではクエストに参りましょう。今日はどこへ行かれるのですか?」

    「そうだね……」

     俺は清姫達と一緒にドアの外へと歩き出した。


    清姫と水着清姫が好き!!(挨拶)清姫の口調はやり過ぎるとお嬢様言葉になっちゃうし塩梅が難しいな…

  • 45二次元好きの匿名さん22/07/28(木) 12:18:11

    保守

オススメ

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