- 1二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 23:52:08
マチタンの解像度低いから適当な表現あり。おにいさん許して。
━━━━━━プルルルル…ガチャ
「はい、こちらトゥインクル・シリーズ、ウマ娘出走管理課の〇〇です。出走のご登録でしょうか?」
「はい、私トレセン学園でマチカネタンホイザの担当トレーナーをやらせて頂いております。〇〇と申します。実は先日出走登録させて頂いた有馬記念についてなのですが…直前で大変申し訳ないのですが、出走を取り消したいのですが…」
「え!?あ、いや失礼、取り乱しました。宜しければその、理由をお伺いしてもよろしいでしょうか?というか教えていただかないと取消できない決まりなので…」
「はい、本当に申し訳ないです…実はですね。今マチカネタンホイザは蕁麻疹が出ておりまして。診察してくださった医師の方によれば悪化の恐れがあるため安静にしろとのお達しでして、必然的に有馬記念には…その…」
「わかりました。お大事になさってください。出走取消に必要な手続きがありますので〇〇様の場合ですと出走取消願にマチカネタンホイザ様と〇〇様のお名前と取消理由、それにお医者様の診断書が必要になります。時間があまりありませんので、お忙しいと思いますが、お急ぎでお願いしますね?」
「はい、明日中にはお届けにあがりますので。よろしくお願いします。失礼致します。」
━━ピッ - 2二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 00:11:37
「さて、戻らないとな。」
マチカネタンホイザの待つミーティングルームに歩を進める。途中で心の中に有馬記念に向けて自らがトレーナーとして担当するチーム“カノープス"と共にトレーニングに励んでいた彼女のことを思い出し、目が潤むがドアの前に着く頃には呼吸を整えて、いつもカノープスの彼女たちに接する時と同じ自分に彼はなっていた。
コンコン
「タンホイザ?入るぞ?」
ガチャ
ドアを開けたミーティングルームには制服姿のマチカネタンホイザが彼女の定位置である席に座り、彼女のために誂われた勝負服を両手に抱いて俯いていた。
「…今、トゥインクル・シリーズの担当の人に出走取消願の電話をして来たよ。」
「…」
「お医者さんに言われた通り、もらったお薬を塗って、錠剤も飲んで、安静にして1日でも早く治そう。トレーニングはそれからいっぱいやればいいさ。」
「…」
「だからな?タンホイザ、落ち込む気持ちもわかるけど、今は安静に…」
「嫌です!!!!」
突然の大声に一瞬身体を強張らせるが、すぐに冷静に、諭す様な口調で、彼は続けた。」 - 3二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 00:28:06
「悔しい気持ちは俺も一緒だ。タンホイザが頑張ってきたのは俺が誰よりも知ってる。けれどな、タンホイザ、俺はトレーナーなんだ。お前達を強くしてやらなきゃいけない義務があると同時に、怪我や病気からお前達を守る義務があるんだ。その義務を果たせなかった俺が、あまつさえ君にレースに走るなと言う事をどうか許してくれ。君をこれ以上苦しめないためなんだ。どうかわかってくれ。」
「だって!すっごい頑張ったのに!あんなにみんなが応援してくれたのに!トレーナーだって、夜遅くまでトレーニング考えてくれたり。色んな教本読んで私達のために色々やってくれたのに…。その私が…お昼ご飯と一緒にクモ食べちゃったから…私が悪いんです…ごめん、ごめんなさいトレーナー。」 - 4二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 00:51:23
彼は応える
「いや、タンホイザは悪くない。絶対にだ。それだけは絶対だ。それに俺はトレーナーとして優秀なわけじゃないんだ。中の下、いや下の上がいいとこだよ。ベテランの先輩方に比べたら。だから担当達のために夜遅くまで起きてお前達のために働くのは俺にとっては義務であり、生きがいなんだよ。だから気にするな。辛いなんて一度も思った事ないし、お前達の役に立ったと少しでも感じる時が俺が幸せを感じる時なんだよ。だから、どうか自分を責めないでくれ。」
「う"ぅ"う"〜」
下瞼に涙を幾筋も流したタンホイザが顔を上げ、潤んだ瞳で彼を見つめる。
「困ったな、泣かないでくれよ…俺も泣けてきちゃうじゃんかよ〜」ウルウル
ガバッ!
言うが早いか、彼の胸に飛び込むタンホイザ、細く、しなやかで、所々蕁麻疹がある腕を力一杯に使って、彼の身体を抱きしめる。彼女は嗚咽混じりに言葉を紡ぐ、悔しさを、有馬記念への思いを、彼への謝罪を。ただ彼は彼女が落ち着くまで、彼女を宥めながら頭を撫でるのだった。
━━━━━━━━━━━ - 5二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 01:23:47
「落ち着いた?」
「ウ"ン"」
胸元から響く、くぐもった声に少しくすぐったさを感じながらも彼は続ける。
「お互いいっぱい泣いたことだしさ?そろそろ離れてもいいころじゃないですか?ね?」
冷静になってきて彼女の色んなとこが密着していることに気づいて、社会人として、指導者としてあまり、嫌、結構危ない橋を渡っていることに気づきそれとなく彼女から離れるように穏便な作戦を実行するも。
「コノママガイイデス」
失敗。
「タンホイザみたいな歳の子があんまり男にくっつくもんじゃありませんよ。さっきはまぁ俺もタンホイザも泣いてたから、ノーカンよ、ノーカン。でももう泣き止んでるからさ、そろそろね、いいかもなって思うんですよ。」
「イヤデス。」
ギュ----
タンホイザが抱擁を強くすると共に、必然的に彼女が纏う制服の向こうに存在する歳の割に発達した豊かな双峰が主張する。彼の脳裏を一瞬邪なビジョンが浮かぶが、大切な担当バに対してそんな事は許されない。鋼の意志だ。ここは多少演技をしてでも離れてもらうことにする。
「わかったけど、離れてくれ、そう抱きつかれると苦しいんだよ。」
少し力が緩む、のみ。
「タンホイザさん?苦しくはなくなったよ。ありがとね。でもアラサーのおっさんとうら若き乙女のタンホイザさんがこんな状態なのはよろしくないんですって。俺のためだと思ってお願いしますって。」
「トレ-ナ-ハオッサンジャナイヨ!」
「いまはそっちじゃないんですよ〜。タンホイザさん〜。ていうかお顔また痒くなっちゃうでしょ!また掻いたら良くないから離れなさい!メッ!タンホイザ!メッ!」
ギュ-----!!!!
「いっ!?ちょ待てよ!苦しいって謝るからやめてくれ!」
軽く生命の危機を感じたトレーナーの命乞いじみた謝罪を聴いたタンホイザが力を緩める。
「カオミラレタクナイデス。アレテテキタナインダモン…」
『乙女心よ、すまない。神よ、我に神罰をお与えください』
蓋を開けてみれば可愛らしい理由だった。彼女にとっては重大なことだが、『アラサーのおっさんにはなんて事ないということを教えなければ。』と彼は思考した。結論は… - 6二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 01:50:11
「マチカネタンホイザ。」
いつもよりも声を低く、真剣なトーンになるようにして少し彼女の頭で少しシュンとしている彼女の耳に話しかける。
ピクッ
彼女の耳が微かに震える。
「マチカネタンホイザ。君はわかってない。君がどんなに可愛くて、美しくて、強くて、誰にも負けない気持ちで走る素晴らしいウマ娘であるということを。たとえ何が起ころうと俺の中でこれは不変なんだよ。仮に世界が明日滅ぶとして、俺は世界中にタンホイザを知らしめて多くの人の心を救ってあげたいぐらいだよ。君は今の君が嫌いみたいだけど、俺にとっちゃその姿も美しいんだよ。何があっても君は諦めない。止まらない。走り続ける。その証明にほかならない。大きな声じゃいえないけどなお前達カノープスは俺の人生の誇りなんだよ。みんな俺の自慢の担当バだ。さ、可愛い顔を見せてくれよ。これからずっとタンホイザの顔が見れないなんて俺には耐えられない。美しいタンホイザの顔が見れなければ俺は人生に意味を見出せないんだよ。お願いだ。」
多少盛ったが概ね嘘は言ってない。アラサーが恥も外聞もねぇセリフ吐きまくったんだ。これで無理ならもう打つ手無しの八方塞がりだ。
ズズズズズズ
ぎこちないがゆっくりとこちらに顔を見せるタンホイザだった。チョロい。可愛い。
「トレ-ナ-ゴジマンノタンホイザデ-ス」/////
棒読みだ、目を逸らしてるし。ちょっとやりすぎた感あるけど成功だ。顔赤ぇし。
「可愛いなぁ。タンホイザは。」
「ッ!」
また顔を隠そうとするが先程の言葉を思い出したのか固まるタンホイザ。
「さっき言ったことと矛盾するけど、トレーナーとしてタンホイザを元気にしなきゃいけないからさ、協力してくれないか?」
「ハイ」///
やりすぎたよなぁ…絶対。避けられないといいけど。
「じゃあ、もらった薬塗ろうや。1秒でも早く治して可愛くて元気で美しいタンホイザを俺に見せてくれよ。」
「〜ッッッ」////
プイッ
あ、そっぽむかれた。まぁでも尻尾丸見えなんすけどね。
「尻尾も可愛いなぁタンホイザは。」
ガシッ!グイッ!
あ、手で前に持ってって隠しちゃった。
「ごめんて。さ、貰った薬塗ろ。」
━━━━━━━━━━━━━━ - 7二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 02:45:33
ヌリヌリヌリ
タンホイザが四肢や躯幹ごとに処方される薬を塗るので部屋を出ようとしたら「ここにいてほしい」袖を小さな手で掴まれて頼まれたので断れるはずもなく背を向けるしかない状況で彼女の挙動を背後で感じながら般若心経を唱える彼に天は試練を与える。
「トレーナー…終わりました。」
「ん、終わったか。指導者としてアウト寄りのアウトの状況だから一刻も早く解放された…い」
上裸のタンホイザが背中を向けていた。
「背中に…お薬塗って下さい…」
「何が終わっただ終わってねぇじゃねぇか俺の人生がお終いだわ。」
「わかってるもん!ほんとは恥ずかしいけど…トレーナーだからだもん。それに背中は塗りづらいし…」
「」(言い返せねぇ…)
「それに私のこと自慢の担当バってさっき言ったもん。その自慢の担当バが頼んでるだからやってよ〜」
「う、」(こいつカウンターかましやがって…ちょっと恥ずかしくなっちゃうじゃん)
「あ、『う、』って言った。嘘だったんだ!トレーナーの嘘つき!」
「嘘ちゃうわい!俺のタンホイザ舐めるなよ!」
「…俺のタンホイザって…」
あ、やべ、セクハラ?いや、売り言葉に買い言葉だ。乗り切れ俺。
「お前たちに俺が嘘ついたことあるか?」
「ないです」///
「よし。いい子だ」
「わかったから早くやってよ〜痒くなってきたから」////
「おう、やったらぁ!塗ったくってやっかんな!」
口調は荒めだが決して傷つけないよう優しく塗り薬を塗る。
「加減はどうでぇ奥さん。」
「ん//トレーナー(塗るの)上手///」
狙ってんだろお前
バァァァァァァァァン!!!!!
衝撃と破片と共にドアだったものが近くに散らばる。
「そこまでだよ!トレーナー!それ以上はネイチャさんも見過ごせませんよ!」
「ターボもいるぞ!!!」
「ターボさん。決して目隠しを取ってはいけませんよ」 - 8二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 02:47:54
━━━━━━━━━10分後
対面土下座をするネイチャと俺がいた。
「大変申し訳ありませんでした。」
「いえ、全てはこちらの勘違いが理由でして…」
「イクノ〜目隠しまだしなきゃダメなの?」
「えぇ、ターボさん。まだです。見てはいけないのです。こんな醜態を。」
醜態言わんでくれや…
「しゅ、醜態…」
ネイチャさんがダメージ受けちゃったよもう。
「えぇ、醜態です。」
やめてやれって。
「だっ、だってトレーニングのために入ろうと思ったら、中から『ヤッて』とか『俺のタンホイザ』とか『上手//』とか聞こえたらさぁ!勘違いもするっしょ!。」
ネイチャステイ、ターボいる、ターボいる。
「?やって?俺のタンホイザ?上手?ネイチャ何の話ししてるの?」
「「イクノ耳塞いで」」
俺とネイチャの声が被る。
「えぇ」
「うわ!なに!イクノ怖い!」
キン肉バスターでターボを抱え込み自らの肩でターボの耳を塞ぐイクノ。
「そこまでしろと言ってねぇ!!」
「ちょちょちょ!」とネイチャが
「ちょ!危ない!下ろして下ろして!」とタンホイザが、いやお前は早よ服を着て羽織ってる俺の上着返せや
「イクノ!ターボ怖いよ!下ろして!」
「わかりました。」
優しくターボを下ろすイクノ
「何するんだ!怖かったんだからな!ターボ怒ったぞ!」
「すいませんターボさん。ついターボさんが愛おしくなってしまってあんなことを。怒るのも無理はありません。嫌っていただいても構いません。ターボさんが嫌なら私はカノープスを抜けます。今まで本当にありがとうございました。」
おいやめ
「え、や、やだよ…」ウルウル
「イグ"ノ"や"め"な"い"で"〜"」 - 9二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 02:49:10
最悪すぎる…
イクノが俺たちに目配せする。
『今なら誤魔化せます』とでも言わんばかりに
俺とネイチャとマチタンで目を合わせる。
「ターボ大丈夫だ」
「ド"レ"〜"ナ"ァ"〜イ"グ"ノ"が'ぁ"〜"」
「ターボ!大丈夫だって!トレーナーもあたしもマチタンも仲直り手伝うから!」
「むん!(手伝うよ!の意)」
「ほ"ん"と"?」
「「ほんと!」」
「むん!」(早着替え)
器用だなコイツ…
━━━━━━━━さらに10分後 - 10二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 02:56:30
「グスッ…イ"グ"ノ"、ダ"ーボ"も"う"お"ご"っ"で"な"い"が"ら"や"め"な"い"で"」
「本当ですか?ターボさんは優しいですね。ありがとうございます。これからもターボさんと共に走れること…本当に嬉しいです。」ニコッ
上手いなぁイクノさん
「ターボ鼻水すごいよ、鼻かみな?」
的確にあやすネイチャさん流石っす。
「ウ"ン"」チ-ン
「むん…」(解決だね!)
お前はそれでええんか
終 - 11二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 02:59:51
見てくれてた人ありがとう。時間かかってごめん。
もうちょっと続けようかと思ったけど寝るね?希望があったらそっちも書くから - 12二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 10:38:24
━━━━━━━━数週間後
オウダンマク
〜呪!タンホイザ回忌祝いパーティ!〜(ツインターボ筆)
「…」
「あはは…流石にこれにはネイチャさんもフォロー厳しいかな…」
「ふむ、なるほど。真逆の意味になってしまったわけですね。」
冷静やなイクノは….
「ターボ漢字間違えちゃった…ごめんタンホイザ…怒ってる?」
「…」
やばいタンホイザが何も言わねえ…みんなが俺に『どうしよう…』『なんとかして』『早くお祝いしませんか?』と目線を送ってくる。
「…タンホイザ、これはあのだな…みんなでタンホイザの快気祝いをしようってことで。決していじめとかじゃないんだ。本当です。みんなそれぞれお祝いとかお菓子とか飲み物の調達とか、寮のキッチンの使用許可の申請とか、みんなで見る映画の選定とかで忙しくてだな、ほんの少し、ほんの少しだけ確認不足があっただけでだな。ターボも漢字間違えちゃっただけで悪気は全くないんだ。な、ターボ?」
「うん…ごめんね。タンホイザ。ターボのせいで…」
「いや、ターボは悪くない。お前達の監督者である俺の責任だ。俺の確認不足だから。ターボがタンホイザのために真剣に書いたのは字を見れば分かるから。ターボ悪くない。ターボめちゃいい子。OK?」
「うぅ…トレーナァ…」 - 13二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 10:46:24
このレスは削除されています
- 14二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 13:23:08
再開むん
「な、タンホイザ。みんなタンホイザのこと大好きだから許してくれないか?どうか頼む…」ペコリ
「…ナーも?」
「え?」
「トレーナーも私のこと大好き?」
まずくないその質問?アラサーが花の女子中学生に「大好きだ!」とか言った日には偉い人に月に代わってpunish youされない?
え、なんかみんな俺のこと見てんだけど俺に全てが掛かってるわけ?やめてよ俺そういうの弱いから。
いやでもタンホイザの快気祝いをこれ以上アレにするわけには………クソが!もうヤケだ!言ったる!
後のことなんか知るか!みんな俺の愛バなんだよ!
大好きで悪いなんて誰が決めたんだ!よし言うぞ!
言っちゃうぞ!深呼吸して…
スゥ-…「俺にとってはなぁ!タンホイザも!ネイチャも!イクノも!ターボも可愛い可愛い俺の担当バだよ!勝手に俺の愛バだと思ってるわ!悪りぃか!
一生懸命走るお前ら好きにならない方が難しいんだよ!俺の気もしらねぇで毎日楽しそうに過ごしやがって!幸せでしょうがねえよこちとら!これからも全力でトレーナーさせてもらうかんな!覚えとけよ!だから機嫌なおして快気祝いしませんか!?お願いしますなんでもします!!!!」
「おぉ…やばっ、ネイチャさんちょっと恥ずかしいんですけど…」毛先クルクル
「ターボもみんな好き!トレーナーもいつもターボが大逃げできるよういっぱいトレーニング考えてくれるしみんなといるの楽しい!」ニッコリ!
「私達が貴方の愛バ…ですか…それも悪くないですね…」ニコリ…
あぁ〜死にてぇ〜。いや死なねぇけど。コイツらの夢叶えさすまではぜってぇ死なねぇけど。
「…グフ」
タンホイザさん?
「プフwアハハハハw」
笑いやがった…人が覚悟決めて言ったのに…
「そこまで言えなんて言ってないよぉ〜それに最初から悪気がないなんてわかってたよ〜ちょっと困らせようかなって思っただけ。ていうかトレーナー、この前といい言い過ぎだよ?」
「「「この前?」」」 - 15二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 13:23:51
あかんわ。あれはバレたらマジであかん奴だ。
「この前…というのは一体なんでしょう。タンホイザさん。」
やっぱイクノさんやでぇ…
「えっとね〜この前あたしを抱きしm」
「おっしゃあ!!!!!!!機嫌も治ったし快気祝いすんぞ!!!!!!」
「わ!急にやめてよ!」
「いいじゃねぇかお前!飲めよホラ!ジュース選べよ!注いでやっから!ホラホラ!飲めよホラ!お菓子もいっぱいあるぞ!早く選べよ!hurry! hurry! hurry! hurry! それに映画もあんだよ!名作から娯楽作までゲ○で揃えたぞ!それにホラーもな!」 - 16二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 13:25:58
「ターボホラーやだ!」
「お、そうか!じゃあこれとかどうだ!って誰だよスパイダーマン借りた奴!鬼か!クモ食って蕁麻疹出たやつの快気祝いっつってんだろ!アホか!」
「私です。みんなで見るにはぴったりかと。」
「イクノかい!!!!フワッとした理由だな!もう知らん観るぞ!」
「いや、その前に乾杯でしょ。トレーナー」
「お、さすがナイスネイチャ。わかってんなぁお前!」
「さっきからテンションがなんか怖いんだけど…」
「いいだろお前快気祝いだぞ。(意味不明)」
「まぁ…そうだよね。お祝いだしパーっとやろうか!」
よし誤魔化せた。勝ちやで。 - 17二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 13:33:39
各々が好きな飲み物片手に円陣を組む。
「みんなコップは持ったな?行くぞォ!」
「「「「タンホイザ。快気祝いおめでとう!」」」」
「みんなありがとう〜!」トマトジュ-スガブノミ
切り替えがはえぇなこいつ…
「映画!映画!ターボ映画見る!」
「ネイチャさんはお菓子でもつまみますかね〜っと」
「私はネイチャさんの手料理を頂きます。」
各々が散っていく中で微かに届く。
「また私が蕁麻疹になっても、またトレーナーがお薬塗ってくれるよね?」ナガシメ
という史上最悪のお誘いに俺は気づかないふりをした。
今度こそ本当に終わり - 18二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 13:49:40
日を跨いでしまって申し訳ないっす。楽しんでくれたら作者冥利になんとやら。カノープス組を毎秒実装しろ。そしてこのスレ伸びろ(願望)
- 19二次元好きの匿名さん21/10/06(水) 14:55:27
後感想くれたら今後の作品に活かせるからください(乞食)