- 1二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 00:58:26
ああ、勿論知っているとも…。私だって、似たような副作用が起こる薬を既に開発した身だからね。脳が異常に熱された時に睡眠状態に入ると悪夢をより見やすくなる。扁桃体のニューロン系は特にそうだが、恐怖や悩みに関する思考伝達や記憶に関する管理部に炎症が起こることで…ゴホゴホッ…。寝ろ？そうだね、喋っていても仕方がない、少しこの部屋で眠らせてもらうとしよう。…なに？自室？こういう時私の面倒を見れるのは君しかいないんだ、じゃあお休み…。
…おや、どうして私は今逆さになって墜落しているんだ。落ちても落ちても下が見えない…？と、トレーナー君！？…トレーナー君か？待て、様子がおかしいぞ、なんだその長い手足は…？そんな薬を開発した覚えはないぞ！？気づかれないうちにどこか遠くへ…はあ！？トレーナー君がいっぱいいるぞ！？なんだあの天井にくっついているトレーナー君たちは、ううっ…なんだ、理解ができない、頭が割れるように痛いし、おかしくなりそうだ…。あれ？上空？飛んでいるぞ！？トレーナー君の背中に乗って飛んでいる！クククッ、遂に飛行能力まで獲得するなんて、流石は私の自慢のモルモットだ！よし、このまま南米大陸辺りまで一直線に──え？牙…口？あ…ああ……
うわぁぁぁ！来るな、来るな！はっあっ…悪夢？悪夢か？終わったのか…？はぁ…とりあえず水でも一杯…うわぁぁぁぁぁトレーナー君だ、こっちに来るな、その鍋で一体私に何をするつもりだい！？ご丁寧に証拠隠滅用のふきんまで…あ、違う、そうか。そうだ…。すまない、あまりにも衝撃的で…ん！？すー…はぁ。うん、この温もりは間違いなく夢のものではなく現実の君だ。お粥を作ってくれたんだね、ありがとう。それより、なんだか君の方も温かいというより少し暑いような気が…まあその時は今日のようにして思い出させてやるとしよう。さ、早くスプーンでよそってくれたまえ。あと水分補給も、できればスポーツ飲料か麦茶で頼む。 - 2二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 00:59:34
同じ薬が入ったペットボトルを渡すカフェ
- 3二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 01:00:07
インフルエンザにかかった時の夢ほど恐ろしくて印象に残りやすいのに詳細を覚えられないものはないと思います…支離滅裂すぎるからでしょうか
- 4二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 02:43:50
>こういう時私の面倒を見れるのは君しかいないんだ
まあデジたんには色々と無理そうではあるが……