- 1二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 14:40:49
AIのべりすとを使用
界境防衛組織「ボーダー」――その運営と意志決定を日夜行っているのが本部上層部、および各支部長の面々だった。
侵攻も退け、遠征計画の拡大も上々の結果を出している。
しかし、それでも順風満帆とまではいかず日々の定例会議では諸問題について意見交換や解決策の提示が行われていた。
今日集まった上層部の面々を見回すと、まず顔の傷を特徴とする男――ボーダー最高司令、城戸正宗が発言した。
「まず私から最初に『>>5』という議題を提起したい」
- 2二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 14:45:15
かそ
- 3二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 14:45:33
か
- 4二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 14:46:05
ksk
- 5二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 14:46:07
ボーダー全体の恐ろしいほどの風紀の乱れ、特にところ構わず行われている姦淫について
- 6二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 14:46:15
そ
- 7122/07/30(土) 14:49:13
由々しき事態だそうです
「まず私から最初に『ボーダー全体の恐ろしいほどの風紀の乱れ、特にところ構わず行われている姦淫について』という議題を提起したい」
途端に会議室の中はざわめきに包まれた。
「…………」
「…………」
しばしの沈黙のあと、忍田真史が咳払いをした。
それを合図にしたかのように会議室は再び静まり返る。
そして皆を代表して口を開いた。
「……それは一体どういうことだろうか? 城戸司令」
「今言ったとおりだ。この前、私はとある人物よりある報告を受けた。それはボーダー内で男女問わず、所かまわず性行為が行われているという報告である。これは非常に由々しき事態だと言わざるを得ない」
「なるほど。それで具体的にはどういった問題が起こるんだ?」
そう訊いたのは唐沢克己であった。
彼はこの会議が始まる前に煙草を吸おうとしていたのだが、禁煙中だということを思い出して止めたのだ。
しかし代わりに飴玉を取り出して口に含んでいた。 - 8122/07/30(土) 14:50:38
NGワードは修正
一方、城戸は腕を組んで眉間にシワを寄せながら答えた。
「そうだな。例えば男女でペアを組んでいる場合、片方が浮気をしているようなケースがあるらしい。他にも異性の同僚や上司に対して性欲を感じることもあるようだ」
「つまり、女性隊員の中には男性との付き合いに嫌悪感を抱く者も出てくるかもしれないということか」
根付栄蔵の言葉に、城戸は首を振った。
「それに関してはあまり心配していない。むしろ女性の社会進出が進むだろう。ただ問題はそういうことではない。ボーダー内部で恋愛関係が生まれることも確かに問題だが、それ以上にボーダー内でセッ●スが行われることに問題があるのだ」
「……なるほど」
「それはさっき言ってたように『風紀の乱れ』につながるってことだね」
鬼怒田本吉の言葉に、城戸はうむと重々しく首肯した。 - 9122/07/30(土) 14:52:18
「そういったわけで、この問題については早急に解決する必要がある。そこで我々はボーダー内での性的行為を禁止することを提言する」
「待ってくれ!」
声を上げたのは迅悠一だった。
彼はサイドエフェクトによって未来視を行い、その結果として城戸たちと同じ結論に至ったのである。
「おれたちは別に性的な目的で戦っているわけではない! ただ市民を守るため、人類の平和を守るために――」
「もちろん分かっているとも」
迅の主張を遮るようにして、城戸は言った。
「君たちの活動理念を否定するつもりはない。我々としても、君たちが戦う理由を理解できないはずがない」
「じゃあどうして!?」
「では逆に問わせてもらおう。君はなぜそんなにも必死になって止めるんだ? 別に禁止したところで何の問題もないはずだろう」
城戸の問いに対し、迅は口をつぐんだ。
彼の頭の中では様々な思考が駆け巡っていた。
ここで自分が引くことで何か不都合が生じるのではないか? いやそもそも自分はこの場で何を話せばいいのか? そして最終的に出した結論が――
「それは……その……」
「はっきりと言え」
城戸の無慈悲な言葉を受け、迅は覚悟を決めた。
「それはおれが困るからだ!!」
会議室中に響き渡る大声で迅は言い放った。 - 10122/07/30(土) 14:55:43
そして城戸はふっと息を吐き、言った。
「安心しろ。今回の件はあくまでボーダー内部における性的行為についての問題だ。よって、ボーダー隊員同士の交際に関して私が口出しをすることは無い」
無難に禁止、プライベートには不干渉で落ち着くようです
広報的に良いのかそれ
「さて、次の議題だが『>>14』だな」
- 11二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 14:56:58
お金がない
- 12二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 14:57:28
殉職者多数
- 13二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 14:57:38
冠婚葬祭
- 14二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 14:57:49
- 15122/07/30(土) 15:00:38
>>14 最近飯がまずくなってる。反応がめっちゃ辛辣
「さて、次の議題だが『最近飯がまずくなってる』事についてだな」
城戸の言葉に会議室がざわめく。
「何言ってんだお前!?」「それ今関係あるか!?」
「どう考えても今日の会議と関係ねえだろ! 帰れ!」
「うるさい黙れ! 俺は本気なんだ!!」
騒ぐ幹部たちに対し、城戸は声を上げて一喝する。
一瞬で静かになる会議室の中、彼は淡々と言葉を続けた。
その表情からは感情を読み取る事が出来ない。
「そもそもおかしいだろう? 我々はこの三門市を守る為に戦っているはずだ。なのに何故……こんなにも毎日カップ麺ばかり食べなければならないのか?」
「それは確かにそうですけど……」
「あの、私は別にそこまで気にしてないんですけど」
困惑する鬼怒田真琴(きどまこと)と唐沢克己(からさわかつみ)に対して、城戸はさらに畳みかけるように言う。
「いいや、問題なのはそこじゃない。もっと根本的な部分にある」
「どういう意味ですか?」
「…………」
- 16122/07/30(土) 15:03:49
「まさか、我々が守る三門市は……実は戦場ではなく、ただのインスタント食品工場だったということなのか……?」
城戸の発言に幹部たちがどよめいた。
その反応を見て、満足げにうなずく城戸。
そして彼に代わって忍田真史(しのだまさふみ)が説明を始めた。
「まあ待ってくれ皆。城戸さんの言っている事は半分当たってる。問題は、その原因についてなんだ」
「原因?」
「ああ。実は近頃、この三門市の食生活が急速に悪化しているようなんだ」
「悪化? 一体どんな風に?」
「そうだな……。例えば昨日、唐沢さんと一緒に食べたカツ丼は美味しかったろう?」
「えっ?……あっはい、確かにおいしくいただきましたけど」
唐沢は突然話を振られて驚いた様子だったが、すぐにいつもの調子を取り戻して答えた。
忍田はそれを確認してから話を続ける。
すると今度は根付栄蔵(ねつけえいぞう)が手を挙げて質問をした。
「ちょっと聞きたいのですが、具体的にどのような問題が起きているのでしょうか?」
「そうですね。例えば唐沢さんの話だと、昨日の夕ご飯は親子丼を食べられたとか」 - 17122/07/30(土) 15:07:51
「えっ?……あっはい、確かにおいしくいただきましたけど」
唐沢は突然話を振られて驚いた様子だったが、すぐにいつもの調子を取り戻して答えた。
忍田はそれを確認してから話を続ける。
すると今度は根付栄蔵(ねつけえいぞう)が手を挙げて質問をした。
「ちょっと聞きたいのですが、具体的にどのような問題が起きているのでしょうか?」
「そうですね。例えば唐沢さんの話だと、昨日の夕ご飯は親子丼を食べられたとか」
「はい。ちょうどお昼過ぎくらいに玉狛支部の方へ行ったら木崎レイジくんが作っていたんでごちそうになったんですよ」
唐沢は嬉しそうな顔で言う。
彼の話はこうだ。
昨日の夜、唐沢は偶然玉狛支部の近くを通りかかった所を空閑遊真に誘われ、そのまま食事に招かれたという。
その際、唐沢は木崎が作ったという親子丼を振る舞われたらしい。
「つまり、何が問題かというと……最近の三門市は、美味しいものが食べられなくなっている、ということです」
「……そんなバカな。いくらなんでも大袈裟すぎませんか?」
根付が呆れたように言った。
「多忙のせいでカップ麺しか食べれないのが、本質的な問題ではないでしょうか」
「いや、違うんだ根付さん。これは深刻な事態だ。なぜなら、もしこのまま三門市の食環境が悪化し続ければ、我々はいずれ――」
「――飢え死にしてしまうかもしれない!」
城戸の言葉に会議室中が騒然となった。 - 18122/07/30(土) 15:10:15
- 19二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 15:15:54
猫が可愛い
- 20二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 15:16:46
お腹空いた
- 21二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 15:18:27
- 22二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 15:19:36
- 23二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 15:19:46
- 24122/07/30(土) 15:23:01
>>23 >>22 男女仲の問題が著しいこと、特にそれが頻繁に殺し合いに発展していること
普段から大変な世界線らしい
「さて、次の議題だが『男女仲の問題が著しいこと、特にそれが頻繁に殺し合いに発展していること』事についてだな」
ボーダーの隊員たちにとって周知の事である。
彼らは皆一様にうんざりした表情を浮かべた。
この会議では、いつもこのような議題ばかり取り上げられるのだ。
忍田真史が咳払いをして話を続ける。
「今回の議題については根付メディア対策室長から説明して頂くことになっている」
根付と呼ばれた男は立ち上がって一礼すると、手元の資料を見ながら話しはじめた。
「はい。ではご紹介にあずかりました根付です。今回お集まりいただいたのは、昨今問題視されている中高生たちの男女間のトラブルについての対策会議ということになりますね。我々広報部はこれまでも様々な手段で彼らの意識改革を行ってきましたが、残念ながら効果は芳しくありません。そこで今回は……」
会議室にいる全員の顔色が変わった。
先ほどまでの弛緩した空気は一瞬にして消え失せ、緊張感のある静寂が訪れた。
全員が固唾を呑んで根付の言葉を待つ中、根付は言った。
「――皆さんに、男女交際の経験がない方を募集したいと思います」
「……え?」
一同の口からそんな声が漏れると同時に、会議室のドアが開かれ一人の男が入ってきた。
- 25122/07/30(土) 15:26:34
なんかカオスな展開に
迅悠一。ボーダー玉狛支部所属のA級5位部隊隊長であり、「未来視」のサイドエフェクトを持つ青年である。
彼は部屋に入ってくるなり、笑顔のまま言った。
「どうもー!実力派エリートの迅悠一です!」
そして彼は、両手を広げながら部屋の中に一歩踏み出した。
同時に、彼の身体を青い光が包み込む。
まるでSF映画のような光景に室内がどよめく中、迅は口を開いた。
「俺は今から三〇分後、この会議室の中で大爆発を起こす」
再びざわめきが起こる。
「なんでだよ!?」「どういうことだ!?」「意味わかんねえぞコラァ!!」
怒号にも近い声が上がる。無理もない反応だった。
そんな中、太刀川慶だけが冷静な声で問うた。
「……マジか?お前のサイドエフェクトでそうなってんのか?」
「ああ。俺にはわかるんだ」
そう言って迅は微笑む。
太刀川は「ふぅ~っ」と大きく息を吐いて椅子に深く腰掛けた。 - 26122/07/30(土) 15:28:43
他の者たちはまだ状況を飲み込めていない様子だったが、やがて嵐山准が立ち上がって言う。
「ちょっと待ってくれ!迅が言っていることは本当なのか!?もしそうだとしたら俺たちは大変なことになるんじゃないか!?」
その言葉を聞いて、会議室にいる誰もがハッと気づいたように迅を見た。
迅は微笑みを浮かべたまま答える。
「安心してくれ。俺のサイドエフェクトがそう言っていたとしても必ず起きるとは限らないし、そもそも本当に起きるかどうかだってわからないんだ。だからみんな落ち着いてくれ」
迅の言葉を聞き、一同の間に安堵が広がる。
しかしすぐに風間蒼也が手を上げて反論した。
「……それで、なんでお前が大爆発を起こすんだ?」
「いやぁ、実はですね。さっき根付さんと話をしていて、このままじゃいけないと思ったんですよ。なので、この際だから俺たちも男女の付き合いを経験してみようかなと思って」
「なるほどな……。それで、男女交際を経験したことのない奴を集めて何をする気だ?」
「それはもちろん、男女交際の練習をするんです」
「練習だと?」
「はい。俺を含めここにいるメンバーは皆まだ高校生ですからね。これから先、大学に行って社会人になって、いろんな出会いがあると思うんですけど、そのときにいきなり実践できるとは思わないでしょう?そういうときに少しでも慣れておくために、事前に経験しておく必要があると思いまして」
迅はそこまで話すと、ちらと根付の方を見る。
根付は神妙な顔つきでうなずいた。 - 27122/07/30(土) 15:31:31
『男女仲の問題が著しいこと、特にそれが頻繁に殺し合いに発展していること』
結論:普通の恋愛の練習する。ただし、迅は会議室で爆発する
たぶん、イケメン爆発しろ、みたいなスラングをAIが真面目に受け取ったんだと思います
「さて、次の議題だが『>>32』についてだな」(ループ)
たぶん、そろそろAIの回数切れ
- 28二次元好きの匿名さん22/07/30(土) 15:32:34
メテオラの乱用が増えてる
- 29122/07/30(土) 16:05:23
書き込みがないので、>>28 『メテオラの乱用が増えてる』で締めます。
「さて、次の議題だが『メテオラの乱用が増えてる』事についてだな」
この会議に集まっているメンバーは、A級1位太刀川隊隊長にして個人総合ランク1位の太刀川慶を筆頭に、風間蒼也、木崎レイジ、諏訪隊隊長の諏訪慎二など戦闘面での実力派ぞろいであり、加えて広報担当として根付栄蔵、メディア対策室長鬼怒田本吉といった実務派の人間もいた。
そしてそのメンバーから漏れた問題こそが、『メテオラの乱用』であった。
「俺達が近界に行った時とかも使ってたけど、あれってそんなにダメなのか?」
太刀川が首を傾げながら言うと、風間は静かに首を振る。
「お前がやったらダメだろう」
「……? どういう意味だよ」
「そもそもトリオン体でなければ使えないし、仮に使えても威力が高すぎるんだ。メテオラを使えば確かに敵を倒せるかもしれないが、味方まで巻き込む可能性がある。現に三雲隊の時だって……」
風間の言葉を聞いて太刀川は、自分の行ったことを思い出した。
確かに、自分がメテオラを使ってしまった場合、修を巻き込んでしまう危険性があったのだ。
「ああー……そうかぁ。でも俺は結構好きだけどなあ」
「まあ、使い方の問題じゃろ」
鬼怒田が口を開く。
「メテオラで吹き飛ばしておきながら、敵だけには当てずに周りの建物だけを壊すなんて芸当ができる人間は限られておるわい」
「それにしても、最近多いですよね。メテオラの乱用」
根付がそう言って資料を見ながら続ける。
- 30122/07/30(土) 16:13:53
「特にB級隊員による使用が目立っていますが、C級の訓練生も使っているようですし、これは少し看過できない状況ですねえ」
「……何が原因なんだ?」
木崎が訊ねると、鬼怒田はため息をつきながら答えた。
「そりゃあお前、あいつらの影響じゃろうよ」
「あいつら……?」
風間が眉間にシワを寄せると、根付はメガネを上げながら言う。
「玉狛第二の事でしょうねえ」
「ああ! あのチーム!」
太刀川がポンッと手を打つと、風間が尋ねる。
「確かあのチームはメテオラの威力は別格だったな」
「そうなんですよ。どうやら彼らがメテオラを使いまくっているせいで他の人間が使うハードルが上がっているようなんです。私達も、彼ら以外の人間にはもっと自重するように注意しているのですが、中々聞き入れてもらえなくて困りますよ」
「……なるほど。それでメテオラの乱用が増えているのか」
風間が納得して呟くと、城戸は腕を組みながら言った。
「しかし、雨取隊員ほどの威力が出せるとは思えない。乱用といっても、たとえば特定のトリガーの使用率が高い事にはさほど問題を感じないが」
「それはそうかもしれませんが、彼らはとにかく数が多いので……」
根付がため息をつくように言うと、城戸は譲歩するように言った。
「では、こうしよう。玉狛第二のA級昇格試験の実施だ。それならば乱用を防ぐことができる」
「おお! いいんじゃねぇの!?」
太刀川が手を叩いて喜ぶと、風間は淡々と反論する。
「確かに、彼らにはそれくらいの力はあるだろう。だが、それでも乱用は防げるだろうか?」
「A級ならある種の例外と見なされる。たとえば、弧月を使った隊員が皆、太刀川隊員と同様の強さを持てる、という誤認は起きないだろう。つまり、A級になれば乱用は減るはずだ。また、玉狛支部の結成によって、彼らの訓練環境は大きく変わったと言えるだろう。今のまま放置しておくより、昇格させた方が無難だと思うが?」
風間の意見に、鬼怒田は「うむ」と肯定した。 - 31122/07/30(土) 16:21:00
『メテオラの乱用が増えてる』
結論:玉狛第二による風評被害の結果なので、彼らのA級昇格を検討する
妥当? 絶妙に太刀川さんの相槌が適当なの笑ってしまう
たぶんAIの回数切れも近そうなので、この辺で。お付き合いありがとうございました