- 1二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 13:01:30
- 2二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 13:02:03
- 3二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 13:04:26
ksk
- 4二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 13:06:24
ksk
- 5二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 13:07:11
ksk
- 6二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 13:07:54
かそく
- 7二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 13:07:55
ksg
- 8二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 13:08:25
- 9二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 13:08:56
- 10二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 13:09:04
- 11二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 13:09:06
このレスは削除されています
- 12二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 13:09:55
幼児化したシリウスと普通に普段の会長が初代メタルギアソリッドの掛け合いをしながらレースをする話?!??!
- 13スレ主 ◆6CbXn5LfqKzU22/07/31(日) 13:10:00
8と9の混合かな?
了解しました
あと紛らわしいからコテハンつけるね - 14922/07/31(日) 13:18:03METL GEAR SOLID 09tetsuya.art-studio.cc
ここの画像の所からソリッドとリキッドの掛け合いでお願いします
メタルギアソリッド1を久々にプレイ Part.16 リキッド・スネーク BOSS: Liquid Snake
動画です
- 15スレ主 ◆6CbXn5LfqKzU22/07/31(日) 13:19:04
了解しました
少しお待ちを - 16スレ主 ◆6CbXn5LfqKzU22/07/31(日) 14:23:55
いや、これ合わせるの無理じゃない?
って事でSS二本書く方向に転じてもよろしいか? - 17二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 14:28:06
良いよ
- 18スレ主 ◆6CbXn5LfqKzU22/07/31(日) 14:42:22
"最明たる一等星"シリウスシンボリ、"皇帝"シンボリルドルフ。そしてシリウスが掲げた救済プログラムへの賛同したウマ娘たちによる模擬レース。事実上、それは一対七の競争であったが、皇帝の脚は彼女ら全員を置き去りにした。
当然といえば当然だった。片やトレーニングがまともに受けられない者に対し、片や生徒会長としての書類業務の傍らで七冠を制覇した者。走れば走るほど、その差は残酷なほどに浮彫りになっていく。またスタミナ切れを起こすものもちらほらを散見されていた。
傍から見ればセーフティリードと称されるこの状況にて。ルドルフはらしくなく油断していた。だが、この学園の中でももっとも聴きなじみのある声が彼女の思考をリセットする。
「相変わらずお厳しいことだな、会長サマ?」
「シリウス、シンボリ……。まだ足が、残っていたか……」
一等星と皇帝が並び、火花を放つ。既にシリウスの脚も限界を超えていたが、それを根性だけで忘却する。
「私は落ちねぇさ。アンタがその蹄鉄で地面と弱者を踏みつける限りはな……」
「残念だが……シリウス、君の言う蹶起とやらは失敗だ」
「ハッ……あいつらが潰れた程度で私は闘いを終わらせる気は、ないっ!」
「闘い……っ!?」
ルドルフがその言葉にリソースを裂いた瞬間。もう一度、シリウスシンボリは加速する。しかしルドルフもまた潰れる気はなかった。
脚には脚をもって、再加速。悲鳴を上げる太ももを無視して、地面を蹴ってはふたたび並ぶ。
「シリウスッ……!君の、本当の目的はなんだっ!?」
「分からないか?言っただろう!アイツらみたいなウマ娘が、本当にその脚を活かす時っ! そのチャンスを再び与える事!」
「あれは彼女らの自業自得だ!」
「事故だ!不意の……。トレーニングの時、レースの時、アイツらはその脚で重賞を取ることを夢見た、自分に期待した、求められたトレーニングを行った」
シリウスの声に少しばかりの怒気が混じり始める。
- 19スレ主 ◆6CbXn5LfqKzU22/07/31(日) 14:42:32
「だが今は、違う。不幸と欺瞞が横行し、ヤツらの夢がその脚から消えていった……。追い求めた夢から遠ざかっていく空しさ、夢を諦めなければならない恐怖。アンタには分からなんだろうがな?」
ルドルフはその唇を噛む。どれだけ規範たろうとしても、その目が千里眼でないことを叩きつけられる。
「私は……アンタが否定しているあのプロジェクトに賛成する。そして付き従ってる奴らと共に行く。そしていずれ世界的に活動を行い、諦めふやけた頭の中を再び夢見た世界へと誘う。競走が競走を激化させ、新たな夢を生む。そして、諦めた奴らへ希望を散布していく」
「たとえ人が世界中のどこだろうが、不幸を絶やすことはできないぞ」
「思うことが大事なんだ、自分でもまだできると思うことが」
「それだけの理由で……!?」
「十分だろう?私やアンタにとっては」
「私はそんなものは望んでない!」
「ハッ、嘘をつけ!じゃあなんで今、私と競っている?色んな弱者を切り捨てながら掲げた理想とやらを投げ出さずに、なぜここまで来た?」
ルドルフがその答えを吐く前に、ただ無念だけが息に混じった。
「私が代わりに言ってやろう。自らの理想に酔っているんだよ、アンタは!」
「何を……「違うとでも言うのか!?」
シリウスは食い気味に否定した。
「アンタは私の賛同者を大勢否定したじゃないか?」
「それは……」
正しいことをしたと彼女の中には確信めいてあったそれは、シリウスの言葉を否定することが出来なかった。しかしまくし立てるように彼女は続ける。
「否定したときのアンタの顔……生気に満ちていたぞ」
ルドルフは否定の言葉を吐く。それがどれだけ上っ面の物だと感じていても吐き出さざるを得なかった。
「自分の内にある間違った理想、それを否定する必要はないさ。私たちはそういう風に生きてきたんだからな。だから、分かってるだろう?」
暫くの沈黙を飲み込み、ギリリとその眼光を引き絞る。
そうだ、自分の理想が否定されたからなんだ。この緑の地で考えることは一つだけで良い。
「あぁ。決着をつけよう、シリウスシンボリ」
- 20スレ主 ◆6CbXn5LfqKzU22/07/31(日) 14:43:06
順番前後したけど、次は幼児化書きます
- 21スレ主 ◆6CbXn5LfqKzU22/07/31(日) 16:16:35
ため息を吐きながら書類に目を通す。やっている内容はいつもの仕事に等しいが、とある現象によって、その作業量は倍以上に膨れ上がっていた。たづなさんが手伝ってくれるからなんとか整理はできているが、このままだと疲労困憊によって机に突っ伏すのも時間の問題だろう。
「るどるふおねーちゃん!」
そしてその原因が目の前に現れる。今回現れたのはシリウスシンボリ、しかし普通とは言い切れない。その姿は、まだ私に懐いていた頃のものだからだ。
「あぁ、分かっているよシリウス」
そんな彼女の姿に、私はどうにも弱かった。見れば見るほど郷愁にも近い気持ちが湧き上がってくる。抱き上げ、そのあどけない顔に覗かれると、それだけで、らしくなく思い出に耽ってしまう。
どうやら彼女は膝の上がお気に入りのようで、山にでも上るかのように私の膝の上へと昇ってくる。ある程度、仕事は終わっているとはいえ途中で区切るのも後味が悪いので、私はたづなさんに一言告げてシリウスの世話に移る。
「おねーちゃん! まえのおはなしのつづき!」
「あぁ、わかったよ。シリウス」
解決自体は時間の問題になるだろう。アグネスタキオンによれば、解決薬の目途は既にあるらしい故だ。しかし出来ればこのままずっと、と思う気持ちもないといえばウソになった。
それが何から湧き出たものかはわからないが、だからこそ、私この瞬間だけでも"皇帝"としてではなくただ一人、"シンボリルドルフ"として彼女に接する。
せめて、この気持ちが嘘じゃないと証明するために。
- 22スレ主 ◆6CbXn5LfqKzU22/07/31(日) 16:17:39
- 23二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 16:19:04
- 24二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 16:19:33
- 25二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 16:19:46
- 26スレ主 ◆6CbXn5LfqKzU22/07/31(日) 16:22:14
また二作品書きます 1レスで2作品書けてお得!
あと想定してるアモアイちゃんのキャラ設定資料ください - 27二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 17:47:12
蒸気を発するレースロボなウマ娘 ノリは良いが女王の仮面のせいで他の人と仲良くなれない トレーナーさんはキザな外国人トレーナー インタビューでアイちゃんのこと妻だ恋人だパートナーだって惚気てくる
- 28スレ主 ◆6CbXn5LfqKzU22/07/31(日) 20:41:35
朝日を見ながら、いつものように道を走る。
早朝は良い。ゆるく煌めく日差し、心地よい風、心乱すような喧噪とも心寂しく感じる静寂とも程遠い、草木のざわめき。その全てが私を走りを助長する。遠くへ、より遠くへと私を誘う。
すると私の前に何かが見えた。
鹿毛にも似た色を全身にまとう謎の四足動物。そして奇妙なことに、私は、サイレンススズカというウマ娘はシンパシーを感じていた。私とはどう見ても似つかないその生物に既視感と胸のざわめきを覚えたのだ。
それでも私の前を行くソレを前に、勝ちたくなった。速度はウマ娘のそれと変わらないこと、私と似たような逃げるような走り方をすること。走っているだけなのに、なぜか妙な確信をもって言い切れた。
そして仕掛けるために一歩、ダンと踏み切ったとき謎の痛みが足の裏に走った。視線をその方へ向けると、どうやら靴の方が先に限界を迎えていたらしく足の裏が擦れ無くなっていた。
ハッとして前を見ると、あの生物はこつぜんと消えていた。それが幻だったのか、それとも白昼夢だったのか。それは分からないが、勝ち逃げされたような感覚に歯噛みする。そして自然と、口から言葉がこぼれた。
「今度は……負けない……」
- 29スレ主 ◆6CbXn5LfqKzU22/08/01(月) 07:56:15
一時保守
- 30スレ主 ◆6CbXn5LfqKzU22/08/01(月) 13:11:24
「おい。トレーナー」
「どうした、ハニー?」
いつもみたいに歯の浮くような言葉をコイツはかけてくる。ブロンドの髪と青い目も相まって、様になっているのが腹が立つ。それに、これが浮ついた冗談だとわかっている。それでも気に掛けてしまうのは乙女心というやつだ。それ以上ない。
そしてこんなキザったらしい惚気トレーナーに、私は恋をしてしまった。毎日、十回以上は口説くような文言を投げてくるし、トレーナーインタビューでも私の事を妻だのなんだの言っている。そんな事を言われると、私がキュンとしてしまうと気づかないのだろうか、コイツは。
ならば私が取る行動は簡単だ。ただコイツを誘えばいい、いつもの調子で。なおかつ少しだけ距離を縮めて。
「今度の休み。買い出しに行く」
「分かった、デートだね。荷物持ちは任せておくれよ」
いつもの調子を装うが、どうにも顔は熱い。バレないようにしているが、やはり私を担当するだけあって察しはいい。声が震えているとか、顔が赤くなっているとか、隠したいことを全部赤裸々に言葉として伝えてくる。そしてトレーナーとして、体調を案じてくる。
そういうところ、いつもは好きだけど今は嫌いだ。
だからうるさいと一蹴する。そして少しばかり強引に、こちらのペースへ引きずり込む。まぁ、結果だけ言えばかなりあたふたしたような気もするが。
「はぁ……。分かりましたよ、そこまで言うなら。買い出し行きましょうか。でも倒れたら絶対に中断しますからね」
「あぁ、分かった」
初めてのデート。密かなガッツポーズさえコイツは見通してきた。
やっぱりコイツは好きだけど、嫌いだ。
- 31スレ主 ◆6CbXn5LfqKzU22/08/01(月) 13:11:48
- 32二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 13:12:44
ksk
- 33二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 13:14:32
- 34二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 13:14:58
ksk
- 35二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 13:15:12
- 36スレ主 ◆6CbXn5LfqKzU22/08/01(月) 13:16:40
了解といいたいけど、オルフェンズまったく知らない…
ある程度概要を教えてくれると助かる - 37二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 13:20:04
- 38スレ主 ◆6CbXn5LfqKzU22/08/01(月) 13:22:10
- 39二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 21:47:12
保守
- 40二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 06:44:25
ほ
- 41二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 08:47:28
リハビリだっつってんのになんてお題を……
- 42スレ主 ◆6CbXn5LfqKzU22/08/02(火) 11:07:06
「ハァッ……ハァッ……ハァッ……。まだだ……」
息も絶え絶えに彼女は走る。脚の悲鳴すらすでに絶え、背中から蝕む気配は恐怖でも焦りでもなく、刃物を向けられたソレに近い。
「あと……少しでっ……!ボクは、彼女に……っ!」
ゴールまでの距離はラストスパートの直線を残すのみ。ここさえ逃げ切れば。そう彼女が思うのも無理はない。
「もうすぐ……っ! もうすぐでゴールに……っ!!」
血反吐を吐くような走り。いつの間にかスタミナは底を尽きていると、フラフラとぶれる脚がそれを表していた。
そしてその隙を突くものが一人。風と共に駆け上がってくる。そして彼女は、その者の名前を知っていた。
「マックイィィィイーーーーンッ!!」
息も絶え絶えに芝の上で倒れ伏す彼女に、葦毛のウマ娘、マックイーンはその首筋を掴む。そして無理やりに起き上がらせては自らの方へと目を向けさせる。
「勝ちました……わよ。私が、望んだように……貴女が、望まれたように……」
その瞳には大粒の涙があった。それはどのような感情が引き出したものか、今の彼女には分からないものだった。
- 43スレ主 ◆6CbXn5LfqKzU22/08/02(火) 11:07:35
よく分かんないものになっちゃった…
次 >>45
- 44二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 11:10:13
ksk
- 45二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 11:10:44
ヤエノと師範代の猫カフェデート
- 46スレ主 ◆6CbXn5LfqKzU22/08/02(火) 19:34:09
「あの……師範代……。えっと、よろしいので?」
「うむ、鍛錬ばかりもまた毒だ。それに、ヤエノはこういう所が好きと聞いてな」
私の目の前にあるのは最近できたという猫カフェ。中から見える猫たちはあまりにも愛らしく、もし一人ならきっと正気を失ってもおかしいくらいには。
だけどもそうなると、少しばかり迷いが生じる。今、この人の前……つまり師範代の前でそんな顔を見せていいものかと。信じていないわけではないし、私のためにこの場所を紹介してくれたのも理解している。でも、やはり他人に見られると自覚してしまうと自制の方が先に働いてしまうのだ。そう鍛えられたのだから、当然ではあるが。
「おや……嫌いだったか?」
「いえっ!ですが……師範もここに入るつもりで……?」
「うむ……少しばかり気になっていてな。もし気になるというのであれば……」
「いえ、ただ気になっただけで……」
そんなやり取りの後、二人で店に入る。師範代がこういう所を気にしていたのは意外だが、新しい一面が見れて少しばかり頬が緩んでいたらしく、それを微笑みとともに指摘された。
いざと入れば膝に座られたり、師範代になでろと要求したりする猫たちがそれがもう可愛く、ただそれが愛らしかった。ふと、何か邪な何かが思考によぎるが、見透かされていたかのように猫パンチが頬に飛んできた。
そうだ。私たちはそういう歳ではない。まぁ、それでも猫カフェを楽しむのに関係はないらしい。
そうして暫くたわむれた後にカフェを出る。
「そうだ、師範。また来ませんか」
「あぁ、私でよければ」
ポツリ、と呟いた約束をこの人はパッと答えた。
果たされるといいなぁ…… - 47スレ主 ◆6CbXn5LfqKzU22/08/02(火) 19:34:40