- 1二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 21:07:06
……で、なんでアンタがいるの?
うん……他の参加してる人が学生からの後輩でその人に誘われたんだ。それでか……。
あーうん……あたしはネイルの仕事しながら修行中ー。
仕事も慣れてきたしあたしも彼氏とか欲しいなーって思ってたら友達が声かけてくれたの。
んで、アンタは? つーか、あたしの時もたまにこうして合コン行ってたん?
へー、今はチームトレーナーやってるんだ。それで新人のサブトレも仕事覚えてきて余裕ができたから息抜きに来たんだ。相変わらず忙しそうじゃん。
てか、最後に会ったのいつだっけ? 卒業式以来だから……三年ぶり? もうそんなになる? マジ?
まあ話は大体わかったし、とりま席に戻ろっか……。
あれ、みんなの所に戻んないの? もう帰る?
さすがに元とはいえ担当と一緒に飲んでて出会い探すとかそんな気になれない?
まあだよね。あたしもそんな感じ。
じゃああたしも帰るわ……。
いや、気にせず楽しんで来ればいいって言われても、あたし一人で戻ってみんなに色々聞かれるのもイヤだし。
うん。でしょ。
……え? うん……まあそうだね。ここまで来たんだし。
んじゃあ今日は合コンじゃなく同窓会って事で、二人で飲み直しに行こっか〜。
この後予想外にいろいろ盛り上がってお酒が進んでしまい、次の日起きたら付き合う事になった。 - 2二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 21:08:56
これはヤったな(確信)
- 3二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 21:17:02
合コン開始からいきなり二人で抜け出してる…
- 4二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 21:18:06
そういう未来が見たかったんだよ
- 5二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 21:18:28
今気づいたけどこいつかわいいな
- 6二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 21:18:41
- 7二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 21:20:09
こんくらいは時間掛けないと想像つかんしな
- 8二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 21:20:45
- 9二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 21:21:17
(肩を寄せて並んで帰る二人を見ながら拳を合わせる他のメンバー)
- 10二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 21:21:29
- 11二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 21:22:26
個人的にだけど、ジョーダンも元ジョーダントレもずっとお互いの事気にしてるのバレバレだから裏でシチーとパーマーとヘリオスがもの凄い勢いで動いてそう。もちろん現チームのメンバーも全部知った上で元ジョーダントレを送り出すまでしてそう。
- 12二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 21:23:59
次の日付き合ったと聞いて全員揃って満面の笑み。
- 13二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 21:33:02
- 14二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 21:33:56
シチーは曇るのにジョーダンは上手くいく、何がこの二人を分けたのか
- 15二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 21:40:06
シチーはなんか負けヒロインぽいんだよね
美人でトップモデルで内心は勝ちを求めるいい女なんだけど最初から持ってる側なところあるから
ジョーダンはどん底からのスタートでおバカだけど友達思いだから可愛がられるタイプというか
シチーもいい子なのは間違い無いんだけども
- 16二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 21:44:36
ジョーダンとジョートレが飲んでてどれくらいでそんな空気になったんだろうか
どっちも無意識に相手がときめく事言いそうだけど - 17二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 22:05:26
昔話に花を咲かせながら飲んでたらそのまま終電を逃すジョーダン
ほっておけずやむなく自分の家に呼ぶトレーナー
ベッドはジョーダンに譲ってトレーナーはソファーで寝ようとするけどジョーダンはいい子なので一緒に寝ればいいと提案
トレーナーも酔ってたので(まあジョーダン相手に変な気にならないか)と考えて二人でベッドに入る事に
電気を消して薄暗いままジョーダンと向かい合い思いついた事をぽつぽつ話す二人
ふと感じる互いの体温と吐息
どちらともなく互いに近づいていく唇
頭ではまずいと思いながら酔いと抗えない熱情に突き動かされるように互いの肉体に手が伸びていく二人
- 18二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 22:09:42
久々に会ったアイツと、なんとなくで会を抜け出して。積もる話に花が咲くって、こーゆーことなんだろう。合コンは二人の同窓会になって、それから二次会だか三次会だか適当な理由を付けて連れ回した。なんでこんなことをしたのかは自分でもわかんない。本当はわかってるんだろうけど、それを言葉にできなかった。一緒の時間が懐かしいような、安心するような、そんな感じがした。そういうことにしておいた。
「ジョーダン、そろそろ……」
「はあー? ここで解散とかわかってなさすぎー」
酔っ払ったように見えているんだろうが、酒に呑まれるなんてヘマはシチーと飲んだ時の一度しかやってない。今の意識はしっかりしている。左手首に目を落とせば、確かにいい頃合いだった。
「だってこれからが本番でしょ?」
「あーもう、帰るよ! 店員さんお勘定――」
そのままお店の外につまみ出される。夜の街の人影はまばらで、わずかに火照った頬が冷やされる。でも、心の奥は熱されたままだった。チリンと音がして、彼が扉から出てくる。燻った火種からもやもやが生まれてくる。
「駅は同じだったよね。ほら、行くよ」
彼が先導するように歩き出す。もやもやがぐちゃぐちゃになっていく。胸が苦しくなって、わけわかんない。でも、一つだけ、確かに思うことがあった。腕を伸ばして、彼の手首を掴む。
「……終電、なくなった」
「え? まだ――」
「無くなったものは無くなったの!」
明らかに困ったような顔つき。それもそうだ。自分で言ってて支離滅裂だと思う。でも、これしか彼を引き留める方法を知らなかった。
「……ジョーダン。そういうセリフは他の人の前で言ったら駄目だからね」
なんだかむかついた。あたしだってもう大人だ。こんなのしか知らないけど、意味するところくらいは知っている。掴んだ手を引っ張って、胸元に耳を寄せて目を瞑る。なんだ、アンタも心臓バクバクじゃん。なのに紳士ぶっちゃって。
寄せた身体から離れる。じっと彼の目を見上げれば、その瞳に映るあたしはすっごく悪い笑顔をしている。これからもっと悪いことをしようとしているんだから、ぴったりの顔に見えた。
「これ以上言わせんな、バカ。アンタとあたしが行くのは、こっち」
門限なんてものはもう存在しない。向かうべき道とは逆。あたしは彼を引き連れて、ネオンの方角へと足を踏み出した。 - 19二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 22:48:52
ありがとう…
- 20二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 23:02:06
強かジョーダンいいぞ
- 21二次元好きの匿名さん22/07/31(日) 23:03:12
社会に出てトレーナー以上の男がいないことに気づくジョーダン概念