ここだけカフェとトレーナーが結婚してから Part4

  • 1二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 20:06:20

    カフェ&カフェトレ夫妻と二人の娘として生まれ変わったお友達&妹達と友人達のスレです。


    生を謳歌するサンちゃんたちを妄想しましょう。


    前スレ

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  • 2二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 20:07:12
  • 3二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 20:08:46

    保守とかお願いします

  • 4二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 20:09:16

    まだまだネタはありまーす!
    スレが続く限りは書いていくデース!

  • 5二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 20:10:35

    SSの方も大変ありがたや…………

  • 6二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 20:12:20

    ありがてぇなぁ…どっかで家族構成纏められてないかしら

  • 7二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 20:14:21

    >>6

    必要なら設定集を前スレの埋めついでに投下しておこうか?

    保守ついでにこっちでもいいけど

  • 8二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 20:15:08

    >>7

    こっちに投げといた方が上にあるし、見やすいと思うかな。

  • 9二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 20:16:14

    とりあえずカフェ夫妻とサンちゃん→ヒルノダムール→ジョーカプチーノ
    の三姉妹しら?

  • 10二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 20:21:35

    体型あんまり変わらないカフェすき

  • 11設定資料(その1)22/08/01(月) 20:45:40

    サンデーサイレンス(サンちゃん)
    3姉妹の長女。154㎝。かつてのカフェのお友だち。カフェgoodエンド以降姿を消していたが、カフェトレと結婚したカフェの子供として転生。
    パパと仲良し。あまりにも仲良しなことと、そっくりな姿から、カフェに自分からトレーナーさんをとる気でいるのではないかと内心警戒されている。
    性格は男勝りで、数多の問題行動の話から怖がられることも多いが、交友関係は割と広く、クラスメイトからは信頼されている。噂によるとファンクラブが学園内に存在しているとか。
    家族愛が強く、またかなりシスコン気味であり、インタビューを受けるとパパとママのことで4割、妹たちのことで5割話し、自分のことをあまり話さないのが困った癖。

    ヒルノダムール(ダムちゃん)
    3姉妹の次女。152㎝。恋に恋して、大人のキラキラレディを目指す女の子。かわいいものが好き。
    サンデーによく懐いており、今も昔も一緒に出かけするのが一番の楽しみ。
    サンデーには妹として甘え、カプにはお姉ちゃんとして振舞う。そんな姿を両者からかわいいと思われている。
    パパからは一番早く自分から離れてしまうのではないかと心配されている。過保護気味なパパに若干あきれつつも、その愛情は嬉しく思っており、対パパにおいては姉妹最強格。
    性格は姉妹の中で一番年相応。少しわがままで、お勉強も苦手だが、なりたい自分に向かって日々精進中。

    ジョーカプチーノ
    3姉妹の三女。169㎝。少し前まで姉二人と比べてもかなり小さかったが、ここ数年で一気に伸びた。成長著しすぎて頻繁に服を買い変えないといけないことと、姉や母とお揃いの服がほとんど買えないのが悩み。
    非常に健啖家で、そのくせ全く太らないので、ダムからはいろいろな意味で羨ましがられている。
    カフェに懐いており、よくパパとどっちがカフェを膝の上に乗せるかでバトルしている。末っ子ムーブで譲らせるので、基本的にはパパに負けない。
    長い距離は苦手でありスプリントからマイルが主戦場。ママとの親子制覇が困難なことがコンプレックスらしい。
    家族の中で一番溺愛されており、本人の性格ものんびりしているので、クラスメイトからも癒し系として扱われる。

  • 12二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 20:46:31

    とりあえず姉妹の設定集
    パパママやゴアとかこの設定はまた気が向いたら

  • 13二次元好きの匿名さん22/08/01(月) 21:07:11

    カフェを乗せる先で火花散らすの可愛いね……

  • 141/322/08/02(火) 01:36:50

    時計は6時過ぎを指している。人間、意外とどんなものにも慣れることができるものだ。3時間ほど前は眠れるか不安だったが、身体を支えてあげればカプの動きが治まることに気が付いた後は、ふつうに眠ることができた。
    思えば普段カフェに甘えることが多く、俺にはあまりくっついてこないカプが、無意識とはいえ密着してきたことは非常に喜ばしいことだ。あとは、カフェやサンデーたちに気づかれる前に、カプを下ろせば何も問題はないはずだ。

    「サンデーたちは……まだ寝てるな」

    左側で眠るサンデーとダムはまだ夢の中だ。普段は元気いっぱいで、大変な思いをすることもある二人だが、眠っている姿は昔と変わらず天使のようだった。
    後はカフェの方を確認して、うまくカプをおろせば無事に済む。そう思い右側で眠るカフェの様子を探るため顔を向けた瞬間、

    「…………」

    ばっちりカフェと目が合ってしまった。
    カプが俺の上に乗るに至る事情を知らないカフェの視点から見た今の状況は、俺が浴衣をはだけさせたカプを乗せ、腰に手をまわして抱きしめている状態だ。

    (終わった……)

    言い訳はできない。やましい気持ちは一切ないが、カプがくっついてきて嬉しかったのは事実。
    出発まで説教かつ再来月のお小遣いなし、帰ってからカフェが満足するまで埋め合わせで済めば御の字だろう。最悪の事態も覚悟しなければならない。

    「おはようございます、トレーナーさん……」
    「お、おはよう、カフェ」
    「……カプちゃんをこっちに渡してください」
    「はい……」

    カフェが普段と変わらない語気なのが余計に恐ろしさを感じさせる。怒りが限界を超えて平静を保っているパターンだろうか?

    「まったくカプちゃんは、パパを困らせたらだめですよ?トレーナーさん、ちゃんと眠れましたか?疲れが残っているのなら、私が運転しますから」
    「……怒ってないの?」
    「?どうして怒る必要が……?」
    「だってカプが……」
    「もちろん、今日カプちゃんに取られた分は埋め合わせてもらいます。ですが、私がいつでも娘に嫉妬する母親だと思わないでください」

  • 152/322/08/02(火) 01:37:21

    普段サンデーに嫉妬しまくっているカフェが、自分の日常をとられて機嫌が悪くならないわけがないと思っていたが、どうやらその予想は間違っていたようだ。
    理由はわからないが、カフェ自身が納得しているのならいいだろう。


    「今日でこの旅館から離れるとなると、寂しいもんだな」
    「ねー。来たときは緊張したけど、たまにはいいかもね、こういうところも」
    「お父さん、また頑張ったら連れてきてくれる?」

    娘たちは今回の休暇旅行を楽しんでくれたようだ。高い金額を出して、満足してくれなかったらどうしようかと不安に思っていたが、杞憂で終わって本当によかった。
    いろいろあったが俺もしっかり休むことができたし、あと少しで始まる合宿に向けていい時間を過ごせたのではないだろうか。

    「それであなた、これからどうしますか?」
    「今のところはまっすぐ家に帰ろうと思うんだ。もちろん、道すがらよさげなところがあれば立ち寄るかもしれないけど」
    「無理はしないでくださいね。昨日は大変だったんですから」
    「わかってるよ。途中で何かあったら、ちゃんと休むから」

    荷物の積み込みも終わり、出発の準備は整った。今から家に向けて出発しようと思ったとき、電話が鳴った。

    「誰からだ?……この番号は……もしもし?」
    「もしもーし。お久しぶり~?元気にしてた?」
    「姉さん?」

    電話の主は姉だった。珍しいこともあるものだ。普段は向こうから掛けてくることなんてほとんどないのに。

    「お兄ちゃんが数日前に帰国しててさ。時間があったら顔を出しに来てほしいの」
    「別に俺は構わないけど。いいのか?俺たちが行くと、5人増えるぞ?」
    「いいのいいの!家族揃う機会なんてあまりないんだから。お母さんたちも楽しみにしてるから、気を付けて来てよ?」
    「わかってるよ。じゃあまた後で」

  • 163/322/08/02(火) 01:37:46

    急な話ではあるが、実家に立ち寄ることになった。あの感じだと、たぶん泊まっていくこと前提にしてそうだな。実家は家に帰るまでの道すがらにあるので、手間がなくていいけど。

    「パパ、おばあちゃんたちの家に行くの?」
    「おじさんも来てる?久しぶり」
    「そうみたいだな。全く兄さんも帰ってくるなら、連絡してくれたらいいのに」
    「アナタのお兄さんですから。黙っていて、驚く顔が見たかった、とかだと思いますよ」
    「ひどいな。まるで俺が今までカフェを揶揄ってきたみたいじゃないか」
    「パパはいつだってママを揶揄ってきただろ?無意識でやってたならひどい話だな!」

    後ろからサンデーが座席を蹴ってくる。確かに、カフェを弄ったことはあるが、ここまでされる覚えはないんだけどな。

    「とにかく、今からおばあちゃんたちの家に行って、姉さんや兄さんに会うから」
    「「「はーい」」」
    「……嬉しそうですね、あなた」
    「そう?」
    「ええ、とっても」

    自分では気づかないが、カフェが言うなら表情が緩んでいるのだろう。
    兄に会うのは久しぶりだ。今どうしているのか、可愛い娘の成長を見て、どれだけ驚いてくれるか。楽しみはたくさんある。
    旅行で自分の家族と思い出を作ったのち、今度はより大きな家族での時間を過ごせると考えると、幸せな人生だと思えるのだった。

  • 17二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 02:32:25

    あげ

  • 18二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 03:32:03

    カフェトレの実家滅茶苦茶デカいな!?

  • 19二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 13:02:32

    実家!

  • 20二次元好きの匿名さん22/08/02(火) 16:59:40

    お兄ちゃんも海外住まいなあたり中々なお人だな
    実家が太い………!

  • 21二次元好きの匿名さん22/08/03(水) 01:00:43

    カフェは人の実家で可愛がられてそう

  • 22二次元好きの匿名さん22/08/03(水) 01:25:22

    実家でわちゃわちゃしてるのが見える!

  • 23二次元好きの匿名さん22/08/03(水) 06:11:41

    家族構成のも次からのテンプレにするべ

  • 24二次元好きの匿名さん22/08/03(水) 12:08:48

    あげ

  • 25二次元好きの匿名さん22/08/03(水) 19:11:50

    保守

  • 261/322/08/03(水) 23:25:19

    おお、久しぶりだな!しばらく会わないうちに大きくなったなあ。うんうん、ちゃんと大事にされているようで安心したぞ」
    「おじさんも元気そうでよかった。お仕事は終わったの?」
    「今は調査が一段落したところだ。三年帰ってきていないと、忘れられるかもしれないからな。君らに覚えていてもらうために今回は帰ってきたんだ」
    「もうおじさんったら!アタシたちが忘れるわけないでしょ?」

    伯父が帰ってきているということで急遽パパの実家を訪ねることになった。久しぶりに会った伯父は、最後にあったときよりも日焼けしていたが、雰囲気はまるで変っていなかった。
    伯父は研究者、伯母はファッションデザイナー。そしてパパが中央トレセン学園のトレーナー。こうして並べてみると、パパたちってかなり優秀な兄弟なのだと実感させられるな。

    「カフェちゃんもお疲れ~。急に呼び出す形になっちゃってごめんね?嫌じゃなかった?」
    「いえ、そんなことは……。お義兄さんたちやお義母さんたちに会うのは、楽しいですから」
    「そういってもらえると嬉しいな。ほんとケイちゃんはいい子にあったわ」

    カフェとパパの実家の関係は非常に良好だった。カフェの人柄もあるが、何といってもパパの家族らしく、誰も彼も気のいい性格なのがあっていたのだろう。
    パパが末っ子である分、それよりも年下でおとなしいカフェは、もう一人の娘や妹のように扱われているのだった。

    「そうだ。三年分渡せてなかったから、今色付けて渡しておかないとな。ほら三人とも、お年玉と進学祝い」
    「……おじさん、これだいぶ色付けてるだろ?大丈夫なの?研究でかなりお金かつかつらしいって聞いてるけど」
    「そういうことは気にするんじゃない。俺が渡したいから渡すんだ。何ならほしいものがあったら言うんだぞ?ケイが買ってくれないやつがあるなら、おじさんが買ってやるぞ?」
    「お兄ちゃんほどではないけど、私もお金は出してあげるからね。遠慮せずに言うようにね」

    伯父からの提案を聞いて、ダムの顔が急に明るくなった。一昨日俺やカフェに約束させたプレゼントの件は、昨日のパパとの一件で取り消されたので、この機を生かして伯父に買ってもらおうという算段なのだろうか。
    カプの方はカプの方で、物欲よりも食欲が動いているようだ。目をつぶって何がいいか考えているように見えるが、口の端からよだれが出てるぞ。

  • 272/322/08/03(水) 23:25:38

    「兄さん、姉さん……。娘たちを甘やかしすぎないでくれよ。さっきまで俺がかなりいい思いさせてきたんだから」
    「お前と違って、俺たちは会える時にちゃんとプレゼントしておかないといけないんだから」
    「それに、ケイちゃんに甘やかしすぎなんて言われたくないかな。この子たちの着てるものとか、かなりお高いやつよ?一般的なティーンはここまで与えられることはないからね」

    伯父と伯母の言うとおりである。パパの俺たちに対する溺愛ぶりはかなりのものであり、欲しいと言えば大体何でも買ってくれる程度には財布もゆるかった。
    それに、毎年誕生日にギフトカタログなんて言って、10万近い製品から選ぶように言ってくるのだから、パパに甘やかすなといわれても納得いかない人の方が多いだろう。

    「娘のことばっかり大切にして、カフェさんの事ないがしろにしてたりしないだろうな?」
    「そんなことはありませんよ。いつだってこの人は、私のことを、大事にしてくれていますから……」
    「それならいいけどね。ケイちゃん、こんないい子は滅多にいないんだから、カフェちゃんの優しさに甘えてちゃだめよ?」
    「分かってるよ。それと姉さん。俺だってもう40半ばなんだ。もうケイちゃんなんて年じゃないんだから、やめてほしいんだけど」
    「なにいってるの。私にとっては何歳になってもケイちゃんはケイちゃんよ」

    さすがのパパも兄や姉には弱いようで、会うたび二人に揶揄われていた。
    以前聞いた話によると、昔のパパはかなり伯母に懐いていたらしく、いつも後ろにくっついているようなタイプだったらしい。年の離れた弟ということで、伯父と伯母には溺愛されていたようだ。
    それを聞いた時、パパがカフェや俺たちのことを溺愛するのは、自分がそうされてきたからなのではないかと思ったほどであった。

    「さてと、この子たちのこと考えると今ある分だけじゃ足りないだろうし、買い物に行きますか!ケイちゃん、カフェちゃん。付き合ってもらえる?」
    「はい、いいですよ。私もお手伝いしますから」
    「拒否権はないんだろ?じゃあ兄さん、サンデーたちの事見ておいてくれ」
    「任せておけ。母さんたちが帰ってきたら、買い出しに行ってると伝えとくから」

  • 283/322/08/03(水) 23:26:19

    パパたちが出て行って、家には伯父と俺たち3人だけが残された。
    あの感じだとしばらく時間がかかるだろうし、どうやって時間を潰すか……。

    「そういえばおじさん」
    「どうしたカプ?」
    「どうしておじさんたちはお父さんの事”ケイ”って呼ぶの?」

    確かに気になることだ。パパの名前にケイという音は入っていないはずだ。ならばどこからケイがやってきたのか?

    「それはな、ケイの名前の読みの問題だ」
    「読みの問題?」
    「あいつの名前は少し変わった読み方をするだろ?」
    「そうかも。アタシも最初はパパの名前ちゃんと読めなかったし」
    「でも別の読み方もできたから、そっちで呼ばれることも多かったんだ。その呼び方にはケイが入っているから、愛称がケイになったんだ」
    「へえ~」
    「ケイの知り合いのほとんども、正しい読みより愛称で呼んでるからな。正しい読みをするのはおじいちゃんおばあちゃんと、カフェさんくらいだな」

    ……カフェがパパの名前を呼んでいるの聞いたことないな。昔はトレーナーさんだし、いまは基本的にはあなたで、二人きりの時にトレーナーさんに戻っているはずだ。
    何かのきっかけがあって呼ぶのをやめたか、もしくは特別なときにしか呼ばないようにしているか……。あっ。

    「?お姉ちゃんどうしたの?」
    「急に顔が赤くなった」
    「いや、なんでもない。なんでもないぞ」
    「そう?ならいいけど……。でもママがパパの事名前で呼んでるの聞いた覚えがないな~」
    「私も。お父さんはいつでも名前で呼んでるのに」

    あくまで俺の勝手な予想だ。これを表に出して違ったら、カフェに何を言われるかわかったものじゃないから黙っておこう。
    それに、ダムやカプにこの話はまだ早い。もう少し成長して、受け入れられるようになってからでいいだろう。

  • 29二次元好きの匿名さん22/08/04(木) 01:09:10

    特別な時(意味深)

  • 30二次元好きの匿名さん22/08/04(木) 01:12:21

    特別な時(週三)

  • 31二次元好きの匿名さん22/08/04(木) 01:14:55

    特別な時(深夜)
    サンデーに聞かれてなくてよかったね、カフェ

  • 32二次元好きの匿名さん22/08/04(木) 06:23:25

    兄やら姉やらにちやほやしまくられる末っ子夫婦の図!

  • 33二次元好きの匿名さん22/08/04(木) 07:02:10

    これ兄や姉に子供いたらカフェトレとの年齢差的にカフェの同年代で憧れのGⅠウマ娘が叔父さんの嫁だった件…みたいなことになってそうだな

  • 34二次元好きの匿名さん22/08/04(木) 12:29:24

    夜に呼んでそうですね...

  • 35二次元好きの匿名さん22/08/04(木) 17:41:35

    兄姉からの呼び名を愛称にして本名を誤魔化したのはいいものの、両親はちゃんと呼んでいる+普通に帰ってくるとしてしまったせいで呼称問題から逃れられなくなってしまった
    後先考えないのが悪いんですけどね

    カフェトレの本名が何なのか、せっかくだから予想してみてね

  • 36二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 01:43:46

  • 37二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 02:12:12

    「ちさと」くんとかかしら……

  • 38二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 12:11:48

    あげ

  • 39二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 19:19:50

    何してるんですかね...

  • 40二次元好きの匿名さん22/08/06(土) 01:20:55

    敬ちゃんとか慶ちゃんとか………?

  • 41二次元好きの匿名さん22/08/06(土) 05:39:39

    おじさんおばさんは久々に会うこんなテンションになりがち

  • 42二次元好きの匿名さん22/08/06(土) 10:52:07

    あげ

  • 43二次元好きの匿名さん22/08/06(土) 18:57:07

    カフェ可愛がられてるのわかる

  • 44二次元好きの匿名さん22/08/07(日) 02:21:56

    あげ

  • 45二次元好きの匿名さん22/08/07(日) 06:56:52

    なんか兄の方から時々コーヒー豆とか届いてそうだな

  • 46二次元好きの匿名さん22/08/07(日) 11:56:12

    カフェトレの実家も楽しそうやな

  • 47二次元好きの匿名さん22/08/07(日) 19:04:34

    ほし

  • 481/422/08/07(日) 23:05:57

    お祖母ちゃんが俺たちをもてなすために、たくさん料理を用意してくれるのはいつものことだ。
    だが、今回はいつにも増して気合が入っているようだった。

    「まだまだあるからね。遠慮しないでどんどん食べるんだよ」
    「うん。私はまだ食べられる。お母さん、お替り」

    ……用意された料理の大半は、カプの腹の中に消えていってるわけだが。まあ、これだけ食べてくれる孫がいれば、気合が入って当然か。
    のんびりしていると俺の分までカプに食べられてしまいそうだ。ここで食べ損ねたら、次食べられるのはいつにわからない。もうすぐ合宿もあるんだ。ここで食べておかないと、乗り切れないかもしれない。

    「ダムもちゃんと食べてるか?お前は昔からムラがあるからな」
    「心配しないでいいよ。お祖母ちゃんのごはんなら、いつでも食べられるから!」

    さっきから俺たちのためにたっぷりと料理を作ってくれるお祖母ちゃんや伯母さん、カフェには頭が下がるし、それをどんどん持ってきてくれるパパと伯父さん、お祖父ちゃんにはちゃんとお礼を言わないといけないな。

    「カフェちゃん、手伝ってくれてありがとうね。あとは私たちでやるから、サンちゃんたちと先に食べてくれていいのよ?」
    「いえ……お義母さんにやってもらってばかりでは、いけませんから」
    「本当に良い子だね君は。君みたいな子、息子にはもったいないくらいだよ」
    「そんなことありません。私は、いつだって支えてもらってきましたから……」
    「カフェちゃんにここまで言ってもらえるなんて、本当にうれしいわ。景福、あんたもこういうのを当然と思っちゃだめよ」
    「分かってるよ母さん。ほら、後は俺がやるから。サンデーたちと食べておいてくれよ。3人とも、母さんたちと一緒に食べるの楽しみにしているんだから」

    パパの実家は本当ににぎやかだ。お互い遠慮はないが、それで険悪になるということはなく、むしろその硬すぎない雰囲気が、俺にとっては心地よい。

    「お腹いっぱい……満足」
    「それならよかったわ。かわいい孫のために張り切った甲斐があったわ」

    大量にあった料理はすべてなくなった。3割くらいはカプが食べていた気がする。これだけ食べてほとんど太らないのだから、羨ましい限りだ。
    洗いものはパパと伯父さん、お祖父ちゃんがやってくれている。あの量にはかなり時間がかかるだろうから、後でパパをねぎらってあげないとな。

  • 492/422/08/07(日) 23:07:14

    「そうそう、サンデーちゃんたちに渡さないといけないものがあったわ。はい、春のシーズン頑張ったご褒美」
    「わあ、ありがとうお祖母ちゃん!」
    「いいのよお礼なんて。かわいい孫たちが頑張ってる姿を見て、私達も元気をもらってるんだから」
    「お父さんなんて、少し調子が悪い時期あったのに、頑張ってるサンちゃんたち見て一気に回復したもんね~」

    俺たちの走る姿を見て、元気をもらったと感じてもらえるなら、喜ばしいことだ。
    これは夏以降も頑張って結果を残さないといけないな。

    「そういえば、せっかく全員揃ってるんだしあれやらない?」
    「あれ?」

    あれとはいったい何だろうか。いままでやってきたことはいろいろあったが、絶対に行われてきたことはなかったはずだ。それに、全員揃っていると伯母さんは言っているが、伯父さんや伯母さんの家族は今回は来ていなかった。

    「伯母さん、あれって何?」
    「私たち家族の儀礼みたいなものよ。私やお兄ちゃんはもうやってるんだけど、ケイちゃんはまだだからね~」

    そう話す伯母さんの顔はどこか楽しそうだった。楽しそうというよりか、何かを企んでいるような……。

    「お母さん、ケイちゃんのまだ残ってるよね?」
    「……お父さんの何かがあるの?」
    「みんなはケイちゃんのの昔の記録見たことないでしょ?せっかくだから、皆でそれを見よかなって」
    「本当は景福が成人したときに家族で見る予定だったんだけど……。みんな忙しくて、あの子の分だけは作ったままで放置しちゃってるのよね」

    パパの昔の記録。それは実に興味深いものだ。パパはなかなか昔の自分のことを話してくれないからな。どれだけねだっても、カフェに出会って以降の話しかしてくれないので、俺にとってはあまり新鮮味がなかったんだ。

    「じゃあ準備してくるね。カフェちゃん、もしケイちゃんが逃げようとしても、ちゃんと捕まえておいてね」

  • 503/422/08/07(日) 23:14:19

    洗い物を終えて戻ってきたパパたちは、伯母さんのやろうとしていることを聞いて2種類の反応を示した。
    パパはものすごく嫌がって、伯父さんたちは諦めろと諭していた。
    パパはせめてもの妥協案として、見るのはいいけど俺たちとは別にしたい、伯父さんたちの時は子供や配偶者は見てなかったと主張していたが、結局押し切られてしまっていた。

    「なんで俺だけ……。カフェや娘たちに昔の記録を見られないといけないんだ……」

    パパとしては、自分の高校までの記録を俺たちに見られるのは不服なようだ。まあその気持ちは理解できなくはない。内容次第ではあるが、今後揶揄われる原因となるかもしれないからな。

    「じゃあ今から景福の成人祝いに作った、18年の記録の上映会だ」
    「この子のはちょっと長いからね。1時間くらいだったかしら」
    「はあ!?なんで俺のはそんなに長いんだよ!兄さんや姉さんのは20分くらいだったじゃないか!」
    「だってなあ」
    「ケイちゃんは私たちと年が離れてるしね~」

    パパの抗議の声は封殺され、上映会が始まった。
    そこに写されていたのは、俺たちの知らない頃のパパの姿だった。

    「昔のパパかわいい~。今はかっこいいのに」
    「でしょ?ケイちゃんはとってもかわいかったの」
    「それが今ではそれが今では立派になって、中央のトレーナーだからな。時間は人を変えるもんだなあ」
    「お父さんがついていってるの伯父さん?」
    「そうだな。昔のケイは俺たちの後ろをついてくる弟だったからな」
    「……女性と一緒にいることが多いですね……」
    「景福は女の子と仲良くなるの上手かったからねえ」
    「お兄ちゃんより先に結婚相手見付けるんじゃないかっていつも言ってたもんね」
    「本当にそうなってしまったわけだけどな」
    「うるさいよ父さん。ちゃんと相手見付けて、子供もいるんだからいいだろ」

    映像を見ながら思い思いの感想が飛び交う。お祖母ちゃんたちは昔のパパの思い出を話し、俺たちは知らなかったパパの過去を見て、いろいろな感情が呼び覚まされてきた。
    対照的に、パパはさっきからずっと黙っている。自分の過去の映像を見ながら繰り広げられる会話に入っていくのは嫌なのだろう。それは当然だろう。

  • 514/422/08/07(日) 23:14:47

    「これで終わりね。いや~久しぶりに昔のケイちゃんみたけど、やっぱりかわいいわ」
    「アタシもパパの知らなかったこと知れて満足!」

    パパの昔の記録を見られて、非常にいい時間を過ごせた。だが、これをネタにパパを揶揄うのはやめておこう。パパとしてはあまりうれしくないものらしいから。
    パパは途中からカフェを抱きしめて、まるで何かを押し殺すようにしてじっとしていた。

    「あ、あの、トレーナーさん……?」
    「……」
    「ケイ、その癖まだ残ってたのか」
    「昔は対象が私だったんだけどね。今となっては姉よりもカフェちゃんか」

    嫌なことがあったり、疲れが極限まで達したりした時に、身近な大切なものを抱きしめる。ダムやカプに見られる癖だが、パパからの遺伝だったんだなあ。

  • 52二次元好きの匿名さん22/08/08(月) 00:04:25

    カフェ顔真っ赤で何もしゃべれなくなってそうでかわいい

  • 53二次元好きの匿名さん22/08/08(月) 00:09:12

    1番信頼してるのはそりゃ大好きな嫁さんだよなぁ…

  • 54二次元好きの匿名さん22/08/08(月) 06:31:59

    二人してゆでダコ状態説

  • 55二次元好きの匿名さん22/08/08(月) 08:23:22

    このカップル相変わらずいちゃついてんな!

  • 56二次元好きの匿名さん22/08/08(月) 17:26:25

    「かげよし」くんだったのね

  • 57二次元好きの匿名さん22/08/08(月) 20:27:43

    このレスは削除されています

  • 58二次元好きの匿名さん22/08/09(火) 01:33:25

    カフェトレの実家の雰囲気すげぇわかる

  • 59二次元好きの匿名さん22/08/09(火) 07:30:53

    かげよし君は絶対に初見じゃ読めないと思う

  • 60二次元好きの匿名さん22/08/09(火) 10:51:23

  • 61二次元好きの匿名さん22/08/09(火) 18:09:42

    age

  • 62二次元好きの匿名さん22/08/10(水) 03:04:24

    掲示板不安定保守

  • 63二次元好きの匿名さん22/08/10(水) 10:47:45

    シリーズで書くのたーのしー!
    だけど辞め時とかがわからなくなるのが困りもの

    そろそろ独自設定第2弾を出そうと思うけど、カフェトレ、カフェ、ゴア以外でこれはいるでしょ枠ある?
    3姉妹とこの3人いれば十分かと思うんだけどどうかな
    増えたらまた設定纏めたらいいし

  • 64二次元好きの匿名さん22/08/10(水) 12:01:43

    タキオンとかのゲスト出演位はちょこちょこあって良いと思うけど、必要ってキャラはいないんじゃないかな。
    増やすし過ぎても動かしにくいしね。

  • 65二次元好きの匿名さん22/08/10(水) 18:55:18

    キャラちょくちょくゲストくらいとか?

  • 66二次元好きの匿名さん22/08/10(水) 19:18:19

    他のご家族も見てみたいわ!

  • 67二次元好きの匿名さん22/08/11(木) 02:47:45

    ほし

  • 68二次元好きの匿名さん22/08/11(木) 12:00:23

    あげ

  • 69二次元好きの匿名さん22/08/11(木) 18:43:26

    トレーナーとの結婚生活してるウマ娘達いいですね...

  • 70二次元好きの匿名さん22/08/11(木) 22:53:07

    他のウマ娘との絡みとかは書きたい
    ドーベルは予定ある。サンデーのおじさん臭さがバリバリに出るネタだが
    ユキノも書きたいけど、エミュできねえ

  • 71二次元好きの匿名さん22/08/12(金) 02:52:55

    保守

  • 72二次元好きの匿名さん22/08/12(金) 12:11:54

    あげ

  • 73二次元好きの匿名さん22/08/12(金) 18:21:19

    age

  • 74二次元好きの匿名さん22/08/13(土) 01:35:05

    今日こそ続きを書くねえ
    サンデーが一番動かしやすいから、絡むと書きやすいけど、絡まないと書きにくすぎる
    カプ視点とか書ける気しない

  • 75二次元好きの匿名さん22/08/13(土) 05:40:50

    お盆休みですね
    お友達時代のサンちゃんにとっても何かしらの一大イベントたったんだろうか

  • 76二次元好きの匿名さん22/08/13(土) 11:54:39

    サンデーがまた暴れそう

  • 77二次元好きの匿名さん22/08/13(土) 16:00:27

    今展開している話は時期的には6月末から7月頭なのだ
    だからお盆の話を書くなら、他の人に書いてほしいと思っていることをみんなに教える
    個人的にサンデーはアメリカ人だから、本人がやりたい放題してたのはお盆よりハロウィンだと思うんですよね

  • 78二次元好きの匿名さん22/08/13(土) 19:59:10

    マックイーンとかが絡んできそう

  • 791/322/08/13(土) 23:54:08

    あれから1時間。パパは荒れていた。
    厳密に言うと、荒れているというより酒に頼って感情を溢れさせていた。
    パパは普段そんなに飲まないし、飲んでも強いのかあまり変わらないので、その姿もまた新鮮だったが、脈絡なく絡みに行く相手が変わるのは少々恐怖を覚える。

    「これ以上はこの子たちによくないかも。お兄ちゃん、カフェちゃん、悪いけどケイちゃんのこと少しお願い」
    「ああ分かった。サンデーたちを退避させてくれ」
    「すみません、お義姉さん。ご迷惑をおかけして……」
    「いいのよこれくらい。いじけたケイちゃんが長いのは昔からだもの。慣れっこよ」

    伯母さんに連れられて部屋を移動する。既に布団が用意されているあたり、間違いなくお祖母ちゃんたちの気遣いだろう。
    ここでくつろいでいるうちに眠ってくれたら、これ以上荒れるパパの姿を見ずに済むという感じだろう。

    「ごめんね、あまりいい寝具は用意できなくてさ。普段使ってるやつとか、昨日まで泊まってた旅館のと比べたら寝にくいかもしれないけど、その分は明日返すからさ」
    「気にしないで伯母さん。アタシたちはこのお布団好きだから」
    「ん……とっても……ねやすい、から……」
    「お前ほんと布団ならすぐ寝れるんだな……」
    「もし寝にくかったらいつでも言ってくれていいからね。明日の朝にはケイちゃんもいつも通りのはずだから、今日のことを責めないであげて」

    パパだっていろいろ思うところはあるのだろう。俺たち3人やカフェのことをいつも考えて、自分のことはいつでも後回しにしているんだ。たまには思いっきり気持ちを吐き出した方がいい。

    「今日は早めに寝るか。明日の朝、パパは間違いなく沈んだ顔してるだろうから、俺たちが元気にしてやらねえとな」
    「うん。いっぱいぎゅーってして、パパの事元気づけてあげなきゃ」
    「お父さんが……しょんぼり、してると…私達も…zzz」

    今のパパのことはカフェや伯母さんたちに任せて、俺たちは明日に備えることにしよう。
    そのほうが、後腐れがなくていいはずだからな。

  • 802/322/08/13(土) 23:55:24

    サンちゃんたちはもう眠ったでしょうか?トレーナーさんがここまで酔っぱらうのは、本当に珍しいことなので、私もどう対応するのが分かりません。娘たちに苦労させるわけにはいかないので、お義姉さんには本当に感謝しないといけませんね……。

    「どうせ俺なんて、大したことできないんだよ……」
    「ケイ、そうやって自分を卑下するのはよくないぞ。カフェさんだっているんだから」
    「そうですよトレーナーさん。私が今の立場にいられるのは、トレーナーさんのおかげ、ですから」
    「それはカフェの実力なんだ……。俺の事評価する人はいるけど、俺はカフェやサンデーたちの才能にいい思いをさせてもらってるだけなんだよ……」

    ……これは重症ですね……。完全に自信を失っています。昔のトレーナーさんは弱気だったと聞いていましたが、もしかするとその時まで精神の状態が戻っているのかもしれませんね。

    「ありゃ~これは厄介な状態になってるねお兄ちゃん」
    「昔のケイの性格が出て来てるな。こうなったときの対処法は一つだが……」
    「今も効くかはわからないよ?それに……」

    お義姉さんが私の方へ気まずそうに視線を向けています。トレーナーさんを落ち着かせることができるなら、やってもらいたいのですが……。

    「私がやるより、カフェちゃんにやってもらった方がいいと思うんだよね。今ケイちゃんが一番信頼してるのはカフェちゃんだし」
    「私ですか……?」
    「そんなに難しいことじゃないから大丈夫だよカフェさん。普通に―」

    お義兄さんが私に何をすればいいのかを教えてくれました。確かに難しいことではありませんが、本当に私がやって聞くのでしょうか?
    お義姉さんがやっていたなら、その方が……。

    「カフェちゃんがやる方が私がやるより効果あると思うな。もしカフェちゃんがやりたくないなら、悪いけどあの子たちを起こしてやってもらうのが次善の策かな」
    「……!わかりました、私がやります」

  • 813/322/08/13(土) 23:56:18

    少し恥ずかしいですが、サンちゃんたちにやってもらうくらいなら、私がやります。トレーナーさんは、私のトレーナーさんですから。

    「ああそうだカフェさん」
    「なんですかお義兄さん?」
    「やるときはケイの事、名前で呼んであげた方が効果あると思うよ」
    「……わかりました」

    トレーナーさんはかなり酔いが回ったのか、口数も減り、眠たそうにしています。この状態なら、お義姉さんに教えてもらった方法が、きっとうまくいくはずです。

    「……カフェ?」
    「はい、ここにいますよ」

    顔をあげたトレーナーさんは、とても寂しそうな表情をしていました。不安がいっぱいで、怖がっているような……。
    大丈夫です、私がトレーナーさんを支えますから……。

    「景福さん……私のぬくもりを、感じてくれますか……?」
    「……うん」
    「心配しなくても、いいですよ。私も、サンちゃんたちも、みんな景福のことを、大切に思っていますから」
    「……本当?」
    「嘘なんてつきません。だから、安心して休んでください。景福さんが望む限り、ずっとこうしていますから……」

    私やサンちゃんたちが不安になったとき、トレーナーさんはいつも寄り添って、優しくしてくれました。今までのお返しを今はするときです。
    しばらくトレーナーさんとそうしていると、かすかに寝息が聞こえてきました。

    「おやすみなさい、景福さん。ずっと、私が守ってあげますから……」

  • 82二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 01:52:00

    久々に見たけど
    まだSSを書いている人がいるのに戸惑っているのは俺なんだよね

  • 83二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 06:06:17

    カフェのあの声でやられたらもう戻れなくなっちゃう…………

  • 84二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 11:56:30

    カフェのママみ好き

  • 85二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 19:27:20

    あげ

  • 86二次元好きの匿名さん22/08/15(月) 03:13:29

  • 87二次元好きの匿名さん22/08/15(月) 04:56:28

    >>84

    いいだろ3児のママだぜ!

  • 88二次元好きの匿名さん22/08/15(月) 12:04:53

    名前で呼び合うのがとても好き

  • 89二次元好きの匿名さん22/08/15(月) 18:57:30

    age

  • 90二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 00:04:01

    あと3つくらい書いたらカフェトレ、カフェ、ゴアの設定まとめを作りますか
    久しくゴア動かしてないし、ゴア視点でなにか書くべ

  • 91二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 03:05:02

    子供達には見せない2人だけの顔が良き

  • 92二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 11:56:19

    age

  • 93二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 17:53:37

    保守

  • 941/322/08/17(水) 01:13:56

    いつも通りの時間に鳴り響くアラームを止めて、支度を整える。いつもと変わらない朝のルーティーン。起きてからしばらくの行動を固定化することで、感覚の違いを明確にすることができる。体調面はいつもと変わりない。ただ、精神面では今日は不安があった。
    考えるまでもなく、パパのことだ。昨日あれだけ荒れていたんだ。落ち着いているはずの今、ものすごく後悔しているかもしれない。カフェに任せておけば問題ないかもしれないが、パパが落ち込んでいては俺だって気にするし、カフェまで引っ張られて気分が沈んでいるかもしれない。
    パパが不調の時は俺が関与することで、パパを立ち直らせつつ、カフェに発奮を促すのが常だった。今回はいつも以上に重要なものになるかもしれない。そう思いつつ、パパたちがいるであろう部屋に向かう。

    「パパ、起きてるか?可愛い娘が起こしに来てやったぞ」
    「おはよう、サンちゃん。今また眠ったところだから、そっとしておいてあげて?昨日までの疲れがまだ残っているみたいだから」

    カフェはパパを膝枕して頭を撫でていた。目の下には少し隈が見える。おそらく今日はほとんど寝ていないのだろう。
    カフェまで調子を崩したら困るので、交代を提案するか悩んだが、言ったところで受け入れられないのは目に見えている。なら、無理しないように忠告するにとどめ、カフェに任せた方がいいだろう。

    「ん……おはよう、お姉ちゃん……。どこに行ってたの……?」
    「パパたちのところだ。心配することはないぞ。ママがちゃんとパパのことは見てるから」
    「なら、安心……」

    部屋に戻ると、妹たちが起きていた。まだ寝ぼけているようだが、いつもなら準備を始めている時間だ。ここでゆっくりさせると、合宿中に困ることになる。まだオフではあるが、そろそろ感覚を戻していかないといけないからな。心を鬼にして、支度にとりかからせる。

  • 952/322/08/17(水) 01:14:58

    「あら、もう起きてきたの?まだ寝てても良かったのに」
    「現役中の子たちだもん。この時間に起きてくることだってあるでしょ」
    「おはよう、お祖母ちゃん、伯母さん」

    台所ではお祖母ちゃんたちが朝食の用意をしていた。朝からかなりの量を用意してくれているようで、先ほどからいい匂いがしていた。これなら準備中もまだ眠そうにしていたカプも起きるだろう。

    「ん、おはようみんな。……お腹空いた……」
    「カプ、もうちょっと待ってくれ。あと少しでできるからな。それまでそこのヨーグルトでも食べて誤魔化しておいてくれ」
    「わかった。お祖父ちゃん、はちみつある?」

    賑やかな台所を見ると、気力が湧いてくるな。パパたちを呼んできた方がいいだろうか?
    でもなあ、カフェが起こしてないということは、かなりゆっくりさせたいということだしなあ。
    考えているうちに、朝食の準備が出来上がった。パパたちはどうするのか、そう思っているとカフェが姿を見せた。

    「おはようございます……。準備を手伝えなくて、申し訳、ありません……」
    「いいのよカフェちゃん。ケイちゃん、お疲れなんでしょ?あの子疲れてると全然起きないしね」
    「朝ごはんも遅くなるだろうから、あの子の分は別にしてるから安心していいわよ」
    「ありがとうございます。……その、朝ごはんなんですが……」
    「ケイと一緒に食べる?ならカフェさんの分もよけとくよ。あいつも一人で食べるより、カフェさんと一緒の方がいいだろうし」
    「すみません、いろいろと……」
    「気にしちゃだめよカフェちゃん」
    「景福の勝手に付き合ってくれて、君には感謝しかないよ」

    カフェとパパはあとで食べるらしい。まあそれもありだろう。カプが二人の分まで食べないように、いい感じに調整させないといけなくなるな……。

  • 963/322/08/17(水) 01:15:20

    朝も食べ終えて、準備は万端だ。今日の予定はどうするか……。いつもならトレーニングにしろ遊びに行くにしろパパについてきてもらうわけだが、今日はそうもいっていられないしな。

    「3人ともどこか行きたいところはあるか?せっかくだし、俺がどこにでも連れて行ってやるぞ?」
    「本当?アタシいろいろ行きたいところあるの!」
    「うん、みんなでお出かけしたい。でも、お父さんたち呼んでこないと……」
    「今日はいいんじゃない?ケイちゃんはお疲れだし、カフェちゃんはケイちゃんと一緒にいたいと思うし」
    「私たちがいると、カフェちゃんに気を使わせてしまうからねえ」
    「カフェさんたちに留守番してもらって、他全員で出かけた方がいいだろうな」

    ……お祖父ちゃんたちに気を使わせてしまってるみたいだな。パパとカフェを二人きりにして、ゆっくり休んでもらいたいんだろう。なら、この流れに俺たちも乗るべきだろう。本音を言うとパパとカフェとも一緒に行きたいが、パパの状態考えると仕方ねえよな。

    「じゃあ俺がパパたちには伝えとくよ」
    「そうしてくれると助かるな。サンデーが伝えている間に、準備しといてくれ。俺は車の用意をするから」

    カフェに伝えると、少し気にしているようだったが、パパと一緒にいてほしいというみんなの希望といったら引き下がってくれた。
    せっかくの二人の時間なんだ、ゆっくり楽しんでくれよ。パパがぐったりだから、ご飯食べてコーヒーでも飲んで、何をするでもなく時間が過ぎるのを待つだけだと思うが、手を繋いでいるだけでも楽しそうだからいいだろ。

  • 97二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 02:18:04

    サンちゃん相変わらず空気読む

  • 98二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 06:54:04

    こいつらいちゃこらするんだ!

  • 99二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 12:08:59

    パパと長いこと過ごすんですね...

  • 100二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 18:16:06

    あげ

  • 101二次元好きの匿名さん22/08/17(水) 23:00:34

    うーむ、次の大まかなプロットはできたけど、詳細が思いつかない
    これは難儀するかもしれませんよ

  • 102二次元好きの匿名さん22/08/18(木) 02:12:46

    旅行からの帰りだしな...

  • 103二次元好きの匿名さん22/08/18(木) 07:55:48

    二人とも手を繋ぎながら過ごすのは学生時代からの日課になってそう

  • 104二次元好きの匿名さん22/08/18(木) 12:24:23

    age

  • 105二次元好きの匿名さん22/08/18(木) 13:05:54

    カフェやってるカフェのサポカが

  • 106二次元好きの匿名さん22/08/18(木) 18:49:20

    喫茶店カフェ

  • 107二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 02:51:44

    あげ

  • 108二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 11:45:07

    この数日恐れていることがある
    今日実装されるカフェのイベント内容と、ぱかライブTVでヒルノダムールやジョーカプチーノ実装予定!にならないか
    場合によってはパラレルにしないといけなくなりますよこれ

  • 109二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 17:21:01

    カフェの実家描写とか盛られねぇかな

  • 110二次元好きの匿名さん22/08/19(金) 22:58:44

    カフェトレの実家描写はアプリ内で語られること120%ないと思うから書くのを躊躇しないが、カフェの実家は新春オペみたいに出てくるかもしれないからね

  • 111二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 01:41:45

    保守

  • 112二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 07:42:02

    一家で行きつけの喫茶店もけっこうありそうだよね

  • 113二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 11:23:40

    この家族ならコーヒーでの顔も広そう

  • 114二次元好きの匿名さん22/08/20(土) 18:41:31

    age

  • 115二次元好きの匿名さん22/08/21(日) 01:55:21

    ほし

  • 116二次元好きの匿名さん22/08/21(日) 07:43:12

    >>112

    そして「推せる~!」される一家

  • 117二次元好きの匿名さん22/08/21(日) 11:31:47

    この家族、現役時のファンも多そうなんだよな

  • 118二次元好きの匿名さん22/08/21(日) 18:03:34

    あげ

  • 119二次元好きの匿名さん22/08/21(日) 23:41:54

    明日に次を出すので待っていてください
    いい感じにパパをへにょらせつつ、鬱陶しさを感じないラインがわからないの

  • 120二次元好きの匿名さん22/08/22(月) 01:00:44

    パパ最近はずっとへにょってるからねえ・・・
    加減は大事だねえ・・・

  • 121二次元好きの匿名さん22/08/22(月) 03:29:58

    パパがちょっと可愛くなりそう

  • 122二次元好きの匿名さん22/08/22(月) 12:38:13

    保守

  • 123二次元好きの匿名さん22/08/22(月) 18:34:08

    あげ

  • 1241/422/08/22(月) 22:39:39

    サンちゃんたちがお義母さんたちと出かけてから、もう1時間ですか……。それでもこの人に、起きる気配はありませんね……。よほど疲れがたまっていたのでしょうか?
    ……昔からこういうところは、変わっていませんね。休息が大事だと何度も言って、しつこいくらいに疲れてないか聞いてくるのに、自分は限界まで頑張ろうとするんですから……。
    アナタのことを心配する人たちのことを、もっと真剣に考えてほしいです。自分の実績なんて、私やサンちゃんたちの力でいい思いをしているだけ、なんてアナタは言っていましたが、アナタがいなければ、私はあれだけの結果を残すことなんてできませんでしたよ。
    私達は、支え合ってここまで歩んできたんです。それをすべて相手のおかげだなんて、酷い言いぐさです……。トレーナーさんが起きたら、お説教しないといけませんね……。

    あれからさらに1時間。もうそろそろ起きるでしょうか……?普段なら、トレーナーさんの好みに合わせて淹れたコーヒーを用意するところですが、今日は……この状態を手放したくないという思いの方が強いですね……。
    起こしてあげてもいいですが、今日はたっぷり甘やかしてあげたいので、トレーナーさんが自分で起きるのを、限界まで待ってあげようと思います。さすがに、私もお腹が空いてくるので、あと2時間だけですが……。
    せっかくお義母さんたちに用意してもらった朝ごはんを、食べずにいるのも申し訳ありませんし……。

    「んん……。あれ……なんで俺……」
    「おはようございます、トレーナーさん。よく眠れましたか?」
    「おはよう……カフェ。……カフェ、今何時?」
    「10時30分ですよ」
    「……まずい!早くいかないと、母さんたちに何言われるか!」
    「あっ、トレーナーさん!」

    止める間もなく、飛び起きて行ってしまいました……。仕方ありません、私も行きましょう。

    「おーいサンデー。……姉さーん!あれ?母さん、聞こえてるー?」

    呼びかけても返事がない事態に、トレーナーさんは戸惑っているようです。当然です。お義母さんたちはトレーナーさんのことを置いて全員で出かけるなんてこと、したことがなかったみたいですし。誰か一人はトレーナーさんと一緒に家に残っているのが昔のルールで、トレーナーさんが大人になって以降は、トレーナーさんが率先して連れ出していたみたいですから。

  • 1252/422/08/22(月) 22:40:12

    「どうしようカフェ……、俺がいつまでも寝てるから、みんな怒って出て行っちゃった……」
    「心配しすぎですよ。トレーナーさんが疲れているから、休養させようという計画みたいですから」

    それでもまだ少し不安そうな顔をしています。昨日の弱気になった状態からまだ本調子に戻っていない―いえ、どちらかというと、本来の性格が出てきたままになっているという方が正確でしょうか?
    私の仕事は、お義母さんたちが帰ってくるまでにトレーナーさんの状態を元に戻すこと。そのためには、トレーナーさんを癒してあげないといけませんね……。

    「何はともあれ、まずはご飯にしませんか?私もお腹が空いていますし」
    「そう……だな。ごめんな、気が利かなくて」

    ……長くて大変な仕事になりそうですね……。

    朝ごはんはしっかり食べてくれました。良かったです。もし全く手を付けないような状態だったら、本当に深刻でしたから。
    お腹が膨れて落ち着いたのか、少し元気のある顔に戻ってきた気がします。この調子でトレーナーさんの状態を戻していきたいところですね。
    ですが急いては事を仕損じます。ここで私が掛かってしまっては、またトレーナーさんの気分は沈んでしまうでしょう。サンちゃんたちが帰ってくるまでまだ時間はあるはずですから。

    「……カフェは、みんなと一緒に行かなくてよかったの?俺と一緒にいて、楽しい時間過ごせてる?」
    「そんなことありませんよ。私にとって、アナタと過ごす時間が一番大切ですから」
    「……ならよかった。俺だけ楽しんでたら、どうしようと思ってた」
    「今までそんなこと一度もありませんでしたよ。いつだってアナタは私のために動いてくれて……。そんなアナタだから、私は一緒にいるんです」

    本調子ではないトレーナーさんに一番効果的な対応は、本心からの言葉を伝えること。もう20年以上一緒にいますから、やり方は間違えません。サンちゃんに聞かれたら、揶揄われること間違いなしですが、幸い今はおでかけ中です。聞かれる心配はありません。
    トレーナーさんのために私の時間を使って、私の気持ち全部をトレーナーさんに遠慮なくぶつけてあげますから……。

  • 1263/422/08/22(月) 22:40:42

    1時間ほど経ちました。ちょうどお腹も落ち着いてきた頃合いでしょうか。少しずつではありますが、トレーナーさんの口数も戻ってきて、いい雰囲気になってきました。精神的な疲労はだいぶ抜けてきたとみて問題なさそうですね。
    あとは肉体的な疲れをとってあげれば、いつものトレーナーさんに戻ってくれるはずです。

    「トレーナーさん……お疲れのようですし、久しぶりに私がマッサージしてあげます。ほら、早く横になってください」
    「急にそんなこと言われても……うわっ!」

    有無を言わさずトレーナーさんを布団の上に寝転がらせます。こういう時は自分がウマ娘なことが重宝しますね。私よりも大きいトレーナーさんを、労せず動かせるわけですから。
    軽く触ってみただけでもわかるくらい、トレーナーさんの体は強張っています。こんな状態でいたら、ゆっくり休むこともできないでしょうに……。本当に、困った人ですね……。

    「っ!カ、カフェ……もう少し優しく……」
    「トレーナーさんの体がひどい状態なのが悪いんです。軽くやっているとこの硬さはどうにもなりませんから、少し痛くても我慢してください」
    「そんなこと言われても……おごぉ!?」
    「……ものすごくバキバキ言っていますね……。こんなになるまで放っておいたら駄目ですよ。……これからはトレーナーさんへのマッサージも定期的に行わないといけませんね……」

    酷く凝り固まったトレーナーさんの体をほぐすのに、かなりの時間がかかってしまいますが、それでも少しずつ柔らかさが戻ってきました。
    硬さが無くなっていくにつれて、トレーナーさんの漏らす声もだんだんと心地よさを含んだものになっていっています。

    「トレーナーさん、お加減はいかがですか……?」
    「ん……ちょうど、いい感じ……」
    「では、このくらいの強さで続けますね」

    じっくり時間をかけて背中側の施術は終わりました。あとは前面と頭をほぐしておしまいですね。
    ……3日前、トレーナーさんには耳周りのマッサージで、サンちゃんたちの前で恥ずかしい目にあわされましたし、少し仕返しとして頭のマッサージは徹底的にしましょうか……?
    トレーナーさんも、頭のマッサージの後はふわふわな状態になってかわいいですし……。

  • 1274/422/08/22(月) 22:41:24

    「トレーナーさん、背中側は終わったので、仰向けになってください」
    「ん……」
    「ありがとうございます。では、今から体の前面と頭の―きゃあ!?」

    言い終わる前に突然トレーナーさんに抱き寄せられてしまいました。駄目ですトレーナーさん、まだマッサージは終わっていませんから……。
    離れようとしますが、腰に手をまわして抑えられ、もう一方の手で頭をポンポンされると、抵抗する力が……。

    「景福さん……駄目です……。まだお昼ですから、早いですよ……?お家に帰ってからなら、いくらでもお付き合いしますから……」
    「……俺は気分がよくなってきたから、カフェと一緒にお昼寝しようかなと思っただけなんだけど。……カフェ?いったい何をされると思ったの?」
    「それは……」

    意地悪です、トレーナーさんは。私が勘違いするようなことをして揶揄って……。
    ……ですが、こうやって私を揶揄ってくるトレーナーさんが戻ってきたということは、私の今の仕事はちゃんと達成できたということですね……。釈然としませんけど。

    「お昼も食べないといけないから、一時間くらい、一緒にね?」
    「……はい、トレーナーさんが満足するまで、お付き合いします」
    「起きたらせっかくだし、近くのお店でも行こうか。前カフェが気に入ってたあの喫茶店とかはどう?」
    「トレーナーさんが行きたいところならどこへでも私は一緒ですよ」
    「なら決まりね。それじゃあ、お休み、カフェ」
    「はい、おやすみなさい……景福さん」

  • 128二次元好きの匿名さん22/08/22(月) 22:43:37

    素晴らしき……

  • 129二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 02:45:10

    この後めっちゃデートした

  • 130二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 11:40:40

    age

  • 131二次元好きの匿名さん22/08/23(火) 16:06:35

    カフェがきちんと付き合ってて好き

  • 132二次元好きの匿名さん22/08/24(水) 01:23:47

    トレーナーの調子が戻ってきたようでよかった

  • 133二次元好きの匿名さん22/08/24(水) 02:27:32

    トレーナーが割とキャラ立ってていいですな

  • 134二次元好きの匿名さん22/08/24(水) 07:15:18

    カフェはなんとなく体温低そうなイメージがある

  • 135二次元好きの匿名さん22/08/24(水) 11:35:45

    保守

  • 136二次元好きの匿名さん22/08/24(水) 18:38:27

    カフェのイチャコラ好き

  • 137二次元好きの匿名さん22/08/24(水) 22:09:50

    次で帰省編終わらせて、ゴアの話書いて設定集第二弾出して
    その後どうすっかな

  • 138二次元好きの匿名さん22/08/25(木) 03:00:39

    age

  • 139二次元好きの匿名さん22/08/25(木) 12:33:43

    ほし

  • 140二次元好きの匿名さん22/08/25(木) 18:11:22

    age

  • 141二次元好きの匿名さん22/08/26(金) 01:18:16

    カフェは抱きしめられながら添い寝してるのを娘やお義父さん達に発見されて真っ赤になってて欲しい

  • 142二次元好きの匿名さん22/08/26(金) 03:44:28

    トレーナーの実家帰り後に学校編?

  • 143二次元好きの匿名さん22/08/26(金) 11:52:42

    あげ

  • 144二次元好きの匿名さん22/08/26(金) 17:40:18

    保守

  • 1451/522/08/26(金) 19:47:48

    カフェはうまくパパを回復させられているだろうか?まず間違いなくカフェが献身的に向き合っているだろうから、回復傾向にはあるだろうが、現時点でどの程度戻っているかが気がかりだ。
    早いことパパに復活してもらわなければ、俺たちの夏合宿のプランがガタガタになってしまいかねない。
    パパが優秀なのは間違いないんだが、精神的に弱っていると変なことし始めるからな。
    数年前に俺がパパに大嫌いと言った時なんて、1週間以上落ち込んで死にそうな顔をしていたうえ、ほとんど食べようとしなかったし、木の板を買ってきては限界まで割り続けて遊んでいた。肉眼で見えなくなっても、「まだここにあるはずだから!」とか言って、電子顕微鏡を買おうとしたパパを必死になって止めたのは、苦い思い出だ。
    帰ったときにパパが変な趣味を見つけていないことを願うばかりだ。

    「……ちゃ…!おね……ちゃん!お姉ちゃん!聞いてる?」
    「あ……悪い、ちょっと考え事してた」
    「どうせパパのことでしょ?アタシたちにはどうしようもないんだから、ママが何とかしてくれてること祈るしかないって」
    「まあそうなんだが……」

    俺はどうしてもダムやカプほど割り切って遊ぶことができていなかった。楽しくないわけではない。伯父さんやお祖母ちゃんたちは、惜しみなく俺たちのことをもてなしてくれていたし、このお出かけを満喫していることは確かだ。
    ただ、なんだかんだ言ってパパとはかれこれ20年以上の付き合いがあるわけだから、どうしても心配が拭えなかった。

    「また辛気臭い顔してる!そこでボーッとしてても何にもならないし、アタシと一緒にいろいろ試着しようよ」
    「とはいってもなダム。もうだいぶ購入予定が溜まってるわけでだな……これ以上は流石に悪いというか……」
    「なんだなんだサンデー、まだそんな心配してるのか?」
    「せっかくの機会なんだから、気にせず欲しいものなんでも言ってくれていいのよ?」
    「おじさんたちはこう言ってる。好意には甘えておかないともったいない」

    パパも大概だが、伯父さんたちもかなり甘いというか、財布のひもが緩いタイプなのか?いくら何でもこの数時間で使った金額を思い返すだけで、寒気がするレベルなんだが……。姪や孫に甘いのは、こっちからすると嬉しいが、ちょっと心配になるな。

  • 1462/522/08/26(金) 19:48:11

    「それになサンデー。これには壮大な計画があるんだぞ」
    「計画?」

    なんだか碌でもない計画な気がしてならない。パパもその傾向があるが、たいそうな形容詞がつくときは、大体ぶっ飛んでいることが多いのは今までの経験からわかっていることだからな。

    「昨日ケイが甘やかしすぎるなと言ってただろ?」
    「言ってたね。パパが言うと説得力全くないけど」
    「それなのに散々甘やかしてたくさん買い物してあげたら、間違いなくケイちゃん怒るじゃない?」
    「確かに。お父さんは、言ったことが守られなかったときに一番機嫌悪くなる」
    「なら、今日帰ったときにその状態なら、間違いなくケイちゃんは落ち込んだ状態から戻るはず!というわけ」
    「荒療治にもほどがあると思うけど……」

    そもそもそれでもパパの状態が戻らなかったり、すでにパパが普段の状態に戻っていたら、伯父さんたちは怒られ損なんじゃないのか?
    そう言いたい気はしたが、言ったところで、「それならそれで、構わないじゃないか」「かわいい子たちをケイちゃんだけに甘やかさせるのは嫌だしね」とか帰ってくるのが目に見えているので、黙っておこう。

    「ほかに何か買いたいものとか、食べたいものがあったら遠慮なく言うんだぞ」
    「せっかくの機会だもの。私達にいろいろサービスするチャンスを頂戴よ」

    この感じならパパの怒りは全部被ってくれそうだし、甘えておくか。いざとなったら俺たちが介入すれば、パパも止まるだろうし。

    「パパ、ママ、ただいまー」
    「おかえりなさい。楽しかった?」
    「おじさんたちにいろいろ連れて行ってもらった」
    「よかった。パパは今少し出かけているけど、そろそろ戻ってくるはずだから」

    どうやらパパは一人で外出できる程度には回復しているようだ。ということは、ほぼ確実に伯父さんたちは怒られ損が確定するわけだが、まああの二人はパパが元気なのが確認できればそれでいいというタイプだからあまり問題はないだろう。
    それよりも、伯父さんたちが持ってくるあの荷物のことをカフェにどう説明するか……。俺たちが無理言って買ってもらったものではないということを納得してもらわないと、俺たちの来月以降のお小遣いの危機だ。伯父さんたちが説明してくれるのが一番なんだけど、パパが戻ってくるまでに納得してくれるかなあ……。

  • 1473/522/08/26(金) 19:48:37

    「ごめんねカフェちゃん。サンデーちゃんたち連れて行っちゃって」
    「いえ、おかげさまで、トレーナーさんとの時間を楽しめました……から?え?」

    カフェの言葉が止まる。伯父さんたちが運んできた大量の荷物を見ればそんな反応にもなるだろう。
    しかも買い物袋の大半は、俺たちのお気に入りとして認識されているであろうブランドのものばかりだ。この荷物の大半が俺たちによってえらばれたものであることは一目瞭然だろう。
    カフェはまだ無言のままだが、明らかに俺たちに対する視線が厳しいものになっている。わがまま言って大量に買ってもらったようにしか見えないだろうから仕方がないし、若干買いすぎたとは思っているので、怒られるのはしょうがないが、長時間のお説教コースだけは勘弁してほしいので、何とかして説得しなければ……。

    「……サンちゃん、ダムちゃん、カプちゃん。これはいったい、どういうことですか?」
    「ママ、これには深いわけが……」
    「アタシたちが無理言って買ってもらったわけではなくて……」
    「……確かに買いすぎたとは思っているけど、ちゃんとした理由が……」
    「……言い訳は聞きたくありません」

    これは駄目だ、俺たちが何を言っても火に油を注ぐだけだ。こうなっては仕方がないので、潔く腹をくくるしか……。

    「心配しなくていいよカフェさん。サンデーたちには俺たちの計画に付き合ってもらっただけだから」
    「……計画ですか?」
    「ケイちゃんがもしまだへにゃへにゃした状態だったら大変だから、荒療治だけどケイちゃんを怒らせて戻ってもらおうと思ったわけ」
    「甘やかすなと言われたのに、こんなに買ったらケイも絶対怒るだろ?」
    「ですが、さすがにこの量は」
    「いいんだって。特に俺なんて、ここ数年この子たちに何もできてなかったんだから、その分の埋め合わせみたいなもんだよ」
    「サンデーちゃんたちは悪くないから、許してあげてほしいな」
    「……仕方がありませんね。お義兄さんたちにそこまで言われるなら、サンちゃんたちへのお説教はなしにします。ですが、しばらくの間、臨時のお小遣い話ですからね」

    臨時のお小遣いなしくらいなら甘んじて受け入れよう。第一、それが必要になるようなどうしても欲しいものは、今回で軒並み買ってもらったことだしな。実質罰なしみたいなものだ。

  • 1484/522/08/26(金) 19:48:56

    「ただいま~……え、何この大量の荷物!?」
    「パパ!おかえり!元気になったの?」
    「ああ、心配かけたな。でももう大丈夫だ。ちゃんと元気になったから、もう迷惑はかけないぞ」
    「よかったよかった。ケイちゃんが元気になってくれてるなら、もう心配することはないわ」
    「姉さんたちもサンデーたちを連れて行ってくれてありがとう」
    「おう、もし何かあったら俺たちのことちゃんと頼れよ」
    「そうさせてもらうよ。……それはそうと兄さん、姉さん。話があるから、ちょっと来てもらっていいか?」

    有無を言わせない迫力があったな最後の言葉。あれはだいぶ長くなりそうだ。いざとなったら助けに行きたいが、どう出るべきか……。

    「さて、兄さん、姉さん。嘘をつかずに答えてほしい。今日3人のためにいくら使った?」
    「俺は15万……」
    「私は8万、お母さんたちが5万……」
    「母さんたちもかよ……。俺は昨日、あまり甘やかさないでくれって言ったはずだよな?」
    「言ってたな」
    「覚えてるならなんであんなことしたのさ」
    「ケイちゃん怒ったら元気出るタイプだから万が一に備えてってことと、やっぱりかわいい姪っ子にはいい大人でいたかったし……」
    「程度ってものがあるだろ、流石にさ」
    「「ごめんなさい……」」
    「まあ、俺がへばってたぶん3人の面倒を見てくれたことには感謝しているから、多少は情状酌量の余地はあるけれど……」
    「お手柔らかに……」
    「まったく……今度はもう少し加減してくれよ。まだ3人とも未成年なんだから。あの年で贅沢覚えて抜け出せなくなったら大変だろ?」
    「そこは……ケイちゃんがしっかりしてるから大丈夫かなって……」
    「姐さん?」
    「はい、肝に銘じておきます……」
    「……ふう。あまり長々と話していても、サンデーたちが心配するだろうし、このあたりにしておこう。本当に、反省してくれよ?」

  • 1495/522/08/26(金) 19:49:21

    思っていたよりもパパのお説教は短く済んだらしい。部屋から出てきた伯父さんと伯母さんは明らかにしゅんとしていたので、こってり絞られたのは確かだろうが、30分程度で終わったならかなり加減された方だろう。長い時は本当に長いからな……。
    ただ、かわいい弟に怒られるのはかなり堪えるのか、夕食の間伯父さんたちがパパにかなり気を使っていたのは面白かった。パパも気まずかっただろうなあれ。


    「もう帰らないといけないの?久しぶりに来たんだから、もうちょっとゆっくりしていけばいいのに」
    「そういわれても、そろそろ戻って合宿の準備をしないといけないんだ、わかってくれよ母さん」
    「予定が空いたらいつでもきていいからな。カフェさんや3人も。景福と喧嘩とかしたらいつでも連絡してくれていいから。家でよければいつでも匿ってあげるから」
    「父さん、変なこと唆さないでくれ」
    「喧嘩はしないとは思いますけど、暇な時はまた来させてもらいますね」
    「いつでも待ってるからね。サンちゃんたちも夏頑張って、また秋に活躍できるよう応援してるから」

    お祖母ちゃんたちの期待に応えるためにも、頑張ってトレーニングしていかないとな。しんどいことは確かだけど、この1週間のオフで養った英気で頑張っていこう。
    秋に向けて時間は戻ることなく進んでいく。足踏みしている暇なんてものはない。最高のウマ娘になるために、これからもママやお祖母ちゃんたち、ファンの支えを受けながら、パパや妹たちと一緒に歩んでいこう。

  • 150二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 03:06:10

    パパ...

  • 151二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 11:43:08

    ほし

  • 152二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 17:35:07

    ほっす

  • 153二次元好きの匿名さん22/08/27(土) 22:57:46

    桁が違う…………

  • 154二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 03:00:15

    age

  • 155二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 11:25:05

    保守

  • 156二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 18:34:44

    保守

  • 157二次元好きの匿名さん22/08/28(日) 19:44:57

    いいよね熟年夫婦…………

  • 158二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 00:47:23

    筆が止まってしまったので次はもうちょっと待ってほしいのだ
    というか現実が忙しくて困るのだ

  • 159二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 03:22:44

    無理なさらず

  • 160二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 12:11:35

    age

  • 161二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 18:01:45

    保守

  • 162二次元好きの匿名さん22/08/29(月) 21:00:16

    全裸待機なのだ

  • 163二次元好きの匿名さん22/08/30(火) 02:02:23

    パパのマッサージテクはすごそう
    特に足とか

  • 164二次元好きの匿名さん22/08/30(火) 08:28:16

    逆に娘達にマッサージしてもらう両親………

  • 165二次元好きの匿名さん22/08/30(火) 14:20:38

    あげ

  • 166二次元好きの匿名さん22/08/30(火) 18:31:58

    熟年夫婦感がすごい

  • 167二次元好きの匿名さん22/08/31(水) 00:25:30

    木曜日までには次が出せそう
    書きながらSSとゴアのレース見てるけど、やっぱりこのライバル関係見ごたえあるなと思った

  • 168二次元好きの匿名さん22/08/31(水) 03:19:28

    あげ

  • 169二次元好きの匿名さん22/08/31(水) 12:17:36

    保守

  • 170二次元好きの匿名さん22/08/31(水) 18:45:59

    保守

  • 171二次元好きの匿名さん22/08/31(水) 23:43:14

    よし書けた。チェックと推敲してから投下するので明日の午前中くらいになると思うけど待っていてほしい
    モノローグ形式にしたから読みにくいかもしれないけど、そこは許してほしい

  • 172二次元好きの匿名さん22/09/01(木) 03:37:44

    カフェトレどうなるんだ...

  • 173あるウマ娘の独白①22/09/01(木) 09:37:55

    私にとってあの子は憧れであり憎らしい相手だった。
    幼いころから周りは私に大きな期待を寄せていたし、私自身も結果を残すことができると信じていた。
    デビュー戦では負けてしまったけど、そこからはG1も含んで連勝したし、たまの敗北も私にとって気を引き締めるきっかけと思って引きずることはなかった。ジュニア代表ウマ娘に選ばれた後は、周りはみんな私に三冠ウマ娘になって、BCクラシックも勝つことを期待していた。三代目ビッグ・レッドやセクレタリアトの再来と言われるのはむずがゆかったけれど、自分がそうなることができるとは疑っていなかったよ。
    クラシック級に上がってからも私を止められるような相手はほとんどいなかったから、あの頃の私は自分が周りの期待に応えられると微塵も疑ってなかった。お母さんがクラシックレースで惜しい結果だったから、私が勝ってお母さんの夢を叶えると意気込んでいたんだ。
    でも、そんな思い込みはあの子に出会ってからすぐに打ち砕かれたんだ。
    あの子は確かに強かったけど、周りはみんなあの子のことを評価していなかった。小柄で脚がX字になって、すべてに嚙みつくような性格だった彼女のことをみんな見くびっていた。今になって思えば、私もあの子のことをあの時は過小評価していたんだ。
    三冠レース初戦のケンタッキーダービー、私は仕掛けたあの子の影も踏めなかった。追っても追っても彼女との差が縮むことがなくて、私の三冠ウマ娘の夢は最初から打ち砕かれたんだ。周りはバ場があの子に合っていただけで、私の方が強いなんて言って励ましてくれたけど、私にとっては完敗だった。
    次は絶対に負けないと思って臨んだプリークネスステークスで、私が見ていたのはあの子だけだった。ケンタッキーダービーの敗因を先に抜けだされたことだと思った私は、早めに仕掛けてあの子が大回りしないといけないようにコースをとって抑えようとしたんだ。でも、あの子の強みは私の想定を上回っていた。コーナーで外に膨らんで減速するどころか、加速しながら上がってきた彼女と直線では叩き合いになって、お互い譲らないままゴールまで駆け抜けた。写真判定の結果が出るまでみんな盛り上がっていたけど、あの子は勝利を確信して吼えていたし、私は競り負けたと思ってた。結果が出た時、私を応援してくれた皆は落ち込んでたけど、私は負けた悔しさ以上に、このライバルとの戦いが楽しかった。

  • 174あるウマ娘の独白②22/09/01(木) 09:38:17

    三冠目のベルモントステークスは私の地元での開催で、直線が長くて私にとってあの子より有利だと思っていたし、夢だった三冠ウマ娘の誕生を目の前で見るわけにはいかないという思いもあって、絶対に譲れないレースだった。初めてあの子に人気で上回れたのも悔しかったしね。
    あの子をマークして今まで以上に早めに動いて、直線入った瞬間に彼女より前にいた時点で気分はよかったね。地元のみんなの歓声が私を後押ししてくれたおかげで、あの子に8バ身つけられたのは今でも誇りに思ってる。
    三冠レースが終わった後、次の目標はBCクラシックだった。あの子より私の方が強いということを示すためにはレース経験がもっと必要だと考えて、トレーナーに無理を言ってレースに出してもらった。シニア級の先輩とのレースも合わせてG14連勝。この出来ならあの子に勝てると信じてたし、もう負けたくなかった。
    迎えたBCクラシックの舞台で私が1番人気、あの子が2番人気。みんなが私のことをあの子より応援してくれてるんだから、余計負けるわけにはいかないと意気込んだ。それがいつもと変わらないあの子と明暗を分けたのかも。
    本当ならベルモントステークスの時みたいにあの子のすぐ後ろにつけるつもりだったけど、ペースが速かった分、かなり道中で差が開いてしまった。コーナーが苦手な私があの子に勝つためには、最終コーナー前までに射程内に収めておかないといけなかったのに、あの時にはできなかった。加速して離れていくあの子を必死に追って、直線に賭けたけどあの子の執念に届かなかった。三代目ビッグ・レッドを期待されながらも結局私があの子に勝てたのは地元で直線の長いベルモントステークスだけ。自分が有利な場所でしか勝てなかったんだから、あの子に年度代表ウマ娘を取られたことは仕方がないよね。
    そのあとは私もあの子もG1の勝ち数を1つずつ増やした後怪我で引退してしまった。再戦の機会がなかったことも、引退後少ししてからあの子が日本に行って会えないままだった。本当は日本に行ってまた話がしたかったけど、その考えを実行に移す前に体調を崩して、結局アメリカから出ないまま生涯を終えたんだ。心残りは私にとってかけがえのないあの子とまた会えずに終わってしまったこと。あの時ばかりは神様を恨んだね。

  • 175あるウマ娘の独白③22/09/01(木) 09:38:42

    このまま最後の審判まで眠りにつくんだと思っていたんだけど、気が付いたら私は日本での新しい人生を与えられていた。あの子が旅立っていった日本でもしかしたらまた会えるんじゃないかと期待したけど、結果は残酷だった。あの子もすでにこの世界からは去っていて、こっちでの記録もほとんどなかった。あの子に会えない、また一緒に走れない。その事実を理解した私は、日本のトゥインクル・シリーズを走る気にはなれなかった。
    でももしかしたら、あの子が日本で関係を持った子が1人位いるんじゃないかと思って、時々テレビでレースを見たけど、あの子を感じさせる子は全然現れなかった。
    トレセン学園にも行かず、ただウマ娘として生まれただけの子として生きて、何をなすわけでもなく死んでいくんだと思いながら日々を過ごしてた。でも、私の人生に色を添えてくれる出会いが、突然訪れたんだ。
    やることもなかったあの日、急にレース場に行きたいなんて妹が言いだして、家族みんなで中山レース場に行くことになった。正直私はもうレースなんて興味がなかったから、最初は苦痛でしかなかったけど、その日のメインレースであの子にそっくりなウマ娘がいることに気が付いたんだ。直感的にあの子とのつながりを感じた私は、その日以来彼女を追いかけるようになった。彼女の走り方は何かを追っているようで、あの子を追って抜かそうとした私に重なって見えた。私にとって彼女は今の命を生きるきっかけになったし、彼女の辿った道を追いかけたら、いつかあの子にたどり着けるんじゃないかと思ったんだ。
    彼女が引退するというニュースが報道されたころ、私は進路を考え始めないといけない時期だった。彼女が引退したことでこれから何を糧に生きていけばいいか悩んだし、やりたいことも特になかったから大変だった。体格は前の人生と変わらない程度には成長したから、それを生かして何かできないかと思っていたころに、たまたま見かけたのが警察学校の募集チラシだった。
    自分の体格なら身体条件で弾かれることもないし、他の人を守るというのも悪くないと思えたから、私の進路希望は警察官になった。
    高校を卒業してから採用試験を受けて、無事に合格した後は警察学校での日々を過ごした。大変だったけれど前の人生でのトレーニングと比べれば耐えられないものじゃなかったよ。

  • 176あるウマ娘の独白④22/09/01(木) 09:39:22

    警察学校を卒業してどこに配属されるかが一番心配だったけど、運のいいことに府中市内への配属だった。引退後まもなく婚約が報道されていた彼女のお相手は、彼女のトレーナーだということは知っていたし、彼が彼女の引退後もトレセン学園で活動しているという話は時々週刊誌なんかで記事になっていたから、運が良ければ彼女たちと会えるかもしれないということが、私にとっては嬉しいことだった。
    ……一番驚いたのは、彼女たちの間に生まれた子供の名前があの子と同じだったことだと知ったときだったけどね。最初はたまたま同じ名前を持った子が、あの二人の間に生まれたんだと思ってた。でも、その子が成長するにつれて、そのやんちゃぶりというか悪童さが発揮されて、警察署内で要警戒対象児童として周知されたころには、あの子の生まれ変わりだと確信するに至った。
    あの子はちゃんと両親に大切にされていたようで、粗野なところもあったけれど根はやさしい子だった。二人の妹を大切にしていて、私達が召集されるあの子絡みの問題も、たいていは妹を守るためにやりすぎた、ということが多かったからね。アメリカではかなり大変な幼少期だったみたいだからね。生まれ変わった時代で幸せな家庭で過ごせているらしいことは、私にとって自分のことのように思えた。
    あの子がトレセン学園に入学した後、一回補導したときにそれとなく言ってみたらしっかりと反応があったから、あの子も私のことちゃんと覚えていてくれたみたいで嬉しかったね。……まあ、それ以来暇さえあれば私の配属先に遊びに来るようになったのは勘弁してほしかったけどね。そのおかげであの子の対応は全部私の担当になったんだから。迷惑だと思ってるわけじゃないけど。
    ともかく、あの子とまた会えたことで、私の今回の人生が彩られたのは確かだね。昔は正反対の境遇で、あの子が私のことをどう思っていたか知ることはできなかったけど、今回はそうじゃない。今度は友達として生きていけるはずだよね。
    ……これからもよろしくね、サンデー。

  • 177二次元好きの匿名さん22/09/01(木) 13:24:21

    どこのイージーゴアなんだ...

  • 178二次元好きの匿名さん22/09/01(木) 19:06:26

    age

  • 179設定集その222/09/01(木) 23:56:47

    カフェトレ
    本名は景福(かげよし)だが、知らないと読めないので、愛称で呼ばれることが多い。愛妻家にして超がつくほどの親バカ。怪奇現象に対して「慣れてきた!」といえるほど適応力の高い男だが、未だに妻と娘たちの可愛さには慣れない。おそらく死ぬまで慣れることはない。
    本当ならチームを持てるだけの実績をカフェと共に作ったはずだが、家族が最優先といってカフェの引退後は指導教官をしていたため、同期のトレーナーからは変わったやつ扱いを受けている。それでいて指導力は高く、彼を教官としたウマ娘にはトゥインクル・シリーズの強豪となった者が多いのだから、チームを最近まで持たなかったことを惜しむ声は多い。本人はまったく気にしていないが。
    昔は末っ子気質の内向的な性格であり、いまでも疲れが限界に達するとその時の性格が顔を出す。

    マンハッタンカフェ
    優しくてかわいいお母さん。怒ると怖いので家訓にはママを怒らせないという一文が存在する。
    『お友だち』がいなくなってからずっと探し続けており、長女が『お友だち』の生まれ変わりだと知ったときは、結婚した時と同じくらい幸せだったらしい。ただ気がついた分、長女のからかいに対する対応は一層厳しくなった。
    現在は家のこと全般を担いながら、定期的にトレセン学園生や入学前のウマ娘たちの指導をしている。チームのサブトレーナーを探している夫から、トレーナー資格を取ってくれないかと打診されていたが、「いいですけど、その場合帰ってきたときご飯ができていませんよ?」の一言で、娘たちから猛烈な反対を受け現在は保留中。
    現在の夢は夫と共にトレーナー業をすること、引退後に一緒に喫茶店を開くこと。

    イージーゴア
    府中警察署所属のウマ娘警察官。現在警部補。かつて府中市一の要注意児童だったサンデーを危なげなく扱える数少ない人物。
    その正体はサンデーが『お友だち』になる前、最大のライバルだったイージーゴアの生まれ変わり。『お友だち』がカフェの前に現れたのと同時期に生を受けた。
    非常に優秀で、ノンキャリア組の星といわれるほどの逸材だが、本人はサンデーと定期的に交流できる立場を好んで昇進は望んでいない。この事実をサンデー本人にばれた時は本気で引かれてショックを受けた。
    君と勝負するために今からトレセン学園に編入してもいいよ?が最近の一押しネタ。歳考えろとあしらわれ、悲しかったらしい。

  • 180二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 00:16:47

    娘入学までチーム持ってなかったのか…

  • 181二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 03:08:17

    あげ

  • 182二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 12:32:06

    保守

  • 183二次元好きの匿名さん22/09/02(金) 19:18:53

    シナリオ主人公のトレーナーは大体いろんな意味で変人な気がするな

  • 184二次元好きの匿名さん22/09/03(土) 03:40:23

    カフェママめっちゃ好き

  • 185二次元好きの匿名さん22/09/03(土) 11:33:51

    保守

  • 186二次元好きの匿名さん22/09/03(土) 18:57:27

    age

  • 187二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 00:10:14

    この残りだと次が間に合うか五分かなあ
    それはそうと、もし2つある設定集テンプレに本当に打ち込むなら、娘3人の方の相性のとこカットしておいてほしい
    いらなかったなと思ってるから

  • 188二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 03:53:55

    age

  • 189二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 11:58:31

    保守

  • 190二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 19:09:34

    >>187

    了解っす

    埋まらなかったら明日の夜建てますね

  • 191二次元好きの匿名さん22/09/04(日) 19:30:50

    サンちゃんだのダムちゃんだのは読めばわかる、というかそっちで基本呼ばれるのだから、カッコ付で補足する必要がないのよね
    更にいうとカプチーノだけ愛称入れるの忘れてるし
    失態をテンプレに打ち込まれると恥ずかしいから

  • 192二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 03:18:22

    制服姿の警官お姉さん……………
    うわキツ案件?

  • 193二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 04:46:36

    サンデーと会ってゲッってなると面白いな

  • 194二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 15:21:44

    age

  • 195二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 20:07:39
  • 196二次元好きの匿名さん22/09/05(月) 20:12:02
  • 197二次元好きの匿名さん22/09/06(火) 04:45:13

    うめたて

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