- 1二次元好きの匿名さん22/08/04(木) 19:13:35
- 2二次元好きの匿名さん22/08/04(木) 19:16:12
本文(チカパシのくだりとアシリパさんは口調が安定しないので書いた)
ここは北海道のとある動物病院。顔は怖いが腕は立つ院長・関谷の元には、個性あふれる動物や飼い主が毎日相談にやってくる。
ケース1 チカパシとリュウ(アイヌ犬)
「リュウがお腹痛そうなんだ」
チカパシが心配そうに相棒の犬、リュウを撫でる。
「散歩中に変なものを食べている時はあったか?」
「…変なキノコ食べてたよ。こんな形の」
「それが原因かもな。薬を出すから毎日飲ませてやってくれ」
「うん、分かったよ!」
ケース2 アシリパとレタラ(エゾオオカミ)
「レタラがトリカブトの葉っぱをちょっとかじったみたいだ。治せるか?」(ここからのべりすと)
「すぐに中和する」
「チュウワ? なんだそれは」
「毒消しのことだ。ほら、これ飲んでみろ」
「うーん……苦い! でも効きそうだぞ」
「良薬口に苦しって言うだろう」
ケース3 杉元 - 3二次元好きの匿名さん22/08/04(木) 19:18:08
通りすがりだがリンク貼っとく
AIのべりすと alpha2.0文庫本174万冊分! にほんご文章・小説生成AIai-novel.com - 4二次元好きの匿名さん22/08/04(木) 19:29:03
続き
ケース3 杉元佐一とヒグマ(ヒグマ)
「杉元は怪我をしたのか?」
「ああ、さっき猟をしてたら罠にかかってしまってね」
「じゃあ診せてみろ」
「お願いします先生……」
「ふむ……どうもこれは銃創じゃないようだな」
「えっ!? どういうことですか先生!!」
「俺は獣医であって外科医ではない。だがお前が兵士なら、自分で傷口を縫えるようにならないと困るだろう」
「確かに……先生ありがとうございます! 俺頑張ります!」
「まずは麻酔注射からだな」
「はい!……痛ッ!! 針めっちゃ太いんですけど!!!」
「よし次は縫合の練習だ」
「ちょっ待っ……イッテェエエエ!!!」
「これでよし。しばらくしたら包帯を変えてやるといい」
「ハァ…… - 5二次元好きの匿名さん22/08/04(木) 19:34:31
「ハァ……ハァ……ありがとうございました先生……」
「では最後に消毒液をぶっかけて終わりだ」
「ギャアアアア!!!!」
「お大事に」
「くそぉ……あいついつか絶対殺してやる……!」
雑すぎる関谷と殺意高い杉元で笑った - 6二次元好きの匿名さん22/08/04(木) 19:47:34
ケース4 辺見和雄とレプンカムイ(シャチ)
「この子のお腹の調子が悪いんです」
辺見が連れてきたシャチの腹には、寄生虫がいるようだった。
「うーん……こいつを駆除するには手術が必要だな」
「えぇっ!? そんなぁ……」
「大丈夫、任せてくれ」
「先生! どうかよろしくお願いいたします……!」
「麻酔をかけるぞ~」
「ガゥウウッ!」
「暴れるんじゃないぞ、危ないからな。ほら、ここをこうしてこうやって……ほいっと」
「ガフッ……グゥ……グ……」
「はい、終わったぞ。あとは安静にしていればそのうち元気になるはずだ」
「おお……ありがとうございます……!」
「これからも定期的に検診に来るんだぞ」
「分かりました! 本当にありがとうございました!!」
なんだこれ - 7二次元好きの匿名さん22/08/04(木) 20:47:11
辺見ちゃん、シャチをペットにし出した…
- 8二次元好きの匿名さん22/08/04(木) 21:02:04
ラスト
「……という感じでやっているわけだが、どう思う白石?」
「動物病院経営シミュレーションかな?」
「まあそういうことだ。なかなか楽しいぞ」
杉元のやってるゲームで締まった - 9二次元好きの匿名さん22/08/04(木) 21:03:55
何かお題があったらそれでちょっとだけ書く
- 10二次元好きの匿名さん22/08/04(木) 22:09:50
うーん…第七商事の話とか欲しいかな
- 11二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 00:06:27
愛です四人の樺太旅行
- 12二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 06:09:28
書いた
陸軍最強と謳われる北海道の第七師団…の27聯隊。尾形上等兵、宇佐美上等兵、月島軍曹、鯉登少尉はどう言う訳か、樺太へやってきていた。
「なーんで…」
吹雪の吹き荒れる中、宇佐美は不機嫌そうに口を開いた。
「鶴見中尉がいないのさ!せっかくの愛の旅行になると思ったのに!」(ここからのべりすと)
そう、全員の上司である鶴見中尉は今日は来ていないのだ。曰く「4人で仲良く休暇でもとって親睦を深めてきなさい」とここ樺太に飛ばされてきたのだ。
「まぁいいじゃないか、ゆっくりしよう」
「月島は呑気だねぇ〜?僕はこの吹雪が鬱陶しくて仕方ないよ」
宇佐美は寒さからなのか、不貞腐れているからなのか、頬を膨らませた。そんな宇佐美に月島はため息をつく。
「宇佐美上等兵は少し黙った方がいいですよ」
「あ?」
「その顔です。上官がいなければすぐに喧嘩を売ってくる。本当に貴方はクソ野郎ですね」
「なんだと!?」
「おい貴様ら静かにしろ!!いつ何時戦闘になってもおかしくないんだぞ!!」
鯉登少尉が声を上げる。しかしそれに被せるように月島も大声で叫んだ。
「貴方が一番うるさいんですよ!!!」
「なんで私まで怒られるんだ!?」
- 13二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 06:16:11
「ほらね?僕が正しいじゃん」
「だからお前らは黙っとけぇ!!」
「少尉殿こそもっとお静まりください!!」
結局言い合いになってしまう3人。しかしそんな中、ふいに背後から聞き覚えのある声が聞こえた。
「騒がしいと思って来てみれば……またお前たちか」
振り向くとそこには、先程話題に出ていた鶴見中尉の姿があった。
「つっ鶴見中尉殿!?何故ここに!?」
「休暇だよ。私も遅れて時間が取れたのでね。みんなで楽しもうと思っていたのだが……どうやら揉めているようだな?」
「揉めておりません!我々はただ親睦を深めようと……」
「鯉登少尉」
鶴見中尉の言葉に焦りを見せる鯉登少尉。そんな彼に鶴見中尉は笑顔を向ける。そしてゆっくりと手を伸ばして彼の頬に触れた。
「あ……」
「鯉登少尉は少し怒りっぽいところがある。もう少し冷静になりなさい」
「はい……申し訳ありません……」
「よろしい。では皆んな仲良くしてくれよ?」
そう言って彼はその場を去った。残された4人は暫く呆然としていたものの、
鶴見中尉登場 - 14二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 14:46:36
残された4人は暫く呆然としていたものの、やがて口を開いた。
「流石中尉殿だ……あの御方には誰も逆らえぬ……」
「全くです。我々とは器が違う」
「あの人の前だと僕は素直になれるんだよねぇ〜」
「……そうだな」
4人が感心している中、ふと尾形がポツリと呟いた。
「鶴見中尉はどうして俺たちを連れてきたのだろうか?」
その言葉を聞いて3人もハッとする。確かに言われてみれば何故自分たちが選ばれたのか分からない。
「きっと何か理由があってのことだろう」
「うん。僕もそう思うよ」
「でもその理由はなんだ?」
3人とも首を傾げる。すると月島は思い出したかのように言った。
「あぁ……確か中尉殿は仰っていたな……『君たちには良い刺激になると思うよ』と」
「あぁ、確かに言っておりましたね」
「良い刺激ってなんでしょうね〜?」
「分からんが……取り敢えずゆっくりしていこうではないか」
「はい」
「分かりました」
「了解」
こうして4人は樺太での休暇を楽しむこととなった。
「なんだか不思議な気分だなぁ〜、僕らがこんなところで休暇を過ごすなんてさ」
「あぁ、俺もまさかこのメンツで樺太に来ることになるとは思わなかった」
「月島はずっと仏頂面だったけどな!」
「鯉登少尉だって不機嫌そうな顔をしていましたよ」
「お前ら2人ともうるさいぞ」
月島の言葉で全員が笑う。しかし次の瞬間、彼らの笑い声は悲鳴へと変わった。 - 15二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 14:48:43
「うわああああっ!?」
「なんだ!?何事だ!!」
「あれは……なんだ?」
目の前に現れた巨大な生物に目を丸くする。それは大きな翼を広げながらこちらを睨んでいた。
「鷲……?いや、違うな」
「大きいですね」
「何なんだアレ……気持ち悪い……」
鳥にしては大きく、人間のように二足歩行をする。その姿はまるで……
「「「「「化け物だ!!!」」」」」
4人の声が重なると同時に、その怪物は彼らに向かって襲ってきた。
「ひぃいっ!!」
「逃げろ!!」
彼らは必死に逃げ惑った。しかし、そんな彼らを嘲笑うかの如く、その怪鳥は鋭い爪を振りかざす。咄嵯に避けたものの、軍服は裂け、血が流れる。
「こいつ強いぞ!!銃を持ってこい!!」
「駄目だ!!あんな素早い奴に当てられる気がしない!!」
「じゃあどうすればいいんだ!!」
「知らん!!とにかく逃げるしかない!!」
再び走り出す。しかし、そんな彼らに容赦なく襲いかかる攻撃。それをなんとかかわしながら逃げ続ける。
超展開 - 16二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 19:11:25
なんだこれ草
- 17二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 19:33:39
「くそっ……なんなんだよコイツは!?」
「知るか!!だがこのままでは殺られる!!」
「お前たち落ち着け!!」
パニックに陥る3人を宥める月島。しかし彼も焦りを見せていた。
「どうする?どうやって切り抜ける?」
「おい!!あれを見ろ!!」
1人の兵士が指を指す。その先には……洞窟のようなものが見えた。
「あそこなら身を隠すことができるかもしれん」
「よし、行くぞ!!」
急いでその場所へ向かう。そして何とか中に滑り込むと4人は安堵のため息をついた。
「ふぅ……助かったぜ……」
「本当だよ。一体なんなのアイツ?」
「分からん。だが恐らく普通の動物ではないだろうな」
樺太をなんだと思ってんだ - 18二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 19:35:18
「それよりも怪我の手当てをしましょうか」
月島に促され、3人も自分の傷口に布を当てた。そして一呼吸置いた後、徐に話し始めた。
「……これからどうしましょうか?」
「ここにいてもいずれ見つかるだろう。どこか別の場所に移動すべきだと思うが……」
「賛成です。ここは危険すぎます」
「でもどこに行く?」
「……やはり北へ向かおう。まだ我々の目的地である千島までは遠いが……」
「仕方ありませんね。行きましょう」
「そうだな」
話し合いの結果、4人は北を目指すことにした。
一方その頃、杉元は……
「おーい、誰かいないのかぁ〜」
呑気に辺りを探し回っていた。
杉元も登場 - 19二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 20:51:40
見てるぞ
- 20二次元好きの匿名さん22/08/06(土) 07:59:36
すると彼は何かを発見したようで、慌てて駆け寄った。
「おっ!これは……食料じゃないか!」
彼が見つけたのは熊の死骸であった。しかし、その表情は恐怖に染まっている。その顔を見て彼は不思議そうに首を傾げた。
(なんだ?どうして怯えている?)
よく見ると熊の首には刃物で斬られたような跡があった。それを見た途端、彼の脳裏にある考えが浮かぶ。
(まさか……人の仕業なのか……)
その可能性は十分にあった。何故ならこの森には狼などの危険な獣がいるからだ。現に先程まで自分も襲われていたし、もしかすると近くに人間がいるかもしれない。
「……気をつけよう。また襲われたら面倒だし」
警戒心を強めながらその場を去る。その後、暫く歩き続けたが特に何も起こらなかった。
「……誰もいないなぁ……」
少し寂しさを感じながらも歩く。しかし、その時だった。突然背後から何かが飛びかかってきたのだ。
「うわぁあっ!?」
思わず叫び声を上げる。その正体は1匹の狐だった。
「なんだ、狐かよ……びっくりしたぁ〜」
ホッと胸を撫で下ろす。しかし、その直後、今度は前方からも別の生き物が現れた。
「うわっ!?なんだこれ!?」
2足歩行をする狸のような生物だ。しかもこの数は尋常ではない。20匹以上いるように見える。
「ど、どうしよう……取り敢えず逃げた方がいいかな?」
そう判断し、逃げ出そうとするが、そこで後ろから来た生物にぶつかる。振り返るとそこには巨大な熊の姿が。
「えぇっ!?嘘だろ……挟み撃ちされたってことかよ……」
絶望的な状況に頭を抱える。しかし、次の瞬間、彼はニヤリと笑みを浮かべた。
「……丁度いいや。コイツらを殺せば飯にありつけるぞ」
銃を構え、引き金を引く。その音を聞いた巨大熊は驚いて逃げ出した。
「あっ、待て!!」
逃すまいと追い掛ける。しかし、その途中で他の生物の妨害に遭う。それは狸たちの攻撃だった。 - 21二次元好きの匿名さん22/08/06(土) 18:09:37
「邪魔すんなっての!!オラァッ!!」
次々に銃弾を放ち、敵を蹴散らしていく。そして最後の一匹を倒した時、銃声を聞き付けたのか、熊が再び戻ってきた。
「チィッ!!しつこい奴だ!!」
銃口を向けようとした直後、熊はその巨体からは想像できないほどの素早さで杉元に飛びかかった。
「ぐっ……!!」
間一髪かわしたものの、杉元の体は地面に叩きつけられる。更にはその上に馬乗りになった。
「こいつ……!!」
必死に抵抗するも敵わず、首筋に鋭い牙を突き立てられる。肉を引き裂く音が聞こえた。
「ぐうぅ……!!」
(クソ……このままじゃ……!!)
諦めかけたその時、熊の体が跳ね飛ばされた。何が起きたのかと視線を向けると、そこにいたのは……
「……あれ?お前……月島軍曹じゃないですか」
そこに立っていたのは、かつて共に戦った男、月島基だった。
「……久しぶりですね。元気にしてましたか?」
「…………」
杉元の言葉を無視して、月島は黙り込んだまま動かない。
「無視しないでくださいよ。俺ですよ。ほら、一緒に旅をしたでしょう?」
「……」
やはり反応はない。だが杉元は気にせず言葉を続けた。
「でも、なんでこんなところにいるんですか?それにあの化け物は何です?」
「……」
よく分からんので一旦切る - 22二次元好きの匿名さん22/08/06(土) 18:26:16
- 23二次元好きの匿名さん22/08/06(土) 18:30:59
新しいお題募集します
- 24二次元好きの匿名さん22/08/06(土) 23:15:22
網走監獄に死刑囚月島が投獄されたら
- 25二次元好きの匿名さん22/08/07(日) 00:08:00
もしも杉元が第七師団にいたら
- 26二次元好きの匿名さん22/08/07(日) 11:26:38
- 27二次元好きの匿名さん22/08/07(日) 16:34:48
>>26ニューヨークに行きたいかー!のやつか
- 28二次元好きの匿名さん22/08/07(日) 19:30:10
陸軍最強、北海道の第七師団。その小部隊を率いる鶴見中尉はというと。
「よし…ニューヨーク行こうかな」
散々北海道や樺太、果ては別の国まで、雪国を渡り歩いた鶴見中尉は、正直言ってもう寒いところに飽きていたのだ。おそらく彼が言えば宇佐美上等兵や鯉登少尉、成り行きで月島軍曹もやってくるだろう。人数が多いなら移動費は少しでも安くしなくてはならない。
「しかし…船で向かうにはかなり大回りになる…西海岸から横断しようか」
かくして、鶴見中尉のアメリカ大横断は始まったのだ。
「えっ……なんですかこれ……」
「あー、うん。俺にも何がなんだかさっぱりわからん」
困惑する谷垣一等卒を前にして、白石由竹は頭を掻いた。
網走監獄を脱獄した白石たちは、とりあえずアシリパたちのコタンを目指した。途中で出会ったアイヌたちと協力体制を築きながら旅を続け、ようやく辿り着いたコタンでは、何故か村中総出で宴会が開かれていた。しかもそれは白石たちが到着する前から始まっていたようで、宴もたけなわといった様子だ。
「おーいシライシ!久しぶりだな!」
「おうチカパシ!元気だったか?」
アイヌの少年に声を掛けられて、白石は思わず相好を崩す。どうやらこの村の子供たちとはすっかり仲良くなったらしい。
「お前たち、こんなところで何をしているんだ?それに……」
杉元佐一の姿を探してキョロキョロしていた谷垣一等卒だったが、不意に背後から肩を叩かれてビクリと身体を強張らせた。振り向くとそこには見知らぬ男が立っている。
「谷垣さんじゃないですか!お久しぶりですねぇ!」
早速鶴見中尉が消える