【SS】ユニ募とゲストが旅する番組in長崎【ダイス?】

  • 1122/08/05(金) 21:24:41

    ・キャラの解釈違いなどもあるかもしれませんのでご注意ください

    ・下の「【SS】ユニ募の旅番組in盛岡【ダイス?】」というSSの続きになりますが、読んでなくても何の問題もないと思います

    【SS】ユニ募の旅番組in盛岡【ダイス?】|あにまん掲示板bbs.animanch.com

    ・タイトルに関してはもともと何も考えず付けて、後で他のスレと完全に被ってるやん!と気付いたので変更。スレ画も同じ理由で変更

  • 2二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 21:25:24

    おー、楽しみ

  • 3122/08/05(金) 21:25:25

    朝 長崎市内ホテル
    あきら「みんなおはよ、砂塚あきらデス」
    あかり「おはようございまーす、辻野あかりです!」
    りあむ「え?もう撮影始まってる?夢見りあむだ!よ!」
    おはようございます。
    りあむ「あ、言い忘れてたおはよ」
    さっそくですが、今日の企画の説明をお願いします。
    あきら「了解。長崎市の観光とグルメを楽しもうって企画デス。リポーターは、自分たちだけじゃなくて今日は特別ゲストがいるんだよね」
    あかり「んご!では、どうぞ!」

  • 4122/08/05(金) 21:26:34

    千夜「白雪千夜です。今日はよろしくお願いします」

    りあむ「うわあああ!!千夜ちゃんだあああ!!」

    ホテルの中ですので静かに

    りあむ「あ、すみません」

    あかり「りあむさん、千夜さんともう会ってましたよね?みんな一緒に長崎市に来ましたし?」

    りあむ「そういうのは言いっこなしじゃない?」

  • 5122/08/05(金) 21:28:31

    あかり「よろしくお願いします、千夜さん!今日の意気込みはどうですか?」
    千夜「正直、あまり気乗りする仕事ではなかったというのが本当のところです」
    りあむ「そりゃそうだ」
    あきら「#残当」
    さて、4人揃いましたので、朝食にしましょう。
    長崎と言えば古来海外貿易で栄えた土地であり、それを象徴するお菓子とも言える南蛮菓子カステラ。
    今回は1900年創業の歴史ある文明堂総本店のカステラを用意しました
    4人「……」
    リアクションが薄い
    朝に甘いのはダメですか?
    あかり「いや、それは大丈夫なんですけど……食べれるかどうかまだわからないんですよね?サイコロ振るんじゃないですか?」
    バレていた
    りあむ「そりゃバレるっしょ。長崎着いたらご飯食うななんて言われたら」
    千夜「前の番組を見せてもらっただけの私でも気付きましたよ」
    では、ドッキリ感はないですが、ダイスを振っていきましょう
    千夜「この予定調和感……大丈夫なんでしょうか、この番組は」
    あきら「大丈夫デスよ。大丈夫じゃなくても大丈夫なんで」
    千夜「不安しかありませんね……」

  • 6122/08/05(金) 21:29:15

    ではゲストからダイスをどうぞ
    千夜「受け取りたくありませんが……。5面ダイスですか?」
    まず、ダイスを1回振って、何人食べれるか決めた後、もう1回ダイスを振って誰が食べるかを決定します。
    フリップは次のようになっています

    1…1人
    2…2人
    3…3人
    4…4人
    5…0人

    あきら「うわやっぱり0人ある……」
    りあむ「自分は食べれても他の人が食べれてないと気使うんだよねー……」

  • 7122/08/05(金) 21:30:28

    では、どうぞ

    千夜「私は我慢してもいいですが、みなさんの食事は用意したいところですね」

    あきら「自分も朝一食くらい抜いても大丈夫なんで、自分のことは気にせず、気楽に振ってください」

    りあむ「ぼくも朝食抜く事多いから別に大丈夫だな?」

    仲間を気遣う優しい心

    ダイス番組として切迫感がなくなるのはどうなのか

    あかり「あ、私は食べたいでーす!」


    千夜「では……行きます」

    コロコロ

    dice1d5=4 (4)

  • 8122/08/05(金) 21:36:06

    あきら「4て……4人全員デスね」
    りあむ「千夜ちゃんマジ神!」
    あかり「千夜さんすごいんご!」
    千夜「ふふ、お二人とも、ホテルの中ですから」
    りあむ「あ、ごめんなさい」
    あかり「えへへ、ごめんなさい」
    幸先の良いスタート
    ただ撮れ高のことはもうちょっと考えて欲しい
    千夜「私は別に。ただの運否天賦ですから。ただ、みなさんの喜んだ顔と、そこのカメラを持っている人間の残念そうな顔を見れただけで出したかいがあったと思えます」
    千夜「#辛辣」
    りあむ「千夜ちゃんの辛口対応いいわあ…」

  • 9二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 21:44:09

    では、こちらが文明堂総本店のカステラとなります

    4人「「「「いただきまーす」」」

    あかり「んーおいしー……あや、ザラっとした食感?これは……」

    こちらのカステラには底に大きめのザラメが入っています

    長崎カステラの特徴ですね

    あかり「はえー面白いんごー」

    千夜「甘味の中の砂糖というと、埋もれてしまいそうですが、単調になりそうなカステラの甘みに味と食感に変化を与えているようです」

    りあむ「うめうめ」

  • 10二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 21:44:59

    りあむ「ていうか文明堂のカステラってぼく食べたことある気がするんだよなー。たしか東京にも文明堂ってカステラの店あったし」
    長崎の文明堂総本店は、東京の文明堂とは別の会社です。
    りあむ「何がちがうの?名前が同じだけの別会社ってこと?ひょっとして長崎の有名なカステラ屋から名前パクった?」
    あきら「りあむサン」
    現在、カステラを販売する文明堂は6つほどありますが、全て長崎の文明堂をルーツとしています。が、現在は別会社となっています。ただし、グループとして協力してることもあるそうです
    りあむ「や、ややこし!?」
    あかり「はえーそうなんだー」モグモグ
    りあむ「いや、あかりんご興味なさそう」
    千夜「食べる上で関係ないと言えば関係ないですからね」

  • 11122/08/05(金) 21:56:57

    ホテルを出発し、観光地へ向かう一行
    千夜「それで私たちはどこへ?」
    着いてからのお楽しみということで
    千夜「……」
    あきら「千夜サン目怖いデスよ」
    りあむ「千夜ちゃんあれ、一応カメラマンってことになってるから」

  • 12122/08/05(金) 21:57:36

    あかり「あ、見てください、路面電車ですよ!いいなー」
    あきら「いいね、観光地って感じ」
    千夜「私たちは乗らないんですか?」
    歩ける範囲は歩くがコンセプトですので
    千夜「なんだそのコンセプトは」
    あきら「千夜サン諦めてください」
    目的地まで30分もありませんよ
    りあむ「30分弱歩かされるのぼくたち!?」
    あかり「ええー……」
    あきら「流石にしんどい……」
    頑張ってください
    千夜「……」
    カメラをにらみつけるゲスト

  • 13二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 22:01:46

    さあ、目的地に着きましたよ
    あかり「やっと着きましたー」
    りあむ「こんな歩いたんだからちゃんと番組でもここまでの歩き使って!よ!」
    それは放送のお楽しみということで
    あきら「これ使わないパターンデスね……」
    千夜「…………」
    さっきからカメラ目線が多いゲスト
    目つきが鋭い

  • 14二次元好きの匿名さん22/08/05(金) 22:08:32

    あかり「で、ここなんですかね?ぐんかんじま?」

    あかり「軍艦島?」

    りあむ「なんか聞いたことあるな?」

    千夜「炭鉱の島ですね。たしか明治維新の産業革命に関連して世界遺産になっていたかと。それに関する資料館でしょうか」

    軍艦島デジタルミュージアムはその名の通り軍艦島に関する資料館ですが、それだけではありません

    同時に軍艦島上陸船の受付となっています

    あきら「え、軍艦島に上陸するんデスか?」

    はい

    あきら「やった!へへ、楽しみ」

    あかり「あきらちゃん楽しそうんご」

    あきら「ごめん自分だけ盛り上がっちゃって。軍艦島の景色って廃墟好きには有名なんだよね」

    りあむ「廃墟好きだったん?」

    あきら「廃墟好きっていうか、あの終末感、ポストアポカリプス感デスかね。それ専門のアイドルじゃないデスけど、中二心に響く、なんて」

    あかり「ポスト……アクエリポカリ?」

    りあむ「OS1かな?」

    千夜「あきらさんがこれだけ楽しみにしていますが、まさかダイスなんてことないでしょうね」

    軍艦島観光は全員参加です

    あきら「やった!」

    りあむ「ああ~ワクワクしてるあきらちゃんを見るだけで元気になる~」

    では軍艦島に向かいましょうか

  • 15122/08/05(金) 22:15:06

    軍艦島デジタルミュージアムで時間を潰し乗船時間が近付いたので、港へ向かった一行
    あかり「あ、あれが私たちが乗る船ですかね?」
    軍艦島への上陸を許されてるのは長崎市から許可をもらっている5社のみ
    今回、お世話になるのは先ほどの軍艦島デジタルミュージアムも運営する軍艦島コンシェルジュの船です
    りあむ「お、ジュピターだって。ドルオタとしてなかなかいい名前と褒めざる得ないな?」
    あかり「ジュピター……って土星でしたっけ?」
    あきら「ふふ、惜しい」
    りあむ「アイドルグループだよ」
    あかり「え、アイドルグループなんですか?」
    千夜「……」
    ゲストも会話に入って行ってくださいね
    千夜「この会話に何を言えと……」

  • 16122/08/05(金) 22:30:28

    とうとう出航
    あかり「動きましたよ!」
    りあむ「ああ~子供っぽくはしゃぐあかりんごかわいい~」
    あきら「歩いてる時も思いましたけど、長崎市の街並みは見てるだけで面白いデスね」
    千夜「そうですね。斜面に町が出来ているかのような光景です」
    りあむ「観光にはいいけどアップダウン激しくて住むの大変そ~……」
    あきら「りあむサン」

  • 17122/08/05(金) 22:31:59

    見ても楽しいと言えば長崎市は世界遺産を多数擁する街で船からでも多数の世界遺産を見つけることができます
    たとえばあそこのドック、第三船渠は100年以上前に作られたドックで、世界遺産であり且つ今も現役です
    あきら「え、すご」
    りあむ「100年前って大丈夫なのかそれ?」

  • 18122/08/05(金) 22:46:22

    船員「軍艦島は、炭鉱の島でした。最盛期には、わずかな島の面積に5,000もの人口を抱え、人口密度で言えば東京の約10倍という世界一の人口密度の島でした。しかし石炭の枯渇、またエネルギーが石炭から石油に転換し、そして1974年に無人島となりました。さて、皆さま軍艦島が見えてまいりました」
    りあむ「うお!すっごいな」
    あかり「すっごいんごー」
    あきら「ふふ、やばいテンション上がる」

  • 19122/08/05(金) 22:55:54

    あきら「さっき船員サンが言ってましたけど、昔は自然が無さ過ぎる街だったのに、今はもう自然に覆わされてるんだよね。ふふ、この終末感イイね。滅びの美学って感じ」
    千夜「滅びの美学……ですか」
    りあむ「りあむちゃんが炎上してヤバイと盛り上がる感じ?」
    あきら「全然違います」
    りあむ「はい……」
    あかり「はえー、あそこに上陸出来るんですねー。あ、船員さんが何か言ってますね」
    船員「えー皆さん申し訳ありません。この度、軍艦島に上陸することはできません」
    あきら「……え?」
    船員「長崎市の条例により、波高が0.5メートルを超えるとき、軍艦島の上陸出来ないこととされているため、上陸することはできません。誠に申し訳ありません。代金のうち、上陸料は返金させていただきます」
    りあむ「えーなんだよ、ここまで来てー!全額返金して欲しいんだけどー」
    あかり「まあまありあむさん、誰が悪いわけでもないんですから」
    あきら「……」

  • 20122/08/05(金) 22:58:33

    静かに遠ざかる軍艦島を見つめる砂塚あきら
    あかり「あ、あのーあきらちゃんも元気出してくださいね」
    あきら「そんな落ち込むのもダサイってわかってるんデスけど……でも、お預け食らったみたいでちょっとテンション下がりますよね……」
    あかり「あきらちゃん……」
    りあむ「もー!しまりがないのがらしいってなんだよこの番組!変なこと外しまくってさ!」
    千夜「こんなに楽しみにしてたのに、ひどい番組ですね」
    こればっかりは番組のせいではありません
    千夜「他は?」
    船戻ったら次の場所に行きましょう

  • 21122/08/05(金) 23:05:53

    上陸が省かれたので予定より早く終わりましたが、既に12時過ぎで昼食の時間です

    船着き場より少し移動して、今回の店は、四海樓(しかいろう)です

    今日の昼食はちゃんぽん発祥の店の伝統あるちゃんぽんをいただきましょう

    千夜「またダイスを振れと言うのでは?」

    はい

    あかり「では、私に任せてください!あきらちゃんに最高のちゃんぽんを用意してあげます!」

    あきら「あかりチャン……」

    あかり「あと、私も食べたいです!」

    りあむ「そゆとこ」

    あかり「えいっ!」

    コロコロ

    dice1d5=2 (2)

  • 22122/08/05(金) 23:10:36

    食べれるのは二人だけですね
    あかり「ふ、二人だけー?」
    ダイスの目は次のようになります

    1…あかり・あきら
    2…あかり・りあむ
    3…あかり・千夜
    4…あきら・りあむ
    5…あきら・千夜
    6…りあむ・千夜

  • 23122/08/05(金) 23:11:01

    あかり「で、出ろー、あきらちゃんと……わた……あ、今のなしです!ごめんなさい、りあむさん、千夜さん!」

    りあむ「いやいや気にしないで良いからね!」

    千夜「気にしないでください。悪いのはダイスの目と、あとこの番組作ってる人間ですから」

    あかり「ありがとうございます……。では……えいっ!」

    dice1d6=2 (2)

  • 24122/08/05(金) 23:20:34

    あかり「やった、いや、ええとお……」
    りあむ「うぇっ、ぼくぅ!?」
    おめでとうございます
    では、四海樓に入りましょう
    あかり「ご、ごめんなさい、あきらちゃん、千夜さん~」
    あきら「気にしないでいいから」
    千夜「お気になさらず」

  • 25122/08/05(金) 23:24:36

    ちゃんぽんは店主の陳平順が中国からの留学生に安くてボリュームと栄養のある食事を提供するために考案されたと言われています

    伝統の味ご賞味あれ

    あかり「食べない人もいるのに悪いなーって思うのにお、おいしいんご~!」

    りあむ「シンプルなちゃんぽん、スタンダードなちゃんぽんって感じ。うっま!」


    二人ともスープまで完食

    あかり「おいしかったー。ってごめんなさい、二人とも私のせいで食べれなかったのに」

    りあむ「ぼくもごめん」

    あきら「ぷ、ふふ、二人ともそんな気にしないでくださいよ。だいたいスープまで二人とも飲んじゃってるのに遠慮なんて」

    千夜「ええ、料理をする者にとって、美味しく食べる二人は嬉しいものだと思いますよ。そもそも悪いのはお二人ではなく、この番組なのですから」

  • 26122/08/05(金) 23:32:16

    りあむ「千夜ちゃん、ほんと塩対応だな?なんか嫌な思い出でもある?」
    千夜「実を言うと、今回のようにハンディカメラを持った撮影には良い思い出がないんです。平たく言えば、オフの時も気が抜けなかったせいで苦労したというか……」
    あきら「ああ、なるほど、そういうこともありますよね」
    千夜「今回の撮影も何ともルーズというか、どこから撮影でそうじゃないかわからないじゃないですか」
    りあむ「それはあるな?」
    千夜「どこが区切りかわからないと気が休まらなさそうなのに、皆さんまるで緊張しないで自然体で……みなさん図太いと言っていいのでしょうか」
    あきら「#誉め言葉デス」
    あかり「自然体って……?私、テレビ出る時とオフの時じゃだいぶ違いますよね?」
    千夜「すみません、ほとんど同じに見えるのですが……」
    あかり「え!?そんなことありませんよ。私アイドルやってる時、アイドルモードですし!ですよね、あきらちゃん?」
    あきら「ふふ、あかりチャンのそういうトコ、イイと思うよ」
    あかり「ほら!」
    千夜「今の肯定は質問の肯定なんでしょうか……?」

  • 27122/08/06(土) 00:02:21

    さて、昼食を終え、4人が来たのは、長崎ペンギン水族館
    9種のペンギンを飼育し、飼育するペンギンの種類として世界一の水族館である
    りあむ「流石にここまではバスで来た!よ!歩いて来れないくらい遠くてよかった!よ!」
    あかり「わー、大きいペンギンのマスコットですね、かわいいです!」
    千夜「そうですね」
    りあむ「あ、千夜ちゃんひょっとしてああいうかわいいの好き?」
    千夜「気にしないでください」

  • 28122/08/06(土) 00:03:10

    入館料大人520円を払い入館
    りあむ「おー動物園っぽい匂いというか、ちょっと生臭いな?」
    千夜「……」
    あきら「りあむサン」
    あかり「まあ、動物飼ってたらにおいくらいしますよ」
    りあむ「お、入っていきなりデカい水槽。従業員さんが清掃してる」
    あかり「はえー大変だー。頑張ってくださいー」
    千夜「ペンギン見ないんですか?」

  • 29122/08/06(土) 00:04:04

    りあむ「お、申し訳程度にペンギン以外にも魚いるじゃん……。あ、見てみんなチンアナゴいるよ!チンアナゴ!」
    千夜「どうしてそんなに食い付くんですか……」
    りあむ「いや言いたくならないチンアナゴ?お、説明書きある。へー「犬の『チン』に似ている」……え、犬のチンなんだ!ってか、チンって本当にチンから来てたんだ……!?」
    千夜「…………」
    あきら「……りあむサン、それ犬の種類の狆じゃないデスか?」
    りあむ「え……?あ、そうか!チンって犬のチンじゃなくて、犬のチンなんだ!やっべ!でもこの書き方絶対ぼくと同じ勘違い招くよね!」
    あきら「りあむサンだけデスよ」
    千夜「……………………」
    夢見りあむを見る目が氷のようになっている
    あかり「わーペンギンさんかわいいんごー」

  • 30122/08/06(土) 00:16:43

    りあむ「ち、千夜ちゃん、見て、コガタペンギン?だって。ちっちゃくてかわいいよ?」
    千夜「…………そうですね」
    りあむ「うう、やばい……めっちゃ怒らせてる気がする」
    あきら「違いますよ」
    りあむ「え?ぼくの勘違い?」
    あきら「怒らせてる気がするじゃなくて、怒らせてるんです」
    りあむ「わーん」
    あきら「ほら、さっさと謝ってください」
    りあむ「はあ、ぼくもかわいいかわいペンギンになりたい……なればいいのか?」

  • 31122/08/06(土) 00:17:39

    りあむ「ち、千夜ちゃん」
    千夜「……なんですか……いや、本当に何してるんですか?」
    両手を後ろに下げてヨチヨチ歩く夢見りあむ
    何をしているのか
    りあむ「いや……こうペンギンのかわいさを借りたらペンギン好きそうな千夜ちゃんにお許し貰えないかなと……」
    千夜「ペンギンのかわいさとは似ても似つきませんね」
    りあむ「ですよねー!」
    千夜「ふふっ……すみません、失礼な態度を取ってしまいました。冗談くらい流せばよかったのに失礼しました」
    りあむ「えへへ、いいよ、ぼくも悪いところあったし」
    あかり「え?千夜さんにも悪いところあったんですか?」
    あきら「いや?りあむサンが100%悪かったよ」
    あかり「ですよね」
    りあむ「ちょっとそこ!事実でもわざわざ言わないで!よ!」

  • 32122/08/06(土) 00:35:42

    さあ長崎ペンギン水族館を見学し、次が最後になります
    長崎で最後の食事です
    あきら「あ、もう次で最後なんデスね」
    はい
    みなさん朝食は全員食べましたし、昼食も飢えてくれそうな二人が食べたおかげでもう引っ張っても良い絵が撮れそうにありませんからね
    千夜「ろくでもない番組じゃないですか」
    りあむ「それはまあはい」

  • 33122/08/06(土) 00:38:54

    長崎を代表する料理と言えばトルコライス

    今回訪ねる店はなんと200弱のトルコライスの種類があるというニッキ―アースティン

    その中で今回注文するのはドライカレーとスパゲッティーとハンバーグとコロッケのトルコライスです

    ちなみにコロッケの一つはコロッケグランプリを取ったというクリームコロッケにしてもらっています


    あかり「お、おいしそー。食べてみたいんご」

    あきら「次で最後らしいデスけど、ダイス自分とりあむサンどっち振ります?」

    りあむ「ぼくのせいであきらちゃんと千夜ちゃん連続で食べれないってなったら嫌じゃん!絶対振らないから!」

    あきら「了解。じゃあ自分のご飯は自分で勝ち取るってことで……よっと」

    コロコロ

    dice1d5=1 (1)

  • 34122/08/06(土) 00:43:24

    あきら「え、ええー……。ここに来て一人だけって……」

    おいしい目を出してくれましたね

    りあむ「うわ、嬉しそう」

    千夜「このカメラ破壊したくなりますね」

    あかり「駄目ですよ!タダ働きになっちゃいます!」

    千夜「そうですね、失礼しました」

    あきら「4人のうちだれが食べるかのダイスデスけど、りあむサン振ってくれません?」

    りあむ「やだ!」

    あきら「デスよね。まあ自分のまいた種ですし腹くくって……ほっと」

    dice1d4=2 (2)

    1…あかり

    2…あきら

    3…りあむ

    4…千夜

  • 35122/08/06(土) 01:02:19

    あきら食事終了
    あきら「ごちそうさまでした……。お腹ちょっと苦しい……」
    あかり「え?お昼ご飯食べてないですよね?その分すごく食べれたりしません?」
    あきら「一回食事抜くと胃縮んだ感じしてあんまり食べれなくなったりしない?」
    他、三人まったくわからないという顔
    あきら「やっぱりトルコライスなのに一番食べない自分ってミスマッチでしたよね……」
    ダイスの目は絶対ですので
    あきら「まあ、美味しかったのはホントデスけどね」
    あかり「いいなー私も食べたかったなー」
    千夜「番組が終わったらあかりさんもりあむさんも長崎市で自由に食べていいのでは?」
    それはダメです
    あかり「うーん、なんかそれはよくないかなって」
    りあむ「そうそう、詐欺師も出来る限り嘘を減らしたのが良い嘘だって言ってるらしいしね」
    千夜「そのたとえはよくわからないですが……みなさん結構真面目なんですね」

  • 36二次元好きの匿名さん22/08/06(土) 01:05:18

    不真面目なようで真面目だが、やっぱりどことなく不真面目なこの3人組

  • 37122/08/06(土) 01:06:37

    とはいえ食事をとるなと言うほど鬼ではないので、お腹を減らしたみなさんにもちゃんとご飯を用意してあります
    長崎名物……でも何でもないそこのコンビニで買ってきたおにぎりです
    あかり「わあ!美味しそう!」
    りあむ「全国チェーン!」
    みなさんどうぞ
    ちゃんと梅や昆布やツナなどどこででも買える具ですよ
    あかり「ありがとうございます!んー美味しいー!」
    りあむ「ノリがぱりっとしてる!よ!」
    どうですか梅おにぎりの味は?
    千夜「美味しいですね、腹立たしいくらいに」
    ゲストとしていかがでしたか、今回の旅
    千夜「カステラとコンビニおにぎりしか食べれなかったから言うわけじゃありませんが……もうサイコロ振る旅には出ません」
    あかりあきらりあむ「「「ですよねー」」」
    ~了~

  • 38122/08/06(土) 01:10:39

    とりあえずこれで終わりです。アドリブで書くって難しいですね。
    出来れば明日も書きたい

  • 39122/08/06(土) 01:25:01

    りあむ「おはよーございます……」ガチャッ

    ちとせ「ふふ、おはよーりあむちゃん」

    りあむ「うわ、ビックリした。何ビデオカメラ構えてんのちとせちゃん?」

    ちとせ「ふふ、次は私も出るからちょっとだけ貸してもらってるの」

    りあむ「え?マジで?ちとせちゃん出して大丈夫なのか?いや、前回の颯ちゃんと同じ感じか?」

    ちとせ「たぶんそう。私は千夜ちゃんも出たああいうのやってみたいけどねー」

    りあむ「やったら千夜ちゃんに怒られちゃうよ……」

    ちとせ「実は私だけじゃなくて、凪ちゃんも出演って話もあったんだけどストップをかける人がいてね」

    りあむ「え?誰だよそれ!?ちとせちゃんも凪ちゃんも出せばいいじゃんか!よ!」

    ちとせ「その人物からビデオ通話で繋がってるよ」

    凪「こんにちは、あるいはグッドアフタヌーン。凪の出演に待ったをかけた凪です」

    りあむ「凪ちゃんじゃん!何で自分で自分にストップかけるの?」

    凪「前回、久川凪は久川颯がダイスで選ばれたにも関わらずビデオ通話で参加したことがありますね?あれが0.5回分の出演だと凪は異議を申したい」

    りあむ「なに?0.5回分って?」

    凪「では、どうすればいいか?決まっています。古今東西、ダイスで決めるものなのですよ、イッツロール、そしてロールのロールはりあむさんにお願いします」

    りあむ「なしてや!?」

    凪「りあむさんになら凪の出演を賭けたダイスロールを任せられます」

    りあむ「言うのもなんだけどそんな親しかったっけ!?」

    凪「ボタンを押せばダイスロールされます。奇数なら出演成功、偶数なら出演失敗の判定です。もう一度チュートリアルを聞きますか?」

    りあむ「ゲームみたいに勝手に勧めないで!?」

    ちとせ「はい、りあむちゃんダイス」

    りあむ「うわああ、持たさないでよ!」

    ポーン

    りあむ「アッ!!??」

    コロコロ

    dice1d6=6 (6)

  • 40122/08/06(土) 01:26:57

    りあむ「オアアアア!?ぼくのせいで凪ちゃんの出演なくなってんじゃん!?」

    凪「やむなし。サイコロの神様には敵いませんね」

    ちとせ「じゃあ、行先のダイスは私が振るね。えいっ」

    dice1d6=3 (3)


    1青森県

    2新潟県

    3東京都

    4愛知県

    5徳島県

    6愛媛県

  • 41122/08/06(土) 01:30:20

    ちとせ「東京かー。近場になっちゃったねー」
    凪「では、次回、東京砂漠にユニ募とちとせさんが降り立ちます。凪はステイホームです」
    りあむ「アアアアア」

  • 42122/08/06(土) 01:32:05

    次はユニ募+ちとせで東京旅行書きたいと思います。出来れば明日(というか今日)?
    逆に東京は難しい気がしなくもない

  • 43二次元好きの匿名さん22/08/06(土) 01:41:27

    前回に続き名作乙
    毎回ユニ募の台詞の言いそう感すごいわ

  • 44二次元好きの匿名さん22/08/06(土) 10:28:40

    おつ!

  • 45122/08/06(土) 13:06:12

    予告

    「私もね、歩き企画をやってみたいな」
    黒埼ちとせのその一言から始まった
    過酷ですよ?
    「分かってる。みんな私のことを気遣って、普通に観光するだけでいいって。でも、みんなの姿を見て思ったんだ。私も歩いて歩いて自分の足で辿り着いた景色を見てみたいって」
    では登りましょう、高い山を
    こうしてプロジェクトがスタートした
    だが、黒埼家のメイドの説得が難航を極めた
    メイドからなじられるプロデューサー
    メイドから叱られるプロデューサー
    メイドから門前払いを食らうプロデューサー
    ナースアイドルから食事取らせないでアイドルを歩かせた件を詰問されるプロデューサー
    心が折れそうになった
    だが諦めなかった
    黒埼ちとせの熱意が心配するメイドの心を動かした
    「千夜ちゃんが心配してくれてるのはわかってる。ひょっとしたらまた誰かに迷惑をかけるかもしれない。でも無茶しないでって言われても私もやってみたいの。自分の足で歩いて、頂からの景色を見てみたいの」
    「お嬢さま……」
    最初から説得して欲しかった

  • 46122/08/06(土) 13:07:08

    「お嬢さま……無事に帰ってきてください。夕飯を作って待っています」
    「千夜ちゃん、私は必ずあなたの所に帰るよ」

    本番組最高峰
    標高599メートル
    都心から電車で1時間弱
    高尾山口駅からケーブルカー乗り場まで徒歩5分
    ――タカオマウンテン――
    少女たちは頂の景色を目指す

    「んごー、すごいところなんですねタカオマウンテン……!」
    「いやまあ、ビックリはするよ?頂上にめっちゃ小さい子供たくさんいる」

  • 47二次元好きの匿名さん22/08/06(土) 18:53:04

    今回も楽しく読ませてもらってる

  • 48122/08/06(土) 20:56:56

    高尾山口駅
    あかり「おはようございまーす!辻野あかりです」
    あきら「砂塚あきらデス」
    りあむ「夢見りあむだ!よ!」
    あかり「今回の撮影もゲストさんが来ているんご!では、どうぞ!」
    ちとせ「はあい、黒埼ちとせだよ!みんな今日はよろしくね」
    りあむ「うわああちとせちゃんだあああ!!」
    あきら「うるさ」
    あかり「ここまで一緒に来ましたよね?」
    りあむ「それは言わないでってば!」

  • 49122/08/06(土) 20:57:42

    ちなみに今回は、アイドルとしての参加ではありませんが、サポートとしてナースアイドル柳清良が参加されます
    りあむ「うわあああ清良さあああああん!!」
    清良「りあむちゃん、あんまり外で大声出さないようにね?」
    りあむ「あ、はい、すみません」
    清良「私はちとせちゃんのサポートに来ただけだから番組は4人で回してくださいね」
    ユニ募「「「はーい」」」
    ちとせ「ごめんね、清良さん」
    清良「ふふ、気にしないで楽しんでね。ただ、体調が悪いと思ったらすぐ言ってください」
    ちとせ「うん、ありがと」

  • 50122/08/06(土) 20:59:16

    では今回の企画説明をお願いします
    ちとせ「はーい。今回は高尾山の山頂を目指すよ」
    あかり「山頂ですかー。登山するとは聞いてたけどこれは大変ご!」
    りあむ「いやあ、大丈夫でしょ。高尾山ってビギナー向けとして有名だし」
    前に伏見稲荷で泣いたのを忘れたんですか
    高尾山の標高はその倍以上ですよ
    りあむ「うっ、そう聞くとヤバイな……?」
    では、まずケーブルカー乗り場を目指しましょう
    りあむ「ってケーブルカー乗るんかーい!登山じゃないの!?」
    あかり「えー、別にそれはいいじゃないですか。ラクしましょうよ」
    ちとせ「ごめんね、りあむちゃん私のせいで中腹までケーブルカーで行くことになっちゃって……そんなに歩いていきたかったんだね……」
    あきら「大丈夫デスよ、りあむサンだけ一人歩いていくそうデスから」
    りあむ「ノリでツッコんだだけだから!一人だけハードモードやめて」
    ちとせ「あはは、冗談だよ」
    りあむ「もう!からかって!好き!」
    ちとせ「ふふ、ありがと」
    あきら「りあむサンの奇行簡単に受け流してる。すご」

  • 51122/08/06(土) 20:59:41

    ケーブルカー・リフトの駅へ移動中
    あかり「はえー、東京にもこんな山いっぱいのところあるんですねー」
    りあむ「東京だからって、全部がビルってわけじゃないよ。この辺りだったらあかりんごの地元と変わんないでしょ」
    あかり「あはは、10分おきに電車が来る時点でそれはないです」

  • 52122/08/06(土) 21:00:42

    ケーブルカー清滝駅・リフト山麓駅

    りあむ「ケーブルカーとリフトあるじゃん?どっち乗ればいいの?」

    共通券なので行きはリフト、帰りはケーブルカーにしましょう

    組み合わせは、せっかくなのでゲストと同乗する人はダイスで決めるということで

    ちとせ「お、ダイスだ。それじゃあ行くよー」

    dice1d6=3 (3)

    ちとせと同乗するのは

    1,2あかり

    3,4あきら

    5,6りあむ

  • 53122/08/06(土) 21:08:14

    りあむ「うええ、ぼく!?ちとせちゃんと二人っきり!?」
    ちとせ「よろしくね、りあむちゃん」
    りあむ「え、あ、はい、よろしくお願いします」モニョモニョ
    あきら「さっきまで話してたのに二人っきりになると分かった途端人見知りになってる……」
    それでは頂上に行くまでは一旦カメラをゲストのリフトにお渡しします
    そうじゃない方は自分のスマホで一応動画撮っておいてください
    ちとせ「雑だね」
    あきら「いつものことデス」

  • 54122/08/06(土) 21:10:21

    少しだけ歩きリフトの駅である山麓駅に
    係員「では次のお二人、ベルトコンベアに乗ったら歩かないでそのままお待ちください」
    りあむ「え、な、なにこのまま待ってればいいの!?う、うわあなんか膝カックン来たあ!?」
    ちとせ「リフトだよ」
    りあむ「り、リフトー!?膝カックンする前に一言言って欲しいー!」
    ちとせ「あは、すごいね。リフト乗るだけで面白い」

    ちとせ「落ち着いた?」
    りあむ「あ、すみませんでした、はい。今はもう大丈夫だ!よ!リフトって言っても足付きそうなくらい低いし?ぼく足短いから付かないけど?」
    ちとせ「あ、でもここから深くなりそうだね。ネットになってる」
    りあむ「え、う、うわほんとだ。下見るとこっわー!?」

  • 55122/08/06(土) 21:13:19

    ちとせ「うわ、見て見てりあむちゃん、後ろ!」
    りあむ「後ろ?」クルッ
    ちとせ「絶景だねー」
    りあむ「うええ、こ、こっわー!こんな高い所いんの!?こっちシートベルトもない椅子なんだ!よ!?」
    ちとせ「帰りだったらこれ真正面に見るわけだね」
    りあむ「絶対にやだ!帰りはケーブルカーで!」

  • 56122/08/06(土) 21:17:00

    ちとせ「あ、もう到着するみたいだね。下りないと」
    りあむ「お、降りるどうやって!?」
    係員「ベルトコンベアの上で歩いて左に進んでくださーい!」
    りあむ「なんだよ歩いて左に進むって!?」
    ちとせ「歩いて左に進むんじゃないかな?」

    あかり「お待たせしました!」
    あきら「#お待たせ ……りあむサンなんでそんな疲労困憊なんデスか?」

  • 57122/08/06(土) 21:20:05

    ではスタッフ含め全員揃ったので山頂を目指しましょう
    今回のルートは王道の表参道コースです
    ちとせ「じゃあ行こっかみんな」
    あかり「おー!」
    あきら「おー!」
    りあむ「お、おー……」

  • 58122/08/06(土) 21:20:38

    山頂を目指す一行
    霞台展望台に到着
    あかり「わ、見てください!良い景色ですよ!」
    あきら「本当だね。こんな高くまで来てたんだ」
    ちとせ「吹き抜けて来る風が気持ちいいね……」
    りあむ「遠くまで来たね、ぼくたち……」
    感傷に浸る4人
    霞台展望台は快晴なら東京タワーやスカイツリーも見れる絶景ポイントである
    なお、リフトから徒歩5分

  • 59122/08/06(土) 21:21:20

    風景を楽しんだ後登山を再開する4人
    あかり「あれなんかありますね?サル園?動物園ですかね?」
    約70頭の猿がいる猿専門の動物園ですね
    野草園も併設されていますが、今回は入園はしません
    あかり「へー」
    りあむ「ふん、猿め……」
    あきら「……何デスか?急に?」
    りあむ「言ってみただけえへへ……」
    あきら「…………あ、しめ縄付けた立派な木ありますね、なんデスかねあれ?」
    りあむ「ひいん、スルー……」
    ちとせ「あはは、みんな本当仲いいねー」

  • 60122/08/06(土) 21:23:05

    りあむ「へー切られそうになったら、根が避けた伝説があるからたこ杉って言われてるんだって。本当だったらとんだ化物だな?」
    ちとせ「あれ?杉の横にずいぶんかわいい像があるね?」
    開運ひっぱりだこですね
    頭をなでると幸運を呼び込むと言われています
    あかり「4人で撫でまわしましょうよ」
    アイドル4人が蛸の像を囲んで撫でまわしている
    何とも言えない光景
    あかり「わーすべすべー。……?」
    あきら「……」
    あかり「あの、りあむさん、なんかさっきから手すごい触ってきません?撫でるのは蛸の像の方ですよ?」
    りあむ「ごめんっぴ!み、みんなの手もスベスベだなーってつい……」
    あきら「手相見るって言って手触る人デスかあんたは」
    ちとせ「りあむちゃん、私の手相見てみる?絶賛生命線成長中だよ?」
    りあむ「い、いいのお……?」
    あきら「#息を荒立てない」

  • 61122/08/06(土) 21:23:49

    あかり「あや?ここ二股に別れてますね?どっちに行けばいんですかね?」
    左は段差の激しい男坂、右は緩やかな女坂です。どちらも先で合流しているのでお好みで
    りあむ「じゃあ女坂の方がよくない?」
    ちとせ「うーん、どうせなら激しい方行ってみない?」
    あかり「私はどっちでも大丈夫です」
    あきら「無理してないならいいデスよ」
    ちとせ「ふふ、ありがと。じゃあ、お先!」
    あかり「あ、待ってくださいよー」
    りあむ「ええー大人っぽいお姉さんなのに時折子供っぽさ見せるのずるいーかわいー」
    あきら「本当に同じ19歳なんデスか?」
    りあむ「……ぼくも子供っぽいところ見せるじゃん?」
    あきら「大人っぽいところはどこですか」
    りあむ「……乳がでかいところとか?」
    あきら「はあ……」
    りあむ「あ、溜息吐かないで、すみません」

  • 62122/08/06(土) 21:26:57

    >>52のダイスの見方間違えたことに今気づいた。

    けど、このまま進行します

    1,4あかり

    2,5あきら

    3,6りあむ

    ってことで

  • 63122/08/06(土) 21:41:49

    喫茶小坊 一福の天狗の十穀力団子に舌鼓
    あかり「これ美味しいです!」
    りあむ「うっま、なんていうか疲れてるせいか余計うっま」
    あきら「味噌ダレも美味しいけど、この団子自体の風味も強くていいね」
    ちとせ「ボリュームあるね。普段なら無理だけどお腹減ってるせいか食べれそう」
    看護スタッフのマッサージも受け一行体力回復

  • 64122/08/06(土) 22:09:38

    薬王院から山頂までは20分
    黒埼ちとせの息が切れて来た
    まだ大丈夫と言う
    看護員も見守る
    疲れたと言っている夢見りあむは無視した
    そして山頂

    ちとせ「……ここが、山頂」

  • 65122/08/06(土) 22:16:13

    あかり「到着んご!」
    あきら「#高尾山登頂但しリフト」
    りあむ「ひ、ひいひい疲れた……」
    ちとせ「これが頂の景色……。あはは、もうおっかしいなあ。こんなに人たくさんいるのにハシャいじゃって。小さい子供もたくさん」
    あかり「?別にいいんじゃないですか?」
    ちとせ「え?」
    あきら「そうデスよ。ファッションだって、もうモデルの誰かが着た服を買ってハシャぐなんてよくあるし、自分にとって初めてなら初めて、デスよ」
    りあむ「うんうん、自分が楽しければそれでいいだ!よ!」
    ちとせ「そっか……。うん、そうだね。高尾山、初登頂、だね!」
    あかり「私もです!」
    あきら「#自分も」
    りあむ「やったね!高尾山初登頂4人組!」
    あかり「あれ?りあむさん昔、来たことあるんじゃなかったんでしたっけ?小さい子たくさんいる、みたいなこと言ってましたし」
    りあむ「しー!あかりんご、しっ!」
    あきら「新参のフリは駄目デスよりあむサン」
    ちとせ「いっけないんだー」
    りあむ「えーぼくも仲間に入れてよ~」

  • 66122/08/06(土) 22:18:22

    山頂にて体を癒す一行
    ちとせ「ごめん、ちょっと電話してきていいかな?」
    いいですよ
    あかり「というかここ電話通じるんですねー」
    りあむ「便利な山だな、高尾山」

    ちとせ「千夜ちゃん、今電話大丈夫?」
    千夜「問題ありません。どうしました?まさか何か問題でも……」
    ちとせ「んーん、何も問題なし!高尾山登頂成功って千夜ちゃんに伝えたくてね」
    千夜「そうですか、無事に登頂おめでとうございます」
    ちとせ「ありがと。山頂で、千夜ちゃんが食べてた梅のおにぎり食べてみたけど美味しかったよー」
    千夜「あいつめ……お嬢さまにそんな適当な食事を……」
    ちとせ「あはは、私が食べてみたいって言ったの。頑張った後だからかな?景色がいいからかな?すっごく美味しかったよ。千夜ちゃんもそうだった?」
    千夜「私のはそんな良い物ではありませんでしたよ……。ただ、お嬢さまが楽しまれたなら何よりです」
    ちとせ「ありがと。きっと今日はお腹ペコペコだから、ご飯多めにお願いね」
    千夜「ふふっ……ではトルコライスなどいかがでしょうか?」
    ちとせ「トルコライス?長崎で食べれなかったやつだね」
    千夜「私も食べてみたかったもので」
    ちとせ「あは、それとっても素敵だね。じゃあ、それでお願い!」
    千夜「かしこまりました。最後まで体調にはお気を付けて」
    ちとせ「ありがと!じゃあね……。もう電話中撮影はマナー違反でしょ」
    すみません
    もしダメなら番組では使いませんが
    ちとせ「そんなこと言わないよ。ありがとう、私をこの番組に誘ってくれて」

  • 67122/08/06(土) 22:19:23

    りあむ「えっも……」
    あきら「このままじゃ番組がゲストに乗っ取られますね」
    りあむ「別に良くない?」
    あきら「というわけでりあむサン、締めに相応しい一言をどうぞ」
    あかり「頑張ってください!」
    りあむ「ムチャブリ!?えーと、高尾山は……いい所だ!よ!」
    あかり「……え?」
    あきら「ぷっ、ふふ……!ひ、ヒネリが1ミリもないじゃないデスか……!」
    りあむ「ごめん、今のナシ!流石に今のナシ!」
    ~了~

  • 68122/08/06(土) 22:26:25

    以上で終わりになります。色々拙いですが、暇つぶしにでもなれば幸いです。

    書いてて気付かされたんですが、番組って設定にすると一番書くの大変なのは千夜ちゃんですね。
    基本的に誰相手だろうと基本的にスタンス変えない図太い子が多い中で関係性によってちゃんと対応変えるので、番組だとどんな対応なんだろう…?と悩みました

  • 69122/08/06(土) 22:28:05

    前回のスレと同様とりあえずSS書かないのでこのスレはもう落としてくれてもいいですし、雑談でもご自由にどうぞ

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