- 1二次元好きの匿名さん22/08/06(土) 03:30:05
やあ、何しているんだいこんな所で。風呂?もう入った後だがそれがどうしたんだい。ふむ、涼むのにここは最適ということか。私としてはクーラーをつけた方が手っ取り早いが、まあ消費電力や放出される熱のことを考えるならこの方がいいんだろうな。
ん、麦茶?私の分か、ちょうど喉が渇いていたから助かるよ。…ぷはぁ。ああ…なんというか、ここにいるととても怠惰な気分になるな…。もう今日はトレーニングも終えてやる事がないとはいえ…駄目にされるというような感じだよ。
…風鈴の音か。風に吹かれて軽快に鈴が鳴っているだけなのにどうして涼しさを感じるんだろうな。まあ一種の刷り込みやその類だろうが…これも風物詩というやつか。おや、麦茶の次は和菓子の用意かい?水饅頭ね、見た目といい食感といい暑さが若干残る今にはぴったりだな。トレーナー君、誤飲には注意したまえよ。いや、なんとなく咽せそうだなと思っただけで特に深い意味はないが…ほらやっぱり咽せた!ククッ、長いこと君を実験台にしているだけあるだろう。原理はよく分からないがこの程度なら手に取るように分かるんだ。
ほうほう、君の方も私の予測ができるって?面白いじゃないか、ぜひ当ててみせたまえよ。…寝落ち、ね。ありきたりだが、別に今私は睡眠欲に駆られたりしていないし十中八九外れだな。なあ、それよりさっきから思っていたんだがクッションか座布団はないのかい?座っているより横たわった方が楽だから欲しかったんだが。ないなら代わりとして君の膝を貸したまえ。ほら、早く。私の世話を焼くのが君の役目だろう?
…ぐー……。ん、ほっぺ触るな…。すー…。フフ、トレーナーくーん…。