- 1二次元好きの匿名さん22/08/07(日) 10:34:15
「あなたと死んであげる!私はね、自分の死が他人に影響を及ぼすのは嫌いだけど、自分以外の人間が死ぬのは大好きよ!」
「……貴女とは相容れないでしょう。ですが、私も死にたくはないですから」
「あはっ、そうよね。でも安心して? 死ななくても済むように、ちゃんと手を打ってあげるわ」
「……何をする気ですか?」
「ふふっ、それはね……」
「……これは一体どういうことなんでしょうか?」
翌日、目を覚ました私の視界には見慣れぬ天井が広がっていた。そして横を見ると、そこには見覚えのないのばまん。……いえ、よく見ると違いますね。これは、あの時見た人面樹の顔です。
「お目覚めですかな? お嬢さん」
「……えっと、確か貴方は……」
「ふむ、やはり記憶が混乱しているようですね。まぁそれも当然か……。
何故ならこの世界など所詮は複数に連なるレイヤーの一枚に過ぎず、そこに生きる私達の認知がこんがらがることなど日常茶飯事。騒ぎ立てるほどのことでもない。……おっと失礼、自己紹介がまだでしたね。私の名前はアルラウネ。気軽に博士とお呼びください」
「はかせ……」
「はい、博士ですよ。ところで、気分はどうですかな?」
「……最悪です」
頭が痛い。割れるようにズキズキする。
でも、胸の奥がむずむずして、乳首もぷくーってしてくる。もうしたんだろう。舐めてんのか殺 すぞ。「ふむ、思ったより元気そうですね。しかし顔色は悪いようだ。どれ、私が診察してあげましょう」
「ひっ!?」
こいつ今どこ触った? 何勝手に人の服めくってんの? セクハラで訴えていい? 訴える相手が居ない。私は孤独だ。死を選ぶことにした。「そんな悲しい顔をしないで下さい。ほら、これを飲むといい。楽になるはずです」
差し出されたのは薬瓶だった。
中身は何だろう。毒かな? それとも媚薬とか? ちょっと興味あるかも。
だが中に入っていた液体は博士の唾液だった。うげぇ、気持ち悪ぅ……。
「さぁ飲みなさい。すぐに効果が現れるはずだ」「嫌です」「どうしてですか?」「だってこれ絶対何か入ってるじゃないですか。飲んだ瞬間、意識が飛ぶくらいの快楽に襲われて、目が覚めた時には『私、博士様のものになります』って言っちゃうような薬が入っているんですよね? 知ってますよ私。そういうの同人誌で見たことありますもん - 2二次元好きの匿名さん22/08/07(日) 10:36:27
暗号?
- 3二次元好きの匿名さん22/08/07(日) 11:04:31
なろうで書け
- 4二次元好きの匿名さん22/08/07(日) 12:20:52
感想が欲しいわけでは無いんだね?
- 5二次元好きの匿名さん22/08/07(日) 12:22:32
読んだよ