- 1二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 21:34:16
北原に重いオグリとすれ違う北オグが見たかった
奇跡のラストランと言われた有マ記念から数ヶ月が経った頃、私はトレセン学園を卒業した。これからどうするかはまだ決めていない。
「なあ、キミはこれからどうするつもりなんだ?」
だから、北原にも聞いてみた。担当ウマ娘である私が引退した後、北原はどうするのだろう。一緒にカサマツに戻るか、それともろっぺいと同じように中央でトレーナーとしてやっていくのか。それだったら、私も北原のチームを手伝うことができるし良いな…とにかく、これからも北原と一緒にいられたら嬉しい…トレーナーとしても、一人の異性としても北原のことが好きだった。
だから
「そうだな……次は…オグリみたいなすごいウマ娘とまた出会えたら良いな!昔の俺は、自分のことばっかりで担当ウマ娘のことを全然考えられていなかった。だからこそ、次は絶対に間違えない。次こそスーパースターを見つけてその子を輝かせてやるんだ!」
北原の言葉を聞いて頭が真っ白になった。北原は私の中でとっくに大きな存在になっていて、それがなくなってしまうなんて考えたこともなかった。ずっと一緒にいたいと思っていたのは自分だけだったのか?
「おい、オグリ?何で泣いてるんだ?」
その言葉を聞いてはっと我に帰る。気がつけば頬が濡れていた。
「北原…私は…これからもキミと同じ景色を見ていたい。キミが好きなんだ」
「っ!?」
北原が息を飲む。
「…オグリ、気持ちは嬉しい。だけどな、俺とお前じゃあまりにも不釣り合いなんだよ
「どうして」
「お前は未来あるアイドルウマ娘、それに俺とお前じゃ年齢も違いすぎる。お前の『これから』に俺は邪魔なんだよ」
そういって北原は薄く笑う。あの時と同じだ。また、私の気持ちを考えないで、一人で全て抱え込もうとしてしまう。
「……そうか、でも私は簡単に諦めるつもりはない。だって…北原が教えてくれたんだから、諦めるなって」
中央の試験に不合格となってしまった時、北原は「諦めない」と言っていた。だったら私だって同じだ。だって、私は北原のウマ娘なのだから。
彼は目を僅かに見開いたのが見える。
——ああ、私は今ちゃんと笑えているのだろうか。 - 2二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 21:36:11
ホントに重いのはやめろぉ
- 3二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 22:24:01
pixivにも乗せろ
- 4二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 22:38:31
切ないのもキライじゃない
- 5二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 22:42:08
トレセン卒業したら流石に普段会えなくなるし嫌でも距離は離れちまうな……
- 6二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 22:48:04
でも卒業まで色々な事があって全てを受けいれられそうな気もするんですよ
- 7二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 22:58:30
歳の差考えると責められないしな…
ただ中央移籍の話を見るにオグリは拗らせるとかなりメンタルヤバそう - 8二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 23:16:58
折角だし捨てアカ作ってpixivに載せません?
北オグ少ないので - 9二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 23:28:19
いつも載せてくれる人かな?
ちがっても嬉しい事にちがいないけど - 10二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 23:46:19
最終回後は間違いなく一緒にいるだろうから安心して見られるCPではあるんだよな
…それはそれとして三年目の不安がヤバイんだけどさ - 11二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 23:56:19
- 12二次元好きの匿名さん22/08/15(月) 06:44:04