- 1二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 21:39:54
ゼファー「じーっ...」
???「あ?なに馬の顔をジロジロと...そんなに男前だったか?」
ゼファー「いえ、貴方とはどこか通じあえる部分...シンパシーとでも言うべきでしょうか。それを感じるんです。お名前は?」
???「オレはアルアイン。17年の皐月賞馬で、19年の大阪杯を制覇した。今をときめく21世代の頂点シャフリヤールの全兄様だ。」
ゼファー「アルアインさんですか。私はヤマニンゼファー。92年と93年の安田記念、93年の秋の天皇賞馬です。」
アルアイン「げっ、俺よりG1勝った数が多いじゃねぇかよ。ちぇっ。」
ゼファー「...ところで私たちはどこかでお会いしたことはありますか?先ほども言ったように、貴方とは近いものを感じます。」
アルアイン「少なくともオレは今初めてオマエと会ったがそんなモンは感じねえし、シンパシーも湧かねえよ。勝ったG1が中距離だってくらいしか共通するとこはねぇだろ?オレが誇れるのは自分の成績と、可愛い弟がいることと...『若人2人の初めてを奪ってやったこと』くらいだぜ?」
ゼファー「!」
ゼファー「なるほど...わかりましたよ。この感覚の正体が...」
アルアイン「ほー。せっかくだから教えてくれよ」
- 2二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 21:41:06
- 3二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 21:42:04
アルアイン「で、安田記念をプレゼントしてやった田中勝春は今はどうなんだ?その後もしっかり活躍してんのか?」
ゼファー「しばらくしてから貴方と同じ、皐月賞にも勝利して、海外のG1も勝利しているんですよ。凄いでしょう?」
アルアイン「海外か!ユウイチは惜しいところまで行ったんだけどな...2着で勝利とまでは行かなかったんだ。羨ましいモンだぜ。
ユウイチはその惜しいところまで行った牝馬と一緒にグランプリの連覇をやってみせたんだから、大したモンだよ。ただ、事故にあって最後までソイツとレースをすることはできなかったんだがな...」
ゼファー「事故ですか...それで引退まで共に走ることができなかった。悔しいですね...。もう1人の松山弘平さんはその後は?」
アルアイン「へっへっへ。聞いて驚けよ。あいつはおととしに『史上初の無敗の三冠牝馬』のジョッキーになったんだ。」
ゼファー「三冠ジョッキーですか!凄いですね!それは初めてのG1を獲らせた身としては鼻が高いでしょう?」
アルアイン「あぁ。きっと大成すると思ってたからな。ほんとうに嬉しかったよ。あと、柴田善臣サンはどうなんだ?」
ゼファー「柴田さんは、今ではG1を9つ。G1級競争をを合計で11勝しているんですよ。56歳でも現役の年長ジョッキーとしても有名で、重賞だって去年も勝利しているんです!」
アルアイン「56か...そろそろお迎えがきたっておかしくはねぇのにスゲェもんだな。」 - 4二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 21:43:12
平成後期のヤマニンゼファーか平成初期のアルアインというべきか
- 5二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 21:43:49
初G1プレゼントを2人コンビか
- 6二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 21:45:37
アルアイン×ヤマニンゼファー概念...ってコト!?
- 7二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 21:47:33
- 8二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 21:48:29
ここコンビいいな
- 9二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 21:48:36
- 10二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 21:48:59
2017年に29歳で亡くなっている
- 11二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 21:49:27
すっごい長生きじゃん!老衰で死亡するって結構珍しいんでしょ?
- 12二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 21:55:07
ゼファーそんな長生きやったんか
すごいわ - 13二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 22:06:34
- 14二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 22:09:43
ヤマニンゼファー
- 15二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 22:11:36
し、シャドウゲイト...
- 16二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 22:11:53
ヨットーリのお迎え早すぎて笑った
- 17二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 22:12:26
ヤマニンゼファーとキングヘイロー
- 18二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 22:15:57
- 19二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 22:16:29
これほんと好き
- 20二次元好きの匿名さん22/08/16(火) 22:21:17
翌年の大阪杯のレース後、ファンを前にしたインタビューで北村騎手はアルアインについて次のように話している。
「いつも善戦してがんばってくれている。でも、気持ちが最後まで続かない感じがある」
堅実なように見えて、アルアインには最後に気を抜くずるさがあったという。そう言われてみれば、先の天皇賞・秋も、最後の最後まで気持ちがもたなかったのかも、と思う。
こいつ...!